新潟市西区の歯医者、新潟西歯科クリニック|ブログ

【新潟の歯医者でインプラント】インプラント治療に伴うGBR法の注意点とは?

インプラント治療では、顎の骨の量が十分でない患者さんに対し、骨造成という治療を併用することがあります。

また骨造成にはいくつかの手法があり、代表的なものの一つに顎骨の自己再生を促すGBR法が挙げられます。

今回は、インプラント治療に伴うGBR法の主な注意点について解説します。

〇施術時間が延びる

インプラント治療だけでなく、GBR法も併用する場合、施術時間は通常よりも長くなってしまいます。

施術時間が長いということは、外科治療の負担も大きくなるということであり、特に歯科治療が苦手な患者さんは注意が必要です。

一般的には、インプラント治療が可能なサイズにまで骨が再生するには、3~6ヶ月程度かかります。

骨の量が十分になってからインプラント治療が開始されるため、スケジュールの組み方にも注意しなければいけません。

ちなみにインプラント治療を行った後も、人工歯根と骨が結合するまでにはある程度の時間が必要です。

〇感染の可能性が高い

インプラント治療に伴うGBR法は、治療箇所から細菌などに感染する可能性が高いです。

特に喫煙習慣がある方、糖尿病の方などは感染しやすくなるため、前もってリスクについて理解しておきましょう。

また喫煙をしない方や糖尿病ではない方であっても、GBR法を行った後は痛みや腫れが出やすくなります。

場合によっては、顔に内出血が見られることもあり、普段の生活にも支障が出る可能性があります。

ただし、術後の症状は通常1~2週間程度で治まるため、そこまで心配する必要はないと言えます。

〇治療費が高くなる

インプラント治療とGBR法は関連性がありますが、それぞれまったく異なる治療です。

まったく異なる治療を2つ続けて行うため、その分治療費も高額になります。

GBR法自体の費用相場は、50,000~100,000円程度ですが、インプラント治療は歯1本につき30~40万円程度かかります。

つまりこれらの治療を併用する場合、トータルで50万円近くかかることもあるということです。

ちなみにインプラント治療もGBR法も自由診療であるため、治療を受ける歯科クリニックによって金額には少し差があります。

そのため、上記の相場よりも安く受けられることも考えられます。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下の通りです。

・インプラント治療とGBR法を併用する場合、施術時間は通常よりも長くなる

・GBR法は治療箇所から細菌などに感染する可能性が高い

・喫煙習慣がある方や糖尿病の方はさらに感染のリスクが高くなる

・インプラント治療とGBR法を併用すると治療費が高額になる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺や「新潟大学前駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、新潟西歯科クリニックへお問い合わせ下さい!

スタッフ一同、心よりお待ちしております。