ラーメンは元々中華料理ですが、日本のラーメンは独創的であり、今や日本の国民食として世界中の方々に愛されています。
当然、日本でもラーメンを好んで食べる方は多くいますが、こちらは歯周病のリスクを高める可能性があります。
今回は、ラーメンと歯周病の関係を中心に解説します。
ラーメンが歯周病のリスクを高める理由とは?
ラーメンが歯周病につながりやすい理由に、麺の性質や配合されている成分、栄養素などが関係しています。
ラーメンの麺はやわらかく粘り気があるため、歯に残りやすく、プラークや歯石の原因になりやすいです。
またラーメンのスープには糖質や塩分が多く含まれているため、間接的に免疫力を低下させ、歯周病を悪化させる可能性があります。
さらに、ラーメンは栄養がそれほど含まれておらず、こちらも免疫力の低下につながります。
ちなみにラーメンと一緒にご飯を食べる重ね食べは、炭水化物の過剰摂取につながり、歯周病のリスクを高めることが考えられます。
ラーメンが持つその他のデメリット
ラーメンは歯周病につながりやすいだけでなく、単純に高カロリーであるため、太る可能性も高くなります。
また麺類のため早食いになりやすく、満腹感を得る前に食べすぎてしまうことも、肥満の原因です。
さらに、ラーメンには中毒性があり、一度食べると頻繁に食べたくなる傾向にあります。
こちらは、常に歯周病の発症や肥満のリスクが高い状態で過ごすということになります。
ラーメンの歯周病リスクを軽減するには?
ラーメンの歯周病リスクを軽減するには、食べ方を工夫する必要があります。
具体的には麺をすすらず、短く切って食べることにより、歯に付着するのを防ぎやすくなります。
また糖分や塩分の過剰摂取を控えるために、ラーメンのスープはなるべく残すようにしましょう。
ご飯と一緒に頼む場合、スープにご飯を入れてラーメンライスにしてしまいがちなため、注意が必要です。
ちなみに、ラーメンを食べた後は、必ず丁寧にブラッシングをすることも大切です。
素早く食べカスやプラークを除去できれば、歯周病はもちろん虫歯の発症リスクも軽減できます。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・ラーメンの麺は粘り気があるため、歯に付着しやすく、プラークを形成しやすい
・ラーメンは栄養が偏っていることから、免疫力が低下して歯周病に感染しやすくなる
・ラーメンには中毒性があり、一度食べると頻繫に食べたくなる傾向にある
・麺を短く切って食べたり、スープの摂取量を抑えたりすることで歯周病のリスクは軽減される
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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