新潟市西区の歯医者、新潟西歯科クリニック|ブログ

虫歯が痛む理由や対処法についてシーン別に解説します

虫歯が少しでも痛む場合は、なるべく早めに歯科クリニックに通うべきです。

しかし、すでに診療時間が終了していたり、仕事が忙しかったりする場合は、どうしても来院するのが難しくなります。

今回は、虫歯が痛む理由や通院するまでの対処法について、シーン別に解説したいと思います。

〇虫歯の治療中に歯が痛む理由と対処法

まずは、虫歯を治療している最中に歯が痛む理由について解説します。

虫歯は一度の通院ではなく、何度か歯科クリニックに通うことで完治しますが、次の治療が行われるまでの間に、痛みが生じることはよくあります。

特に、歯の根っこ部分を治療する場合、膿が溜まったり、歯根膜が刺激されたりすることで、強い痛みを覚えることも考えられます。

上記のような虫歯治療中の強い痛みは、歯科クリニックで対処してもらわなければ根本的には解決しないため、なかなか通えない場合に備えて、事前に抗生物質や痛み止めをもらっておきましょう。

〇虫歯の治療が完了した後に歯が痛む理由と対処法

何度か歯科クリニックに通い、虫歯の治療が完了した後でも、歯が痛むことはあります。

こちらの理由としては、歯を削ったり乾燥させたりを繰り返すことで、神経が過敏になっていることが挙げられます。

冷たい(熱い)飲み物や食べ物を口にしたとき、硬いものを噛んだときなどに痛みが出る場合は、こちらに当てはまる可能性が高いです。

ちなみに、虫歯治療が終わった後の痛みは、1~2週間程度経過すれば治まることがほとんどです。

そのため、なるべく常温のものや柔らかいものを選んで食べることをおすすめします。

〇虫歯の詰め物の部分が痛む理由と対処法

虫歯治療のために装着した詰め物の部分が痛む理由には、まず素材が金属である場合に、熱伝導率が高くなることが挙げられます。

また、詰め物をしてしばらく経ってから痛むようになったという場合は、接着しているセメントが劣化し、その隙間から食べカスなどが入り込むことで、虫歯を発症している可能性があります。

よって、痛みが発生してから2週間程度は、なるべく熱いものや冷たいもの、硬いものを控えて様子を見るようにし、それでも痛みが治まらない場合は、歯科クリニックを訪れましょう。

〇まとめ

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯の根っこの治療中は、膿が溜まったり、歯根膜が刺激されたりすることで、痛みが出ることがある

・虫歯治療後に痛みが出る主な理由は、神経が過敏になっていること

・詰め物が金属製の場合、熱伝導率が高くなり、痛みが生じやすくなる場合がある

・詰め物が劣化すると、虫歯を発症する可能性がある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺や「新潟大学前駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、新潟西歯科クリニックへお問い合わせ下さい!

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

親知らずを除去をした方が良い場合としなくても良い場合

親知らずと聞くと、必ず除去しなければいけないというイメージがあるかと思いますが、決してそのようなことはありません。

どのような状態なのかによって、取り除くべきかそうでないかは変わってきます。

ここからは、親知らずを除去をした方が良い場合と、今すぐに抜かなくても良い場合について解説します。

〇親知らずを除去した方が良い場合

口内のもっとも奥にある歯を親知らずといい、こちらは正確には智歯(ちし)と呼ばれるものです。

親知らず自体が異常な歯だというわけではありませんが、以下に当てはまる場合は、今後口内のトラブルにつながりやすいため、歯科クリニックで除去することをおすすめします。

・真っ直ぐ生えていない
・噛み合わせが悪い原因になっている
・虫歯を引き起こしている
・歯肉が腫れている
・顎関節症を引き起こしている
・頬の内側を傷つけている など

横向きに倒れたり、斜めになっていて隣り合う歯に引っ掛かったりしている場合、キレイに磨くのが難しく、親知らず付近の虫歯や歯周病リスクは高まってしまうため、除去すべきです。

また、すでに親知らずのせいで噛み合わせが悪かったり、虫歯や歯肉の炎症、顎関節症を引き起こしていたりする場合も、ひどくなる前に除去しましょう。

〇親知らずを除去しなくても良い場合

一方で、特に親知らず付近に問題がなく、かつ真上に真っ直ぐに生えている場合、急いで除去する必要はありません。

非常に稀なケースですが、親知らずの生え方が真っ直ぐであり、他の歯と同じように機能している方も存在します。

また、親知らず自体が肉眼で確認できず、骨の中に完全に埋まっているという方も、大きな口内トラブルにはつながりにくいため、無理やり引っ張り出して除去することは考えなくても良いです。

