魚は私たちの生活に欠かせない食材の1つであり、好む方であれば朝、昼、晩と魚を食べる方もいるかと思います。
また、せっかく食べるのであれば、予防歯科につながる栄養素の多い魚を選びたいところです。
今回は、予防歯科におすすめの魚の種類について解説したいと思います。
〇マグロ
予防歯科におすすめの魚としては、まずマグロ(赤身)が挙げられます。
マグロは、お寿司やお刺身などのネタとしてとても人気であり、ツナとして料理に使用されることも多いです。
そのため、食べる機会は必然的に多くなりますが、実はこちらには予防歯科効果のあるビタミンB群の一種であるビタミンB6が豊富に含まれています。
ビタミンB6は、血中ホモシステイン値を低下させ、良質なコラーゲンを保つだけでなく、骨や歯茎の健康を維持してくれます。
ちなみに、ビタミンB6には、摂取することで口内炎ができるのを防ぐ効果もあります。
〇サケ
予防歯科におすすめの魚としては、日本の朝食の定番であるサケも挙げられます。
サケには、ビタミンDが豊富に含まれています。
ビタミンDは、骨密度や骨の生成への関りが深い栄養素であり、摂取することでカルシウムを身体に吸収しやすくします。
また、歯の石灰化を助ける効果もあるため、虫歯や歯周病になりにくい強い歯をつくるためには必須の栄養素だと言えます。
ちなみに、ビタミンDはカツオにも豊富に含まれているため、これらの魚をバランス良く食事に採り入れることで、より虫歯や歯周病を予防しやすくなります。
〇タラ
タラも、予防歯科におすすめの魚の1つです。
タラは脂肪分が少なく、淡白な味ですが、焼き魚やフライ、煮付けなど調理方法が豊富なため、飽きずに食べることができます。
また、タラが予防歯科におすすめの理由は、ビタミンAが多く含まれているからです。
ビタミンAは、歯の一番外側を覆うエナメル質をつくる際に必要な栄養素であり、不足するとエナメル質形成不全につながるおそれがあります。
その他、抗酸化作用や、歯茎などの粘膜の健康維持を促進する作用などがあるため、虫歯菌や歯周病菌といった細菌に対して強い口内環境を整えてくれます。
〇この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・マグロの赤身には、歯や歯茎の健康を維持するビタミンB6が豊富に含まれている
・サケやカツオは、強い歯をつくるために必要なビタミンDが豊富なため、予防歯科におすすめ
・タラに多く含まれるビタミンAには、エナメル質を形成したり、粘膜の健康を維持したりする作用がある
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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