新潟市西区の歯医者、新潟西歯科クリニック|ブログ

予防歯科に効果的な甘いものの食べ方について

甘いものには多くの糖が含まれていて、虫歯につながりやすいです。

そのため、丁寧にブラッシングを行い、虫歯のリスクを下げる必要があります。

また、ブラッシングだけでなく、食べ方を工夫することでも、糖が原因の虫歯はある程度予防することが可能です。

今回は、予防歯科に効果的な甘いものの食べ方を解説します。

〇食べる量を決める

予防歯科に効果的な甘いものの食べ方としては、まずあらかじめ食べる量を決めておくということが挙げられます。

普段お菓子を食べる方の中には、袋のまま食べたり、ペットボトルのままジュースを飲んだりする方もいるかと思います。

しかし、このような方法は、食べ終わるタイミングを逃し、予定よりも多くの甘いものを摂取する原因になります。

そのため、最初に食べる量を決めるために、お菓子は袋に入れ、ジュースはコップに注いだ状態にしておくことをおすすめします。

〇甘いものは食後のデザートとして食べる

予防歯科につながる甘いものの食べ方としては、間食としてではなく、食後のデザートとして食べることも挙げられます。

チョコレートなどの甘いお菓子は、昼食と夕食の間、つまりおやつの時間に間食として食べる方も多いかと思います。

しかし、このような食べ方だと、口内に残っているプラークと砂糖が相まって酸をつくり出し、虫歯のリスクが高くなりやすいです。

一方、食事の一環として甘いものを食べることにより、その後丁寧にブラッシングをすれば、口内に残ったプラークと糖は同時にキレイにすることができます。

〇一度にまとめて食べる

予防歯科につながる甘いものの食べ方としては、一度にまとめて食べることも挙げられます。

例えば、30gのチョコレートを10gずつ3回に分けて食べるのであれば、1回で30gを食べる方が虫歯のリスクは軽減されます。

こちらは、単純に歯の表面が糖で汚される時間が短くなることが理由です。

たとえ一口でも、甘いものを一度摂取すると、約20分は歯の表面に砂糖が停滞するとされています。

ただし、まとめて食べた方が良いからといって、大量に食べると虫歯だけでなく、体重の増加にもつながってしまうため、カロリーに関しては注意しなければいけません。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・甘いものを食べる際は、あらかじめ袋やコップに移し、食べる量を決めることが大切

・間食としてではなく、食後のデザートとして甘いものを食べれば、虫歯のリスクが下がる

・一度にまとめて食べることも、予防歯科に効果的な甘いものの食べ方

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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スタッフ一同、心よりお待ちしております。

予防歯科の効果があるお茶の種類と特徴について

予防歯科では、歯科クリニックで行うケアだけでなく、自宅での習慣などが関係するセルフケアも大事になってきます。

特に、食品選びは重要なセルフケアであり、お茶は虫歯予防に効果のある食品の一つとされています。

今回は、予防歯科の効果があるお茶の種類と、それぞれの特徴について解説します。

〇緑茶

予防歯科の効果があるお茶の種類として代表的なのは、なんといっても緑茶です。

緑茶にはさまざまな成分が含まれていて、特にポリフェノールに分類されるカテキンは、口腔疾患に対して良い効果をもたらします。

カテキンは虫歯や歯周病の原因菌増殖を抑制し、口臭予防にも一役買ってくれます。

ある研究では、緑茶を1日に4杯以上飲む高齢者の方は、緑茶を飲まない高齢者の方に比べて、約1.6本も歯の本数が多いという結果も出ているほどです。

〇ウーロン茶

予防歯科の効果があるお茶の種類としては、ウーロン茶も挙げられます。

ウーロン茶は、緑茶と同じチャノキの葉からできるお茶で、製法の違いによってウーロン茶になります。

ウーロン茶は作る過程で発酵させますが、このとき完全に発酵させず、途中でやめることにより、烏龍茶特有のポリフェノールが作られます。

また、こちらのポリフェノールは、緑茶に含まれるカテキンが多数結合してできていて、結合前のカテキンよりも分子量が大きいため、虫歯菌に対する抗菌作用はパワーアップしています。

