新潟市西区の歯医者、新潟西歯科クリニック|ブログ

予防歯科に通う頻度はどれくらいが目安なのか?

予防歯科は、たとえ現時点で虫歯や歯周病などの症状がなくても、定期的に行わなければいけないものです。

では、歯科クリニックで行う予防歯科には、一体どれくらいの頻度で通うべきなのでしょうか?

今回は、予防歯科の頻度の目安とその理由について解説したいと思います。

〇予防歯科の頻度の目安

普段歯科クリニックへの通院習慣がない方は、歯の痛みや歯茎の腫れなどの症状が出ないと、なかなか歯科クリニックに足を運びません。

しかし、多くの病気と同じように、歯にまつわる病気に関しても、早期発見と早期治療が大切です。

また、そのために必要なのが予防歯科ですが、「どれくらいの頻度で通院すれば良いのか?」という疑問を持つ方は多くいます。

予防歯科は、一般的に3ヶ月前後に一度くらいの頻度で通うと良いとされていて、歯科クリニックでも、「次は3ヶ月後くらいに来てください」と言われるケースが多々あります。

〇なぜ予防歯科の頻度は3ヶ月に一度?

予防歯科の頻度がおよそ3ヶ月に一度であることには、もちろん理由があります。

歯科クリニックでクリーニングなどの予防歯科を行うことで、一時的に虫歯菌や歯周病菌は減少します。

しかし、その後自宅でケアを続けていても、次第に細菌の数は元に戻ってしまいます。

このとき、口内の環境が元に戻るまでの期間がおよそ3ヶ月であることが、3ヶ月に一度予防歯科を行うべき理由です。

ちなみに、すでに歯周病を患っている方、唾液が少ない体質の方などは、1~2ヶ月に一度の通院が推奨されることもあります。

〇予防歯科では何を行うのか?

歯科クリニックの予防歯科では、歯と歯茎の状態を観察、記録しています。

日本人の成人の約8割は歯周病にかかっていると言われているため、前回と比べて歯茎の色や歯周ポケットの深さに変化はないか、プラークや歯石がついていないか、歯茎の状態はどうかといった点は、特に注意深く観察します。

その他、歯石や着色のクリーニングを行ったり、セルフケアが適切に行われていない場合にアドバイスを行ったりすることも、予防歯科の一環です。

ちなみに、予防歯科の際に虫歯が見つかった場合は、別途治療のための通院を行う必要があります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・予防歯科は、3ヶ月前後に一度くらいの頻度で通うのが一般的

・目安が3ヶ月に一度なのは、歯科クリニックでのクリーニングの効果が切れるのが3ヶ月程度であることが理由

・予防歯科では、歯と歯茎の状態の観察や記録、歯のクリーニング、セルフケアの指導などを行う

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺や「新潟大学前駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、新潟西歯科クリニックへお問い合わせ下さい!

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

虫歯予防のための歯磨き粉はどうやって選べば良い?

虫歯を予防するにあたって徹底しなければいけないのは、やはり丁寧なブラッシングです。

また、ブラッシングの際には基本的に歯磨き粉を使用しますが、一体どのような製品を選ぶのが良いのでしょうか?

