新潟市西区の歯医者、新潟西歯科クリニック|ブログ

口臭が気になる方におすすめしたい唾液腺マッサージについて

口臭を自覚していたり、家族や友人などに指摘されたりする方は、唾液の分泌量が減少している可能性があります。

唾液には自浄作用があるため、量が少なくなると必然的に口臭がきつくなるからです。

ここからは、口臭が気になる方が実施すべき“唾液腺マッサージ”について解説したいと思います。

〇唾液腺マッサージの概要

唾液腺は、口の周りに複数存在する唾液分泌のための組織です。

また、こちらを手で刺激し、唾液量を増やすことによって自浄作用を高め、口臭を防ぐのが今回解説する唾液腺マッサージです。

ちなみに、口臭を防ぐこと以外にも、唾液腺マッサージにはさまざまな効果があります。

まず、唾液によって口内が清潔に保たれることで、虫歯や歯周病の予防効果が期待できます。

その他、口周辺の筋肉がほぐれることで、咀嚼や会話がしやすくなったり、常に口が乾燥し、舌のひび割れや摂食障害などにつながるおそれもある“ドライマウス”を予防したりすることも可能です。

〇唾液腺マッサージの方法

口臭が気になる方におすすめの唾液腺マッサージでは、以下の3つの唾液腺を刺激します。

・耳下腺
・顎下腺
・舌下腺

耳下腺は、左右の耳の前方にある組織で、酸味のあるものをイメージしたときに、唾液が出てくる場所です。

こちらをマッサージする際は、耳たぶ前の上奥歯近くに人差し指から小指までの4本の指を当て、円を描くように前方に向かって揉み込みます。

5~10回が目安です。

また、下顎の下縁のほぼ中央内側にある顎下腺のマッサージは、顎骨の内側にある柔らかい部分に、人差し指から小指までの4本の指を当て、顎から耳の下まで軽く5~10回ほど押します。

最後に舌下腺のマッサージですが、こちらは両親指の腹を使って、舌の付け根を押し上げて行います。

舌を持ち上げるように、5~10回押すがポイントです。

〇唾液腺マッサージの注意点

口臭が気になる方におすすめの唾液腺マッサージですが、こちらには血圧低下の可能性があるため、不整脈がある方は実施しないようにしましょう。

また、少しでも早く口臭をなくしたいからといって、やりすぎると痛みの発生につながります。

そのため、多くても実施するのは1日2~3回程度にしておきましょう。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・唾液腺を刺激し、唾液量を増やすことで自浄作用を高め、口臭を防ぐのが唾液腺マッサージ

・唾液腺マッサージには虫歯や歯周病、ドライマウス予防などの効果もある

・唾液腺マッサージでは耳下腺、顎下腺、舌下腺の3つを刺激する

・やりすぎると痛みにつながるため、マッサージは多くても1日2~3回まで

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺や「新潟大学前駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、新潟西歯科クリニックへお問い合わせ下さい!