ちなみに、ウーロン茶特有のポリフェノールには、虫歯菌が作りだす酵素の働きを阻害する作用もあるため、継続的に摂取することでプラークが作られにくくなります。

〇麦茶

予防歯科の効果があるお茶の種類としては、麦茶も挙げられます。

麦茶には、虫歯の原因菌の生成を妨げる働きがあり、就寝前に飲むことで、虫歯菌が歯に付着しにくい状況になります。

また、麦茶に含まれるミネラルは、歯茎の腫れや歯周病に効くビタミンCを効率的に摂取させる効果があります。

ビタミン類は、ミネラルが内と身体の中に取り込まれず、体外に流れ出てしまうため、こちらの効果はとても重要です。

ちなみに、麦茶にはカフェインが含まれていないため、一年中飲んでも歯に対する影響は少ないです。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・予防歯科の効果があるお茶の種類には、緑茶、ウーロン茶、麦茶などがある

・緑茶に多く含まれるカテキンは、口腔疾患に対して良い効果をもたらす

・ウーロン茶特有のポリフェノールは、結合前のカテキンよりも分子量が大きく、抗菌作用が強い

・麦茶に含まれるミネラルは、歯茎の腫れや歯周病に効くビタミンCを効率的に摂取させる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【予防歯科】粘度の高い食べ物は虫歯のリスクを高めます

予防歯科の観点から、あまり摂取しない方が良い食べ物としては、虫歯につながりやすいチョコレートやジュース類などが挙げられます。

また、粘度の高い食べ物も、摂取しすぎてはいけません。

今回は、粘度の高い食べ物にはどのようなものがあるのか、食べるときはどう対処すべきなのかについて解説します。

〇キャラメルは粘度が高い食べ物の代表格

予防歯科の観点から、摂取を控えるべき虫歯につながりやすい食べ物としては、まずキャラメルが挙げられます。

こちらは、粘度が高い食べ物の代表格であり、お菓子などにも良く使用されているため人気が高いですが、歯にとっては非常に悪い食べ物です。

キャラメルを口に含むことは、長時間砂糖のかたまりを口に入れておくことになるため、当然虫歯のリスクは高くなります。

ちなみに、こちらはキャンディー類などにも同じことが言えます。

〇ドライフルーツも粘度が高い

ドライフルーツも粘度が高い食べ物であり、予防歯科の観点から虫歯につながりやすいと言えるため、食べる際は注意が必要です。

ドライフルーツの中でも、特に一般的なのはレーズンであり、こちらは健康志向の方々にとって定番のスナックです。

その他、パイナップルやマンゴーなど、さまざまな材料を使ったドライフルーツが存在しますが、これらは歯にくっつきやすく、糖分も高いです。

ちなみに、バナナはドライフルーツであっても、そうでなくても、歯にとってあまり良くないフルーツです。

バナナはその柔らかい食感から、容易に歯や歯茎の隙間に入り込み、留まることで虫歯を引き起こします。

〇粘度が高いものを食べる際の対処法

前述した粘度が高いものを食べる際は、食べた後なるべくすぐに歯を磨くようにしましょう。

言い換えると、すぐに歯磨きができる状況でない場合は、食べるべきではありません。

また、ドライフルーツを食べる際には、ニンジンなどの野菜をあわせて食べるのもおすすめです。

ニンジンは、清掃性食品という口内の汚れを取り除く食べ物であり、線維が多く、よく噛むことで歯の表面をキレイにしてくれます。

ちなみに、清掃性食品には、他にもゴボウやこんにゃく、レタスなどがあります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・予防歯科の観点から、粘度の高い食べ物は虫歯につながりやすいため、摂取を控えるべき

・キャラメルは粘度が高い食べ物の代表格

・レーズンなどのドライフルーツも、粘度が高いため摂取には注意が必要

・粘度が高いものを食べる際には、すぐに歯磨きをするか、清掃性食品をあわせて食べるべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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予防歯科につながる“清掃性食品”について解説します

虫歯や歯周病といった口内のトラブルは、歯科クリニックで行うケアだけでなく、自宅で行うセルフケアでも予防できます。

また、セルフケアの代表的な方法の1つに、虫歯や歯周病につながりにくい食品選びが挙げられます。

今回は、予防歯科につながる“清掃性食品”について解説したいと思います。

〇清掃性食品の概要

歯に付着したプラークを落とす方法と言えば、ブラッシングやうがいなどが挙げられますが、食べることである程度口内が清潔になる食品というものが存在します。

こちらが清掃性食品です。

また、清掃性食品には、歯の表面にこびりついた汚れを落とす直接清掃性食品、唾液の分泌を促進し、汚れを洗い流してくれる間接清掃性食品の2種類が存在します。

それぞれどのようなものが当てはまるのか見てみましょう。

〇直接清掃性食品

直接清掃性食品とは、粘膜に付着した汚れを取り除き、キレイにしてくれる効果のある食品で、食物繊維を豊富に含み、なおかつ糖質や油分等を含んでいないものを指しています。

