新潟市西区の歯医者、新潟西歯科クリニック|ブログ

赤ちゃんが頻繁に舌を出す理由や対処法について解説します

赤ちゃんに見られる特徴的な行動の1つに、“舌を出す”ということが挙げられます。

こちらは、非常に可愛らしく、思わず微笑んでしまうような行動ですが、あまりにも頻度が多い場合は、何かしらの理由があると考えるべきです。

ここからは、赤ちゃんが頻繁に舌を出す理由について解説したいと思います。

〇歯が生え始めている

赤ちゃんが頻繁に舌を出す理由としては、まず歯が生え始めていることが挙げられます。

乳歯が生え始める生後6~9ヶ月くらいになると、赤ちゃんは歯茎に違和感を覚えるとされています。

具体的にはむず痒さやのようなものであり、こちらを少しでも紛らわすために、舌を頻繁に出すことがあります。

ちなみに、これくらいの年齢の赤ちゃんは、歯の違和感が理由で不機嫌になったり、泣いたりしてしまう可能性も高いです。

そのため、親御さんは丁寧にブラッシングをしたり、口内に入っても大丈夫な赤ちゃん用のおもちゃを与えたりして対処すべきです。

〇口内にキズがついている

赤ちゃんが頻繫に舌を出す理由には、口内にキズがついていることも挙げられます。

ものを噛むのが上手ではなかったり、何でも口に入れてしまったりする赤ちゃんは、親御さんが知らない間に口内をケガしている可能性も高いです。

そのため、舌を出す頻度があまりにも多い場合は、一度口内を確認してみましょう。

ちなみに、口内のキズに関しては、生えてきた歯の場所が悪く、こちらが舌や唇のキズにつながっているという可能性もあります。

一度確認したケガがなかなか治らないという場合は、特にその可能性が高いため、早めに歯科クリニックを訪れてください。

〇舌を出す癖と歯並びの関連性について

赤ちゃんが頻繁に舌を出すことにより、「歯並びは悪くならないのか?」と不安になる親御さんもいるかもしれませんが、こちらに関しては心配いりません。

赤ちゃんはまだ十分に歯が生え揃っていないため、舌を出すことが歯並びに影響することはないと言えます。

ただし、こちらの癖が4~5歳なってもまだ抜けない場合、早急に歯科クリニックに相談しましょう。

ある程度乳歯が生え揃う年齢にもかかわらず、まだ舌を頻繁に出している場合、歯が前方に押し出され、歯並びが悪化してしまう可能性があります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・赤ちゃんが頻繁に舌を出す代表的な理由には、歯が生え始めていることが挙げられる

・口内にキズがついている赤ちゃんも舌を出しやすくなる

・赤ちゃんが舌を出すことによって、歯並びが悪化することはほとんどない

・4~5歳になっても舌を出す癖が抜けない場合、歯科クリニックに相談すべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺や「新潟大学前駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、新潟西歯科クリニックへお問い合わせ下さい!

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

赤ちゃんに使用する歯磨き粉の疑問を解決します!

大人の歯磨きと同様、親御さんが赤ちゃんの歯を磨くときにも、当然歯磨き粉を使用することはあります。

しかし、初めて赤ちゃんの歯を磨く親御さんは、「何歳から歯磨き粉を使うべきなのか?」「どのように製品を選べば良いのか?」など、わからないことも多いかと思います。

ここからは、上記の点を中心に解説します。

〇歯磨き粉を使い始める年齢は何歳?

親御さんが赤ちゃんの歯を磨く場合、何歳から歯磨き粉を使用すべきなのかについて、よくわからないという方もいるかと思います。

こちらに関しては、1歳半~2歳くらいが目安と覚えておきましょう。

歯が生え始めたばかりの頃は、歯磨き粉を使用する必要がありません。

まずは、口内に異物が入る感覚に慣れてもらうため、濡らしたガーゼや綿棒などを使用し、歯の汚れを拭き取ります。

その後、異物感に少し慣れたタイミングで、歯ブラシを使用し始めます。

1歳半~2歳くらいまではそのまま磨き、うがいによって口内に残ったものを吐き出せるようになったタイミングで、少しずつ歯磨き粉を使い始めましょう。

〇赤ちゃんの歯磨き粉の選び方は?

