新潟市西区の歯医者、新潟西歯科クリニック|ブログ

早食いのデメリットとは?~主な対策についても解説~

普段の食事において、ついつい早食いをしてしまいがちな方は少なくないと思います。

「早くお腹を満たしたい」「少しでもゆっくりできる時間を確保したい」など理由はさまざまですが、こちらはあまり良いことではありません。

ここからは、早食いのデメリットと主な対策について解説したいと思います。

〇早食いのデメリットとは?

早食いのデメリットとしては、まず虫歯のリスクが高まることが挙げられます。

ものを噛む回数が少ないと、唾液の分泌量は減少します。

唾液には、口内の細菌を洗い流す自浄作用がありますが、分泌量が少なくなれば当然こちらの作用も弱くなり、虫歯や歯周病、口臭などのリスクは高まります。

また、胃腸に負担がかかることも、早食いのデメリットの1つです。

唾液には、デンプンを分解して消化吸収を助けるアミラーゼという消化酵素が含まれていて、分泌量が減少することでこちらの働きが弱くなると、胃腸は消化吸収をするために、より多く働かなければいけなくなります。

ちなみに、なかなか満腹感を得られずに太りやすくなることや、脳が活性化されにくくなるなども、代表的な早食いのデメリットです。

〇早食いを防止するための主な対策とは?

早食いにはいくつかのパターンがあります。

まず、あまり噛まずに飲み込む癖があり、どうしても早食いになってしまうという方は、噛む回数の目標を立ててみましょう。

食べ物の形がなくなってから、飲み込むことを意識するのも効果的です。

また、食べるスピードはそれほど早くないにもかかわらず、一口の量が多いことで早食いになってしまっている方は、箸で食べ物を掴む際、いつもより少なめに取るようにしましょう。

スプーンで食べるものに関しては、いつもよりサイズの小さいスプーンを使用するのも1つの手です。

その他、美味しいものを食べるのが大好きな方は、次から次へと食べ物を口の中に入れ、早食いになってしまうこともあります。

このような場合は、先の食べ物を飲み込んでから、次のものを口に入れることを意識すべきです。

どうしても箸やスプーンが止まらないという場合は、一口ごとにこれらの道具を置き、しっかりと咀嚼する時間を作ることをおすすめします。

〇まとめ

今回の記事のポイントは以下になります。

・早食いには虫歯や歯周病、口臭などのリスクを高めるというデメリットがある

・胃腸に負担がかかること、太りやすくなることなども早食いのデメリット

・噛む回数や箸、スプーンで一度に取る量を意識することで、早食いは改善される

・食事中は、一口ごとに箸やスプーンを置いて咀嚼するのがおすすめ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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スタッフ一同、心よりお待ちしております。

インプラント治療における麻酔の種類について解説します

インプラント治療を行う際は、歯茎を切って人工歯根を埋め込んでいきますが、このときには当然麻酔を使用します。

また、インプラント治療で使用される麻酔には、“局所麻酔”と“静脈内鎮静法”の2種類があります。

ここからは、これらの麻酔の特徴や違いについて解説したいと思います。

〇局所麻酔とは?

インプラント治療で使用される局所麻酔とは、名前の通り局所に麻酔薬を作用させ、一時的に感覚を消失させる方法をいいます。

インプラント治療だけに限らず、歯科クリニックでもっとも使用される麻酔であり、全身に作用しないため、身体の他の部分がしびれてしまうことはなく、安全性は比較的高いです。

しかし、意識が明確な状態で治療を受けるものであるため、治療中の音や感覚は伝わりやすく、こちらが不安や緊張につながることもあります。

ちなみに、局所麻酔には、歯茎に直接麻酔薬を塗布する表面麻酔法、痛みを取り除きたい歯の周囲の歯茎に注射する浸潤麻酔法、麻酔が効きにくいときやより広範囲に麻酔を効かせたいときに使用する伝達麻酔法があります。

〇静脈内鎮静法とは?