ただし、顎の骨に埋まっている状態であっても、レントゲンを撮影したとき、その周りに嚢胞が確認できる場合は、早めに歯科クリニックで除去してもらうことをおすすめします。

嚢胞は、身体の中に生じた病的な袋状のものであり、顎骨に発生するものは歯根嚢胞や含歯性嚢胞などと呼ばれるものです。

そのまま放置していると痛みが出る場合があるため、発見次第できる限り早めに取り除かなければいけません。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・”親知らず=必ず除去しなければいけない“というわけではない

・親知らずの向きが傾いていたり、噛み合わせの悪さや別の症状につながっていたりする場合は、除去した方が良い

・親知らずの生え方が真っ直ぐの場合は急いで除去しなくても良い

・顎の骨に埋まった親知らず周辺に嚢胞がある場合は早めに除去すべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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子どもの歯並びが悪化してしまう主な原因について

子どもの口内は、あるタイミングを境として劇的に変わっていきます。

生後6ヶ月頃に乳歯が生え始め、2歳6ヶ月頃にはすべての乳歯が生え揃います。

しかし、口内に問題があったり、普段良くない行動をしていたりすると、歯が真っ直ぐ生えないことがあります。

今回は、子どもの歯並びが悪くなる原因について解説します。

〇指をくわえる

子どもは眠い時や不安を感じているときに、指をくわえて安心感を得ようとすることがあります。

こちらは、お母さんのお乳を吸うのと同じような行為で、指をくわえることで、眠気や寂しさを紛らわそうとするものです。

しかし、指をくわえるという行為は、前歯に強い圧力をかけてしまいます。

そのため、子どもが癖のように毎日行っていると、前歯が前方へと押し出され、歯並びが悪化してしまうおそれがあります。

また、舌を前に突き出す癖も、同じように前歯を前方に押し出すことにつながるため、親御さんはできる限り注意してあげるようにしましょう。

〇口が開いている

子どもの歯並びが悪くなる原因には、口が開いていることも挙げられます。

こちらは開口と呼ばれるもので、普段から無意識に少しだけ口が開いている状態を指しています。

本来、前歯は口が閉じていることにより、外側から唇の圧力がかかり、真っ直ぐ生えるようになっています。

しかし、口が常に開いていると、その圧力が弱まり、前歯が前方に傾いて生えやすくなってしまいます。

よって、何もしていないときに口が開いているのを見つけた場合は、なるべく閉じるように意識させることが大切です。

〇虫歯

虫歯があることによっても、子どもの歯並びは悪くな可能性があります。

特に、乳歯の虫歯は、今後の歯並びに多大な影響をおよぼすため、すぐに治療しなければいけません。

ある時期になると、子どもの乳歯はすべて抜け落ち、代わりに永久歯が生えてきます。

しかし、乳歯の虫歯が残ったままだと、骨の中に埋まっている永久歯まで感染し、生えてきたころにはすでに歯質が悪化しているということも起こり得ます。

もちろん、そうなると永久歯は正常に発育せず、結果的に歯の本数が少なくなり、歯並びは悪くなります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・子どもが日常的に指をくわえていると、前歯に圧力がかかり、歯並びが悪くなりやすい

・舌を前に突き出す癖も、前歯を前方に押し出してしまう可能性がある

・普段から口が開いていると、唇による外側からの圧力がなくなり、前歯が前に傾きやすい

・乳歯の虫歯は永久歯の歯質や歯並びの悪化につながるおそれがある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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歯がエナメル質を失うのはなぜ?失うとどうなる?

エナメル質は、歯の一番外側を覆っている硬い層のことをいいます。

また、こちらは人間の身体の中でもっとも硬い組織とされていますが、何らかの原因によって失われてしまうことがあります。

ここからは、歯がエナメル質を失うことの原因とその悪影響について解説したいと思います。

〇歯がエナメル質を失うのはなぜなのか?

歯がエナメル質を失う代表的な原因には、虫歯や酸蝕歯が挙げられます。

口内に虫歯菌が増えると、酸が多く生成され、歯の表面にあるエナメル質を溶かしてしまいます。

仮に虫歯を発症していなかったとしても、酸の強い柑橘類などをたくさん食べたり、口内ケアを十分に行わなかったりした場合、酸によってエナメル質が失われることは十分にあります。

また、日常生活における行動が原因で、歯のエナメル質を失うことも考えられます。

例えば、起きているとき、寝ているときに関わらず、慢性的に歯ぎしりや食いしばりをしている方、歯磨きの際に力を入れすぎている方などは、歯の表面が削られ、必然的にエナメル質を減らしてしまうため、注意しなければいけません。

〇歯がエナメル質を失うとどうなるのか?

