皆さんもご存知の通り、歯周病を引き起こす直接的な原因は歯周病菌です。
また歯周病菌は1種類ではなく、さまざまな種類の歯周病菌が口内で活発に動くことで、歯周病に至ります。
今回は、代表的な歯周病菌の一つであるトレポネーマ・デンティコーラについて解説します。
トレポネーマ・デンティコーラの概要
トレポネーマ・デンティコーラは、歯周病菌の一種であり、簡単にいうと歯周病を悪化させる最強クラスの悪玉菌です。
口内に棲みつく数百種類以上の細菌の中でも、特に病原性が高いとされる“レッドコンプレックス”と呼ばれる3大歯周病菌の一つに数えられます。
ちなみにレッドコンプレックスには、他にもポルフィロモナス・ジンジバリス、タンネレラ・フォーサイシアという歯周病菌があります。
トレポネーマ・デンティコーラの特徴
トレポネーマ・デンティコーラはらせん状の形をしていて、コルク抜きのようにクルクルと回転しながら移動します。
この動きにより、歯茎の奥深くまで入り込むことが可能です。
また酸素を嫌う性質があるため、酸素の届かない歯周ポケットの深いところに棲みついています。
ちなみにトレポネーマ・デンティコーラの攻撃方法としては、強力なタンパク質分解酵素
を出し、歯茎の組織や血管を破壊するというものです。
これにより、歯を支える骨が溶かされ、最終的に歯が抜け落ちる原因になります。
トレポネーマ・デンティコーラの怖さ
トレポネーマ・デンティコーラは、単に口内の健康を損なうだけでなく、全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性が指摘されています。
例えば、認知症の方の脳からは、トレポネーマ・デンティコーラが高い確率で検出されています。
こちらは、脳の神経に悪影響を与える可能性があることを示唆しています。
またトレポネーマ・デンティコーラは、おそろしい疾患として知られる梅毒の原因菌(トレポネーマ・パリダム)と同じ仲間の細菌です。
性質が似ているため、非常にしつこく、組織を破壊する力が強いのが特徴です。
そのため、セルフケアだけでなく歯科クリニックのクリーニングなどにより、物理的に除去しなければいけません。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・トレポネーマ・デンティコーラは、特に病原性が高いとされる“レッドコンプレックス”と呼ばれる3大歯周病菌の一つに数えられる
・強力なタンパク質分解酵素を出し、歯茎の組織や血管を破壊するのが特徴
・トレポネーマ・デンティコーラは、認知症などの全身疾患との関連性も深い
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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