新潟市西区の歯医者、新潟西歯科クリニック|ブログ

頬の内側を噛みやすくなる原因や対策について解説します

食事の際、誤って頬の内側を噛んでしまい、強い痛みが走ったり、出血したりすることがあります。

このような現象の原因として有名なのは、以前より太ったことにより、顔の肉が内側に張り出すことですが、実は他にもいくつか原因があります。

今回は、頬の内側を嚙みやすくなる原因について解説します。

〇加齢

頬の内側を噛みやすくなる原因の1つに、加齢が挙げられます。

人は年齢を重ねると、噛む回数や口を動かす機会が減少します。

これによって口の筋力は低下し、皮膚も徐々にたるんでいきます。

また、皮膚がたるむことにより、咀嚼する際、頬の内側のたるんだ部分を誤って噛む可能性は高くなってしまいます。

そのため、ある程度年齢を重ねたら、表情筋を鍛える顔の体操を行ったり、意識して会話を増やしたりといった対策を取らなければいけません。

ちなみに、加齢によって歯が擦り減り、噛み合わせが低くなることでも、頬の内側は噛みやすくなります。

〇虫歯治療

頬の内側を嚙みやすくなる原因としては、虫歯治療も挙げられます。

正確にいうと、虫歯治療に伴って被せ物や新しい歯を入れた場合に、噛み合わせが変わることにより、それに慣れるまで頬の内側を噛みやすくなることがあります。

多くの場合、被せ物や新しい歯が馴染んでくれば、脳が自然と噛まないような動きをするため、特に心配することはありません。

ただし、場合によっては上下の歯の位置関係から、頬の内側の皮膚が巻き込まれやすくなっていることも考えられるため、あまりにも頻繫に起こる場合は、歯科クリニックに相談してください。

〇疲労、ストレス

疲労やストレスが溜まることも、頬の内側を嚙みやすくなる原因の1つです。

仕事や日頃の生活でストレスや疲労が溜まっていると、ボンヤリしやすくなり、食事の際には頬の内側だけでなく、舌も噛みやすくなってしまいます。

つまり、体調が悪く、顎の運動が制御しにくくなるということです。

また、このような状況を防ぐためには、十分な休養やストレス発散をするのが一番ですが、食事の前にコップ1杯の水を飲み、口内の滑りを良くすることでも、ある程度噛みやすくなるのを回避できます。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・年齢を重ねると、皮膚がたるんだり歯が擦り減ったりすることで、頬の内側を噛みやすくなる

・虫歯治療後、被せ物などで噛み合わせが変わることも、頬の内側を嚙みやすくなる原因の1つ

・疲労やストレスが蓄積されると、顎の運動が制御しにくくなり、頬の内側や舌を噛みやすくなる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺や「新潟大学前駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、新潟西歯科クリニックへお問い合わせ下さい!

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

矯正治療中の方が積極的に摂取すべき食べ物とは?

矯正治療を行っている方は、口内に矯正器具を装着していることにより、食事に影響が出てしまうことがあります。

では、矯正治療中には、一体どのような食べ物を摂取すべきなのでしょうか?

ここからは、おすすめの食べ物の種類とその理由について解説したいと思います。

〇痛みが軽減される食べ物

矯正治療を行う方は、口内に器具が当たったり、歯が少しずつ移動したりすることにより、多少の痛みが出ることがあります。

そのため、矯正治療中には、なるべく痛みを感じにくい食べ物を摂取すべきです。

例えば、野菜であればそのまま食べるのではなくスムージーにしたり、お米はお粥やリゾットにしたりすることで、痛みを軽減させながら必要な栄養素を摂取することが可能です。