歯がエナメル質を失うと、虫歯を発症するリスクが極端に高くなります。

一般的に、虫歯は歯の表面から進行するものですが、十分にエナメル質が残っている状態であれば、簡単には内部まで虫歯菌が入り込みません。

よって、丁寧なブラッシングなどでケアをしていれば、初期段階で虫歯菌を退けることが可能です。

しかし、すでに多くのエナメル質を失っている場合、短期間で歯の内部まで虫歯菌が侵入するため、虫歯のリスクは確実に上昇します。

また、歯がエナメル質を失うことの悪影響には、知覚過敏の発症も挙げられます。

こちらは、エナメル質が薄くなることにより、歯の内部にある象牙質に刺激が伝わりやすくなることが理由です。

その他、見た目が悪くなってしまうことも、歯がエナメル質を失うことによる悪影響の1つです。

エナメル質は透明もしくは白色ですが、象牙質は黄色っぽいくすんだ色をしています。

つまり、エナメル質の量が少なければ少ないほど、くすんだ象牙質の色が透けて、歯が黄色く見えてしまうということです。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・エナメル質は歯の一番外側を覆っている硬い層

・歯がエナメル質を失う代表的な原因は虫歯、酸蝕歯

・慢性的な歯ぎしり、食いしばりによっても、エナメル質は減少する

・歯がエナメル質を失うと、虫歯や知覚過敏を発症しやすくなる

・エナメル質が少ない場合、歯の内部が透けて黄色っぽくなってしまう

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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就寝時にマウスピースを装着するメリット・デメリット

マウスピースは、主にプラスチックでつくられた口内用の装着物であり、就寝時に装着するものは“ナイトガード”とも呼ばれます。

では、就寝時にマウスピースを装着するメリット・デメリットには、果たしてどのようなことが挙げられるのでしょうか?

興味がある方はぜひご覧ください。

〇就寝時にマウスピースを装着するメリット

就寝時、マウスピースを装着するメリットは数多くありますが、もっとも代表的なメリットとしては、やはり歯ぎしり、食いしばりによる歯の擦り減りを防ぐことが挙げられます。

寝ている間、無意識に行われるのが歯ぎしりや食いしばりであり、こちらは自身の体重の数倍もの負荷がかかると言われています。

そのため、何も対策をせずに放置していると、少しずつ歯が擦り減ったり欠けたりすることにつながりますが、マウスピースを付けていればその心配はありません。

また、就寝時にマウスピースを装着するメリットとしては、噛み合わせを調整できることも挙げられます。

噛み合わせが良くなれば、食事がしやすくなるだけでなく、頭痛や肩凝りといった弊害も改善できる可能性があります。

ちなみに、金属アレルギーでなかなか矯正治療に踏み出せなかったという方も、マウスピースであれば安全に使用できるため、おすすめです。

〇就寝時にマウスピースを装着するデメリット

マウスピースは、無意識の歯ぎしりや食いしばりから歯を守ってくれたり、嚙み合わせを良くしてくれたりする優れものですが、いくつかデメリットもあります。

まず、これまで何も付けずに眠っていた方にとっては、マウスピースの装着が大きな違和感になることが考えられます。

よって、装着している状態に慣れるまでは、少し寝づらい日々が続くかもしれません。

また、就寝中の歯ぎしりや食いしばりがひどい方は、マウスピースにより、いつもとは違う位置で歯が固定されるため、朝起きたときに顎の痛み、だるさを感じることがあります。

ちなみに、市販のマウスピースであれば、高くても数千円程度で購入できますが、オーダーメイドの矯正治療用マウスピースは、つくるのに数十万円かかるケースもあります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・就寝時にマウスピースを装着するメリットは、歯ぎしりや食いしばりによる歯の擦り減り防止

・マウスピースをつけることで就寝中に噛み合わせも調整できる

・就寝時のマウスピース装着に伴う違和感は、慣れるまで少し時間がかかる

・矯正治療用のマウスピースは数十万円するケースもある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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歯磨きに関する疑問にお答えします~ウソ?ホント?~

歯磨きをするにあたって、正しい知識を持つことはとても大切です。

磨き方や歯磨き実施のタイミング、デンタルケア製品の使い方などが間違っていると、正しい虫歯・歯周病予防ができなくなるからです。

今回は、歯磨きに関する疑問にお答えしますので、気になる方はぜひご覧ください。

〇歯磨きは必ず1日3回しなければいけないのか?