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

総入れ歯を検討する方に知っていただきたい注意点について

“総入れ歯”は、上下いずれかの歯が1本もない場合に装着するものです。

また、もちろん総入れ歯は、歯がない方の生活を少しでも快適にするためのものですが、使用にはいくつかの注意点があります。

ここからは、具体的にどのような注意点があるのかについて解説したいと思います。

〇咀嚼力が弱まる

総入れ歯を装着する場合の注意点としては、まず咀嚼力が弱まることが挙げられます。

上下いずれかの歯が1本もない場合と比較すれば、当然総入れ歯を装着している方がものは噛みやすくなります。

ただし、総入れ歯はそれほど機能性が高くないため、咀嚼するときの力は通常の2~3割程度しか発揮できません。

つまり、硬いものなどは食べるのが困難だということです。

ちなみに、すべての歯に均等に力を入れて咀嚼することを心掛ければ、総入れ歯でも咀嚼しやすくなりますが、慣れるまでには時間がかかります。

〇メンテナンスの手間がかかる

総入れ歯を使用する場合の注意点としては、メンテナンスの手間がかかることも挙げられます。

総入れ歯は、しっかりと歯茎との隙間なく装着しているつもりでも、ある程度はその隙間に食べカスが入ったり、汚れがついたりするものです。

こちらをそのままにしていると、入れ歯の変色やひどい口臭が発生するため、定期的に取り外し、洗浄しなければいけません。

また、総入れ歯を洗浄するには洗浄剤が必要ですし、装着するためには安定剤が必要です。

つまり、メンテナンスをするためには、ある程度のランニングコストが必要だということです。

〇機能的、審美的な問題が起こる可能性がある

総入れ歯は、しっかり歯科クリニックで型取りを行ってつくるものですが、場合によってはそれでも違和感を覚えることがあります。

例えば、装着時に痛みがあったり、すぐに外れてしまったりといった問題が生じします。

また、総入れ歯の形が合わない場合、やはり自身の本物の歯に比べて、外から見たときの審美的な違和感は大きくなります。

特に、サイズや噛み合わせが悪い場合は、見ただけですぐに総入れ歯だということがわかってしまい、ときに恥ずかしい思いをするかもしれません。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・総入れ歯になると、本物の歯の2~3割程度の力でしか噛めなくなる

・総入れ歯のメンテナンスを怠ると、入れ歯の変色や口臭の悪化につながる可能性がある

・メンテナンスをするにはある程度のランニングコストもかかる

・形が合わない場合、痛みが出たり、審美的な問題が生じたりするのも総入れ歯の注意点

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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研磨剤入りの歯磨き粉におけるメリット・デメリット

皆さんが普段使用する歯磨き粉には、“研磨剤”という成分が含まれていることがあります。

何気なく、研磨剤入りの歯磨き粉を使用しているという方もいるかもしれませんが、こちらには一体どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

研磨剤の概要とあわせて解説したいと思います。

〇研磨剤とは?

研磨剤は、歯の表面にあるエナメル質の部分に付着した汚れ、着色を落とすことを目的とした成分です。

古くから、歯磨き粉ではよく使用されていて、パッケージの成分表示には“清掃剤”と記載されていることもあります。

また、歯磨き粉の種類によって異なるものの、正確な成分名としては、以下のいずれかに当てはまることが多いです。

・リン酸水素ナトリウム
・炭酸カルシウム
・炭酸水素ナトリウム
・無水ケイ酸 など

〇研磨剤入りの歯磨き粉におけるメリット

研磨剤入りの歯磨き粉には、まず歯磨きだけでは落としきれない汚れを取り除いてくれるというメリットがあります。

特に、タバコのヤニやワイン、コーヒーなどのステイン(着色汚れ)は、ブラッシングで簡単に落とすことができませんが、研磨剤入りの歯磨き粉は、このような汚れも削り取ってくれます。

また、歯科クリニックなどで受けるホワイトニングほどではありませんが、歯の表面を削ることにより、ある程度歯を白く見せることができます。

〇研磨剤入りの歯磨き粉におけるデメリット

研磨剤入りの歯磨き粉におけるデメリットは、なんといってもエナメル質を傷つける可能性があるということです。

エナメル質の下には、神経につながる無数の穴を持った象牙質があるため、そのまま歯磨きを続けると、今度は神経に刺激が伝わりやすくなり、知覚過敏を発症することも考えられます。

また、その他のデメリットとしては、傷ついた場所に汚れが付きやすくなるということも挙げられます。

メリットの項目で触れたように、研磨剤入りの歯磨き粉を使用すれば、確かに歯の汚れは落ちやすくなりますし、歯を白く見せることもできます。

しかし、表面が削られることによってできた傷には、汚れが入り込みやすく、またそれを削って落とすことにより、どんどん汚れやすい歯になってしまいます。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・研磨剤は、歯のエナメル質の部分に付着した汚れ、着色を落とすことを目的とした成分

