マウスピース矯正では、透明なマウスピースを装着し、一定の期間が経過した後、また新たなマウスピースに交換します。
こちらの作業を繰り返すことにより、少しずつ歯を移動させていきますが、交換時には注意点を押さえておかなければいけません。
今回は、こちらの注意点について解説します。
〇指示通りのタイミングで交換する
マウスピースは、歯科クリニックの医師が計画通りに治療を進めるために、きちんと交換する時期が考えられています。
また、患者さんによっては、少しでも早く矯正効果を得られるように、自己判断で交換したり、順番とは違うマウスピースを装着したりすることを考える方もいますが、こちらはかえって逆効果であるため、控えるようにしましょう。
ちなみに、指示通りのタイミングで交換しなかった場合、歯や歯槽骨などを傷めてしまう原因にもなります。
〇マウスピースの調整は歯科クリニックで行う
マウスピース矯正で使用されるアライナーというマウスピースは、アメリカのアライアン・テクノロジー社という企業で作製されています。
こちらは、全体的に丸みを帯びた形状が特徴であり、口内に当たって痛いことはほとんどありませんが、ごく稀に尖った部分が残っていることがあります。
このようなケースでは、そのまま装着せず、歯科クリニックで調整してもらいましょう。
尖った状態のまま使用すると、歯茎の炎症などの口内トラブルにつながります。
また、患者さん自身で調整すると変形のおそれがあるため、こちらも控えるべきです。
〇マウスピースの紛失に注意する
マウスピース矯正では、定期的に新しいマウスピースに交換する必要がありますが、次に装着すべきマウスピースを紛失してしまうというケースもあります。
このような場合、後戻りしないように、一つ前のマウスピースを装着して過ごすことになり、治療期間が長くなってしまうため、注意が必要です。
また、新しい装置を作製するための費用もかかります。
ちなみに、マウスピースの紛失を防ぐためには、ティッシュなどに包んで保管せず、常に専用のケースに入れておくことをおすすめします。
〇この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・マウスピースは必ず歯科クリニックの指示通りのタイミングで交換する
・早く交換しすぎると、骨や歯槽骨を傷める原因になる
・マウスピースに尖った部分がある場合は、そのまま装着せず、歯科クリニックで調整してもらう
・新しいマウスピースを紛失すると、当初よりも矯正にかかる期間が長くなる
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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