インプラント治療における麻酔としては、静脈内鎮静法が使用されることもあります。

こちらは、セデーションとも呼ばれるもので、緊張感や精神的な不安、恐怖心などを和らげ、リラックスした状態でインプラント治療を受けることができるものです。

点滴によって静脈内に鎮静剤を投与することで、中枢神経の働きが鈍くなり、わずかに意識は残っているものの、うたた寝をしているような状態になります。

全身麻酔ではないため、治療中の自発呼吸は可能です。

また、静脈内鎮静法のメリットとしては、リラックスに加え、意識が薄れているため、治療時間が短く感じられるという点や、血圧や心拍数が安定するということも挙げられます。

一方、麻酔から回復するまでに少々時間がかかる点や、局所麻酔と比べて治療費が高くなる点はデメリットだと言えます。

ちなみに、局所麻酔と静脈内鎮静法、どちらの麻酔が良い、悪いと断言することはできません。

確実に言えることは、インプラント治療を含む歯科治療の実績がある歯科クリニックを選べば、不安は解消されるということです。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・インプラント治療で使用される局所麻酔は、注射により局所に麻酔薬を作用させる方法

・局所麻酔には表面麻酔法、浸潤麻酔法、伝達麻酔法の3種類がある

・静脈内鎮静法は、インプラント治療の緊張感や精神的な不安、恐怖心などを和らげる点滴の麻酔

・実績のある歯科クリニックであれば、どちらの麻酔でも安心して治療を受けることができる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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食事の際に咀嚼音が鳴りやすくなる主な原因について

普通に食事をしているつもりであっても、無意識のうちにクチャクチャと音が鳴っている方がいます。

こちらは “クチャラー”と呼ばれ、お世辞にもマナーが良いとは言えず、周囲に不快な思いをさせてしまうことがあります。

ここからは、食事の際に咀嚼音が鳴りやすくなる主な原因について解説します。

〇主な原因は噛み合わせの悪さ

食事の際に咀嚼音が鳴りやすくなる主な原因としては、やはり噛み合わせの悪さが挙げられます。

前歯が前方に突出していたり、下顎が受け口の状態になっていたりする方は、きちんと唇を閉じて咀嚼するのが難しく、どうしても音が鳴りやすくなります。

また、噛み合わせのバランスが悪い場合、噛みやすい部分に歯をずらしながら食べるようになり、こちらが咀嚼音につながることもあります。

もちろん、このような方でも音を立てずに食べることは可能ですが、強く意識していなければ、自然と口を開けてしまう傾向にあるため、注意しなければいけません。

〇舌や口の筋力不足も原因の1つ

食事の際に咀嚼音が鳴ってしまう原因には、舌や口の筋力が不足していることも挙げられます。

口の周りには口輪筋という筋肉がありますが、こちらの力が弱い方は食事中口呼吸になりやすく、口が開いている状態で咀嚼するため、音が鳴りやすくなります。

また、舌の筋肉が弱い方は、舌で口内に食べ物を運ぶ際、クチャクチャという音が出やすくなります。

こちらは、舌を口内で前後、左右、上下にうまく動かしながら食べ物を運ばないと、口を閉じたまま咀嚼するのが難しくなることが原因です。

〇子どもの頃の環境が原因の場合もある

噛み合わせが良く、なおかつ舌や口周りの筋力も問題ないにもかかわらず、食事の際に咀嚼音が鳴ってしまうという方は、子どもの頃の環境が原因かもしれません。

小さな子どもは、基本的に口が開いている状態で食事をしますが、年齢を重ねるにつれて、こちらは徐々に矯正されていくものです。

しかし、以下のような環境で生活してきた方は、口が開いている状態が大人になっても続きやすく、簡単に音を立てる癖を治すのが難しい可能性があります。

・親や兄弟などがクチャクチャと音を立てていた
・テレビを観ながら、しゃべりながら食事を摂る習慣があった など

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・クチャラーはマナーが悪く、周囲に不快な思いをさせてしまうことがある