・研磨剤入り歯磨き粉を使用すれば、着色汚れが落ち、ホワイトニング効果も期待できる

・研磨剤にはエナメル質を傷つけたり、汚れが付きやすい歯を形成したりするおそれがある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

 

当院【歯科衛生士の声】 

『歯科専売品の歯磨剤は市販品のものよりも低刺激で、歯や歯肉にやさしく使用できます。

様々な症状に合った歯磨剤がたくさんありますので、当院にお越しの際は患者様に合うものをご提案させていただきます。

みなさんのお口の悩みをぜひご相談ください』

 

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歯ぎしりの悪影響と予防対策について知っておこう

家族や友人など、周囲の方に指摘されることで、初めて自身に“歯ぎしり”の症状があることを知る方は少なくありません。

こちらは、歯にさまざまな悪影響をもたらす症状であり、放置するのは危険です。

ここからは、歯ぎしりの悪影響と予防対策について解説したいと思います。

〇歯ぎしりとは?

歯ぎしりとは、無意識のうちに歯を強く食いしばったり、擦り合わせたりする症状をいいます。

起きているときにも眠っているときにも発症するもので、強い力が働いているにもかかわらず、自覚症状がほとんどないのが特徴です。

また、起きているときの歯ぎしりは主に“クレンチング”と呼ばれるもので、上下の歯をグッと噛みしめる症状を指します。

一方、眠っているときによく見られるものは“グライディング”と呼ばれ、時に音を伴いながら、縦方向ではなく横方向にギリギリと歯を擦り合わせるものです。

〇歯ぎしりの悪影響について

眠っている間に起こる歯ぎしりは、通常の食事などで行う咀嚼時とは違い、本人の体重あるいはそれ以上の力が加わると言われています。

そのため、頻繁に発生することで、徐々に歯の凹凸は失われ、噛み合わせの悪化や咀嚼機能の低下につながります。

また、歯ぎしりによって強い力がかかるのは、歯だけではありません。

その下を支える歯茎、顎骨にも悪影響をもたらします。

クレンチングやグライディングにより、歯に負担がかかったり、揺さぶられたりすると、徐々に顎骨が溶かされ始めます

このような状態になると、歯周病の悪化や知覚過敏の発症など、さまざまな弊害が生まれることも考えられます。

〇歯ぎしりの予防対策について

眠っている際に起こる歯ぎしりの予防対策としては、やはりナイトガードが挙げられます。

こちらは、睡眠時に用いるマウスピースのことをいい、装着することで上下の歯が直接触れず、負担は軽減されます。

また、起きているときの歯ぎしりにおける予防対策は、とにかくストレスを軽減させることです。

クレンチングは、強いストレスを感じたとき、食いしばることで解消されることから発症するとされています。

そのため、ストレスの原因を整理し、軽減できるように努めるのはとても重要なことです。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯ぎしりとは、無意識のうちに歯を強く食いしばったり、擦り合わせたりする症状をいう

・歯ぎしりを発症すると、歯だけでなく歯茎や顎骨にも悪影響をもたらす

・睡眠時の歯ぎしり対策としては、ナイトガードで上下の歯が触れないようにするのが有効

・なるべくストレスを減らすことも、歯ぎしりの予防対策の1つ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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虫歯を予防するために!~免疫力アップのススメ~

身体の免疫力がアップすると、細菌感染のリスクは減少します。

こちらはもちろん、虫歯の原因となる虫歯菌に関しても例外ではありません。

ここからは、虫歯を予防するための対策として、免疫力をアップさせる方法をいくつか解説しますので、気になる方はぜひご覧ください。

〇効果的な栄養素を摂取する

虫歯予防として免疫力をアップさせるには、効果的な栄養素を摂取することが大切です。

世の中には、免疫力向上に効果がある栄養素が多数存在し、これらは身近な食材からでも摂取することが可能です。

摂取すべき食材と、それに含まれる栄養素については以下の通りです。

・ヨーグルト

ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、免疫力に関わる細胞の6割以上が存在するとされる、腸内の環境を整えます。

