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【新潟の歯医者・予防歯科】ホウレンソウが持つ予防歯科効果について

ホウレンソウは、歯を食べる葉菜類に分類される野菜です。

おひたしや炒め物、みそ汁の具など使い道が豊富な野菜であり、葉先から根元まで残さずすべて食べられます。

またホウレンソウを積極的に食べることにより、虫歯を予防しやすくなります。

今回は、ホウレンソウが持つ予防歯科効果を中心に解説します。

〇ホウレンソウはキシリトールが豊富

ホウレンソウは、予防歯科効果のあるキシリトールが豊富です。

キシリトールは、糖アルコールの一種で天然の代用甘味料です。

白樺やとうもろこしの芯を加工してつくられていて、歯を溶かす酸をつくり出さないのが特徴です。

ホウレンソウにもキシリトールが含まれていて、含有量は数ある野菜の中でもトップクラスに多いです。

具体的には、ホウレンソウ100g(乾燥重量)あたり100mgものキシリトールが含まれているため、予防歯科にはピッタリの野菜です。

〇その他の予防歯科成分も多く含まれる

ホウレンソウはキシリトールだけでなく、他にも予防歯科に効く成分が多く含まれています。

特に注目すべきなのが、ビタミンAやビタミンC、カルシウムなどの栄養素です。

ビタミンAは、歯のエナメル質や象牙質の形成、強化に役立ちます。

またビタミンCも歯の象牙質をつくる栄養素の一つであり、カルシウムは歯のエナメル質を強化し、虫歯に対する抵抗力を高めます。

ちなみに、これらの成分はニンジンやカボチャなど、ホウレンソウ以外の緑黄色野菜にも豊富に含まれています。

そのため、複数の緑黄色野菜を一度に摂取するのが理想的です。

〇ホウレンソウのシュウ酸には注意

ホウレンソウを食べたとき、口の中に渋みのような、キシキシとした感覚を覚えることがあります。

こちらはシュウ酸という成分が、唾液中のカルシウムと結合したことが原因です。

またシュウ酸によって歯がキシキシしてしまった場合は、しっかりブラッシングをして口内を中性に戻しましょう。

シュウ酸カルシウムが口内に蓄積し、歯石になってしまうと、ブラッシングでは取り除けません。

また歯石は細菌の温床であるため、虫歯や歯周病を引き起こす原因になります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・ホウレンソウは予防歯科効果のあるキシリトールが豊富に含まれる

・ビタミンAやビタミンC、カルシウムなどの予防歯科成分も豊富

・ニンジンやカボチャなどの緑黄色野菜とあわせて食べるとより予防歯科効果が高まる

・ホウレンソウに含まれるシュウ酸は歯石を形成する原因になるため注意

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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スタッフ一同、心よりお待ちしております。