また、タンパク質を摂取するのであれば、肉や魚よりも柔らかい豆腐、豆乳などを積極的に摂ることを心掛けましょう。

〇挟まりにくい食べ物

矯正治療中は、歯と矯正器具の間に食べ物が挟まりやすくなります。

そのため、挟まりやすい繊維質の食べ物は避けるのが無難です。

例えば、魚であればマグロなどのスジが強いものは避け、サーモンやホタテといったスジが柔らかいものを選びましょう。

また、鶏肉の場合は通常のモモ、ムネではなく挽肉を選ぶことで、歯と矯正器具の間に挟まりにくくなります。

〇ビタミンB群の含有量が多い食べ物

矯正治療を行っている方は、ビタミンB群を豊富に含む食べ物も摂取すべきです。

中でもおすすめなのは、ビタミンB2、B6を多く含む食べ物です。

ビタミンB2には、矯正器具が口内に当たることで起こる炎症を早期に回復してくれる効果があります。

牛乳や卵、海藻やマッシュルームなどに豊富に含まれているため、これらの摂取は積極的に行いましょう。

また、ビタミンB6には、皮膚や粘膜の健康を維持してくれる効果があるため、こちらも矯正治療中の痛みを緩和する栄養素として機能します。

主にニンニクやバナナ、レバーやカツオといった食べ物に含まれているため、ぜひこの機会に覚えておいてください。

ちなみに、どうしても食事だけで十分な栄養素を摂取できない場合は、サプリメントも適宜摂取すべきです。

ただし、サプリメントの過剰摂取をすると体調不良や腹痛などの原因になるため、注意してください。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・矯正治療中は痛みを軽減するために、お粥や豆腐など柔らかい食べ物を摂取すべき

・矯正治療中は、歯に挟まりやすい繊維質の強い食べ物を避けるべき

・ビタミンB2、B6の含有量が多い食べ物は口内の炎症や健康維持に効果がある

・栄養素を摂取する際はサプリメントの過剰摂取に注意

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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“歯科心身症”とは?~主な種類や症状、治療法について~

口内に痛みがあったり、違和感があったりといった理由で、歯科クリニックを受診する方は多いかと思います。

しかし、このような症状は、必ずしも歯に原因があるとは限りません。

ここからは、歯以外が原因とされる“歯科心身症”の概要や主な種類、症状、治療法について解説したいと思います。

〇歯科心身症とは?

歯科心身症は、別名口腔心身症とも呼ばれるもので、その発症や経過に心理社会的要因が密接に関与した、口内の疾患や不快症状のことを指しています。

よりわかりやすくいうと、口に関連する器官の感覚に異常が発生する症状であり、治療期間も長期になることが多いです。

また、患者さんによって現れる症状は多種多様で、さまざまなケースがあることも、歯科心身症の大きな特徴だと言えます。

〇歯科心身症の主な種類、症状

歯科心身症の主な種類としては、まず“口臭恐怖症”が挙げられます。

こちらは、実際は生理的範囲内に収まっているにも関わらず、「自分には強い口臭がある」「自分の口臭は他人に迷惑をかけている」と思い込む症状を指しています。

一日中口臭を感じることから、日常生活に支障をきたすことも珍しくありません。

また、歯科心身症の種類には、“舌痛症”も挙げられます。

舌痛症は、舌に異常がないものの、舌の痛みが継続して発生している状態を指し、歯科治療後などに見られることもあります。

その他、痛みではなく、口内に何かしらの異物感(歯の上に何かが乗っている等)があるものの、実際には特に何もないという症状を“体感異常症”もしくは“体感幻覚症”といいます。

〇歯科心身症の治療法は?