・納豆

納豆に含まれる納豆菌は、胃酸で死滅することなく大腸まで届き、腸内細菌の活動をサポートします。

・にんじん

にんじんには、β-カロテンや食物繊維、カリウムなど、免疫力アップに効果のある栄養素が豊富に含まれています。

〇睡眠の質を高める

虫歯予防として免疫力をアップさせるためには、睡眠の質を高めることも重要です。

睡眠の質が良くなることで、免疫力低下の原因となるストレスが解消されたり、同じ病原体に再度感染した場合に、細胞が素早く攻撃してくれたりします。

ちなみに、“質の良い睡眠”とは以下のようなものを指しているため、実現できるように心掛けましょう。

・途中で目覚めず朝まで安眠できる
・朝の目覚めが良い
・日中に眠くならない

〇お風呂のお湯をぬるめにする

虫歯予防として免疫力をアップさせる方法としては、お風呂のお湯をぬるめにして入浴することも挙げられます。

お湯に浸かることで体温が上昇すると、血液が全身に循環し、血液と免疫細胞の循環が良くなるため、必然的に免疫力はアップします。

また、体温の高低差が生まれることで眠気が生じ、睡眠の質も高めてくれます。

ただし、お湯の温度が高すぎると、交感神経が活発化し、血圧が上昇したり、心拍が速くなったりと、身体にとって良くない効果も生まれてしまいます。

そのため、お湯はぬるめ(38~40度程度)にすることを意識しましょう。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯予防として免疫力をアップさせるには、効果的な栄養素を含む食材を摂取すべき

・睡眠の質を高めることで、免疫力低下の原因となるストレスの解消につながる

・お風呂のお湯に浸かることで血液と免疫細胞の循環が良くなり、免疫力がアップする

・より免疫力アップ効果を高めるには、お風呂のお湯をぬるめにすべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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虫歯治療を途中でやめてしまうことのデメリットとは?

虫歯治療は、一度の通院で完了するものではありません。

何度も継続的に通うことで、初めて健康な歯を取り戻すことができます。

しかし、中には面倒になったり、時間が取れなくなったりしたことにより、最後まで治療を行わない方もいます。

ここからは、虫歯治療を途中でやめてしまうデメリットについて解説します。

〇進行しやすくなる可能性がある

虫歯治療を途中でやめてしまうと、虫歯をそのまま放置するよりも、さらに症状が進行しやすくなる可能性があります。

例えば、歯の神経を抜いた段階で歯科クリニックに通わなくなってしまうと、歯の内側の柔らかく弱い部分が虫歯菌に侵されやすくなってしまいます。

また、神経を抜いた歯は痛みを感じにくく、虫歯が進行していてもすぐには気付かない可能性が高いです。

そのため、1ヶ月ほど治療を中断するだけで、抜歯が避けられない状態にまでなってしまうことが考えられます。

〇一からやり直しになる場合がある

虫歯を最後まで治療せず、途中でやめてしまうと、すでに完了した工程を一からやり直さなければいけない可能性があります。

例えば、被せ物の型取りを行った段階で、虫歯治療を中断してしまったとします。

型を取ってから装着するまでの時間が空くと、歯の状態が変化し、いざ装着するとなったときに合わないことが考えられるため、注意してください。

このような場合は、また一から被せ物の型取りをやり直す必要があります。

もちろん、単純に虫歯の治療を途中でやめてしまうと、放置している間に別の虫歯が増え、検査からやり直しになることも考えられます。

〇費用が無駄になる

当然のことですが、虫歯治療を途中でやめてしまうと、それまでにかかった治療は無駄になってしまいます。

虫歯治療の費用は、内容によっては高額になることも考えられるため、これほどもったいないことはありません。

また、放置してしまったことにより、本来生まれなかったはずの別の虫歯が出てきたり、新たな症状が見られるようになったりすると、さらにトータルコストは高くなります。

こうなると、治療にかかる時間も長くなるため、再び途中でやめてしまうことも十分考えられます。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯治療を途中でやめると、そのまま放置するよりも症状が進行する可能性がある

