新潟市西区の歯医者、新潟西歯科クリニック|ブログ

【新潟の歯医者・予防歯科】歯周病予防に効くサプリメントとは?

予防歯科は虫歯や歯周病など、口内にさまざまなトラブルを引き起こす病気を予防するためのケアです。

また予防歯科はブラッシングや歯科クリニックでのメンテナンスだけでなく、サプリメントの摂取でもある程度行えます。

今回は、歯周病予防に効くサプリメントについて解説します。

〇歯周病予防効果のあるサプリメントとは?

歯周病予防に効くサプリメントは、栄養面や口内衛生などの観点から、歯周病の予防や改善をサポートしてくれるものです。

例えば歯茎が炎症を起こしている場合、抗炎症作用のあるサプリメントを摂取すれば、血流が良くなり炎症がある程度緩和されます。

また歯周病予防をするにあたっては、ブラッシングなどによるプラークの除去が大切ですが、サプリメントはこちらもサポートしてくれます。

具体的には、サプリメントの含有成分が、ブラッシングによって傷ついた歯茎の細胞を再生するなどの作用です。

〇歯周病予防効果のあるサプリメントのメリット

歯周病予防効果のあるサプリメントは、歯周病予防に効く成分をピンポイントで摂取できるというメリットがあります。

そのため、食事で栄養を取るよりも効率的であり、カロリーの過剰摂取になる心配もありません。

またサプリメントの場合、栄養素の吸収効率も高くなります。

食事と比べて消化吸収までの速度が速いため、効果的な摂取のタイミングを逃さずに摂取できます。

ちなみに、サプリメントはドラッグストアなどで簡単に手に入ります。

ドラッグストアの中には24時間営業のところも多く、必要なときに必要な製品が手に入る可能性が高いです。

〇歯周病予防効果のあるサプリメントの摂取方法

歯周病予防の一環としてサプリメントを摂取する場合、基本的には1日2~3回に分けて摂取します。

適切なタイミングは食後30分以内であり、含まれている成分によっては、脂肪分のある食材とあわせて摂取することで成分の吸収率がアップします。

またサプリメントを飲むときには、水もしくは白湯を使用します。

お茶で飲む方も中にはいるかと思いますが、サプリメントに含まれる栄養素とお茶に含まれるカフェインやタンニンがくっつくと、成分の吸収率が上がる可能性があります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯周病予防に効くサプリメントは、栄養面や口内衛生などの観点から、歯周病の予防や改善をサポートするもの

・サプリメントであれば必要な栄養素をピンポイントで摂取できる

・サプリメントは消化吸収までの速度が速く、栄養素の吸収効率が高い

・サプリメントは1日2~3回、食後30分以内に水もしくは白湯で飲む

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺や「新潟大学前駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、新潟西歯科クリニックへお問い合わせ下さい!