赤ちゃんの歯磨き粉を購入する際は、以下に該当する製品を選びましょう。

・赤ちゃん用の歯磨き粉
・発泡剤不使用のもの
・研磨剤不使用のもの
・フッ素配合のもの
・赤ちゃんが好む味のもの
・ミント、メンソール不使用のもの

赤ちゃん用の歯磨き粉は、誤飲してしまったとしても、身体に害がないような安全な成分でつくられている上に、研磨剤などの歯を傷つけかねない成分はほとんど入っていません。

また、赤ちゃんが好む果物系の味がする製品や、強い歯をつくるフッ素入りの製品もおすすめです。

〇赤ちゃんが歯磨き粉を誤飲してしまった場合はどうする?

たとえ少量でも、赤ちゃんが歯磨き粉を誤飲してしまった場合、親御さんは心配するでしょう。

このような場合、まず口内を水でしっかりとゆすぎ、コップ1杯の水や牛乳を飲ませてください。

赤ちゃん用の安全な歯磨き粉を使用していれば、こちらの応急処置で対処できる可能性が高いです。

しかし、その後具合が悪くなった場合や、大量の歯磨き粉をペースト状のまま飲み込んでしまった場合などは、すぐ病院を訪れるべきです。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・赤ちゃんの歯磨き粉を使い始めるのは、うがいでものを吐き出せる1歳半~2歳頃

・歯磨き粉を選ぶときには、安全性の高い赤ちゃん用がおすすめ

・赤ちゃんが好む果物系の味がする歯磨き粉もおすすめ

・赤ちゃんが歯磨き粉を飲み込んだ場合、すぐに口内をゆすぎ、水や牛乳を飲ませるべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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子どもの噛み合わせを悪化させないためにやめさせたいクセ

噛み合わせが良い子どもは、審美性が高くなるだけでなく、虫歯や歯周病のリスクも減少します。

また、子どもの噛み合わせを悪化させないためには、悪いクセを親御さんが把握し、意識してやめさせるようにしなければいけません。

今回は、どのようなクセに注意すれば良いのかについて解説します。

〇うつ伏せで寝る

子どもの噛み合わせを悪化させないためには、まずうつ伏せで寝ることをやめさせなければいけません。

うつ伏せの状態で寝てしまうと、子どもの顎には大きな負担がかかり、噛み合わせはもちろん身体全体が歪むことにもつながります。

また、うつ伏せで寝ることは顎関節症の原因にもなり、一度発症するとうまく口を開くことができず、食事や会話などに支障が出ることも考えられます。

そのため、親御さんは寝返り防止用のクッションを購入したり、普段から仰向けで寝るように指導したりしなければいけません。

〇頬杖をつく

子どもの噛み合わせを悪化させないためには、頬杖をつくクセもやめさせるべきです。

頬杖をつくと、左右いずれかの顎にだけ力が加わり続けますし、外側から歯が押され、噛み合わせが悪くなる可能性があります。

もちろん、左右均等に頬杖をつけば良いのかというと、決してそういうわけではありません。

頬杖自体が、うつ伏せで寝るのと同じように顎の負担を大きくするものであるため、親御さんが注意して改善させる必要があります。

気が付いたら頬杖をついているという子どもも多いですから、親御さんが気付いたときにきちんと指摘しなければ、いつまで経ってもクセは治りません。

〇爪を噛む

爪を噛むことも、子どもの噛み合わせを悪化させないためにやめさせたい悪いクセです。

爪を頻繁に前歯で噛むことにより、歯の負担が大きくなったり、歯根が正しく成長しなかったりするおそれがあります。

また、爪を噛むことで前歯が擦り減り、先が尖った形状になったり、噛み合わせや顎の歪みにつながったりことも考えられます。

このような悪いクセをやめさせるために便利なのが、爪噛み防止用のマニキュアです。

こちらは、子どもが嫌がる苦い味のついたマニキュアを爪に塗布し、つい癖で噛んでしまうという状態を少しずつ改善させるためのグッズです。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・うつ伏せで寝ると子どもの噛み合わせは悪化し、顎関節症を引き起こす可能性もある