幼い頃、「歯磨きは必ず1日3回しなさい」と教えられた方は少なくないと思います。

しかし、実はこちらは正しい認識ではありません。

虫歯や歯周病を防ぐための歯磨きにおいて肝心なのは回数ではなく、歯と歯間や歯と歯茎の境目にあるプラークを丁寧に落とし、口内をリセットすることです。

つまり、しっかり汚れさえ落とせていれば、歯磨きは1日1回だけでも構わないということです。

逆に、1日に数回歯を磨いていたとしても、1回1回が丁寧でなかったり、磨く頻度以上に食べる回数が多かったりすると、虫歯や歯周病のリスクは高くなります。

〇柔らかい歯ブラシは汚れを落としにくい?

歯磨きに欠かせないグッズである歯ブラシには、毛先が硬いものと柔らかいものがありますが、実際選ぶ際には「柔らかい歯ブラシは汚れを落としにくいのでは?」という疑問を抱く方もいるかと思います。

しかし、こちらも認識としては間違っています。

毛先が硬い歯ブラシであっても、柔らかい歯ブラシであっても、口内の汚れを落とす効果に変わりはありません。

なぜなら、歯ブラシで落とすのはあくまでプラークという柔らかい汚れだからです。

そもそも、歯石など口内で硬化してしまったものは、どれだけ毛先が硬い歯ブラシでも落とすことはできません。

〇デンタルフロスだけで歯周病予防はできる?

歯周病を予防するために、デンタルフロスで歯間を清掃している方は多いかと思います。

また、「汚れが取れていれば、デンタルフロスによる歯磨きだけで歯周病が予防できるのか?」という疑問を抱く方もいるかもしれませんが、こちらも正しい認識ではありません。

歯周病を予防するには、歯と歯茎の間にある汚れを取り除く必要がありますが、デンタルフロスだけでは歯と歯の間だけしか汚れを落とせません。

つまり、もっとも取り除きたい部分の汚れは十分に落とせないということです。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯磨きの疑問はなるべく早く解決しておくべき

・丁寧な歯磨きであれば、1日1回でも十分効果を得ることができる

・1日数回歯を磨いても、食事の回数が多ければ虫歯のリスクは高まる

・硬い歯ブラシでも柔らかい歯ブラシでも、プラークを落とす効果に変わりはない

・デンタルフロスだけで歯周病を予防することはできない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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女性ならではの口臭が発生するタイミングと原因について

口臭は性別に関係なく見られる症状ですが、女性は男性と比べて、発生のリスクが特に高いとされています。

なぜなら、女性ホルモンの変動が口臭につながるケースがあるからです。

ここからは、女性ならではの口臭が発生する主なタイミングと、その原因について解説したいと思います。

〇生理前、生理中

代表的な女性ホルモンの1つに、エストロゲンというものがあります。

こちらは、女性らしさをつくるホルモンであり、成長とともに分泌量が増え、女性らしい丸みのある体形をつくったり、肌を美しくしたりしてくれる作用があります。

しかし、女性特有の現象である生理前や生理中には、エストロゲンの分泌量が極端に少なくなり、それに伴って唾液の量も減少します。

また、生理前や生理中はストレスや不安感も募りやすく、口内が乾くため、女性はこちらのタイミングで口臭を発生させやすくなります。

〇妊娠中

妊娠中の女性も、生理前もしくは整理中のときと同じように、ホルモンバランスの変化によって口臭が強くなりやすいです。

具体的には、ホルモンバランスの変化によって唾液の分泌量が減少し、細菌の繁殖を抑えられなくなったり、食べカスを洗い流せなくなったりすることで、口臭につながります。

また、妊娠中は食事の回数が多くなったり、甘いものを多く食べるようになったりすることで、口内が汚れ、口臭が発生することも考えられます。

ちなみに、中には悪阻(つわり)がひどく、歯を磨くことができないという理由で、十分に口内の食べカスを取り除けないという方もいます。

〇閉経前後

閉経前後、いわゆる更年期に差し掛かった女性は、特に女性ホルモンのバランスが崩れやすくなります。

このとき、自律神経のバランスが大きく乱れることで、唾液の分泌量は減少し、口臭につながってしまいます。

また、単純に年齢を重ねることでも、唾液の分泌機能は低下するため、これくらいの時期になって急に口臭が発生することも少なくありません。

ちなみに、閉経前後における唾液量の減少は、食べ物が飲み込みづらくなることにもつながります。

つまり、喉の詰まりや誤嚥性肺炎のリスクも高まるということです。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・生理前や生理中はエストロゲン、唾液の減少により、口臭が発生しやすくなる