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

【新潟の歯医者・予防歯科】予防歯科としてのマウスウォッシュの選び方

セルフケアなどにより、虫歯や歯周病などを発症させないようにするのが予防歯科です。

歯科クリニックでのメンテナンスも予防歯科の一つですが、患者さんが自宅で行うセルフケアの方が圧倒的に実施する時間が長いため、特に力を入れなければいけません。

今回は、予防歯科としてのマウスウォッシュの選び方を解説します。

〇フッ素配合のものを選ぶ

予防歯科のためにマウスウォッシュを使用するのであれば、フッ素配合のものを選ぶべきです。

フッ素はミネラルの一種であり、虫歯菌の働きを抑制したり、再石灰化を促して歯の表面を強化したりする働きがあります。

こちらは歯磨き粉にも含まれていますが、より予防歯科効果を高めたいのであれば、マウスウォッシュからも取り入れることが大切です。

フッ素が含まれているマウスウォッシュどうかは、商品のパッケージもしくは成分表に記載されています。

〇口臭予防成分配合のものを選ぶ

予防歯科のためにマウスウォッシュを選ぶ場合、口臭予防成分が含まれているかどうかも確認しておきましょう。

虫歯や歯周病の症状が出始めている方は、自分でも気づかないうちに口臭を発していることがあります。

そのためミントなどのハーブエキスや茶エキス、フルーツ香料などが配合されているマウスウォッシュがおすすめです。

歯磨き粉できちんとブラッシングをした後、上記のような成分が含まれたマウスウォッシュを使用すれば、しばらくの間口臭は軽減されることが期待できます。

もちろん根本から口臭の原因を除去できるわけではありませんが、虫歯とともに口臭も予防できるのは非常に効率的です。

〇刺激が少ないものを選ぶ

予防歯科の一環としてマウスウォッシュを選ぶのであれば、できるだけ刺激が少ないものを選ぶのも大切です。

なぜならマウスウォッシュは毎日使用するものであり、刺激が強いと口内が乾いたり、荒れたりすることが考えられるからです。

また刺激が強すぎると、所定の時間口に含むことができず、予防歯科効果が半減する可能性もあります。

おすすめなのは、刺激が少ないノンアルコールタイプの製品です。

ノンアルコールかどうかは、パッケージに大きく記載されていることが多いです。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・マウスウォッシュは虫歯予防に効果的なフッ素配合のものがおすすめ

・虫歯や歯周病の予防成分だけでなく、口臭予防成分も含まれているマウスウォッシュを選ぶべき

・マウスウォッシュは毎日使用するものであるため、なるべく刺激が少ないものを選ぶのが大切

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺や「新潟大学前駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、新潟西歯科クリニックへお問い合わせ下さい!

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

【新潟の歯医者・訪問歯科】訪問歯科治療における意外な注意点とは?

訪問歯科治療は、高齢の方や身体が不自由な方にとって非常に便利なサービスです。

しかし、治療費が外来よりも高めになることや、すぐに対応するのが難しいことなどの欠点もあります。

またその他にも、意外な注意点がいくつか存在するため、受診を考えている方は前もって把握しておくことをおすすめします。

〇訪問歯科治療ではできない治療がある

訪問歯科治療では、虫歯や歯周病治療だけでなく、入れ歯の調整や口腔ケア・リハビリなど幅広い処置を取り扱っています。

しかし、すべての治療に対応しているわけではありません。

例えば矯正治療やインプラント治療など、患者さんの口内における画像検査が必要な治療は、訪問歯科治療のみでは行うことができません。

こちらは患者さんの元に運搬する器材だけでは、適切な検査が実施できないからです。

また抜歯などに伴い外科治療が必要になるような場合も、訪問歯科治療では対応できず、通院が必要になります。

〇コミュニケーションを深めるのに時間がかかる

訪問歯科治療では、患者さんと歯科医師、歯科衛生士とのコミュニケーションを深めるのに少し時間がかかります。

訪問歯科治療における初回治療では、歯科クリニック側が限られた情報しか得られないことが多く、継続的な治療の中で徐々に理解を深めていくことになります。

そのため、最初から患者さんの思惑通りの治療を受けられるとは限りません。

また患者さんにとってより良い治療を行う場合、歯科クリニックと患者さんの家族、介護スタッフとの密な連携が不可欠です。

こちらがうまくいかない場合、適切な治療計画を立てることができません。

〇治療に時間がかかる可能性がある

訪問歯科治療で行う治療は、歯科クリニックで行う治療と比べて時間がかかる可能性があります。

こちらは、歯科クリニックでの治療とまったく同じ道具を使用できるわけではないからです。

例えば、治療時にはポータブルシンクやポンプを用いて水を供給したり、簡易なヘッドライトやミラーを用いて視野を確保したりします。

そのため、歯科クリニックに備え付けられた道具を使用する治療より、どうしても治療時間は長くなりがちです。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下の通りです。

・矯正治療やインプラント治療など、画像検査が必要な治療は訪問歯科治療では行えない

・抜歯など外科治療を伴う治療も、訪問歯科治療で行うのは困難

・訪問歯科治療では、歯科クリニック側と患者さんのコミュニケーションを深めるのに時間がかかる

・使える道具が限られるため、訪問歯科治療は治療時間が長くなりやすい

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺や「新潟大学前駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、新潟西歯科クリニックへお問い合わせ下さい!

