食事をしているときなどに、うっかり口内を噛んでしまうことは、誰もが経験しているかと思います。
また、こちらを偶然だと考えている方も多いかと思いますが、毎日のように噛んでしまう場合、いくつかの原因が考えられます。
ここからは、口内を頻繫に噛むことの原因と対策について解説します。
〇口内を頻繁に噛むことの原因
一日に何度も口内を噛むことがある場合、最初に原因として疑うべきなのは肥満、頬のたるみです。
体重が増加すると、顔に肉がつき、頬が内側に張り出します。
そのため、どうしても食事の際、誤って噛みやすくなります。
また、年齢を重ね、頬の内側がたるむことでも、同様に噛みやすくなることがあります。
その他、口内を頻繫に噛むことの原因としては、疲労や体調不良、ストレスなどが挙げられます。
疲れが溜まっていたり、体調が悪かったりすると、顎の動きをうまくコントロールできず、うっかり噛んでしまうことがあります。
つまり、普段は噛まないように避けている頬の内側、下唇、舌などを避けられないようになるということです。
そして、ストレスによって神経障害が起こった場合も、口内を正常に動かすことができず、頻繁に噛んでしまいます。
ちなみに、歯や顎関節の状態が悪いことが原因で、口内を噛むことが多いというケースもあります。
具体的には、何度も同じ場所をピンポイントで噛んでしまう方は歯並びに問題があり、それほど原因が見当たらないにもかかわらず、顎がうまく動かせずに噛んでしまう方は、顎関節症を発症している可能性があります。
〇口内を頻繫に噛む場合の対策
口内を頻繫に噛むという場合は、まず疲れやストレスを軽減させるところから始めましょう。
ゆっくりと休息を取ることで、多少は噛む頻度が少なくなる可能性があります。
また、口内がうまくコントロールできない方は、ガムを噛んで脳を活性化させたり、表情筋を動かして顔の体操をしたりするのも効果的です。
ちなみに、就寝中に口内を噛むことが多いという方は、マウスピースを装着するのがおすすめです。
マウスピースがあれば、うっかり口内を噛んでしまうことだけでなく、歯ぎしりや食いしばりなどの対策にもつながります。
〇この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・口内を頻繫に噛む場合、最初に疑うべきなのは肥満や頬のたるみ
・疲労や体調不良、ストレスにより、口内がうまくコントロールできず、噛みやすくなることがある
・歯並びや顎関節に問題がある場合も、口内を噛みやすくなる
・対策としては疲労やストレスの軽減、脳の活性化、マウスピースの装着などがある
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
新潟市西区周辺や「新潟大学前駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、新潟西歯科クリニックへお問い合わせ下さい!
スタッフ一同、心よりお待ちしております。