具体的には、以下のような食品です。

・ニンジン
・ゴボウ
・レタス
・セロリ

特に、ニンジンやゴボウは予防歯科につながりやすい食品であり、硬くてなかなか溶けないため、飲み込むまでに何度も咀嚼する必要があります。

また、咀嚼の回数が増えることで、唾液が多く分泌され、口内の汚れが洗い流される効果も期待できます。

〇間接清掃性食品

間接清掃性食品とは、口に含むことで唾液の分泌を促し、食べカスが口内に滞ることを防いでくれる食品をいいます。

代表的なものには、梅干しやレモンなどの酸味があるものが挙げられます。

唾液が分泌されると、口内が酸性からアルカリ性へと傾き、酸によって歯が溶け出すのを防止します。

食事をした後、すぐに歯磨きを行って食べカスを除去することができれば良いですが、誰もがそのような環境にいるとは限らないため、間接清掃性食品で口内をアルカリ性に傾けることはとても重要です。

ちなみに、これらの清掃性食品とは真逆の食べ物に、停滞性食品というものがあります。

こちらは、ポテトチップスやパン、カレーなど、糖分や油分を多く含み、歯にくっつきやすい食品であり、虫歯などのリスクを高めます。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・清掃性食品は、食べるだけで口内をキレイし、予防歯科の効果を高める食品

・直接清掃性食品は、食物繊維の働きにより歯の汚れを取り除く効果がある

・間接清掃性食品は、唾液の分泌を促し、口内を酸性からアルカリ性に傾ける

・ポテトチップスやパンなどの停滞性食品は口内トラブルのリスクを高める

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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予防歯科の一環として摂取したい“オメガ3脂肪酸”について

歯周病を予防することには、健康な口内環境を維持するだけでなく、糖尿病や脳血管疾患、心臓疾患などの病気になるのを防ぐメリットもあります。

また、歯周病はさまざまな栄養素を摂取することで予防できます。

今回は、予防歯科の一環として摂取したい“オメガ3脂肪酸”について解説します。

〇オメガ3脂肪酸の概要

脂肪酸は、結合できる手を持った4つの炭素原子が鎖状につながったものです。

一般的には1本ずつ、他の原子である炭素や水素、酸素と結合して形をつくりますが、炭素原子同士が2本の手で結合することもあります。

こちらを二重結合といい、鎖状に結び付いた3つ目の炭素原子に二重構造が見られる脂肪酸をオメガ3脂肪酸といいます。

オメガ3脂肪酸は、間の身体では合成できないため、食べ物などから摂取しなければいけません。

また、こちらはα-リノレン酸、EPA、DHAという3つの種類に分かれていて、α-リノレン酸はエゴマ油やアマニ、EPAやDHAはサバ、イワシなどの青魚に多く含まれています。

〇オメガ3脂肪酸の歯周病予防効果について

オメガ3脂肪酸には、血圧の低下やアレルギー物質の抑制、ダイエット効果などさまざまな作用が期待できますが、予防歯科に大きく関わってくるのが、細胞の修復を高める効果です。

破壊された細胞の修復を高めることにより、炎症を防いだり、軽減したりするため、歯周病の予防が期待できます。

また、α-リノレン酸は血液をサラサラにすることから、脳卒中、高血圧、心筋梗塞などの生活習慣病にも効果があり、歯周病の予防だけでなく、ダイレクトに全身疾患を防ぐことができます。

〇オメガ3脂肪酸を摂取する際の注意点

予防歯科の一環としてオメガ3脂肪酸を摂取する際に注意したいのは、酸化がしやすいという点です。

そのため、オメガ3脂肪酸はなるべく加熱せずに摂取することが大切です。

しかし、サバなどの青魚は焼いて食べるケースが多いため、どうしても加熱しなければいけない場面が多いです。

そのような場合には、化防止の効果があるビタミンC、ビタミンEを補助的な栄養素として摂取することをおすすめします。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・オメガ3脂肪酸は人間の身体では合成できない成分で、アマニや青魚に多く含まれる

・オメガ3脂肪酸はα-リノレン酸、EPA、DHAに分類される

・オメガ3脂肪酸は破壊された細胞の修復を高め、歯周病を予防してくれる

・予防歯科の一環としてオメガ3脂肪酸を摂取する際は、ビタミンC、Eをあわせて摂取する

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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予防歯科にかかる費用の相場はどれくらいなのか?

