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【新潟の歯医者で虫歯治療】虫歯治療で何度も口をすすぐ理由について

虫歯治療を行う際、歯を少し削って休憩という工程を何度か繰り返します。
またこの休憩の時間には、診察台に設置されているコップの水で何度も口をすすぎます。
では、虫歯治療中に口をすすぐという工程は、一体何のためにあるのでしょうか?
今回はこちらの点について解説します。

治療部位の洗浄と視認性向上

虫歯治療中に口をすすぐ工程は、治療部位の洗浄や歯科医師の視認性向上のために行われます。

歯を削った部分には、削りカスや唾液が溜まっていきます。
また歯茎の状態によっては、ある程度の出血が見られることもあります。

このままの状態だと、治療部位が汚れたままになってしまいますし、汚れによって治療部位が見にくくなります。
こちらは患者さんにとっても歯科医師にとっても良くないため、虫歯治療では頻繁に口の中をすすぐ時間が設けられています。

口内の冷却

虫歯治療中に何度も口をすすぐ理由としては、口内を冷却することも挙げられます。

歯を治療するときに使用するタービンという器具は、高速回転することによって効率的に歯を切削できるようになっています。
しかし、高速回転することから摩擦熱が発生し、こちらの熱は歯や神経に悪影響を及ぼす可能性があります。
そのため、歯を削るときは口内に水が流れるようになっています。

また口を頻繁にゆすぐことについても、このようにタービンの摩擦熱を冷却し、歯や神経への負担を減らす役割があります。

患者さんの負担軽減

虫歯治療中に何度も口をすすぐのは、患者さんの負担を軽減するためでもあります。

虫歯を削ることにより、口内に削りカスが残ったり血の味がするようになったりすると、患者さんは不快感を覚えます。
また唾液についても、治療中は適宜器具によって吸われていますが、吐き出さなければスッキリしないという患者さんも多いでしょう。
口をすすぐ工程は、これらの問題を解決するためにも必要不可欠です。

ちなみに、こまめに口をすすがせてくれる歯科クリニックは、治療の早さよりも患者さんの負担軽減を重視した優良な歯科クリニックだと言えます。
もちろん、あまりに気持ち悪い場合、手を挙げれば口をすすがせてくれます。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯を削った部分は削りカスや出血によって汚れるため、こまめに水で洗い流される
・歯科医師の視認性を向上させることも、口をすすぐ工程が多い理由
・虫歯治療中に何度も口をすすぐのは、口内を冷却するためでもある
・単純に患者さんの不快感や違和感を取り除くのも、口をすすぐ目的の一つ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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スタッフ一同、心よりお待ちしております。