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

【新潟の歯医者・訪問歯科】訪問歯科治療の意外なメリット

訪問歯科治療には、患者さんがわざわざ歯科クリニックを訪れなくても良いことや、リラックスした状態で治療を受けられることなどのメリットがあります。

その他、訪問歯科治療には意外なメリットもあるため、受診対象の方はぜひ利用することをおすすめします。

今回は、訪問歯科治療の意外なメリットをいくつか解説します。

〇感染リスクを軽減できる

訪問歯科治療の意外なメリットとしては、まず感染症にかかるリスクを軽減できることが挙げられます。

こちらは、患者さん自ら不特定多数の人が集まるところに出向かなくても良いことが理由です。

例えば寒い時期が近づいてくると、インフルエンザが少しずつ流行し始めます。

また近年は新型コロナウイルスへの感染にも注意しなければならないため、特に持病を持つ高齢者の方などは歯科クリニックへの来院をためらうでしょう。

訪問歯科治療であれば、人同士の接触が最小限に抑えられるため、感染症のリスクも低下します。

〇受診機会の喪失を防止できる

受診機会の喪失を防止できるという点も、訪問歯科治療の意外なメリットです。

高齢もしくは身体が不自由な患者さんの中には、行かなければと思いつつ、煩わしさのために歯科クリニックへの足が遠のいてしまっている方もいるかと思います。

しかし、口内トラブルは放置しても基本的には治りませんし、高齢の方は誤嚥性肺炎などのリスクも高くなります。

訪問歯科治療では、通院の負担や手間から受診機会を喪失し、状態を悪化させてしまうことを防止できます。

〇介護を行う方へ口腔ケアの方法を指導してもらえる

訪問歯科治療によってメリットを得られるのは、治療や口腔リハビリを受ける患者さんだけではありません。

その患者さんの介護を行う方にとってもメリットがあります。

例えば訪問歯科治療を利用することにより、介護を行う方は歯科医師や歯科衛生士から直接、口腔ケアの具体的な方法を指導してもらえます。

そのため、正しい方法で介護される方の口内環境を良くすることが可能です。

もちろん、身近な存在の方が正しい知識を得られるというのは、普段頻繁に歯科クリニックの治療を受けられない患者さんにとってもメリットだと言えます。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・訪問歯科治療では不特定多数の人が集まる場所へ行く必要がないため、感染症のリスクが低下する

・高齢の方や身体が不自由な方にとって、受診機会の喪失を防止できるのもメリット

・介護を行う方も、訪問歯科治療によって歯科医師や歯科衛生士から正しい口腔ケアを指導してもらえる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者・訪問歯科】訪問歯科治療で解決できるお悩み

