ワイヤー矯正中は、食事や発音など、生活するにあたって欠かせない習慣において違和感を覚えることがあります。
また表情についても、矯正治療を受けていないときと比べると、すこしぎこちなくなることが考えられます。
今回は、ワイヤー矯正中の自然な笑顔のつくり方を中心に解説します。
ワイヤー矯正中に笑顔がぎこちなくなる理由
ワイヤー矯正では、金属製のブラケットやワイヤーが歯の表面に装着されます。
そのため、装置の厚みを感じ、それがうまく笑えないことにつながるケースがあります。
またワイヤー矯正中は歯が移動するだけでなく、咀嚼筋の使い方も変化します。
咀嚼筋の使い方が変わると、顔の輪郭や表情にも変化が見られ、自然に笑えなくなることが考えられます。
さらに、ワイヤー矯正の装置は外側から見えやすいため、目立つことをおそれて笑顔が控えめになってしまうこともあります。
ワイヤー矯正中に自然な笑顔をつくるには?
ワイヤー矯正中の自然な笑顔をつくるには、笑顔の練習をしたり、ゆっくり笑ったりすることが望ましいです。
鏡の前で口角を上げ、「いー」と声を出しながら笑顔の練習をすることで、徐々に自然な笑顔がつくれるようになります。
また矯正装置を装着したばかりの頃は、ゆっくりと笑う練習をして、徐々に笑顔のスピードを上げていくことで自然な表情になっていきます。
その他、笑顔の癖をつけることも大切です。
普段から笑顔でいることを意識し、笑顔の癖をつけることで、矯正装置に慣れてきたときに自然な笑顔が出せるようになります。
裏側矯正でも笑顔はぎこちなくなる?
ワイヤー矯正の装置が見えるのが嫌で、なかなか自然な笑顔がつくれないという方は、裏側矯正を選択するのも良いでしょう。
裏側矯正は、歯の裏側に装置を装着するため、笑ったときでもほとんど目立ちません。
ただし裏側矯正には、一般的なワイヤー矯正と違って歯が舌に触れるというデメリットがあります。
こちらは違和感や痛みにつながりやすく、装着したばかりの頃は笑顔がつくりにくい原因にもなります。
また舌の動きが制限されるため、発音がしにくくなることも考えられます。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・ワイヤー矯正中は装置の厚みや咀嚼筋の使い方の変化により、笑顔がぎこちなくなる可能性がある
・装置が外側から見えやすいのも、ワイヤー矯正で笑顔をつくりにくい理由
・笑顔の練習をしたり癖をつけたりすることで、ワイヤー矯正中でも笑顔をつくりやすくなる
・裏側矯正も常に装置が舌に触れるため、装着した当初は笑顔をつくりにくい
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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