歯科クリニックで実施される予防歯科は、虫歯や歯周病などを予防するにあたって、定期的に受ける必要があるものです。

しかし、中には費用に対する不安があり、なかなか足を運ぶことができないという方もいるかと思います。

今回は、予防歯科にかかる費用の相場について解説します。

〇保険診療の場合

保険が適用される保険診療の場合、予防歯科にかかる費用の相場は3,500円前後です。

数万円などの大きな負担となることは、基本的にありません。

こちらは、月に1回歯科クリニックで実施される予防歯科を受けた場合の金額であり、初診料やレントゲン費用といったものも含まれています。

また、保険診療の予防歯科で実施されるのは、口腔内検査、歯周組織検査などの他、プラークや歯石の除去といったクリーニングです。

その他、フッ素塗布やブラッシングのアドバイス、指導なども行われます。

〇自由診療の場合

歯科クリニックで行われる予防歯科には、保険が適用されない自由診療のものもあります。

こちらに関しては、歯科クリニックが自由に診療内容、金額を決定することができるため、費用相場に関してもバラつきがあります。

基本的には、月1回の治療で10,000円前後が相場ですが、安くて5,000円前後、高くて30,000円前後になることも考えられます。

ちなみに、自由診療の予防歯科は一般的にPMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)と呼ばれるもので、こちらは簡単にいうと、より専門的な技術でプラークや歯石、着色汚れなどを落とす治療を指しています。

こちらは、審美目的で受ける方が多く、費用はかかるものの、虫歯や歯周病予防の観点ではとても効果的な治療です。

〇途中で虫歯が見つかるとさらに費用がかかる

歯科クリニックで予防歯科を受けている途中で虫歯が見つかると、そちらの治療にも取り掛からなければいけないため、さらに費用がかかります。

また、虫歯治療にかかる費用に関しては、保険診療の場合で1本あたり1,000~10,000円くらいが相場です。

樹脂を詰めるだけですぐに終わる治療や、何度も歯科クリニックに通院し、型取りをして被せ物を装着しなければいけない治療など、虫歯の深さや治療内容、部位によって、価格はある程度前後します。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・保険診療(クリーニングやブラッシングのアドバイスなど)の場合、予防歯科にかかる費用の相場は3,500円前後

・自由診療の予防歯科では、5,000円~30,000円前後の費用がかかる

・自由診療の予防歯科はPMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)と呼ばれる専門的な治療

・予防歯科を受けている途中で虫歯が見つかるとさらに費用がかかる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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予防歯科としてデンタルフロスを使用する際のポイント