訪問歯科治療に対応している歯科クリニックでは、歯科医師が患者さんの自宅や入居している施設を訪問し、歯科治療を提供してくれます。

また歯科治療だけでなく、他にも数々の処置が受けられるため、口周りのお悩みがある方はぜひ利用してみましょう。

今回は、訪問歯科治療で解決できるお悩みについて解説します。

〇入れ歯に関するお悩み

高齢者の方の多くは、入れ歯を使用して歯を失った部分をカバーしています。

しかし、一度作製した入れ歯は永久に使用できるわけではありません。

時間が経過するにつれて、少しずつ適合性が悪くなってきます。

例えば入れ歯が浮くような感じがあったり、以前より外れやすくなったりした方は、訪問歯科治療を受けることでお悩みを解決できる可能性があります。

また入れ歯を装着したときに痛みがある場合も、入れ歯の劣化や口内環境の変化が起こっている可能性があるため、訪問歯科治療で解決すべきです。

〇歯や歯茎に関するお悩み

歯や歯茎に関するお悩みも、訪問歯科治療を受ければ解消できる可能性が高いです。

例えば歯がグラグラする場合、歯周病を発症している可能性がありますし、歯が痛む場合は虫歯や知覚過敏などの症状が考えられます。

また歯茎からの出血がある方は、歯周病の中でも重度の歯周炎や歯槽膿漏を引き起こしている可能性があるため、放置するわけにはいきません。

ちなみに虫歯や歯周病を放置すると、免疫力や体力が低下して他の病気にかかる可能性が高まったり、細菌が全身に広がって臓器に悪影響を及ぼしたりすることもあります。

そのため、早めに訪問歯科治療によって改善しなければいけません。

〇その他のお悩み

訪問歯科治療では、咀嚼に関するお悩みも解消できる可能性があります。

年齢を重ねると、徐々に咀嚼の機能は低下していきます。

例えば食べ物を噛みにくい、飲み込みにくいといったお悩みは、訪問歯科治療の口腔ケアやリハビリである程度改善されます。

また入れ歯や口内環境などの原因により、発音がしにくいという場合も、訪問歯科治療の利用がおすすめです。

口内で発生しているトラブルを解決すれば、以前よりも発音がスムーズになる可能性があります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・訪問歯科治療を受けることで、入れ歯の不具合に関するお悩みを解決できる

・歯や歯茎に関するお悩みを訪問歯科治療で解決することにより、虫歯や歯周病の重篤化を予防できる

・訪問歯科治療では、食事や咀嚼、発音に関するお悩みも解決できる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺や「新潟大学前駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、新潟西歯科クリニックへお問い合わせ下さい!

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

【新潟の歯医者・訪問歯科】訪問歯科治療がおすすめの人の特徴

訪問歯科治療は、身体的もしくは精神的な病気を患っている方が受けられる歯科治療です。

通院することなく、さまざまな施術を受けることが可能です。

しかし高齢者の方などの中には「どういときに訪問歯科治療を受ければ良いのか?」と思っている方もいるでしょう。

今回は、訪問歯科治療がおすすめの方の特徴を解説します。

〇歯石を除去したい

訪問歯科治療では、歯科クリニックで行われる治療と同等の治療が行われます。

そのため、訪問歯科治療の対象の方がプラークや歯石を除去したいという場合は、利用することをおすすめします。

歯石除去は、食べカスが固まって歯に付着した歯石を取り除く処置です。

歯石を除去することで、口臭の軽減や虫歯・歯周病の予防効果などが期待できます。

また歯石除去では、超音波スケーラーやハンドスケーラーを使用します。

超音波スケーラーは歯石を砕いて取り除き、ハンドスケーラーは歯周ポケットや歯肉縁上の歯石を除去します。

〇フッ素塗布を受けたい

訪問歯科治療がおすすめの方の特徴としては、フッ素塗布を受けたいということも挙げられます。

フッ素塗布は、歯科医師や歯科衛生士が歯の表面に高濃度のフッ素(フッ化物)を塗布することで、虫歯を予防する処置です。

フッ素には歯質を強化したり、歯の再石灰化を促したりする作用があります。

また虫歯菌を抑制し、口内が酸化することも防ぐため、自宅にいながらにして虫歯予防をしたい方にはおすすめです。

ちなみにフッ素塗布の効果は約3ヶ月程度でほとんどなくなるため、その期間内に定期的に施術を受けることをおすすめします。

〇入れ歯を調整したい

高齢者の方の中には、入れ歯を使用している方も多いかと思いますが、こちらを調整したい場合も訪問歯科治療がおすすめです。

入れ歯は経年に伴って劣化が見られますし、人の口内は日々変化するため、使用していて合わないと感じるようになることがあります。

また入れ歯が合わない状態で使用すると、口内炎や歯肉炎ができたり、噛み合わせが悪くなったりします。

さらに頭痛や肩こりなど、健康面への影響が出ることも考えられるため、早めに訪問歯科治療で調整すべきです。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・訪問歯科治療はプラークや歯石を除去したい方におすすめ

・フッ素塗布により、気軽に虫歯予防をしたい方にも訪問歯科治療はおすすめ

・入れ歯が合わなくなった方は、訪問歯科治療で調整してもらうことが可能

・合わない入れ歯を使い続けると、口内だけでなく健康面にも影響が出る

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺や「新潟大学前駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、新潟西歯科クリニックへお問い合わせ下さい!