・噛み合わせが悪い方は、食事の際にクチャクチャと咀嚼音が鳴りやすくなる

・舌や口の筋力不足も、食事の際に咀嚼音が鳴ってしまう原因の1つ

・子どもの頃の環境によっては、大人になってもなかなか音を立てる癖が治らない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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子どもの乳歯の抜き方~自力で抜かない方が良い?~

子どもの乳歯は、生え変わりの時期に入るとグラグラし始め、そのうち自然に抜け落ちます。

また、場合によっては子どもが自力で抜くことも可能ですが、正しい乳歯の抜き方とは、一体どのようなものなのでしょうか?

また、自力で抜かず、歯科クリニックに通うべきケースはあるのでしょうか?

今回はこれらの点を解説します。

〇子どもの乳歯の正しい抜き方について

子どもの乳歯を無理やり抜こうとすると、歯茎が傷ついたり、歯の根が途中で折れてしまったりする可能性があります。

そのため、歯がグラグラになってきた段階で、舌や指を使って揺らす程度にとどめておきましょう。

ある程度揺らしていれば、あとは勝手に抜け落ちます。

また、指を使って揺らす際には、歯茎に雑菌が入らないように、必ず手をキレイに洗ってから揺らすようにしてください。

そして、乳歯が抜けた後に出血がある場合は、清潔なガーゼを丸め、抜けた歯の周辺に当ててしっかりと噛みます。

15分程度噛み続けることで、出血は止まります。

逆に、乳歯が抜けた後、すぐに水で口内をゆすいだり、手で触ったりすると、なかなか血が止まらなくなってしまうため、注意が必要です。

ちなみに、乳歯がグラグラし始め、完全に抜け落ちるまでの間は、新たに生えてきた永久歯との間に汚れが溜まりやすくなるため、より丁寧に歯磨きをしなければいけません。

〇自力で抜かない方が良いケース

子どもの乳歯は、自力での抜き方を実践せず、歯科クリニックで抜いてもらった方が良い場合があります。

例えば、前歯でいうと、抜けそうな乳歯の後ろから永久歯が生えているようなケースです。

このような場合、歯科クリニックでしっかりと診てもらい、治療をしなければ、乱ぐい歯というガタガタの歯並びになってしまうおそれがあります。

また、奥歯の場合、永久歯が乳歯の外側から生えているときは、早めに歯科クリニックを訪れなければいけません。

乳歯は本来、下から永久歯に押されることにより、根っこの部分が溶けて抜け落ちます。

しかし、永久歯が乳歯の外側にある場合、永久歯の位置がずれているため、乳歯が舌から押されることはなく、歪な見た目になってしまう可能性があります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯が抜けそうになってきた段階で舌や指を使って揺らすのが、子どもの乳歯の正しい抜き方

・乳歯が抜けた後に出血がある場合は、ガーゼで止血する

・前歯の乳歯の後ろから永久歯が生えているときは、自力で抜かずに歯科クリニックで診てもらうべき

・奥歯の永久歯が乳歯の外側から生えているときは、歯科クリニックに相談すべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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インプラント治療前にタバコを吸うことの影響について

インプラント治療後にタバコを吸うことにより、人工歯根が定着しにくくなったり、細菌感染するリスクが高まったりするおそれがあります。

では、治療前からタバコを吸っている方は、果たして治療を受けられるのでしょうか?

また、加熱式タバコであっても、与える影響は同じなのでしょうか?

今回はこれらの点について解説します。

〇インプラント治療前からタバコを吸っている場合、治療は可能?

