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【新潟の歯医者・予防歯科】水をこまめに飲まないことによる口内環境へのデメリット

普段生活している中で、水を意識して摂取するという方は多いかと思います。
一方、意識しなければ水を飲む機会がほとんどなく、中には食事のときでさえあまり飲まないという方もいます。
今回は、水をこまめに摂取しないことによって口内環境に与えるデメリットについて解説します。

水をこまめに飲まないことによる口内へのデメリット

日頃から意識して水を摂取していないと、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

唾液には口内の細菌を洗い流す自浄作用や、細菌の繁殖を抑える抗菌作用があります。
水分不足で唾液の量が減るとこれらの作用が弱まり、虫歯菌や歯周病菌が繁殖しやすくなります。

また口内が乾くと、細菌が増殖して口臭の原因となる物質が多くつくられます。
さらに、舌が乾燥することで食べ物の味を感じにくくなったり、異常な味を感じたりすることもあります。

その他、舌の表面が乾燥してひび割れたり、痛みや違和感が生じたりすることも考えられます。

ちなみに、水分不足は摂食・嚥下障害や発音障害なども引き起こします。
唾液には食べ物をまとめたり、スムーズに飲み込んだりするのをサポートする役割もあるため、不足すると食事がしにくくなったりむせやすくなったりします。

乾燥により、舌や唇の動きがスムーズでなくなり、発音がしにくくなってコミュニケーションに影響が出ることも懸念されます。

水をこまめに飲まないことによるその他のデメリット

水をこまめに飲まないことによるその他のデメリットとしては、運動能力の低下や食欲不振、疲労感や頭痛、めまいなども挙げられます。

また肌の水分不足によってバリア機能が低下し、カサつきやつっぱりを感じやすくなることにもつながります。

ちなみに短期的であればまだ上記程度の症状で済みますが、長期的な水分不足は血液の粘度増加、血栓の形成リスク増加などを引き起こします。
さらに、血液循環の悪化により、心臓や腎臓などの臓器に負担がかかり、機能が低下するおそれもあります。

重度の脱水症では、話しかけても一切反応がない、錯乱状態に陥るなどの意識障害があらわれることもあります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・日頃から意識して水を摂取していないと、虫歯や歯周病のリスクが高まる
・口内の乾燥は口臭や味覚異常を引き起こすこともある
・水分不足によって摂食・嚥下障害が起こったり、発音障害が起こったりすることもある
・長期的な水分不足は血液の粘度増加、血栓の形成リスク増加などを引き起こす

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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