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

【新潟の歯医者・訪問歯科】訪問歯科治療で予防したい誤嚥性肺炎について

訪問歯科治療は、歯科クリニックへの通院が困難な高齢者の方などを対象にした、自宅で歯科治療を受けられるというサービスです。

また訪問歯科治療では、摂食や嚥下のトレーニングなどを受けることができ、こちらは誤嚥性肺炎の予防につながります。

今回は、訪問歯科治療で予防したい誤嚥性肺炎について解説します。

〇誤嚥性肺炎の概要

誤嚥性肺炎は、食べ物や唾液が気道に入る誤嚥をきっかけに、主に口内の細菌が肺に入り込んで起こる肺炎です。

他者から感染するものではありません。

特に高齢者の方は、一般的に異物が気道に入ったときに咳で排除する反射能力が低下しています。

そのため、通常の食事の際にも誤嚥を起こす可能性が高く、誤嚥性肺炎を発症しやすくなります。

また誤嚥性肺炎は、むせるなどのわかりやすい症状がなくても引き起こされることがあります。

〇誤嚥性肺炎のデメリット

誤嚥性肺炎は慢性的に反復する場合が多く、経過中に次第に嚥下の機能が低下し、口からの食事の接種を断念しなければいけない場合もあります。

また患者さんの状態や治療の遅れによっては、合併症を発症したり、死亡したりすることも考えられます。

仮に早期治療ができたとしても、繰り返される抗菌薬治療により抗菌薬に抵抗性の耐性菌が発生し、体力の低下や呼吸状態の悪化などにつながります。

これらの理由から、予後不良となる場合も少なくありません。

そのため、誤嚥性肺炎は発症してから治療するのではなく、なるべく発症させないことが大事になってきます。

〇訪問歯科治療で誤嚥性肺炎を予防するメリット

身体が不自由な高齢者の方などは、歯科クリニックの訪問歯科治療を受けることにより、効率的に誤嚥性肺炎のリスクを下げられます。

訪問歯科治療によって口内を清潔に保つことは、虫歯や歯周病だけでなく、誤嚥性肺炎の予防にもつながるからです。

また脳卒中を患う方や寝たきりの方なども、訪問歯科治療によって同様の効果が得られます。

ちなみに訪問歯科治療では、摂食や嚥下の検査、機能向上や改善なども行うことが可能です。

食事の際にうまく飲み込めない方は、歯科医師による専門的なアドバイスやリハビリを受けられます。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下の通りです。

・誤嚥性肺炎は、食べ物や唾液が気道に入る誤嚥をきっかけに、主に口内の細菌が肺に入り込んで起こる肺炎
・誤嚥性肺炎には合併症や死亡のリスクがある
・歯科クリニックの訪問歯科治療を受けることにより、効率的に誤嚥性肺炎のリスクを下げられる
・訪問歯科治療では、摂食や嚥下の検査、機能向上や改善なども行うことが可能

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺や「新潟大学前駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、新潟西歯科クリニックへお問い合わせ下さい!

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

【新潟の歯医者】歯周病の進行過程

歯周病は自覚症状があまりなく、目立った症状があらわれたときには、かなり進行しています。

実は、歯周病にはいくつかの段階があるのです。

歯周病を発症したのにも関わらず治療しなかった場合、どのように進行していくのでしょうか?