ここからは、虫歯予防のための歯磨き粉の選び方について解説します。

〇フッ素が多く含まれているものを選ぶ

虫歯予防のための歯磨き粉は、フッ素が含まれているものを選ぶべきです。

フッ素は虫歯予防に欠かせない成分であり、厚生労働省、日本歯科医師会などにおいても、一定の有効性が認められています。

主な働きとしては、虫歯菌の働きの予防、歯質強化、再石灰化の促進などが挙げられます。

また、特におすすめなのは、フッ素が多く含まれた歯磨き粉で、具体的には1,000~1,500ppmほど含まれているのが望ましいです。

ただし、歯ができる時期に過剰なフッ素を摂取すると、歯のエナメル質がダメージを受けてしまうため、子ども(~8歳程度)には高濃度の歯磨き粉を使用してはいけません。

〇殺菌成分が含まれているものを選ぶ

虫歯予防のための歯磨き粉を選ぶ際は、殺菌成分が含まれている製品がおすすめです。

虫歯の原因菌が口内に多く存在するほど、当然虫歯のリスクは高くなります。

そのため、以下のような殺菌成分が含まれているかどうかは、必ず確認すべきです。

・イソプロピルメチルフェノール
・塩化セチルピリジニウム
・塩化ベンザルコニウム など

ちなみに、殺菌成分は虫歯予防の効果を発揮してくれるだけでなく、歯周病や口臭の予防にも効果的です。

〇研磨剤が含まれていないものを選ぶ

虫歯予防の歯磨き粉を選ぶ際は、研磨剤が含まれていないものを選ぶべきです。

研磨剤は、炭酸カルシウムや無水ケイ酸といった名称であり、歯磨き粉のパッケージでは清掃剤と表記されることもあります。

研磨剤はしっかりと汚れを落としてくれるため、市販のホワイトニング歯磨き粉にはよく含まれています。

しかし、虫歯予防として歯磨き粉を選ぶ際は、歯の表面にキズがつき、虫歯の原因になり得る研磨剤を避けなければいけません。

ちなみに、研磨剤は歯だけでなく、歯茎にもキズをつけてしまい、こちらが知覚過敏につながる可能性もあります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・フッ素が1,000~1,500ppmほど含まれている歯磨き粉は虫歯予防におすすめ

・8歳までの子どもはフッ素高濃度の歯磨き粉を使用してはいけない

・虫歯予防のための歯磨き粉を選ぶ際は、殺菌成分が配合されているものもおすすめ

・歯の表面にキズがつき、虫歯の原因になるため、研磨剤入りの歯磨き粉は避けるべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【虫歯予防】間違ったブラッシングの方法について

規則正しい食生活を送ること、間食を控えることなど、虫歯予防にはさまざまな方法がありますが、やはりもっとも重要なのは毎日のブラッシングです。

しかし、ブラッシングもポイントを意識しなければ、有効な虫歯予防とはなりません。

今回は、間違ったブラッシングの方法について解説したいと思います。

〇強い力で磨く

間違ったブラッシングの方法としては、まず強い力で磨くということが挙げられます。

ゴシゴシと力を入れて磨くことにより、歯の汚れが落ちている感覚はあるかもしれませんが、実際こちらの方法では、大きな虫歯予防効果を得ることはできません。

なぜなら、ストロークが大きくなりすぎることにより、磨き残しが出やすくなるからです。

また、強い力でのブラッシングは、歯ブラシが傷むスピードを早めたり、歯茎が退縮して知覚過敏を発症する原因になったりもします。

そのため、磨く力を抑え、細かく1本1本の歯を磨くことを心掛けてください。

〇バラバラに磨く

虫歯予防としてブラッシングを行う際、特に磨く順番を決めず、バラバラにあちこちの歯を磨いている方もいるかと思いますが、こちらは良くありません。

バラバラにブラッシングをすると、比較的早く口内全体に歯磨き粉が行き渡り、まだプラークが残っているにもかかわらず、しっかり磨けた感覚になってしまいます。

また、歯並びが良くない方は、このような磨き方をすることにより、無意識に磨きにくい歯のケアが足りなくなってしまうため、きちんと順番を決め、各箇所を丁寧にブラッシングすることが大切です。

〇食後、時間を置いてブラッシングする

虫歯予防としてブラッシングをする場合、なるべく食後すぐに行う必要があります。

虫歯菌は、プラークに含まれる糖を取り込んで酸を生成し、歯を溶かします。

そのため、虫歯を予防するには、できる限り口内にプラークがとどまる時間を少なくしなければいけません。

ただし、サイダーやコーラなどの炭酸飲料を飲んだ後は、歯の表面のエナメル質が一時的に柔らかくなり、普段よりも歯が傷つきやすい状態になります。

このような場合には、30分程度ブラッシングまで時間を空けることをおすすめします。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・強い力で歯を磨くとストロークが大きくなり、磨き残しが発生しやすくなる