歯科心身症にはさまざまな症状が見られますが、場合によっては歯科クリニックでの治療も可能です。

例えば、口臭恐怖症の場合、歯科クリニックで口臭測定を行い、問題がないことを確認した後、心理療法や向精神薬などを用いて治療を行うことがあります。

ただし、特に原因が見当たらない舌痛症や体感異常症、体感幻覚症については、歯科クリニックで治療するのが困難な場合もあります。

このような場合は、総合の口腔外科もしくは大学病院を受診することになります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯科心身症は、発症や経過に心理社会的要因が関与した口内の疾患や不快症状をいう

・一般的に治療期間が長く、人によって現れる症状が異なるのが特徴

・歯科心身症には口臭恐怖症、舌痛症、体感異常症・体感幻覚症などがある

・歯科心身症は歯科クリニックや口腔外科、大学病院などで治療することができる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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子どもの虫歯治療中、親御さんも診察室に入るという選択肢

子どもの虫歯治療に親御さんが付き添う場合、2人で診察室に入るケースと、親御さんのみ待合室で待機するケースがあります。

では、子どもの虫歯治療中、親御さんも一緒に診察室に入ることには、どのようなメリットがあるのでしょうか?

デメリットとあわせて解説しますので、ぜひご覧ください。

〇子どもの虫歯治療中、親御さんが診察室に入るメリット

子どもの虫歯治療中、親御さんも一緒に診察室に入るメリットとしては、まず治療内容を直接チェックできるという点が挙げられます。

子どもが嫌がるような強引な治療でないかどうか、安全性に問題はないかどうかなどを確認できるため、待合室で待機するよりも安心感を得ることができます。

また、親御さんがすぐそばにいることで子どもが安心するというのも、歯科治療を行う上ではメリットだと言えます。

すぐ近くに親御さんがいないと、やはり子どもは不安な気持ちになりますし、親御さんを介さなければ、歯科医師と十分にコミュニケーションが取れないことも考えられます。

その他、診察室に入ることにより、実際には治療を受けない親御さんと歯科医師の間にも、ある程度の信頼関係が生まれることが期待できます。

〇一緒に診察室に入ることのデメリットは?

子どもと一緒に診察室に入ることのデメリットとしては、虫歯治療を受ける子どもに甘えが出やすくなることが挙げられます。

子どもの中には、すぐ近くに両親がいることにより、「甘えれば痛い治療を受けずに済む」と考える子もいるため、このような考えの場合はスムーズに治療が進まないことも考えられます。

また、子どもとともに診察室に入る親御さんは、治療によって出血したり、泣いたりする我が子を見なければいけないため、少々心苦しくなる可能性もあります。

〇今後のことを考えると1人での治療がおすすめ

問題なく座ることができる子どもに関しては、「1人で治療を受けることができた」と自信を持ってもらうために、できる限り1人で診察室に入ってもらうことをおすすめします。

もちろん、最初は何をされるのかわからなかったり、親御さんがいないことで不安になったりするため、戸惑う子どもも多いかと思いますが、このような経験はきっと今後の虫歯治療においてプラスに働きます。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・子どもの虫歯治療には、1人で受けるケースと親御さんも診察室に入るケースがある

・子どもの虫歯治療を親御さんが見守るメリットは、直接治療内容を確認できること

・子どもの不安を取り除いたり、歯科医師と信頼関係を築けたりすることもメリット

・親御さんがいることで子どもが甘え、治療がスムーズに進まないケースには注意が必要

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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子どもに見られる“癒合歯”のリスクや治療法について

子どもの歯に見られる症状の1つに、“癒合歯(ゆごうし)”というものがあります。

こちらは、歯の形態異常であり、放置することでさまざまなリスクが生まれるものです。

ここからは、癒合歯とはどのようなものなのか、リスクや治療法にはどのようなものがあるのかについて解説したいと思います。

〇癒合歯とは?

子どもの歯に見られる癒合歯とは、隣り合う複数の歯がくっつく(癒合する)ことにより、1本の歯のように生える症状をいいます。

永久歯よりも、乳歯に見られることが多いです。

具体的には、下顎の乳側切歯と乳犬歯、下顎の乳中切歯と乳側切歯、上顎の乳側切歯と乳中切歯などがくっついてしまうものであり、すぐには気付かないこともよくあります。

また、こちらの症状は、基本的には自然治癒することがありません。

〇癒合歯におけるリスクとは?