インプラント治療を受ける前には、歯科クリニックにおいてカウンセリングが実施されます。

このとき、治療を受けようとする方に喫煙習慣があると判明した場合、インプラント治療をすぐに始めることができません。

なぜなら、インプラント治療は人工歯根と骨を癒合する治療であり、タバコはその癒合を阻害するおそれがあるからです。

特に、数十年もの間タバコを吸い続けてきたという方は、治療がうまくいかないリスクが高く、直前にだけ禁煙をしたからといって、すぐ治療に取り掛かることはできません。

ちなみに、長年タバコを吸っている方は、歯周病を疾患として持っているケースも多く、こちらを先に治療しなければいけないことも、すぐインプラント治療に着手できない理由の1つです。

〇加熱式タバコでも与える影響は同じなのか?

一般的なタバコは、タバコの葉と巻紙に直接点火しますが、加熱式タバコは、タバコの葉を加工したものに熱を加えてエアロゾル(霧状の粒子)を発生させ、その中に含まれるニコチンを吸うものです。

また、加熱式タバコは、紙巻きのタバコよりも健康被害が少ないというイメージがありますが、インプラント治療に悪影響を及ぼさないのかというと、決してそのようなことはありません。

なぜなら、加熱式タバコにも紙巻きタバコと同じように、ニコチンが含まれているからです。

先ほど、タバコはインプラントの癒合に悪影響を与えるという話をしましたが、こちらは正確にいうと、タバコに含まれるニコチンによる影響です。

ニコチンは、口腔内の血流を悪化させたり、細菌に対する抵抗力を下げたりすることにより、骨や歯茎が下がる原因となります。

よって、加熱式タバコを吸っている方がインプラント治療を受けても、人工歯根の寿命は短くなりやすいです。

〇まとめ

今回の記事のポイントは以下になります。

・インプラント治療前にタバコを吸っている方は、すぐに治療を受けることができない

・長年の喫煙により歯周病を患っている方は、インプラントより先に歯周病治療を受ける必要がある

・加熱式タバコには紙巻きタバコと同じくニコチンが含まれるため、インプラント治療には悪影響を与える

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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矯正治療で発生する場合がある金属アレルギーの症状について

矯正治療を行う際の装置には、可能な限り金属アレルギーが起こりにくい素材が使用されます。

しかし、敏感な方に関しては、必ずしも症状が出ないとは断言できません。

ここからは、矯正治療で口内や皮膚に発生する可能性がある、金属アレルギーの症状について解説したいと思います。

〇口内炎

矯正治療で発生する可能性のある金属アレルギーの症状としては、まず口内炎が挙げられます。

一般的に知られている口内炎は、円形や楕円形の白っぽい潰瘍であるアフタ性口内炎ですが、矯正治療によって発生する可能性があるのは、アレルギー性口内炎と呼ばれるものです。

こちらは文字通り、金属が刺激となってアレルギー反応を起こす口内炎で、口内の痛みだけでなく、手足の腫れやかゆみが出ることもあります。

これまで一切症状がなかったにも関わらず、矯正治療を始めた途端に上記のような症状が出始めた方は、すぐに歯科クリニックに相談してください。

〇唇の腫れ

矯正治療で金属アレルギーが起こると、唇が腫れ上がることも考えられます。

こちらは、矯正装置が口内に入ってから1~2日ほど経過したときに起こるものであり、唇の違和感やヒリヒリとした痛みを伴います。

基本的には、下唇の全体または一部のみが硬く腫れることが多いですが、稀に顔全体が腫れてしまうケースもあります。

また、症状がひどい場合、こちらが原因で呼吸困難になったり、血圧低下などを伴うアナフィラキシーショックを引き起こしたりすることも考えられるため、注意が必要です。

そのため、矯正治療中は少しの腫れも見逃してはいけません。

〇皮膚炎

矯正治療に使用する装置は口内に装着するものですが、金属アレルギーの症状は口内や口周りだけで発生するわけではありません。

口内炎の項目でも少し触れましたが、金属アレルギーは全身に起こる可能性があり、その際の症状の1つに皮膚炎が挙げられます。

皮膚炎は、全身の至る所で発生する赤みやかゆみ、湿疹のような症状であり、唾液で溶け出した金属が全身に吸収されることによって起こります。

また、こちらの症状が手足や背中、首回りやお腹などにまで広がると、かゆさで仕事や学業、睡眠などの日常生活にも支障をきたしてしまうおそれがあります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・矯正治療を受けることにより、アレルギー性口内炎の症状が出る場合がある