・妊娠中の女性も、ホルモンバランスの変化によって口臭が強くなりやすい

・妊娠中は食事の回数が増えるなどの理由でも、口内の汚れや口臭が発生しやすくなる

・閉経前後の女性は自律神経のバランスが乱れやすく、口臭が発生しやすい

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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幼い子どもが歯磨きを嫌がる場合の対処法について

幼い子どもの中には、親御さんが歯磨きをしようとしたとき、嫌がって泣き出したり、暴れたりする子もいます。

また、毎回このような状況だと、親御さんの負担は非常に大きくなってしまいます。

ここからは、幼い子どもが歯磨きを嫌がる場合に、ぜひ実践していただきたい対処法をいくつか紹介したいと思います。

〇口内をゆすぐだけにする

幼い子どもが歯磨きを嫌がって泣いたり、暴れたりする場合は、強引に磨こうとしたり、大きな声で怒ったりしてはいけません。

このような行動を取ると、子どもはますます歯磨きが嫌いになってしまうからです。

よって、どうしても磨くことができないという場合、その日は諦めて口内をゆすぐだけにとどめておきましょう。

具体的には、子どもに白湯を飲ませ、うがいによって口内の汚れを洗い流す程度にしておきます。

もちろん、本当は毎日歯を磨くのが一番ですが、今後のことを考えるのであれば、特に嫌がるときには引くことも肝心です。

〇体勢を変える

幼い子どもが歯磨きを嫌がる場合、親御さんは体勢を変えることも考えましょう。

親御さんが子どもの歯を磨く際、子どもを寝かせた状態で、上から磨くというケースも多いかと思います。

しかし、こちらの体勢だと、上からのぞき込む親御さんの顔が怖く映り、嫌がったり泣いたりしてしまう可能性が高くなります。

そのため、子どもがなかなか歯磨きをさせてくれない場合には、膝などに座らせて対面する形で磨いたり、鏡を見ながら子どもの後ろ側から磨く形を取ったりすることをおすすめします。

〇ぬいぐるみや人形を利用する

幼い子どもが歯磨きを嫌がる場合には、子どもが好きなぬいぐるみや人形を利用するのも1つの手です。

こちらは、「〇〇ちゃんの代わりに僕が歯を磨いちゃおう」といったように、親御さんではなく、あくまでぬいぐるみや人形がしゃべっているかのようにして、楽しく歯を磨いてもらうという工夫です。

1~2歳くらいの子どもであれば、このような工夫ですぐに機嫌が良くなることもありますし、今後の歯磨きが楽しみだと思ってもらえる可能性もあります。

子どもがお気に入りのぬいぐるみや人形を持っているという場合には、ぜひトライしてみてください。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・幼い子どもが歯磨きを嫌がっても、強引に磨いたり、大きな声で怒ったりするのはNG

・どうしても歯磨きを嫌がる場合、その日は口内をゆすぐ程度にとどめておくべき

・歯磨きの体勢を変えることで、子どもはおとなしくなる可能性がある

・お気に入りのぬいぐるみや人形で機嫌を良くするのも効果的

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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歯磨き粉の効果をアップさせるにはどうすれば良い?