歯周病の進行状況を段階と症状ごとに解説します。

〇歯周病の進行過程について

歯周病は、歯周ポケットと呼ばれる歯と歯茎の溝に歯周病の原因となる菌が侵入し、さまざまな症状を引き起こす病気です。

歯周病の進行過程は、以下のとおりです。

 歯肉炎
 軽度歯周炎
 中度歯周炎
 重度歯周炎

それぞれどのような状態なのか解説します。

〇歯肉炎

歯周病の初期段階で、歯茎が赤く腫れてブラッシングをしたときに出血することがあります。

歯と歯茎の溝の深さは2〜3mmで、まだ歯がグラグラすることはありません。

この段階で、歯周病を発症しているとは気づきにくいでしょう。

〇軽度歯周炎

歯肉炎のときに適切な処置を行わなければ、進行して軽度歯周炎になります。

歯茎の炎症がひどくなり、歯と歯茎の溝の深さは3〜5mmになります。

この段階で歯を支えている歯槽骨が破壊され、歯茎が下がり始めますが、まだ歯周病だと気づかない人も多いでしょう。

〇中度歯周炎

軽度歯周炎だと気づかずに放置すると、中度歯周炎へと進行してしまいます。

歯槽骨が半分ほど破壊され、歯と歯茎の溝の深さは4〜7mmになり、歯がぐらついてきます。

また、歯茎から膿が出てきて口臭がひどくなるため、この段階で歯周病だと自覚する人が多いです。

〇重度歯周炎

気になる症状があるにもかかわらず、歯科医院を受診しなければ重度歯周炎へと進行します。

歯と歯茎の溝の深さは6mm以上になり、歯槽骨が半分以上破壊されて歯のぐらつきは大きくなるでしょう。

食事にも支障をきたし、この段階でやっと歯科医院を受診する人もいます。

最終的には、歯が抜け落ちてしまうでしょう。

歯周病を防ぐには、歯垢や歯石の除去が大切です。

定期的に歯科医院を受診し、歯の歯垢や歯石を除去してもらいましょう。

また、定期的に受診することで口内の状態を確認してもらうと、歯周病の早期発見につながります。

〇まとめ

歯周病とは、歯周ポケットに歯周病の原因となる菌が侵入し、さまざまな症状を引き起こす病気です。

進行過程は、4つに分けられ初期の歯肉炎の状態では気づかない人が多いでしょう。

ただし、この段階で歯科医院を受診して適切な治療を行えば、完治する可能性があります。

中度歯周炎で気づく人もいますが、歯がグラグラして食事に支障をきたすようになる重度歯周炎の状態になってから歯科医院を受診する人も少なくありません。

【新潟の歯医者】歯周病を予防する食べ物や飲み物

歯周病を予防するためには毎日の歯磨きが重要ですが、食べ物にも気をつける必要があります。

歯周病を予防するためには、何を食べるのがいいのでしょうか?

また、飲み物は何が歯周病予防に効果があるのでしょうか?

本記事では歯周病を予防する食べ物や飲み物について解説します。

日々の食事に取り入れてみてください。

〇歯周病を予防するには何を食べたらいい?