・順番を決めずにあちこちの歯を磨くと、プラークが残っていても磨けた感覚になってしまう

・虫歯予防としてのブラッシングは、なるべく食後すぐに行う必要がある

・炭酸飲料を飲んだときは、ブラッシングまで30分程度時間を空けるのがおすすめ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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子どもの虫歯予防としてタブレットを与える際のポイント

親御さんは大切な子どもの歯を虫歯から守るために、さまざまなことに注意しながら食べ物を与えなければいけません。

また、子どもの虫歯予防に有効な食べ物としてタブレットがありますが、こちらを与える際には、どのようなポイントを押さえておけば良いのでしょうか?

今回はこちらの点について解説します。

〇虫歯予防のタブレットを与えるのは何歳から?

虫歯予防の成分が含まれたタブレットを与えるのは、子どもがおよそ1歳6ヶ月頃になったタイミングが望ましいです。

こちらは、奥歯が生え始めるタイミングであり、硬めのタブレットを食べるためには奥歯が必要不可欠です。

また、最初食べ与える際には、そのままの形で食べさせないようにすべきです。

具体的には、タブレットを袋の外から砕いて与えたり、キッチンバサミなどで半分~1/4程度にカットしたりすることをおすすめします。

こうすることで、誤飲などのリスクも低くなります。

〇虫歯予防のタブレットの選び方は?

子どもに与える虫歯予防タブレットの選び方としては、甘味料としてキシリトールが含まれているものを選びましょう。

虫歯菌は、砂糖などの糖分をエサに増殖しますが、キシリトールはエネルギーとして取り込めず、虫歯菌を死滅させてくれます。

つまり、継続してキシリトール入りのタブレットを摂取することにより、口内の虫歯菌はどんどん減少していくということです。

また、キシリトールには虫歯菌を減らす作用だけでなく、歯を溶かす酸を少なくし、歯質を強化する作用もあります。

〇虫歯予防のタブレットを選ぶ際の注意点は?

子ども用の虫歯予防タブレットを選ぶ際は、砂糖が入っている製品を選ばないように注意しなければいけません。

せっかくキシリトールが配合されていても、砂糖などの糖質が含まれていれば、虫歯予防の効果は半減してしまいます。

もっとも理想的なのは、“甘味料としてキシリトール100%配合”、“糖類0g”とパッケージに記載された製品です。

また、その他に注意したいのは、クエン酸などの酸性物です。

虫歯予防タブレットの中には、果汁で味を付けているものもありますが、柑橘系の果汁にはクエン酸が多く含まれていて、こちらは歯の表面のエナメル質を溶かす原因になります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯予防のタブレットを与えるタイミングは、子どもの奥歯が生え始める時期がベスト

・最初はそのままの形で与えず、砕いたり小さくカットしたりすべき

・虫歯予防のタブレットは、甘味料としてキシリトール100%配合のものがおすすめ

・砂糖やクエン酸などの酸性物が含まれるタブレットは避ける

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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野菜が苦手な方へ!~気軽に食べられる虫歯予防食品~