・矯正治療で金属アレルギーが起こると、唇が硬く腫れ上がることも考えられる

・矯正治療に伴う金属アレルギーで皮膚炎を発症すると、かゆみにより日常生活に支障をきたす場合がある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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子どもの詰め物が取れやすい理由&避けるべき対処法

子どもの虫歯治療を行った後は、大人の虫歯治療と同様に、施術箇所に詰め物を入れて対応します。

しかし、子どもの詰め物は大人と比べて取れやすいため、注意しなければいけません。

今回はこちらの理由と、詰め物が取れてしまった場合に避けるべき対処法について解説したいと思います。

〇子どもの詰め物が取れやすいのはなぜ?

ここでいう子どもの詰め物とは、永久歯ではなく乳歯に入れる詰め物のことを指しています。

乳歯は永久歯と比べて薄く、詰め物自体も同じように薄くなってしまうため、どうしても取れやすくなります。

また、硬さに関しても永久歯より劣るため、最初は同じ高さに詰め物をしていても、周囲の乳歯が擦り減ることにより、詰め物だけが出っ張り、食事の際などにひっかかって取れることが考えられます。

その他、生え変わりの時期にも、子どもの詰め物は取れやすくなります。

生え変わりの時期は、歯が動いたり、施術箇所の隣に歯が生えてきたりするため、そちらの影響を受け、詰め物が取れる可能性があります。

ちなみに、唾液の分泌量が多いことも、子どもの詰め物が取れやすい理由の1つです。

詰め物には、歯に固定するためのセメントが使用されていますが、唾液が多いとこちらの接着力が弱くなります。

〇詰め物が取れた場合に避けるべき対処法

もし、子どもの詰め物が取れてしまったのであれば、家庭にあるもので元に戻そうとしたり、外れたまま放置したりしてはいけません。

例えば、瞬間接着剤などを使用して無理に戻そうとすると、歯茎などを傷つけるおそれがありますし、誤って粘膜などにくっついてしまうと、こちらを剥がすための治療を受けなければいけない可能性もあります。

そのため、取れた詰め物はチャック付きのビニール袋などで保管し、早急に歯科クリニックに連絡して対応してもらいましょう。

また、詰め物が取れたまま放置すると、穴が開いている部分から細菌が入ったり、詰め物が合わなくなり、一から型取りをしなければいけなくなったりすることもあります。

そして、歯科クリニックを訪れるまでの間は、詰め物が取れてしまった方の歯で咀嚼をしてはいけません。

詰め物をしていた部分に穴が開いた状態で咀嚼すると、食べカスや歯垢が溜まりやすくなり、虫歯の再発につながります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・子どもの歯(乳歯)は永久歯と比べて薄く柔らかいため、詰め物が取れやすい

・生え変わりの時期は、歯が動くことなどにより、詰め物も影響を受けやすい

・唾液の分泌量が多いことも、子どもの詰め物が取れやすい理由の1つ

・子どもの詰め物が取れても、自力で戻したり放置したりしてはいけない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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重い虫歯を発症している可能性が高い症状について