・被せ物の型取り後に通院するのをやめると、型が変化した歯と合わなくなり、作り直しを余儀なくされる

・虫歯治療を中断している間に、別の虫歯ができる可能性もある

・虫歯治療を途中でやめることで、多額の費用が無駄になるおそれがある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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虫歯の放置によってニキビができてしまう理由について

虫歯を治療せずに放置すると、強い痛みや口臭が発生するだけでなく、糖尿病や肺炎といった病気を患う可能性もあります。

また、場合によっては、ニキビを引き起こす原因にもなります。

ここからは、虫歯の放置によってニキビができてしまう主な理由を解説したいと思います。

〇ストレス

虫歯を治療せずに放置する理由は人それぞれです。

単純に歯科クリニックに通うのが面倒な方もいれば、仕事などの都合上、なかなか治療したくてもできないという方もいます。

また、後者に当てはまる方は、「治療したいのにできない」ということがストレスとなり、徐々に身体に蓄積されています。

そして、次第に自律神経やホルモンバランスの乱れを引き起こすと、ニキビができてしまいます。

ちなみに、自律神経やホルモンバランスの乱れは、ニキビだけでなく頭痛や動悸、不眠症といったさまざまな症状を引き起こすため、注意しなければいけません。

〇皮膚からの膿の排出

虫歯を治療せずそのままにしていると、皮膚から歯茎の膿が排出され、ニキビとなって現れることもあります。

虫歯の症状がひどくなると、歯茎は徐々に化膿し始めます。

また、歯茎で発生した膿が、口内から形成された管を通って皮膚の外に出ることがあり、こちらの症状は“外歯瘻(がいしろう)”と呼ばれています。

ちなみに、外歯瘻は虫歯や歯茎の治療だけでは消滅しません。

抜歯や嚢胞摘出などの原疾患の治療に加え、膿が通っていた管や皮膚にできてしまった穴を切除する必要があります。

ここまで症状が悪化すると、歯科クリニックだけで対応してもらうのは難しくなります。

〇消化不良

虫歯の放置がニキビにつながる理由としては、咀嚼力の低下に伴う消化不良も挙げられます。

歯の痛みが強い状態では、しっかりとものを噛むことができません。

このような状況が続くと、弱い力での咀嚼に身体が慣れてしまい、ますます噛む力は低下します。

また、しっかりものを噛まずに飲み込むと、消化不良によって胃の調子が悪くなったり、ニキビができたりすることがあります。

もっと言えば、虫歯が痛むことが理由で、柔らかいものばかり摂取していると、栄養バランスが偏り、さらにニキビのリスクは高くなってしまいます。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯を治療したくてもできない方は、ストレスでニキビができる可能性がある

・虫歯の放置によって歯茎が化膿すると、膿が皮膚からニキビとして出てくることがある

・皮膚から膿が出るタイプのニキビは、管や皮膚を治療しなければ完治しない

・虫歯が痛むことでよく噛まずにものを飲み込むと、消化不良によりニキビのリスクが上がる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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“オーバーブラッシング”によって生じるデメリットとは?

