新潟市西区の歯医者、新潟西歯科クリニック｜マウスピース・スポーツマウスピース

マウスピース【保険診療】

マウスピース・スポーツマウスピースのイメージ写真むし歯ではないのに歯が痛い、起床時に顎が疲れているという場合は歯ぎしりや食いしばりをしている可能性があります。
歯ぎしりや食いしばりによる悪影響を軽減するには、就寝時に装着するマウスピースが効果的です。

無意識でセーブが効かない歯ぎしり食いしばり

歯ぎしり食いしばりのイメージ写真睡眠中の歯ぎしりや食いしばりには、起きている時の6～7倍（体重の2～3倍）もの力が歯にかかっているというデータがあります。
就寝時の無意識下で行われているので自分でセーブすることができず、意図的に改善することができません。

歯ぎしりや食いしばりは、日本人の70%がしているといわれており、そのうち90%の方は自覚症状がないとされています。
ご自身の気づかないところで歯や顎にダメージを与えてしまっているかもしれません。

歯ぎしり、食いしばりで起こる悪影響

歯が摩耗する

ご自身の歯が削れてしまうことで象牙質や神経まで露出した状態になってしまい、知覚過敏やむし歯のリスクが高まる可能性があります。

歯が折れる

強いダメージが日常的に加わることでご自身の歯や補綴物に亀裂が入り、破折の原因となることがあります。破折してしまった歯は抜歯が必要になることもあります。

歯周病の悪化

歯ぎしりや食いしばりで強い力を受けるのは歯だけではありません。歯が揺さぶられることで歯と歯茎の間に隙間ができ、そこから細菌が入り込むことで歯周病が悪化する可能性があります。
また、歯は骨に埋まっているため、歯が動くことで骨が吸収されてしまい、歯が抜ける原因にもなります。

歯並びが変化する

歯に強い力が加わることで歯が揺れ動き、歯並びに変化をもたらします。咀嚼機能の低下や滑舌に影響を及ぼすなど、トラブルの原因となります。

顎関節症を引き起こす

歯ぎしり・食いしばりにより、咬む時に使う筋肉に炎症が起こり、顎に痛みが出たり、頭痛が起こることがあります。
また、顎の関節に炎症が起こると口が開きにくくなります。

就寝時にマウスピースを装着するメリット

マウスピース装着のイメージ写真就寝時にご自身の歯型に合ったマウスピースをはめることで、歯ぎしりや食いしばりの衝撃から、歯や歯ぐき・顎を守ることができます。
また、マウスピースを装着しておくことで、本当に歯ぎしり食いしばりをしているのかを確かめることもできます。
これらの治療を行うには、まずご本人の自覚が重要になります。現状を知っていただくためにも、マウスピースはとても効果的です。