デンタルフロスは、細いナイロン繊維でできている清掃器具で、予防歯科の一環として使用します。

また、こちらは歯ブラシ同様、ポイントを押さえて使用することで、より効果を発揮しやすくなります。

今回は、予防歯科の一環としてデンタルフロスを使用する際のポイントについて解説します。

〇歯茎を傷つけないように注意する

予防歯科の一環としてデンタルフロスを使用する場合、歯茎を傷つけないように注意する必要があります。

デンタルフロスを歯と歯の間に入れる際、勢いをつけてしまうと、歯茎を傷つけるおそれがあります。

また、歯茎が傷つくと、傷口から細菌が入り込んだり、歯茎が下がったりすることが考えられます。

そのため、使用する際は鏡を見ながら、ゆっくりと通した歯の間にこすりつけるように動かすことを意識しましょう。

〇先に歯ブラシを使用する

予防歯科としてデンタルフロスを使用する場合のポイントとしては、先に歯ブラシを使用することも挙げられます。

デンタルフロスを先に使用し、その後に歯ブラシを使用する場合、一度デンタルフロスでかき出した汚れが、歯ブラシによって再び隙間に押し込まれてしまうことがあります。

そのため、デンタルフロスはあくまで歯ブラシによる口腔ケアの仕上げに行うものと考えておきましょう。

もちろん、デンタルフロスだけでは十分に汚れが落とせないため、歯ブラシの併用は必須です。

〇糸の種類にも注目する

予防歯科の一環としてデンタルフロスを使用する場合には、形状だけでなく糸の種類にも注目すべきです。

デンタルフロスには、主に2つの種類があります。

一つは、ホルダーにフロスが取り付けてあるタイプのホルダータイプ、もう一つは、必要な長さのフロスを切り取り、指に巻き付けて使用するタイプのロールタイプです。

また、これらに使用される糸にも種類があり、こちらはワックスタイプとノンワックスタイプに分かれます。

ワックスタイプは、ワックスでコーティングされているため滑りやすく、狭い歯と歯の間にも入り込みやすいというメリットがあります。

また、ノンワックスタイプは、ワックスでコーティングされていないため、フロスの繊維が広がりやすく、隙間にフィットして汚れを落としやすいです。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・予防歯科としてデンタルフロスを使用する場合、歯茎を傷つけないように注意する

・歯ブラシより先にデンタルフロスを使用すると、かき出した汚れが再び隙間に押し込まれる可能性がある

・デンタルフロスを選ぶ際には、形状だけでなく糸の種類にもこだわるべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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予防歯科に通うことの意外なメリットについて解説します

一般的に知られている予防歯科のメリットと言えば、虫歯や歯周病を未然に防止できることや、痛みに苦しくことが少なくなることなどが挙げられます。

また、実は上記以外にも、予防歯科には意外なメリットがいくつかあります。

今回は、こちらの内容について解説したいと思います。

〇認知症のリスクが軽減される

予防歯科に通う意外なメリットとしては、まず認知症のリスクが軽減されることが挙げられます。

アルツハイマー型認知症と歯周病は、深く関係しています。

アルツハイマー型認知症は、脳内にアミロイドβなどの物質が蓄積することで発症しますが、こちらは歯周病菌がつくり出し、血液から脳内に取り込まれることが分かっています。

定期的に予防歯科に通い、歯周病を予防することにより、このようなアルツハイマー型認知症になるリスクは減少します。

〇経済的な負担が少なくなる

予防歯科に通うことの意外なメリットとしては、経済的な負担が少なくなるということも挙げられます。

歯科クリニックの治療メニューには、保険適用のものも多いため、1回1回の治療にそれほど大きな金額はかかりません。

しかし、虫歯や歯周病を発症すると、何度も通院しなければいけなくなるため、トータルの治療費はある程度かかってしまいます。

一方、予防歯科も費用がかかるものの、受けるのは年に数回程度です。

そのため、トータルの金額は虫歯や歯周病を治療する際より安くなります。

また、予防歯科には全身疾患を予防できるというメリットもあり、こちらも将来的な医療費の負担軽減につながります。

〇歯を大切にする意識が高まる

歯を大切にする意識が高まることも、予防歯科に通う意外なメリットの1つです。

予防歯科では、歯の表面にこびりついた歯石や歯垢、着色などを除去する治療を行います。

こちらは、虫歯や歯周病の予防だけでなく、単純に見た目をキレイにすることにもつながります。

また、歯がキレイになり、口元が明るくなると、多くの方はその状態をキープしたいと考えます。

つまり、予防歯科を受ける前よりも、ブラッシングなどのケアを丁寧に行う可能性が高いということです。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・予防歯科で歯周病対策をすることで、アルツハイマー型認知症のリスクが軽減される

・虫歯や歯周病の治療費負担を軽減できるのも、予防歯科の意外なメリット

・予防歯科は全身疾患を予防し、将来的な医療費負担も抑えてくれる

・予防歯科で歯をキレイにすることで、歯を大切にする意識が高まる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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予防歯科におすすめの魚にはどのようなものがある?