・頬杖をつくと、外側から歯が押され、噛み合わせが悪化する原因になる

・爪を頻繁に噛むことで、歯の負担は大きくなり、歯根の成長も妨げられる

・親御さんは子どものうつ伏せ寝や爪噛み防止グッズを購入すべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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歯が欠損した状態を放置することのデメリットとは?

成人してからでも、ケガや虫歯、歯周病などの理由により、歯が欠損することはあります。

また、このような場合に「1本欠損したくらいなら大丈夫」と考える方もいるかもしれませんが、実際は放置してはいけません。

ここからは、歯が欠損した状態を放置するデメリットについて解説します。

〇噛み合っていた歯が伸びる

歯が欠損した状態を放置すると、失った歯と過去に噛み合っていた歯が伸びてくることがあります。

具体的には、噛み合う歯がない上の歯は下方向に、下の歯は上方向に伸びることが考えられます。

こちらは歯の挺出と呼ばれる現象であり、一度発症すると噛み合わせのバランスが悪化し、一部の歯にだけ大きな負担がかかります。

また、大きな負担がかかり続けた歯は、他の歯と比べて摩耗が激しくなったり、場合によっては割れたりしてしまうおそれがあります。

〇老け顔に見える

老け顔に見えることも、歯が欠損した状態を放置するデメリットの1つです。

たとえ1本であっても、歯が欠損すると全体の噛む力は低下します。

噛む力が弱くなると顔の筋力も低下し、シワやたるみが増え、老け顔に見えてしまうという仕組みです。

また、歯が欠損した状態でいると、当然噛み合わせは悪いままのため、無意識に噛むことを避けるようになります。

このような行動が、表情筋の衰えにつながることも考えられます。

〇その他のデメリットは?

歯が欠損した状態を放置するその他のデメリットとしては、消化器官の負担が大きくなることも挙げられます。

1本でも歯を失うと、これまでと同じようにものを噛むことは難しくなり、硬いものもしっかり砕くことができず、飲み込むケースが多くなります。

その結果、消化器官に負担がかかり、胃もたれなどの症状につながる可能性があります。

また、発音が悪くなることも、歯が欠損した状態を放置するデメリットです。

これまでと同じように発音しているつもりでも、歯がない部分から空気が漏れると、発音が不明瞭になり、会話が成立しにくくなるおそれがあります。

そして、会話がしにくいことにより、コミュニケーションを取るのが億劫になったり、精神的にふさぎ込んでしまったりすることも考えられます。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯が欠損した状態を放置すると、失った歯と過去に噛み合っていた歯が伸びることがある

・歯を失い、噛む力が弱くなるとシワやたるみが増え、老け顔に見える

・歯がない状態が続くと、胃などの消化器官に負担がかかりやすくなる

・歯が欠損した部分から空気が漏れると、発音が悪化する

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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歯の土台を作るタンパク質の働きや摂取のポイントについて

歯に良い栄養素と聞くと、真っ先にカルシウムをイメージする方も多いかと思います。

しかし、実際丈夫な歯を作るためには、他にも数々の栄養素を摂取する必要があり、そのうちの1つが今回解説する“タンパク質”です。

ここからは、歯の土台を作るタンパク質の働きや摂取のポイントについて解説します。

〇タンパク質とは?