日々の歯磨きだけでなく、食べ物を工夫することでも、虫歯はある程度予防できます。

しかし、虫歯予防に効果的な食べ物の中には、カボチャやニンジン、ピーマンといった

野菜も多く、野菜嫌いの方にとってこれらを摂取するのは大変です。

今回は、野菜が苦手な方に向けて、気軽に食べることができる虫歯予防食品を紹介します。

〇卵

野菜が苦手な方におすすめの虫歯予防食品の1つに、卵が挙げられます。

卵には、さまざまな栄養素が含まれていますが、虫歯予防に効果的な栄養素として注目したいのがビタミンAです。

ビタミンAは、歯の一番外側を覆っているエナメル質をつくる際に必要です。

卵の中でも、卵黄には特に豊富に含まれています。

ちなみに、ビタミンAは脂溶性のため、卵を炒め物などにして食べれば、より効率的に摂取することができます。

〇海苔

海苔も、野菜が苦手な方におすすめの虫歯予防食品です。

海藻の一種である海苔には、歯を強化するフッ素が含まれています。

フッ素が歯に作用すると、歯質が強化され、虫歯になりにくい歯になります。

また、フッ素には酸が作られる過程をブロックしたり、抗菌作用を発揮したりする上に、再石灰化の促進もしてくれるため、初期の虫歯はこれによって治ることもあります。

ちなみに、海苔は先ほど紹介した卵との相性も良いため、朝食などでは海苔と玉子焼きをあわせて食べることにより、手軽な虫歯予防対策となります。

〇ヨーグルト

ヨーグルトも、野菜嫌いの方におすすめの虫歯予防食品です。

ヨーグルトには、歯の材料となるカルシウムが豊富に含まれているほか、乳酸菌の含有量も多いです。

乳酸菌は、人間の身体に有益な働きをする善玉菌であり、虫歯菌や歯周病菌といった悪玉菌の繁殖を抑制する働きがあります。

特に抑制効果を発揮するのは、乳酸菌LS-1やL8020であり、他にも免疫力を高めて細菌感染を予防するL-137、細菌バランスを整えて口内環境を良好にするL-ロイテリ菌など、さまざまな乳酸菌が口内で力を発揮し、健康を守ります。

そのため、朝食だけでなく、間食でも虫歯を予防したいという方は、積極的に無糖のヨーグルトを食べるようにしてください。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・卵はエナメル質を形成するために必要なビタミンAが豊富

・ビタミンAは脂溶性のため、卵を炒め物にして食べると効率的に摂取できる

・海苔に含まれるフッ素には、歯を強化したり、再石灰化を促したりする効果がある

・虫歯菌を抑える乳酸菌が豊富なヨーグルトも、野菜嫌いの方におすすめの虫歯予防食品

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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子どもに歯科治療を受けさせる際のNG行動について

虫歯などの症状が出てしまったら、当然子どもも大人と同じように治療しなければいけません。

また、親御さんが子どもに歯科治療を受けさせる際には、嫌なイメージを植え付けないように注意する必要があります。

ここからは、子どもに歯科治療を受けさせる際のNG行動について解説します。

〇歯科クリニックについてしっかり説明しない

子どもに歯科治療を受けさせる際、親御さんはまず「歯科クリニックは怖いところではない」ということを説明しなければいけません。

「歯を削るところ」「歯を治療するところ」といった情報だけ伝えると、子どもに恐怖を与えてしまい、スムーズに通院できない可能性があります。

また、親御さんの中には、「言うことを聞かないと歯を削ってもらうよ」といったように、歯科クリニックをまるで罰のように話す方もいますが、こちらもNGです。

本人のために治療が必要であることを十分説明し、優しく通院を促すことが大切です。

〇嘘をつく

子どもに歯科治療を受けさせる際、親御さんは嘘をついてはいけません。

例えば、「今日は何もしない」「口の中を見てもらうだけ」といった言葉をかけ、嫌がる子どもを連れてくるといった行動は控えましょう。

このような嘘をつくことは、日本小児歯科学会でもNG行動としてアナウンスされていることであり、結局歯科クリニックで治療をすることになると、子どもがトラウマを抱えてしまったり、親子の信頼関係が崩れてしまったりする可能性があります。

そのため、「できるだけ痛くないように治療してもらうから」といったように、嘘をつかず、子どもの不安を軽減させてあげることを考えましょう。

〇強引に治療を受けさせる

強引に治療を受けさせることも、子どもに歯科治療を受けさせるにあたってやってはいけない行動です。

例えば、「これくらいの治療、痛くないでしょ」「治療を受けないと終わらないよ」といった言葉をかけ、強引に治療を受けさせてしまうと、子どもは間違いなく歯科クリニックに対して恐怖心や嫌悪感、ストレスを抱きます。