歯周病を予防するためには、主に以下のものを食べることが大切です。

 食物繊維が豊富な食べ物
 カルシウムを含む食べ物
 ビタミンが豊富な食べ物
 質のよい脂を含む食べ物

具体的に何を食べたらいいのか解説します。

〇食物繊維が豊富な食べ物

食物繊維が豊富な食べ物はよく噛んで食べなければなりません。

よく噛んで唾液を分泌することで、歯周病の予防に効果があります。

食物繊維が豊富な食べ物は、主に以下のとおりです。

 にんじん
 ごぼう
 大根
 きのこ類
 海藻類
 豆類 など

〇カルシウムを含む食べ物

歯を支えている骨を丈夫にすることも、歯周病の予防につながります。

カルシウムは骨を丈夫にする成分です。

カルシウムを含む食べ物は、以下のとおりです。

 牛乳
 チーズ
 ヨーグルト
 豆腐
 小魚
 切り干し大根 など

〇ビタミンが豊富な食べ物

歯周病を予防するためには、歯周病の原因となる菌に感染しないように免疫力を高める必要があります。

ビタミン類は免疫力アップに効果があります。

ビタミンが豊富な食べ物は、以下のとおりです。

 にんじん
 ほうれん草
 カボチャ
 ブロッコリー
 キウイフルーツ
 アセロラ
 レモン など

〇質のよい脂を含む食べ物

質のよい脂を含む食べ物を摂取することも、歯周病の予防には大切です。

質のよい脂を含む食べ物や食品は次のとおりです。

 ナッツ類
 ごま
 アマユ油
 オリーブオイル など

〇歯周病を予防する飲み物について

歯周病を予防する飲み物は、以下のものが挙げられます。

 緑茶
ポリフェノールの一種であるカテキンには、抗菌作用や抗酸化作用があります。

また、カテキンには歯垢の付着を抑制する働きや歯垢を合成する酵素の働きを阻害する効果もあるのです。

 烏龍茶
烏龍茶に含まれているポリフェノールは、カテキンよりも抗菌作用が高いのが特徴です。

また、カテキンと同様に歯垢の付着を抑制する働きがあります。

 麦茶
ミネラルが含まれていて、歯周病の予防に効果があるビタミンCの吸収をサポートします。

特に喫煙習慣がある人はビタミンCの吸収率が低下するため、麦茶を飲んでビタミンCを摂取してください。

〇まとめ

歯周病は毎日の歯磨きが重要ですが、食べ物や飲み物にも気をつける必要があります。

食べ物であれば、食物繊維やカルシムが豊富な食べ物、ビタミンや質のよい脂を含むものがいいでしょう。

飲み物は、緑茶や烏龍茶、麦茶がおすすめです。

前述した食べ物が苦手な人もいるかもしれません。

今回紹介したのはあくまでも一例であるため、自分が食べられるものからうまく摂取して、美味しく予防しましょう。

【新潟の歯医者】矯正治療の痛さはどれくらい??

矯正治療を受けたいとは思っても、痛みがあると聞いて迷っている人もいるでしょう。

矯正治療は、本当に痛いのか、痛みがあるとしたらどのくらい続くのか、気になるところです。

今回は、矯正治療で生じる痛みの度合いと、痛みが続く期間について解説します。

矯正治療を受けようか迷われている人はぜひ参考にしてください。

〇矯正治療は痛い?

矯正治療の痛みの感じ方には個人差があり、中には全く感じない人もいます。

矯正治療を受けたからといって、必ずしも全員が痛みを感じるわけではありません。

痛みといっても、虫歯のような鋭い痛みではなく、鈍い痛みを感じる人が多いようです。

矯正治療の痛みは、若い人の方が弱く感じやすいようです。

また、神経質な方や心配性な方は強く痛みを感じてしまう傾向があります。

矯正治療の種類によっても痛みの大きさは異なり、特に痛みを感じやすいのがワイヤー矯正、痛みを感じにくいのがマウスピース矯正です。

矯正治療で我慢できないほど痛みを感じる場合には、歯科医師に相談しましょう。

ワイヤー矯正のケースでは締め付けを調整し、強い痛みが出にくいようにしてもらえる場合があります。

〇痛みはずっと続く?

痛みは矯正治療が完了するまで、ずっと続くというわけではありません。

矯正装置を装着してから3~6時間ほど過ぎた後に、痛みが出始めます。

徐々に痛みが強くなり、2~3日ほどでピークを迎えますが、約1週間で気にならなくなるでしょう。

矯正治療の痛みは、歯が動くことで発生する痛みです。

この痛みが無ければ、歯は適正な位置に向かって動きません。

痛いと感じるのは矯正治療が順調に進んでいる証拠です。

ある程度は仕方がないと受け止めましょう。

〇矯正治療で痛みが出る他の原因

矯正治療では、歯が動く以外に痛みが出るケースがあります。

ワイヤー矯正で矯正治療をしているケースでは、口腔内の粘膜にワイヤーが当たって傷つき、痛みを感じることがあるのです。

また、ワイヤー矯正では食べ物を噛んだときの刺激で痛みが発生するケースもあります。

特にワイヤーを調整した後や矯正治療開始直後、新しいマウスピースに交換したあとは、痛みやすくなるでしょう。

痛いときは、硬いものを避けて柔らかいものを食べましょう。

〇まとめ

矯正治療には痛みがつきものであるため、受けようか迷う人もいるでしょう。

痛みの感じ方は個人差があるため、必ずしも強い痛みを感じるわけではありません。

また、治療が完了するまでずっと痛みがあるわけではなく、矯正装置を装着した最初の1週間前後だけ痛みがあります。

矯正治療で我慢できないほど痛いときは、歯科医師に相談しましょう。