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【新潟の歯医者で詰め物治療】歯ぎしりが詰め物に与える悪影響

虫歯治療を受けた後は、治療箇所の穴を塞ぐために詰め物を装着します。

こちらは、比較的範囲の小さい虫歯を治療したときに適用されるものです。

しかし、日頃歯ぎしりをしている方は、詰め物に良くない影響を与えてしまうことがあります。

今回はこちらの悪影響について解説します。

〇歯ぎしりとは?

詰め物に悪影響を与える歯ぎしりは、グラインディングと呼ばれるものです。

こちらは上下の歯を強く噛みしめ、左右にギリギリと強く歯をこすり合わせるものです。

歯を左右に強く動かすため、慢性化すると天然歯が擦り減り、ひどくなると歯のエナメル質が削れて内側の象牙質が見えてしまうこともあります。

またグラインディングにより、歯が割れるリスクや詰め物が取れるリスクも高くなります。

ちなみに歯の悪癖には、上下の歯を強く噛みしめるクレンチングや、上下の歯をカチカチと鳴らすタッピングなどがあります。

しかし特に詰め物への影響が大きいのは、最初に紹介したグラインディングです。

〇歯ぎしりが詰め物に与える悪影響について

歯ぎしりが慢性化している方は、詰め物を作製する際に調整した歯並びが変化してしまいます。

これにより、詰め物が外れることがあります。

歯科クリニックで詰め物治療を受けたことがある方は、赤い紙を「カチカチ噛んでください」と言われた経験があるでしょう。

こちらは紙を噛むことで、強く噛み合っている部分に目印をつけ、調整を行うことが目的です。

つまり詰め物を作製する際は、噛み合わせに細心の注意を払っているということです。

しかし、詰め物の作製時、歯ぎしりによる干渉まで想定するのは難しいです。

そのため、歯ぎしりを行うことによって噛み合わせが変化すると、最終的には外れてしまいます。

〇歯ぎしりによる悪影響への対策

詰め物をした後、歯ぎしりに悩まされているという場合は、ナイトガードと呼ばれる就寝中に装着するマウスピースを使用すべきです。

こちらを装着することで、歯と詰め物が保護されるため、トラブルのリスクを軽減できます。

また詰め物の材料が保険診療のものである場合、歯ぎしりによる劣化がより顕著になります。

そのため、自由診療の素材を選ぶのも一つの手です。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・詰め物に悪影響を与えるのは、上下の歯を強く噛みしめ、左右にギリギリと強く歯をこすり合わせるグラインディング

・歯ぎしりが慢性化している方は、詰め物を作製する際に調整した歯並びが変化し、詰め物が外れることがある

・ナイトガードを装着すれば歯ぎしりによるダメージを軽減できる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺や「新潟大学前駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、新潟西歯科クリニックへお問い合わせ下さい!

スタッフ一同、心よりお待ちしております。