大人にとっては我慢できることであっても、子どもにとっては耐えがたい苦痛だということを理解し、なるべく厳しい言葉はかけないようにしましょう。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・子どもに歯科治療を受けさせる際には、歯科クリニックについて十分説明する必要がある

・「今日は何もしない」などと嘘をつき、子どもを歯科クリニックに連れてくるのはNG

・強引に治療を受けさせることも、子どもにトラウマや恐怖心を受け付ける原因になる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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歯周病予防に効果的な栄養素と食べ物を知っておこう

歯と歯茎の隙間から侵入した細菌が歯茎に炎症を起こした状態、それに加えて、歯を支える骨を溶かしてしまう状態をあわせて歯周病といいます。

このような状況になるのを防止するには、必要な栄養素を効率良く摂取することが大切です。

今回は、歯周病予防に効果的な栄養素と、それらが含まれている食べ物を紹介します。

〇タンパク質

歯周病予防に効果的な栄養素としては、まずタンパク質が挙げられます。

タンパク質は、人の身体の約2割を形成する成分です。

また、歯周組織はコラーゲンでできているため、その一種であるタンパク質を豊富に摂取することで、口内の健康維持、歯周病予防につながります。

ちなみに、タンパク質には動物性、植物性の2種類がありますが、どちらもバランス良く摂取することが大切です。

以下のような食べ物に含まれているため、積極的に食事に採り入れましょう。

動物性タンパク質 肉類、あさり、チーズ、ヨーグルトなど
植物性タンパク質 大豆、ジャガイモ、白米、小麦粉など

〇ビタミンC

歯周病予防に効く栄養素としては、ビタミンCも挙げられます。

歯周病を発症した歯茎は、コラーゲン線維が破壊された状態です。

ビタミンCには、壊れたコラーゲン線維の再生を促し、歯茎を健康に保ってくれる役割があります。

また、ビタミンCは主に野菜に多く含まれていて、歯周病予防として摂取するのであれば、特に摂取量の多い以下のような食べ物がおすすめです。

・ピーマン(赤、黄)
・ブロッコリー
・キウイフルーツ(黄)
・菜の花
・イチゴ
・レモン など

〇鉄分

鉄分も、歯周病予防に効果的な栄養素の1つです。

タンパク質やビタミンCと同じく、鉄分もコラーゲンを合成するには欠かせない栄養素です。

鉄分が不足すると、コラーゲンが十分に合成できなくなり、歯茎のハリが失われてしまうため、毎日の食事で効率的に摂取しなければいけません。

ただし、鉄分は他の栄養素と比べて、身体への吸収率が低いという特徴があります。

そのため、歯周病を予防したいのであれば、吸収率の良いヘム鉄と呼ばれる鉄分が含まれる、以下のような食べ物を摂取しましょう。

・牛肉(赤身)
・レバー(豚、鶏、牛)
・赤貝
・イワシ
・マグロ など

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・コラーゲンの一種であるタンパク質を豊富に摂取することで、歯周病予防につながる

・ビタミンCには、壊れたコラーゲン線維の再生を促し、歯茎を健康に保つ役割がある

・コラーゲンを合成する鉄分も、歯周病予防には欠かせない栄養素

・歯周病予防により効果的なのは、吸収率の良いヘム鉄が含まれる食べ物

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【親御さん必見】赤ちゃんのガーゼ磨きの方法について

親御さんは、自身の子どもの歯を毎日しっかりとメンテナンスしてあげなければいけません。

また、生え始めの頃は、歯ブラシなどを使ってゴシゴシと磨くのではなく、ガーゼを使用した“ガーゼ磨き”を行います。

ここからは、赤ちゃんのガーゼ磨きにおける方法や注意点などについて解説したいと思います。

〇ガーゼ磨きの方法は?