タンパク質は、炭水化物、脂質とあわせて3大栄養素とされるものであり、筋肉や臓器、体内の調整に役立つホルモンの材料、エネルギー源になる栄養素です。

主にアミノ酸で構成されていて、アミノ酸もしくはアミノ酸がつながったペプチドに分解されて身体に摂り込まれた後、必要なタンパク質へと再形成されます。

また、タンパク質には動物性タンパク質と植物性タンパク質の2種類があり、前者は必須アミノ酸を豊富に含んでいて、吸収率が良いのに対し、後者は脂質が少なく、ダイエット効果があるという特徴を持っています。

ちなみに、動物性タンパク質は肉や魚、卵や牛乳、植物性タンパク質は大豆製品、穀類などに多く含まれています。

〇丈夫な歯を作るのにタンパク質は必要不可欠

子どもの頃から「丈夫な歯を作るために、カルシウムはたくさん摂りなさい」と言われ、牛乳や小魚などを多く摂取してきたも多いかと思います。

もちろん、こちらの考えは間違いではないのですが、カルシウムだけで強い歯を作ることはできません。

歯の土台であるタンパク質は筋状になっていて、こちらの筋の間にカルシウムが付着することによって、はじめて丈夫な歯が作られます。

イメージとしては、鉄骨やコンクリートだけではもろい建物に、鉄筋を入れて補強するようなものです。

〇タンパク質を摂取する際のポイントについて

歯の土台を作るタンパク質は、毎日3食しっかり食べることで、適切な量を摂取できる可能性が高いです。

また、摂取の際には、バランスを意識することも大切です。

具体的には、動物性と植物性の食品をバランス良く摂り入れ、吸収率の高さ、ダイエット効果という双方のメリットを得ることができるようにしましょう。

その他、体内では作られない9種類の必須アミノ酸がバランス良く含まれる、良質なタンパク質を摂取することも重要です。

こちらは、ほとんど肉や魚の他、納豆や乳製品などに多く含まれます。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・タンパク質は筋肉や臓器、体内の調整に役立つホルモンの材料、エネルギー源になる栄養素

・筋状のタンパク質にカルシウムが付着することで丈夫な歯は作られる

・歯の土台を作るタンパク質は、しっかり3食食べることで適切な量を摂取できる

・動物性、植物性タンパク質のバランスを意識したり、良質なタンパク質を摂取したりするのが大事

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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子どもの口呼吸における危険性と対処法について解説します

常に口が開いていたり、口が乾燥しやすかったりする子どもは、うまく鼻呼吸ができておらず、口呼吸に頼っている可能性があります。

また、口呼吸ばかりしていると、さまざまな弊害が出てくるため、親御さんは注意しなければいけません。

ここからは、口呼吸の危険性と対処法について解説します。

〇子どもの口呼吸における弊害について

子どもが口呼吸に頼りっきりになると、まず虫歯や歯周病のリスクは上昇します。

まだ出来たばかりの虫歯であれば、口内で作られる唾液によってある程度修復されますが、口呼吸になると唾液の分泌量が少なくなり、虫歯が進行してしまいます。

また、唾液が少ないことによって、口内の殺菌も十分に行われなくなり、歯茎の腫れや歯周病につながることも考えられます。

その他、子どもの口呼吸が増えることの弊害としては、口臭や出っ歯、風邪やアレルギーといったものも挙げられます。

口内の細菌が唾液で洗浄されないと、どうしても口臭は出やすくなってしまいますし、口呼吸の気道を確保するため、舌を上アゴから離した状態にすると、上顎を広げることができず、前に出やすくなるため、出っ歯になる可能性も高くなります。