子どもの乳歯が癒合歯である場合、そのまま放置するとさまざまなリスクが高まります。

1つは、次に生えてくる永久歯に悪影響を及ぼすリスクです。

癒合歯がある場合、永久歯の本数が減少したり、大きさが通常よりも小さくなってしまったりする可能性が高くなります。

また、癒合歯があることで、スムーズに乳歯から永久歯へ歯が生え変わらないおそれもあります。

こちらは、永久歯の生え変わり時期に癒合歯がうまく吸収されず、自然に抜けるのが困難になることが理由です。

その他、子どもの癒合歯におけるリスクとしては、虫歯を発症しやすくなることも挙げられます。

癒合している歯の境目には、通常の歯には見られない溝があります。

こちらには歯垢が溜まりやすく、しっかりと歯磨きをしていても、虫歯のリスクは高くなります。

〇癒合歯の治療法は?

子どもの癒合歯に施す治療は、基本的にシーラントやフッ素の塗布といった、虫歯を予防するための治療のみです。

癒合している箇所を削って複数の歯に戻したり、抜歯したりすることはほとんどありません。

また、矯正によって治療するかどうかも、基本的にはすべての永久歯が生え揃ってから判断することになります。

ただし、現在の癒合具合や永久歯の萌出状況、顎の成長度などに著しい問題が見られる場合は、早期に矯正治療を実施することも考えられます。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・隣り合う複数の歯がくっつく症状のことを癒合歯という

・子どもの癒合歯は永久歯の生え変わりや形状に悪影響を及ぼす場合がある

・子どもの癒合歯は虫歯の発症リスクを高めるおそれがある

・癒合歯の治療は虫歯予防のためのものがほとんどで、場合によっては矯正を行う

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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舌ブラシのメリットや使用上のポイント、注意点について

“舌ブラシ”は、舌に発生する舌苔と呼ばれる汚れを取り除く専用のブラシです。

歯を磨くための歯ブラシとはまったく異なるものであり、こちらを使用することにはさまざまなメリットがあります。

ここからは、舌ブラシのメリットと使用上のポイント、注意点をあわせて解説したいと思います。

〇舌ブラシのメリットは?

舌磨きを行う方の中には、通常の歯ブラシで舌をゴシゴシと磨いてしまう方も多いですが、こちらは決して良くありません。

舌の表面は非常にデリケートな部分であり、歯ブラシを使用すると傷ついてしまうおそれがあります。

一方、舌ブラシは、基本的にソフトな素材を使用しているため、舌にダメージを与えにくく、なおかつ舌に付着する舌苔を効率良く取り除いてくれます。

効率良く舌苔を除去できるということは、虫歯や歯周病、口臭などを効率的に改善できるということになります。

また、舌ブラシは歯ブラシと違い、歯磨き粉をつける必要もないため、時間がないときでも手っ取り早く舌を磨くことができる、経済的な負担が少ないといったメリットもあります。

〇舌ブラシを使用する際のポイントは?

舌ブラシを使用する際は、舌の奥から前に向かって、優しく舌苔をかき出すように動かします。

3~4回程度かき出すだけでも、舌苔はある程度落とすことができます。

また、舌ブラシを使用した後は、歯磨き後と同じように水でうがいをし、口内をしっかり洗浄することが大切です。

ちなみに、舌ブラシを使用するタイミングとして適しているのは、起床した直後の朝食前です。

朝食前に舌苔をある程度取り除くことで、就寝中に増加した細菌を朝食とともに飲み込んでしまうリスクを避けることができます。

〇舌ブラシを使用する際の注意点は?