赤ちゃんのガーゼ磨きは、下の歯が2本生えた頃から行います。

そこから、上下の前歯が生え揃うまで継続します。

また、1日に行うガーゼ磨きの回数はおよそ5~6回が理想的で、授乳をした後、離乳食を食べた後、就寝前などに行い、常に赤ちゃんの口内を清潔に保つように意識します。

ガーゼ磨きの手順としては、まず赤ちゃんを親御さんの膝の上に仰向けに寝かせます。

その後、小さく切ったガーゼを水もしくはぬるま湯で湿らせ、人差し指に巻き付けた状態で、歯を前後からつまむように、優しく汚れを拭き取ります。

〇ガーゼ磨きの注意点は?

赤ちゃんのガーゼ磨きを行う際は、しっかり生えている歯だけでなく、歯茎部分もあわせて磨くようにしましょう。

こちらは、歯茎についている汚れを落とすだけでなく、歯茎が適度に刺激されることで、今後歯ブラシに移行したときの違和感を軽減させることにつながります。

また、ガーゼ磨きの際に力を入れすぎたり、指を奥に入れすぎたりすると、粘膜を傷つけてしまったり、嘔吐反射につながってしまったりすることもあるため、時間をかけて、ゆっくり丁寧に行うことを意識しましょう。

特に、赤ちゃんは上唇の内側にある小帯というヒダがあるため、こちらの部分を傷つけないように注意しなければいけません。

〇赤ちゃんがガーゼ磨きを嫌がった場合はどうする?

赤ちゃんがガーゼ磨きを嫌がる場合、授乳のときの体勢に替えたり、立たせた状態で後ろから抱くようにしたりと、とにかく落ち着かせるための工夫をしましょう。

また、それでも嫌がる場合は、無理やり磨こうとせず、口の周りの汚れだけでも拭き取るようにします。

このようにして、まずは口周りのメンテナンスに慣らすことが大切です。

ちなみに、しっかり磨けたときにはたくさん褒めてあげることで、「歯磨きは楽しい、気持ちが良い」と思ってもらうことができます。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・赤ちゃんのガーゼ磨きは、上下の歯が2本生えた頃から実施する

・1日に行う回数は5~6回で、優しく丁寧に、歯茎も一緒に磨くことが大切

・上唇の内側にある小帯というヒダを傷つけないように注意する

・赤ちゃんがガーゼ磨きを嫌がる場合は、体制を替えるなどの工夫が必要

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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入れ歯のニオイを予防するにはどうすれば良いのか?

入れ歯は人工の歯を用いた取り外し可能な装置であり、歯が欠けている方をサポートするもっとも一般的な治療法です。

しかし、こちらを毎日使用していると、多少のニオイを発することがあります。

ここからは、入れ歯のニオイを予防する方法について解説したいと思います。

〇毎日のメンテナンスと洗浄を徹底する

入れ歯のニオイを予防するには、やはり毎日のメンテナンスと洗浄を徹底する必要があります。

具体的には、入れ歯に付着した食べカス、プラークを歯ブラシで落とした後、洗浄剤に浸けることで、ニオイや着色などを取り除くことができます。

もちろん、このとき使用する洗浄剤については、使い回しをせず、毎回交換する必要があります。

また、部分入れ歯タイプのものを複数持っている方は、まとめて洗浄せず、個別に洗浄しなければいけません。

まとめて洗うと細かい汚れが取れず、ニオイが出やすくなってしまう上に、キズが付く原因にもなります。

〇材料の劣化を改善する

入れ歯は、基本的に丈夫につくられているため、数年単位で使用することが可能です。

しかし、永遠に使用し続けられるというわけではありません。

また、入れ歯の材料が劣化することにより、ニオイがつきやすくなってしまう可能性もゼロではありません。

特に、普段から歯磨き粉を使用して強い力で磨いていたり、熱湯に浸けたりといった乱暴な使い方をしていると、通常よりも寿命は短くなり、ニオイが発生するだけでなく、使用感も悪くなってしまうことが考えられます。