ちなみに、子どもは口呼吸をすることで、空気と一緒に細菌、ウイルスが喉や気管までダイレクトに届きやすくなるため、風邪やアレルギーを引き起こす危険性もあります。

〇子どもの口呼吸における対処法について

子どもの口呼吸における対処法は、どのような理由で口呼吸が増えているのかによって変わってきます。

子どもの口が閉じにくく、常に開きっぱなしになっていることが理由の場合は、口の体操などで口周辺の筋肉を鍛え、閉じる力を身に付けさせなければいけません。

噛み合わせが悪いことで口が閉じにくいときには、歯列矯正が効果的な場合もあります。

また、慢性的な鼻づまりによって口呼吸が増えている場合は、まず鼻づまりの原因を突き止め、解決する必要があります。

一口に鼻づまりといっても、アレルギー性鼻炎や花粉症、蓄膿症など、その理由はさまざまです。

その他、口内や鼻には異常がないものの、単純に口を開ける癖がついてしまっている場合は、ドラッグストアなどで販売されている口呼吸防止テープなどを用い、癖を改善させることも検討してください。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・子どもの口呼吸が増えると、虫歯や歯周病、口臭が発生する危険性は高くなる

・子どもの口呼吸には出っ歯や風邪、アレルギーなどの弊害もある

・噛み合わせが原因の口呼吸は歯列矯正、鼻づまりが原因の口呼吸は鼻の症状の改善で対処可能

・特に口内や鼻に問題がない場合は、口呼吸防止テープなどで癖を改善すべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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子どもの口臭の原因や対処法~親御さんが知るべきコト~

口臭は、大人にだけ存在するものと思われがちですが、実際そのようなことはありません。

子どもの口内からも、不快なニオイが発せられることはあります。

今回は、子どもの口臭における主な原因や対処法、その他親御さんが知っておくべきことなどについて解説したいと思います。

〇子どもの口臭が発生する主な原因

子どもの口臭におけるもっとも代表的な原因は、やはり歯のブラッシング不足です。

子どもは歯磨きが面倒でさぼってしまったり、技術が足りず隅々まで磨けていなかったりするケースが大人よりも多く、こちらが虫歯や歯周病につながり、口臭を発生させることもよくあります。

また、その他の原因には、口呼吸が多いこと、咀嚼回数が少ないことなども挙げられます。

子どもの中には、無意識に口が開きっぱなしになっていたり、ものをしっかり噛まずに飲み込んでしまったりする子も多く、これらは口内の乾燥、唾液量の減少といった口臭が出やすい環境を作り出してしまいます。

ちなみに、子どもは風邪などの症状で免疫力が低下したときにも、口臭を発生させやすい傾向にあります。

〇子どもの口臭における対処法

子どもの口臭における対処法には、ダラダラ食事を摂るのをやめさせることや、ブラッシングの方法、口呼吸の改善などが挙げられます。

また、毎日水をたっぷり飲ませることで、ある程度口内の乾燥を防ぎ、唾液の分泌を促すこともできます。

ただし、ある日突然口臭が強くなり、その状態が長期間続いているというのであれば、親御さんも一緒に歯科クリニックを訪れることをおすすめします。

〇子どもの口臭に関して親御さんが注意すべきこと

親御さんは子どもの口臭が気になる場合であっても、あまり口うるさく指摘しすぎてはいけません。

子どもの心はとても繊細であり、何度も口臭がするということを伝えてしまうと、耐えがたいストレスを与えてしまったり、トラウマを植え付けてしまったりすることにつながります。

とはいえ、口臭がするという事実を隠し続け、一切伝えないというのも良くありません。

子どものほとんどは、自身の口からニオイが出ていることに気付いておらず、友達などと至近距離で会話したとき、指摘されて初めて気付きます。

また、子どもは思ったことをそのままに口にしてしまうため、早急に歯科クリニックに連れていかなければ、友達に「臭い」と言われて傷つくことも考えられます。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・子どもの口臭はブラッシング不足や口呼吸、咀嚼回数の少なさなどが原因で発生する

・ブラッシング方法や食べ方、口呼吸を改善させることで、子どもの口臭は減少する

・長期間口臭が続いている場合は親子で歯科クリニックを訪れるべき

・口臭が出ていることを伝える際、親子さんには慎重さが求められる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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食事のときにものをよく噛むことのメリットとは?

