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【新潟の歯医者・小児歯科】子どもの虫歯リスクが高くなる意外な飲み物

親御さんの大事な務めの一つに、子どもの虫歯を予防することが挙げられます。
具体的には、親御さんが仕上げ磨きを行ったり、与える食事内容を工夫したりしなければいけません。
また飲み物についても、なるべく虫歯になりにくいものを与えるべきです。
今回は、子どもの虫歯リスクが高くなる意外な飲み物について解説します。

スポーツドリンク

意外と虫歯になりやすい飲み物としては、まずスポーツドリンクが挙げられます。

子どもは活発に動き回るため、たくさん汗をかきます。
このような場合に、効率的に栄養を補給できるスポーツドリンクは効果的です。

しかし、スポーツドリンクには大量の砂糖が含まれています。
信じがたいかもしれませんが、500mlのスポーツドリンクには、なんとスティックシュガー11本分もの砂糖が使用されています。

そのため毎日のように摂取させていると、子どもの乳歯はすぐに虫歯になってしまうため、注意してください。

果汁100%ジュース

親御さんの中には、果汁100%ジュースであれば虫歯の心配はないと考えている方もいるかと思います。
しかし、実際はそのようなことはありません。

果汁100%ジュースには、果物由来のショ糖というものが含まれています。
砂糖に比べると弱いものの、こちらもある程度虫歯の誘発性があります。

特に気を付けたいのは、オレンジジュースなどの柑橘類を使用した果汁100%ジュースです。
柑橘類は酸性度が高いため、歯の表面のエナメル質を溶かしやすく、虫歯につながりやすいです。

子どもに与えても問題ない飲み物

子どもに飲み物を与える際は、糖分を含まないお茶や水などを選ぶことをおすすめします。

水は唾液の分泌を促進し、口内の自浄作用をサポートしてくれます。
お茶については、殺菌作用があり、虫歯菌の増殖を抑制するカテキンが含まれた緑茶を選ぶようにしましょう。
麦茶についても、ポリフェノールやメラノイジンという成分が虫歯菌の歯への付着を予防します。

また牛乳は口内の酸を中和し、再石灰化や唾液の分泌などを促してくれるため、プラークの形成防止作用が期待できます。
ただし、同じ牛乳でも甘味料が含まれているものは虫歯の原因になるため、注意が必要です。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・500mlのスポーツドリンクには、スティックシュガー11本分もの砂糖が含まれている
・果汁100%には果物由来のショ糖が含まれているため、虫歯を発症するリスクがある
・特に柑橘類を使用したジュースは酸性度が高く、虫歯になりやすい
・子どもの歯を守るには水やお茶、牛乳などの飲み物がおすすめ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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