虫歯予防を行うにあたって、歯磨き粉は歯ブラシと同じくらい重要なデンタルケアグッズです。

しかし、中には間違った使い方をすることで、こちらの効果を半減させてしまっている方も少なくありません。

今回は、歯磨き粉の効果を高めるためにはどうすれば良いのかについて解説します。

〇歯磨き粉は乾燥した状態の歯ブラシにつけるべき

歯ブラシに歯磨き粉をつける際、毛先部分を水で濡らしてからつけるという方も多いかと思います。

しかし、歯磨き粉の効果をアップさせるには、乾燥した状態でつけなければいけません。

濡れた歯ブラシに歯磨き粉をつけることで、確かに磨いたときの泡立ちは良くなります。

ただし、“泡立ちが良い=しっかり磨けている”ということではありません。

むしろ、泡立ちが良いとそれだけで満足感を得てしまい、磨き残しがあるにも関わらず、完璧に磨けた気になってしまうため、注意しましょう。

〇適切な量を使用するのがポイント

歯磨きの際、可能な限り多く歯磨き粉を使用することで、取ることができる汚れの量が増えたり、虫歯や歯周病の予防効果がアップしたりすると考える方もいるかと思います。

しかし、残念ながらこちらの考えは正しくありません。

歯磨き粉には、適切な量というものがあります。

具体的には、年齢によって以下のような目安が設けられています。

・6ヶ月~2歳:約3mm
・3~5歳:約5mm
・6歳以上:約1cm

上記の目安以上歯磨き粉を使用しても、効率良く1回の歯磨きで使いきれない上に、口の中が泡だらけになってしまい、かえって歯磨きの効果を弱めるおそれがあります。

〇歯磨き後のうがいはサッとゆすぐ程度で

歯磨き粉を使ってブラッシングした後には、何度もコップに水を注ぎ、口内が完全にスッキリするまでうがいをしている方がほとんどだと思いますが、実はこちらの行動も間違っています。

多くの水で何度もうがいをすると、歯磨き粉に含まれる薬用成分が完全に口外に出てしまい、効果が弱まってしまうおそれがあるからです。

よって、歯磨き後のうがいをする際は、15ml程度の水を口に含み、5秒程度1回だけゆすぐようにしましょう。

15mlは、ペットボトルのキャップ2個分くらいのかなり少ない量です。

このようにすることで、歯磨き粉を洗い流しつつ、なおかつ適度に薬用成分を口内に残すことができます。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯磨き粉の効果を最大限に活かすには、乾燥した状態の歯ブラシにつけて歯を磨くべき

・歯磨き粉は年齢によって異なる適切な量を使うのがポイント

・歯磨き粉をつけすぎると、かえって歯磨きの効果が弱まることがある

・薬用成分をある程度口内に残せるよう、ブラッシング後のうがいは軽く済ませるべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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タバコがインプラントに与えるマイナスな影響について

インプラントは、歯の失った箇所に人工の歯根を埋め込み、カバーする治療法です。

審美性が高く、なおかつ頑丈で長持ちするのが大きなメリットですが、タバコを吸っている方は、インプラント治療を受けるにあたって、良くない影響が出る可能性があります。

ここからは、こちら影響について詳しく解説したいと思います。

〇なかなか定着しない

インプラントは、人工歯根とその連結部分により、義歯をしっかりと固定することで、自身の歯と同じようにものを噛むことができます。

しかし、タバコを吸うことによって、人工歯根がうまく骨に定着せず、インプラントが失敗に終わってしまう可能性があるため、注意しましょう。

タバコの煙には、ニコチンという依存症の高い成分が含まれていますが、こちらは血管を収縮させたり、骨や組織に十分な酸素が行き渡らなくなったりする原因になるものです。

つまり、ニコチンによって骨が活動しにくくなることで、なかなかインプラントが定着しないということです。

〇感染リスクが高くなる

人間の体内には、免疫機能に大きな役割を果たす白血球というものが存在します。

しかし、タバコを吸うことによってニコチンが体内に入ると、白血球の働きは弱くなり、細菌感染のリスクが高まってしまいます。

インプラントは、歯の失った部分に人工歯根を埋め込む外科手術であるため、術後も傷口からの細菌感染には注意する必要があります。

よって、タバコが原因で白血球の働きが弱まり、免疫力も低下している方は、インプラント治療を受けるべきではありません。

〇歯肉の炎症が起こる

タバコを吸うことで血流が悪くなると、必然的に唾液量も減少します。

また、唾液には口内をキレイにしてくれる作用がありますが、タバコが原因で唾液量が減少すれば、当然こちらの作用も弱くなり、歯垢が溜まることによって、インプラント周辺における歯茎が炎症を起こしやすくなります。

また、このような炎症は、痛みにつながるだけでなく、悪化すると骨が痩せたり、インプラントが支えを失って脱落したりすることにもつながるため、注意しなければいけません。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・インプラントは歯の失った箇所に人工の歯根を埋め込み、カバーする治療法

・タバコからニコチンを摂取することにより、インプラントが定着しない場合がある

・ニコチンはインプラント治療後の細菌感染リスクを高める可能性がある

・タバコを吸うことで唾液が減ると、自浄作用が弱まり、インプラント周辺の歯茎が炎症を起こしやすくなる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺や「新潟大学前駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、新潟西歯科クリニックへお問い合わせ下さい!

スタッフ一同、心よりお待ちしております。