魚は私たちの生活に欠かせない食材の1つであり、好む方であれば朝、昼、晩と魚を食べる方もいるかと思います。

また、せっかく食べるのであれば、予防歯科につながる栄養素の多い魚を選びたいところです。

今回は、予防歯科におすすめの魚の種類について解説したいと思います。

〇マグロ

予防歯科におすすめの魚としては、まずマグロ(赤身)が挙げられます。

マグロは、お寿司やお刺身などのネタとしてとても人気であり、ツナとして料理に使用されることも多いです。

そのため、食べる機会は必然的に多くなりますが、実はこちらには予防歯科効果のあるビタミンB群の一種であるビタミンB6が豊富に含まれています。

ビタミンB6は、血中ホモシステイン値を低下させ、良質なコラーゲンを保つだけでなく、骨や歯茎の健康を維持してくれます。

ちなみに、ビタミンB6には、摂取することで口内炎ができるのを防ぐ効果もあります。

〇サケ

予防歯科におすすめの魚としては、日本の朝食の定番であるサケも挙げられます。

サケには、ビタミンDが豊富に含まれています。

ビタミンDは、骨密度や骨の生成への関りが深い栄養素であり、摂取することでカルシウムを身体に吸収しやすくします。

また、歯の石灰化を助ける効果もあるため、虫歯や歯周病になりにくい強い歯をつくるためには必須の栄養素だと言えます。

ちなみに、ビタミンDはカツオにも豊富に含まれているため、これらの魚をバランス良く食事に採り入れることで、より虫歯や歯周病を予防しやすくなります。

〇タラ

タラも、予防歯科におすすめの魚の1つです。

タラは脂肪分が少なく、淡白な味ですが、焼き魚やフライ、煮付けなど調理方法が豊富なため、飽きずに食べることができます。

また、タラが予防歯科におすすめの理由は、ビタミンAが多く含まれているからです。

ビタミンAは、歯の一番外側を覆うエナメル質をつくる際に必要な栄養素であり、不足するとエナメル質形成不全につながるおそれがあります。

その他、抗酸化作用や、歯茎などの粘膜の健康維持を促進する作用などがあるため、虫歯菌や歯周病菌といった細菌に対して強い口内環境を整えてくれます。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・マグロの赤身には、歯や歯茎の健康を維持するビタミンB6が豊富に含まれている

・サケやカツオは、強い歯をつくるために必要なビタミンDが豊富なため、予防歯科におすすめ

・タラに多く含まれるビタミンAには、エナメル質を形成したり、粘膜の健康を維持したりする作用がある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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虫歯予防にカルシウムが効果的な理由を知っておこう

虫歯を予防するには、ビタミン類やタンパク質など、さまざまな栄養素をバランス良く摂取する必要があります。

また、今回解説するカルシウムも、虫歯と密接な関わりを持つ栄養素の1つです。

ここからは、虫歯予防にカルシウムが効果的な理由を中心に解説したいと思います。

〇カルシウムには永久歯を強くする働きがある

カルシウムは、骨や歯のもととなり、丈夫な身体づくりには欠かせない栄養素です。

また、歯の多くの部分を占める象牙質は、ほとんどがカルシウムで形成されています。

つまり、もともと歯には多くのカルシウムが含まれているということです。

カルシウムは、永久歯がつくられる過程で非常に重要な栄養素であり、幼い頃からきちんと摂取することで、強い永久歯が形成されます。

もちろん、すでに生え揃っている大人の歯にとっても、カルシウムの摂取は重要です。

〇カルシウムはエナメル質の再石灰化を促す

虫歯予防にカルシウムが効果的な理由としては、エナメル質の再石灰化を促すことも挙げられます。

歯の表面にあるエナメル質が溶けて象牙質が露出すると、歯の防御力が低下し、虫歯や歯周病、知覚過敏などさまざまな症状のリスクが高くなります。

一方、カルシウムを多く摂取していれば、口内の唾液に含まれるカルシウムで十分に再石灰化ができ、溶けたエナメル質の部分を自動的に修復し、強い歯に戻してくれます。

〇カルシウムが豊富な食材について

虫歯予防に効果的なカルシウムは、さまざまな食材から摂取することが可能です。

よく知られているのは、牛乳などの乳製品や小魚などですが、これらが苦手という方も少なくないかと思います。

もし、乳製品や小魚が苦手だというのであれば、以下のような食材からもカルシウムは多く摂取できるため、試してみてください。

・小松菜
・菜の花
・水菜
・納豆
・厚揚げ など

特におすすめなのは、大豆製品の1つである厚揚げです。

こちらは、1/2枚(100g)に240gものカルシウムが含まれている食品であり、こちらは牛乳をコップ1杯飲む場合よりも含有量が多いです。

また、牛乳をそのまま飲むのが苦手な方は、ヨーグルトやプロセスチーズなどを食べることも検討してください。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯の多くの部分を占める象牙質は、ほとんどがカルシウムで形成されている

・幼い頃からカルシウムをきちんと摂取することで、強い永久歯が形成される

・エナメル質の再石灰化を促すことも、虫歯予防にカルシウムが効果的な理由の1つ

・乳製品や小魚が苦手な方は、クセの少ない野菜や大豆製品からカルシウムを摂取するのがおすすめ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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