子どもの頃、「ご飯はしっかり噛んでから食べなさい」と親御さんから言われていたという方は少なくないと思います。

では、食事のときにものをよく噛むことには、一体どのようなメリットがあるのでしょうか?

ここからは、さまざまな角度からメリットについて解説したいと思います。

〇痩身効果が期待できる

食事のときにものをよく噛むことのメリットとしては、まず痩身効果が挙げられます。

例えば、うどんやそばなどの麺類は、ズルズルとすすりながら食べるため、噛む回数が少なくなることが多く、ついたくさんの量を食べてしまいがちです。

このとき、意識して噛む回数を増やすことで、脳の満腹中枢が刺激されるため、以前より少ない量でも満腹感を得ることができます。

もちろん、こちらは麺類以外のものを食べるときにも当てはまるため、以前より太ってしまったことが気になる方は、多めに噛むことをおすすめします。

〇虫歯のリスクが下がる

食事のときにものをよく噛むことのメリットには、虫歯のリスクが下がることも挙げられます。

ものを噛んでいるときは、普段より多めに唾液が作られます。

なぜなら、唾液に食べ物を消化する消化酵素が含まれていることから、消化をサポートするために多く分泌されるからです。

また、唾液の分泌量が増えると、口内のプラークや細菌が洗い流されるため、必然的に虫歯のリスクは下がります。

逆に、噛む回数や唾液の分泌量が少なくなると、食片が口内にとどまり、やがてプラークや歯石、虫歯へと変わってしまいます。

〇その他のメリットは?

胃の負担が軽減されることも、食事のときよく噛むことのメリットの1つです。

こちらは、食べ物をしっかり噛むことで、細かく刻まれた状態となって胃に運ばれるのが理由です。

また、胃に運ばれた食べ物は、その後腸によって吸収されますが、しっかり細かくされている食べ物は、こちらの吸収における効率もアップします。

その他、噛む回数を増やすことは、うつ病にも効果があると言われています。

うつ病の方は、セロトニンという神経伝達物質が十分に分泌されていないことが多いですが、しっかりと噛むのを意識することで、こちらの分泌量は増加します。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・噛む回数を増やすと脳の満腹中枢が刺激されるため、痩身効果につながる

・噛む回数を増やし、唾液の分泌量が多くなると、虫歯のリスクは低下する

・胃の負担が軽減されることも、食事のときものをよく噛むことのメリット

・噛む回数が多いとセロトニンの分泌量が増え、うつ病が改善されることもある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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子どもの歯の生え変わりにおけるトラブルと解決方法