そのため、メンテナンスをしていてもニオイが気になるという場合は、一度歯科クリニックで入れ歯の状態を見てもらいましょう。

〇他の原因でニオイが発生する場合もある

毎日丁寧にメンテナンスを行っていたり、入れ歯をつくり直したりしたにもかかわらず、装着時のニオイが取れないという場合は、他の原因から口臭が発生している可能性があります。

考えられる原因としては、歯周病やドライマウスなどが挙げられます。

これらの症状が出ているかどうかについても、歯科クリニックでチェックしてもらうことができるため、気になる方はぜひ相談してみてください。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・入れ歯のニオイを予防するには、毎日のメンテナンスと洗浄を徹底する必要がある

・部分入れ歯を複数洗浄する場合は、それぞれ個別に洗浄、浸け洗いをするべき

・入れ歯の材料が劣化することにより、ニオイがつきやすくなることもある

・歯周病やドライマウスなど、入れ歯以外の原因で口からニオイを発することもある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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歯を治療することで食べられる硬いものについて

虫歯がある方や歯並びが悪い方などは、歯科クリニックで治療を受けることにより、食べられるものの選択肢が大きく広がります。

当然、場合によっては、これまでは食べられなかった硬いものも食べることが可能です。

ここからは、歯を治療することで食べられる硬いものの例、硬いものを食べるメリットについて解説します。

〇歯を治療することで食べられる硬いもの

虫歯がある方は、強い硬いものを食べると患部に痛みが生じますし、歯並びが悪い方は、上下の歯が噛み合わず、硬いものをうまく砕くことができません。

一方、歯科クリニックでこれらの症状を治療すれば、痛みや噛み合わせを気にすることなく、硬いものを食べられる可能性があります。

また、歯を治療することで食べられる硬いものの例としては、主に以下のようなものが挙げられます。

・せんべい、おかき
・フランスパン
・殻付きの甲殻類
・キャンディー(噛む場合)
・ナッツ類
・イカ、スルメ類
・軟骨類 など

ちなみに、歯を治療すれば、硬いものだけでなく、以下のような粘着性の強いもの、線維性のものなども食べやすくなります。

・干し柿
・水飴
・キャラメル
・パイナップル
・トウモロコシ
・スジのある肉、骨付き肉
・小魚の骨、魚の目、乾燥貝柱 など

〇硬いものを食べることのメリット

歯科クリニックで歯を治療し、硬いものを食べることのメリットとしては、やはり口内の健康につながることが挙げられます。

硬いものを多く噛み、摩擦等の生理的刺激を受けることにより、歯茎の血行が良くなり、歯周病菌への抵抗力を維持することができます。

また、硬いものをたくさん食べるということは、これまでよりも噛む回数が増えるということであり、こちらは唾液の分泌促進につながります。

唾液は口内を洗浄してくれるだけでなく、リゾチームやラクトフェリンといった抗生物質も含まれていて、こちらには口臭や歯周病を予防する効果があります。

さらに、唾液にはカルシウムが溶け出した歯の再石灰化を促し、期段階の虫歯を修復させる作用もあります。

これらのことを考えても、虫歯や歯並びなどの問題があるまま、やわらかいものばかり選んで食べるのではなく、早急に歯科クリニックで治療し、堂々と硬いものを食べるべきだと言えます。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯科クリニックで歯を治療すれば、硬いものを食べることができる

・主な硬いものにはせんべいやナッツ類、イカなどが挙げられる

・歯を治療すれば、粘着性の強いものや線維性のものも食べやすくなる

・硬いものを食べることで、虫歯や歯周病、口臭などを防止することができる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺や「新潟大学前駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、新潟西歯科クリニックへお問い合わせ下さい!

スタッフ一同、心よりお待ちしております。