歯磨きに対して、「とにかく長時間磨くべき」「力を入れてゴシゴシと磨くべき」という考えを持っている方もいるでしょう。

しかし、実はこちらは正しい考え方ではありません。

ここからは、歯を過剰に磨きすぎてしまう“オーバーブラッシング”が引き起こすデメリットを中心に解説します。

〇歯茎が下がる

オーバーブラッシングのデメリットとしては、まず歯茎が下がることが挙げられます。

こちらは、正確には“歯肉退縮”と呼ばれるものであり、ゴシゴシと強い力を長時間伝え続けることで、歯茎が傷つき、通常の位置よりも下がってしまう症状を指しています。

歯茎が下がると、当然見た目のイメージは変わってしまいますし、歯との隙間ができることにより、食べカスが詰まりやすくなり、虫歯や歯周病のリスクも上昇してしまいます。

ちなみに、一度下に下がった歯茎は簡単には元に戻らないため、注意してください。

〇歯が敏感になる

オーバーブラッシングのデメリットには、歯が敏感になるということも挙げられます。

歯の表面にある表層やエナメル質は、刺激から歯を守ってくれていますが、過剰に歯磨きをすると、これらは少しずつ剥がれていきます。

そして、剥がれた先にある象牙質は、非常に敏感な部分であり、食事の際に食べ物が触れただけで、激しい痛みをおぼえる可能性があります。

また、象牙質の虫歯リスクは、エナメル質の数倍とも言われています。

つまり、オーバーブラッシングを継続することは、“歯磨きによって虫歯リスクを高めること”だということです。

〇オーバーブラッシングを防ぐためには?

オーバーブラッシングを防ぐためには、まず柔らかめの歯ブラシを選ぶことが大切です。

毛先が硬めの歯ブラシだと、思いがけず強く磨きすぎることがあるため、注意しましょう。

また、歯ブラシの持ち方に関しては、ペンを持つときと同じペングリップがおすすめです。

逆に、手のひらで握って磨くバームグリップは、力がかかりすぎたり、動かす幅が大きくなりすぎたりして、オーバーブラッシングのリスクを高めます。

その他、自身の歯並びやサイズ、歯茎の形などに合った歯の磨き方をするのもポイントです。

歯科クリニックに相談すれば、正しい磨き方についてレクチャーしてもらえます。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯を過剰に磨きすぎてしまうことを“オーバーブラッシング”という

・オーバーブラッシングには、歯茎が通常の位置より下がるというデメリットがある

・オーバーブラッシングを続けるとエナメル質が剥がれ、歯が敏感になる

・オーバーブラッシングを防ぐには、歯ブラシの選び方や持ち方、磨き方に注意する

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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虫歯の放置によって引き起こされる目の異常について

虫歯を放置すると、痛みがひどくなるだけでなく、きつい口臭や神経の壊死などにつながるおそれがあります。

また、弊害は口内だけにとどまらず、場合によっては目に影響が出ることも考えられます。

ここからは、虫歯の放置によって生まれる目の異常について解説したいと思います。

〇目眩

虫歯の放置によって生まれる目の異常としては、まず目眩が挙げられます。

虫歯が進行すると、通常よりも歯のサイズが小さくなることがあります。

こちらは、虫歯菌に侵され、欠損してしまうことが原因です。

また、歯のサイズが小さくなるということは、必然的に噛み合わせが悪くなるということであり、このような状態で食事を摂ることで、側頭骨にも歪みが伝わり、目眩が引き起こされる場合があります。