前述の通り、舌は刺激に弱く、非常にデリケートな部分です。

そのため、舌ブラシを使用するのは、基本的に1日1回までにしておきましょう。

舌を磨きすぎてしまうと、元々ざらついている舌の凹凸がなくなってしまい、唾液を溜めることができず、口が乾きやすくなります。

また、舌ブラシを頻繁に使用することで、炎症を起こしたり、出血や味覚障害を起こしたりすることもあるため、注意してください。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯ブラシと比べて舌に与える負担が少ないのが舌ブラシのメリット

・舌ブラシには手っ取り早く使用できる、経済的な負担が少ないというメリットもある

・舌ブラシを使用するべきタイミングは起床後の朝食前

・頻繁に舌ブラシを使用しすぎると、口内の乾燥や炎症などが起こる場合がある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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活性炭入り歯磨き粉のメリット・デメリットについて

一口に歯磨き粉といっても、その種類はさまざまであり、商品によって強みや主成分も異なります。

また、ドラッグストアなどでは、“活性炭”が入った歯磨き粉が販売されていることがあります。

ここからは、活性炭の概要とともに、活性炭入りの歯磨き粉のメリット・デメリットを解説します。

〇活性炭とは?

木炭などの木材、果物穀、石炭など、炭化した後に穴ができる素材を原料とし、これらが炭化あるいは熱分解した後、制限を加えて酸化させたものを活性炭といいます。

もう少しわかりやすく言うと、吸着性を特に強めた炭素のことであり、炭素以外の部分は酸素や水素、窒素やカルシウムなどで構成されます。

歯磨き粉に使用されるのは、主に活性炭パウダーであり、このような活性炭入りの商品は、セールスポイントをわかりやすくするために、“炭”という字が大きく書かれていたり、パッケージが黒になっていたりすることが多いです。

〇活性炭が入った歯磨き粉のメリットは?

活性炭が入った歯磨き粉のメリットは、なんといってもホワイトニング効果が期待できるという点です。

活性炭の表面には、極小の穴が無数にあり、こちらが歯の色素や汚れを吸着し、取り除いてくれます。

また、活性炭そのものは脆く柔らかい物質であるため、歯の表面を削り取ってしまう心配もありません。

その他、活性炭入りの歯磨き粉には、口臭予防ができるというメリットもあります。

活性炭は、浄水器や冷蔵庫、クローゼットなどの脱臭剤にも使用されているように、消臭効果があります。

もちろん、こちらの効果は口内でも発揮してくれるため、口臭が気になる方は使用を検討してみてください。

〇活性炭が入った歯磨き粉のデメリットは?

活性炭が入った歯磨き粉のデメリットとしては、きちんと洗い流すのに時間がかかるという点が挙げられます。

活性炭は洗い残しがあると、そのまま歯に付着し、表面が黒ずんでしまう原因になりかねません。

そのため、毎回丁寧に時間をかけて洗い流す必要があります。

また、活性炭には強い吸着作用があるものの、すべての着色汚れを落とせるというわけではありません。

例えば、長年にわたって蓄積されてきたヤニ、ステインといった着色汚れは、歯の表面の汚れを吸着するだけの歯磨き粉では落とせない可能性が高いため、注意してください。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・吸着性を特に強めた、炭素を主な成分とする物質のことを活性炭という

・活性炭入り歯磨き粉には、ホワイトニング効果や口臭予防効果などのメリットがある

・活性炭はきちんと洗い流さなければ、歯が黒ずんでしまうおそれがある

・すべての着色汚れが活性炭入りの歯磨き粉で落ちるわけではない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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虫歯の詰め物を誤って飲み込んでしまったらどうする?

虫歯の詰め物は、粘着性のあるものを食べたり、時間が経過したりすることで、外れやすくなることがあります。

また、食事中などに突然詰め物が外れた場合、誤って飲み込んでしまうことも考えられます。

ここからは、虫歯の詰め物を誤飲してしまった場合の対処法についてお教えします。

〇異変がない場合はそのまま様子を見るべき

虫歯の詰め物を誤飲してしまった場合でも、特に身体の異変がなければ、何もせずそのまま様子を見て大丈夫です。

一般的なサイズの詰め物であれば、数日以内に胃から小腸、大腸へと移動し、繊維質の便とともに体外に排出されます。

こちらは、詰め物のレジンやセラミックといったものが胃で消化できないことが理由であり、誤飲した場合でも違和感がなければ、健康を害することはほとんどありません。

〇体調不良や違和感がある場合は?