虫歯を発症すると、冷たいものや甘いものがしみたり、ものを噛んだときに痛みが生じたりします。

また、虫歯がかなり進行している場合、さらに別の症状も見られるようになり、ここまで来たら一刻も早く歯科クリニックで治療しなければいけません。

ここからは、重い虫歯のときによく見られる症状について解説します。

〇頬が腫れる

歯がズキズキ痛むだけでなく、痛む歯がある側の頬が腫れている場合、重い虫歯を発症している可能性が高いです。

虫歯が進行し、歯の神経が壊死して腐敗すると、根っこの先に膿が溜まります(根尖病巣)。

通常、こちらの膿は膜に包まれているため、根っこの先が腫れることはあっても、頬まで腫れることはありません。

しかし、重い虫歯になると、膿が歯の周りの筋肉、歯茎の結合組織などを通り、頬や顎の下などにまで広がってしまうことがあります。

こちらは蜂窩織炎(ほうかしきえん)という症状であり、ひどい場合は腫れや発赤、痛みだけでなく、頭痛などの全身的な症状にもつながります。

〇発熱

歯の痛みと発熱が併発する場合も、重い虫歯を患っている可能性が高いです。

先ほども解説したように、虫歯の症状がひどいと、歯の神経の根っこに膿が溜まることがありますが、こちらの炎症が強い場合、発熱につながることも考えられます。

また、風邪などの症状で発熱しているときに歯が痛むという、逆のパターンもあります。

具体的には、熱によって歯の神経の血流が良くなり、神経に通っている血管の内圧が上昇することで、神経を圧迫し、痛みにつながるという仕組みです。

ちなみに、歯周病や親知らずの炎症により、熱が出てしまうこともあります。

〇眠れなくなる

歯が痛くて眠れない場合も、重い虫歯を発症している可能性が高いです。

虫歯が進行し、神経が壊死してしまった歯には、免疫力がありません。

そのため、バイ菌が入り膿となって溜まる可能性が高いですが、こちらが自然に排出されず、骨の中に残っている場合は、夜眠れなくなるほどの激痛に襲われることがあります。

また、こちらの症状を放置すると、バイ菌が血管を通じて全身に回り、さまざまな合併症を引き起こすことも考えられるため、注意しなければいけません。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯が痛むだけでなく、痛む歯がある側の頬が腫れている場合、重い虫歯を発症している可能性が高い

・重い虫歯が原因で、発熱につながる場合がある

・風邪などの症状で発熱し、その熱が神経の圧迫、歯の痛みにつながるケースもある

・眠れなくなるほどの痛みがある場合も、虫歯がかなり進行している可能性が高い

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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携帯歯ブラシを選ぶ際にチェックしたいポイントについて

旅行や出張などに行く際、場合によっては携帯歯ブラシを持参しなければいけないことがあります。

普段そのようなことが頻繁にあるわけではない方は、直前に携帯歯ブラシを購入するケースが多いかと思いますが、製品の購入時には、一体どこをチェックすれば良いのでしょうか?