ちなみに、こちらの症状をさらに放置していると、耳鳴りや聴力の低下、難聴など、耳の異常も出てくる可能性があるため、注意しなければいけません。

〇目の周りの痛み

虫歯を治療せずに放置すると、目の周りが痛くなることもあります。

こちらは、虫歯の放置によって発症する副鼻腔炎から来る痛みです。

副鼻腔炎は、虫歯菌が歯根から副鼻腔に入り込むことで発症するもので、頭痛や鼻の違和感などを引き起こします。

また、目の周りの圧迫感や痛みを伴うこともあり、放置することは非常に危険です。

ちなみに、虫歯から副鼻腔炎を発症すると、以下のような症状につながることもあります。

・鼻、口から嫌なニオイがする
・濃く青みがかった鼻水が出る
・喉の痛み
・耳の痛み など

〇目の疲れ、かすみ

虫歯の放置によって引き起こされる目の異常としては、目の疲れやかすみも挙げられます。

こちらは、虫歯が原因で発症する顎関節症の弊害です。

虫歯になると、多くの方は痛い方の歯を避けてものを噛むようになります。

また、このような状況が続くと、顎の関節は少しずつずれていき、顎関節症を発症してしまいます。

顎関節症は、目の疲れやかすみ、目眩だけでなく、顎の痛みや開口障害も引き起こしますし、以下のような症状につながるおそれもあります。

・頭痛
・首、肩のこり
・腰の痛み
・手のしびれ
・耳鳴り
・胸の痛み
・食欲減退 など

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯を放置すると噛み合わせが悪くなり、目眩が引き起こされる場合がある

・目眩をさらに放置すると、耳の異常が出る可能性も

・虫歯を放置して副鼻腔炎を発症すると、目の周りが圧迫されたり、痛んだりすることがある

・虫歯を放置して顎関節症を患うと、目の疲れやかすみを引き起こす場合がある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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虫歯の放置が肥満につながってしまう3つの理由について

虫歯を放置することの代表的なリスクといえば、口内の痛みや炎症、口臭や歯の欠損などが挙げられます。

また、あまり知られていないかもしれませんが、虫歯をそのままにしていると、肥満のリスクも高まります。

ここからは、なぜ虫歯の放置が肥満につながってしまうのかについて解説します。

〇咀嚼の回数が減るから

虫歯の放置が肥満につながる理由としては、まず咀嚼の回数が減ることが挙げられます。

ある程度虫歯が進行すると、冷たいものや熱いものがしみるようになり、咀嚼を避けるため、必然的に噛む回数は減少します。

また、あまり咀嚼をせずに食べ物を飲み込むことで、満腹中枢が刺激されにくくなり、知らず知らずのうちに食べる量は増加していきます。

こちらが、虫歯を放置することで肥満につながる一般的なメカニズムです。

〇しっかり噛めていないから

虫歯を放置することで肥満につながる理由としては、しっかり噛めていないということも挙げられます。

前述の通り、咀嚼回数が減少すると、なかなか満腹になりません。

こちらは、いわゆる早食いの状態になってしまっているからです。

また、“早食い=肥満になる”ということがわかっている方は、虫歯に熱いものや冷たいものがしみたとしても、なんとか逆側の歯で咀嚼し、飲み込もうとするでしょう。

しかし、片方の歯で噛むだけでは、しっかり食べ物を粉砕することができず、結果的に早食いと同じような状況になってしまうことがあります。

ちなみに、しっかり噛まずに食事をすると、胃のダメージが大きくなり、胃潰瘍や胃食道逆流症なども引き起こしかねません。

〇ストレスの影響を受けるから

ストレスの影響を受けることも、虫歯の放置が肥満につながる理由の1つです。

普段、食事を摂る時間に幸せを感じる方にとって、歯が痛むこと、熱いものや冷たいものがしみることは、非常に大きなストレスです。

また、毎日のようにストレスを感じていると、血行の悪化や自律神経の乱れなど、さらに虫歯が悪化する可能性もあります。

ちなみに、虫歯の影響から味で満足できず、ストレスを抱えてしまった方は、ストレス発散のため、高カロリーのものを多く摂取しようとすることもあります。

こちらも、当然肥満につながります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯で熱いものや冷たいものがしみると、咀嚼回数が減り、肥満につながりやすくなる

・虫歯でない方の歯で噛んでも、咀嚼が不十分なことにより、太る可能性はある

・虫歯のストレスにより、高カロリーのものを摂取しがちになるのも、肥満につながる原因

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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