虫歯の詰め物を誤飲した後、胃のむかつきや腹痛といった体調不良が見られる場合には、消化器内科などを訪れることをおすすめします。

特に、腹痛がある場合は、詰め物の尖った部分により、消化管が傷ついていることも考えられるため、注意してください。

また、喉に違和感があったり、せき込んだりといった症状が出ている場合は、誤飲ではなく誤嚥(ごえん)の可能性があります。

誤嚥とは、異物などを気道に飲み込んでしまうことをいい、このまま咳と一緒に詰め物を吐き出すことができれば問題ありませんが、気道に残ってしまうと、細菌感染などのリスクが高まってしまいます。

このような場合も、消化器内科などを訪れ、レントゲン撮影をすることをおすすめします。

〇詰め物の誤飲を未然に防ぐには?

虫歯の詰め物を誤飲してしまう一番の原因は、やはり詰め物の劣化です。

最初はしっかりと接着されている詰め物であっても、数年単位の長い年月が経つと、どうしても外れやすくなってしまいます。

また、詰め物の下に新たに虫歯ができ、それが原因で外れてしまうこともあります。

そのため、詰め物がある方は、異常が出ている、出ていないに関わらず、定期的に歯科クリニックを訪れ、詰め物の状態を検査してもらう必要があります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・食事中などに突然虫歯の詰め物が外れた場合、誤飲してしまう可能性がある

・虫歯の詰め物を誤飲した場合でも、身体の異変がなければそのまま様子を見るべき

・体調不良や違和感がある場合、消化管が傷ついていたり、誤嚥していたりする可能性がある

・詰め物の状態を定期的に検査することが誤飲を防ぐ一番の方法

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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歯を抜いた後になかなか出血が止まらなくなるのはなぜ?

重度の虫歯や親知らずなどの治療を行う際には、抜歯で対応することがあります。

また、歯を抜いた後の出血は、本来10~15分ほどですぐに収まるものですが、場合によってはなかなか血が止まらなくなることも考えられます。

ここからは、このようなケースの主な原因と対処法について解説したいと思います。

〇歯を抜いた後になかなか出血が止まらなくなる主な原因は?

歯科クリニックで歯を抜いた後は、治療部分に丸めたガーゼを当て、それをしっかり噛むことによって出血を止めます。

こちらは圧迫止血法と呼ばれるものですが、このとき噛む力が弱いと、圧迫されずになかなか血が止まらない場合があります。

もちろん、強い力で噛み続けることで、顎に疲れが出てしまい、どうしても噛む力が弱くなってしまうことはあります。

しかし、こちらはもっとも簡単で止血効果も高い方法であるため、最初から強く噛むことを意識していれば、短時間で十分な止血が期待できます。

また、歯を抜いた後、一度ガーゼによって止血したものの、まだ口内に違和感があり、帰宅後などに何度もうがいをしてしまう方がいます。

このような行動も、出血が止まらなくなる原因となり得るため、避けてください。

歯を抜いた部分の出血は、血のかたまりが患部を塞ぐことによって止まります。

何度もうがいをしてしまうと、その血のかたまりが剥がれてしまい、再び出血するおそれがあります。

どうしても口内の違和感が気になるという方は、強いうがいはせず、水を口に含んですぐ吐き出す程度に抑えておきましょう。

〇歯を抜いた後の出血が止まらない場合の対処法は?