具体的なポイントについて解説します。

〇機能性の高いケースが付いているかどうか

携帯歯ブラシを購入する際は、機能性の高いケースが付いているかどうかを必ずチェックしましょう。

携帯歯ブラシのケースは、バッグの中でバラバラになってしまわないよう、歯ブラシと小さめの歯磨き粉を合わせて収納することができるものです。

そのため、持ち運びには適していますが、一方で歯ブラシについた水滴がケースに残り、不衛生になりやすいというデメリットがあります。

よって、ケースは細かい穴が開いている通気性の優れたものを選びましょう。

また、電動歯ブラシの場合は、ブラシの部分と本体を別々に収納し、よりコンパクトな状態で持ち運べるケースのものがおすすめです。

〇毛先が硬すぎないかどうか

携帯歯ブラシを購入する際は、毛先が硬すぎないかどうかもチェックすべきです。

歯ブラシには、大きく分けて柔らかめ、普通、硬めという3段階の硬さがあります。

しかし、携帯歯ブラシの毛先は、家庭で使用する歯ブラシと比べて全体的に硬い傾向にあります。

そのため、いつも使用している歯ブラシの感覚で選んでしまうと、思いの外硬く、歯磨きの際に使いづらかったり、出血したりすることも考えられます。

もし、販売店舗にサンプルが用意してあるのであれば、実際に毛先に触れ、普段使いの歯ブラシに近い硬さのものを選ぶべきです。

〇電動歯ブラシのチェックポイント

携帯歯ブラシとして電動歯ブラシを購入しようと考えている方は、前述したケースのコンパクトさと合わせて、以下の点をチェックすべきです。

・サイズは大きすぎないか、重すぎないか
・電源タイプはどうか(充電式、電池式など)
・動作音は大きすぎないかどうか
・USB対応かどうか
・替えのブラシが手に入りやすいかどうか
・防水機能が付いているかどうか など

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・携帯歯ブラシを選ぶ際は、通気性のあるケースが付いているかチェックすべき

・電動歯ブラシの場合、ブラシと本体を分けて収納できるかどうかもポイント

・携帯歯ブラシの毛先は硬い傾向にあるため、選ぶ際には注意すべき

・電動歯ブラシの場合は音や重さ、電源タイプなども選ぶ際のポイント

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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噛み合わせが悪いことによって発生する意外な問題について

よく知られている噛み合わせが悪いことのデメリットと言えば、食事に影響が出ること、ブラッシングが不十分になり、虫歯のリスクが高くなることなどが挙げられます。

また、実はこれら以外にも生じる問題はいくつかあります。

今回は、噛み合わせが悪いことによって発生する意外な問題について解説したいと思います。

〇綺麗な発音ができない

噛み合わせが悪いことによる意外な問題としては、まず綺麗な発音ができなくなることが挙げられます。

前歯が前方に出ていたり、噛み合わせがガタガタだったりすると、しっかりと口を閉じるのが難しくなります。

また、話すときに口が少し開いている状態の場合、隙間から息が漏れてしまい、歯擦音と呼ばれるサ行が発音しにくくなったり、タ行やラ行を相手が聞き取りにくくなったりする可能性があります。

このような状況が続くと、会話をすることがストレスにつながるだけでなく、次第に人と話すのがコンプレックスとなり、接する機会も減少することが考えられます。

〇集中力が低下する

集中力の低下も、噛み合わせが悪いことで発生する問題の1つです。

先ほども触れたように、噛み合わせが悪いと口をしっかり閉めることができません。

こちらは、口呼吸が増えることにもつながります。

また、口呼吸は、鼻呼吸と比べて脳の酸素を多く消費し、血流を増やします。

つまり、普通に呼吸しているだけでも、口呼吸は脳を過剰に使って疲れさせるということです。

そのため、いざ仕事や勉強などに集中しようとしても、脳がすぐに疲弊し、集中力がもたなくなってしまいます。

ちなみに、噛み合わせが悪くものがしっかり噛めないことも、脳の働きが鈍る原因になるとされています。

〇胃の負担が大きくなる

噛み合わせが悪いことで生じる意外な問題としては、胃の負担が大きくなることも挙げられます。

噛み合わせが悪いと咀嚼能力が落ちるため、食べ物を比較的大きい状態のまま飲み込むことになります。

このように、しっかり噛み砕かれていないものが胃に入ることにより、負担は大きくなります。

また、食事は毎日行うことであるため、長期間しっかり噛めない状態が続くと、胃の調子が悪くなったり、急性胃炎や胃十二指腸潰瘍などの疾患につながったりすることも考えられます。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・前歯が出ていたり、噛み合わせがガタガタだったりする方は、口が閉まりにくい

・噛み合わせが悪いと、サ行やタ行、ラ行などがうまく発音できなくなる

・口呼吸が増え、仕事や勉強の際の集中力が低下するのも、噛み合わせが悪いことで生じる問題

・噛み合わせが悪いと、食べ物をしっかり咀嚼できず、胃の負担が大きくなる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺や「新潟大学前駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、新潟西歯科クリニックへお問い合わせ下さい!

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