子どもの歯の生え変わりは、身体が大人に変わっていくための大事な過程です。

しかし、中にはスムーズに乳歯から永久歯へと生え変わらず、トラブルが起こってしまう事例もあります。

ここからは、具体的にどのようなトラブルがあるのか、トラブルを解決するにはどうすれば良いのかについて解説します。

〇乳歯が抜けない

子どもの歯の生え変わりでは、新しく生えてきた永久歯に押し出されるような形で乳歯が抜け落ちます。

しかし、すでに乳歯の裏側から永久歯が生えてきているにもかかわらず、なかなか乳歯が抜け落ちないというケースが度々見られます。

また、このような状態をそのままにしていると、乳歯が抜け落ちたときに、永久歯の歯並びが悪くなってしまうことがあります。

そのため、乳歯が抜けない場合は早急に歯科クリニックを訪れ、治療を受けることをおすすめします。

具体的には、マウスピースやワイヤーなどの器具により、乳歯が抜けた後の歯並びが悪くならないように矯正します。

〇永久歯が生えてこない

子どもの歯の生え変わりにおけるトラブルには、永久歯が生えてこないということも挙げられます。

通常、乳歯は6歳頃から抜け始め、その代わりに永久歯が生え始めますが、7歳になっても8歳になっても生えてこないことがあります。

こちらの理由としては、歯茎が分厚すぎることや、乳歯が早く抜けてしまい、永久歯の上に骨が乗っていることなどが挙げられます。

また、余分な歯(過剰歯)が永久歯の成長を阻んでいたり、永久歯が骨の中に埋もれてしまっていたりすることも考えられます。

このように、原因はさまざまであるため、まずは歯科クリニックを訪れ、どのような解決方法があるのかについて相談してください。

〇歯と歯の間が大きく開いている

子どもの歯の生え変わりが終わった後、永久歯と永久歯の間が大きく開いていることがあります。

こちらは、特に前歯の永久歯において起こりやすいですが、少しの隙間であれば問題ありません。

しかし、前から見たとき、肉眼で完全に隙間が見えるくらい、ハッキリ前歯と前歯が離れている場合は、歯科クリニックに相談することをおすすめします。

このようなケースでは、骨の中に埋まった過剰歯が影響していることも考えられます。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・乳歯が抜け落ちない場合、永久歯の歯並びが悪化しないよう、早めに矯正を行うべき

・子どもの歯の生え変わりでは、さまざまな原因により永久歯が生えてこない場合がある

・隣り合う永久歯に大きな隙間がある場合、骨の中に埋まった過剰歯が影響している可能性がある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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何度直しても虫歯が再発してしまう方の特徴とは?

一度発症した虫歯は、基本的に自然治癒することがありません。

複数回歯科クリニックに通い、しっかりと治療を受けて治す必要があります。

また、中には何度治しても虫歯を再発させてしまい、大変な思いをする方もいます。

今回は、このような状況になってしまう方の特徴を見ていきたいと思います。

〇噛み合わせが悪い

何度治しても虫歯が再発してしまう方は、噛み合わせが悪いケースが多いです。

噛み合わせが悪いと、どうしても歯ブラシが届かない部分が出てきてしまいます。

また、そのような箇所は歯垢が溜まりやすくなり、次第に歯ブラシでは取り除くのが困難な歯石へと変わっていきます。

歯垢や歯石が増えることは、当然虫歯のリスクを高めることとなるため、噛み合わせが悪い方は歯磨きをしっかり行うというよりも、歯科矯正によって汚れを落としやすい歯に整えるべきだと言えます。

〇口の中が乾きがち

口の中が乾きがちな方は、何度治しても虫歯が再発してしまう傾向にあります。

口内で作り出される唾液には、自浄作用や酸の中和作用があり、唾液に含まれるカルシウムやリンなどの成分は、溶けた歯を修復してくれる効果も持っています。

こちらを言い換えると、常に口の中が乾いている方は、口内を唾液で洗い流せず、なおかつ酸の中和や歯の修復もできないため、虫歯を再発させやすいということになります。

また、口内が乾きがちな方は、以下に当てはまっている場合が多いです。

・あまり鼻呼吸をしない方
・歯が前に出ている方
・咀嚼回数が少ない方 など

〇年齢が高い

年齢が高い方は、若い方と比べ、一度治した虫歯が再発しやすくなる傾向にあります。

こちらの原因としては、まず正しい歯磨きをするのが難しくなることが挙げられます。

高齢の方は、筋力が落ちているため、しっかり力を入れてブラッシングするのが難しい上に、フロスなどを使用するのが苦手なケースも多いです。

また、年齢が高くなると、若いときよりも食事量が減り、それに伴って唾液の分泌量も減ってしまいます。

そのため、高齢の方ほど定期的に歯科クリニックに通い、虫歯が再発していないか検査を受けるべきだと言えます。

その他、アゴの運動などを行い、唾液の分泌を促すこともおすすめです。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・何度治療しても、虫歯が再発してしまうという方は存在する

・歯並びが悪い方は歯垢や歯石が十分に除去できず、虫歯を再発させやすい

・口の中が乾きがちな方は唾液が機能しないため、虫歯のリスクが上昇する

・年齢が高い方は歯磨きの技術が落ち、唾液量も減ることで虫歯になりやすい

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺や「新潟大学前駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、新潟西歯科クリニックへお問い合わせ下さい!

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