歯を抜いた後の出血は、上記の他にも飲酒や喫煙、運動や入浴などさまざまな原因により、止まりにくくなります。

自宅で出血が止まらない場合は、まず効果の高い圧迫止血法を実践してください。

すぐにガーゼが用意できない場合は、丸めたティッシュで代用しても構いません。

このとき、止血しているかどうかチェックするため、何度もガーゼやティッシュを外して見ることは避けましょう。

また、濡れタオルで歯を抜いた側の頬を冷やすのも効果的です。

ただし、このときタオルを冷やしすぎると逆効果になる場合があるため、氷をタオルで包んだり、冷凍庫に入れたタオルを使用したりといったことは控えてください。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯を抜いた後、ガーゼを噛む力が弱すぎると、出血が止まらない場合がある

・歯を抜いた後に何度もうがいをすると、血のかたまりが剥がれて再び出血するおそれがある

・自宅にガーゼがない場合、丸めたティッシュでも圧迫止血法は実践できる

・水で濡らしたタオルで歯を抜いた側の頬を冷やすと血が止まりやすくなる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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コーヒーによる歯の着色汚れを防止するにはどうすれば良い?

コーヒーに含まれるポリフェノール、タンニンなどの成分は、歯の着色汚れの原因となり、放置するとさらに深くまで浸透してしまいます。

そのため、頻繁に摂取する方は、できる限り白い歯を保つための工夫をしなければいけません。

ここからは、コーヒーによる歯の着色汚れを防止するために行うべきことを解説します。

〇口をゆすぐ

コーヒーによる歯の着色汚れを防止するには、意識して口の中をゆすぐ機会を増やしましょう。

口内にコーヒーが含まれる時間が長ければ長いほど、冒頭で解説した成分が歯に浸透する可能性は高くなります。

ただし、水で適度にゆすぐことにより、着色はある程度防止できます。

水ですぐ流せば、洋服の汚れが残りにくくなるのと同じ原理です。

具体的には、うがいができる状況の場合、毎回コーヒーを飲んだ後、水で口内を軽くゆすぎましょう。

また、カフェなどでコーヒーを飲む場合は、最初に出されるお冷と交互に飲むことをおすすめします。

〇ストローを使う

コーヒーによる歯の着色汚れを防止するためには、なるべくストローを使用することも大切です。

ホットコーヒーの場合は少し難しいですが、アイスコーヒーを飲むのであれば、自宅であっても可能な限りストローを使用すべきです。

口にくわえるとわかるように、ストローの先端は歯よりも奥にあります。

そのため、軽く噛んで固定するようにしながら飲むことで、歯の表面にコーヒーが付着するのを防止できます。

〇唾液の分泌量を増やす

唾液の分泌量を増やすことも、コーヒーによる歯の着色汚れを防止するための方法です。

唾液には自浄作用というものがあり、分泌量が多ければ多いほど、口内の洗浄効果は高くなります。

逆に、口の中が乾燥していると、自浄作用はほとんど発揮されず、コーヒーの着色汚れも付着やすくなってしまいます。

そのため、食事の後、または食事をしながらコーヒーを飲むという場合は、なるべくものを噛むことを意識し、唾液の分泌量を増やしましょう。

1回の食事では、30分~1時間程度かけて食べることで、唾液を十分に出すことができます。

また、声を出すことで口周りの筋肉が動き、唾液腺が刺激されるため、友人などと話しながらコーヒーを飲むという方法も効果的です。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・コーヒーに含まれるポリフェノールやタンニンなどは、歯の着色汚れの原因になる

・コーヒーを飲んだ後は、毎回水で口をゆすぐべき

・アイスコーヒーを飲む際はストローを使用し、歯の表面に付着するのを避ける

・咀嚼や会話などにより、唾液の分泌量を増やすことで、コーヒーの着色汚れは防止できる

新潟市西区周辺や「新潟大学前駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、新潟西歯科クリニックへお問い合わせ下さい!

スタッフ一同、心よりお待ちしております。