新潟市西区の歯医者、新潟西歯科クリニック|ブログ

ジルコニアとは?~メリットや注意点について解説します~

歯科クリニックにおける詰め物や被せ物には、さまざまな素材が使用されます。

また、当然素材によってその特徴や価格は変わってくるため、施術を受ける方は、それぞれの素材についてしっかりと理解することをおすすめします。

今回は、“ジルコニア”を使用した詰め物、被せ物のメリットや注意点について解説します。

〇ジルコニアとは?

ジルコニアは、人工ダイヤモンドとも呼ばれるもので、セラミックの一種です。

もっとも噛み合わせの力がかかる奥歯に被せ物をする場合、これまでは金属が使用されてきましたが、高強度のジルコニアの登場により、現在ではこちらがよく使用されるようになりました。

また、ジルコニアは歯だけでなく、人工関節など他の医療分野でも幅広く使用されていて、身体に馴染みやすく害が少ないです。

ちなみに、歯科クリニックで使用されるジルコニアには、主にジルコニアクラウンとジルコニアインレーの2種類があり、前者は歯の修復範囲が広い場合に使用し、後者は削った範囲に限定して修復するときに用いられます。

〇ジルコニアを使用した詰め物、被せ物のメリット

ジルコニアを使用した詰め物、被せ物は、割れにくい上に金属アレルギーにならない身体に優しい素材です。

色は自然で白く透明感がありますし、変色も少ないため、半永久的に審美性は持続します。

また、インプラントやブリッジ、入れ歯など、幅広い治療に対応しているところも、ジルコニアのメリットです。

ちなみに、セラミックは基本的に仮止めができない素材ですが、ジルコニアは強度があることにより、仮止めで経過や様子を見ながら治療が可能です。

〇ジルコニアの注意点について

ジルコニアの治療には、保険が適用されません。

そのため、全額実費払いとなり、費用が割高になる傾向にあります。

また、万が一詰め物や被せ物の下に虫歯が発生してしまった場合には、一度ジルコニアを外して治療を行うことになります。

前述の通り、ジルコニアには強度が高いというメリットがありますが、こちらは外すときは逆にデメリットとなり、なかなか簡単には外すことができません。

ちなみに、一度取り外したジルコニアは再度装着することができないため、作り直す必要があります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・ジルコニアは人工ダイヤモンドとも呼ばれるセラミックの一種

・ジルコニアは強度が高く、金属アレルギーにもならない安全な素材

・自然な見た目で審美性が持続するところも、ジルコニアのメリット

・ジルコニアは保険が適用されないため、費用は高額になる傾向にある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺や「新潟大学前駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、新潟西歯科クリニックへお問い合わせ下さい!

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

第2回就職説明会が終わりました〜

第2回就職説明会が終了しました〜。

 

いや〜疲れました♪♪

 

 

 

 

今日は暑い日でした💦

 

 

たくさんの方に参加していたただきました。

 

ご参加いただいた皆様、お時間を作っていただきましてありがとうございました。

 

ご希望に沿う内容であれば幸いです♪

 

私たちの思いをお伝えしました。

 

スタッフみんなで力を合わせている医院である事。

主役は院長ではなく、スタッフのみんなである事。

 

地域貢献をする事が私達の役目である事。

等々、偉そうな事をたくさんお話したのですが、まだまだ道半ばである事。

 

いい事ばかりお伝えしてもいい事ではないので、ダメな点、できていない点も共有させていただきました。

 

 

ご来院いただく患者さんにとっても

一緒に働いていただいているみんなにとっても

 

「いい歯科医院」であるようにこれから精進してまいります。

 

宜しくお願い致します。

 

 

虫歯の治療期間が長期化する主な理由について解説します

歯科クリニックにおける虫歯の治療は、基本的には一回の通院で終了するものではありません。

このような仕組みに対し、「なぜ何度も通院しなければいけないの?」「一度にまとめて治療できないの?」という疑問を抱く方も多いかと思います。

今回は、虫歯の治療期間が長期化する主な理由を解説します。

〇患者さんの負担が大きくなるから

虫歯の治療期間が長期化する主な理由としては、まず一度にまとめて治療すると、患者さんの負担が大きくなることが挙げられます。

歯科クリニックでの治療中、患者さんは口を大きく開けておかなければいけませんし、場合によっては長時間痛みを感じることもあります。

また、複数本の虫歯があるからといって、何本も一気に削ってしまうと、食事にも大きな影響を与えてしまいます。

このように、できる限り患者さんに辛い思いをさせないためにも、虫歯治療は少しずつ段階を踏んで行う必要があります。

〇予約のトラブル防止につながるから

虫歯の治療期間が長期化しやすい理由としては、予約のトラブル防止につながることも挙げられます。

一度の通院で一気に治療を進めようとする場合、歯科クリニックは当然、治療の時間を長く確保する必要があります。

しかし、歯科クリニックは1日に何人もの患者さんを治療しているため、1人1人の治療時間を短めにしなければ、他の患者さんが予約を取りづらくなってしまいます。

こちらは歯科クリニック側の都合かもしれませんが、多くの患者さんに適切な治療を提供するためには致し方ないことだと言えます。

〇一度にできる治療は限られているから

一度にできる治療が限られていることも、虫歯の治療期間が長期化する理由の1つです。

例えば、歯の表面のエナメル質でとどまっている極めて軽い虫歯であれば、一度の通院で治療が終了する可能性もあります。

しかし、虫歯が歯の深くまで進行している場合、詰め物や被せ物を作製する必要があります。

また、詰め物や被せ物、土台といった修復物の作製は、その日のうちにできるものではなく、どうしても日をまたいでしまいます。

つまり、虫歯の症状が重かったり、本数が多かったりすればするほど、治療期間は長引くということです。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯をまとめて治療しすぎると、患者さんの負担が大きくなる

・予約のトラブルが起こりやすいことも、虫歯の治療期間が長期化する理由の1つ

・詰め物や被せ物などを作製するためには、少なくとも数日間かかる

・虫歯の症状が重い方ほど、治療期間は長引きやすい

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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ホワイトニングを実施した後に出る不快な症状について

ホワイトニングは、薬剤によって歯を白くするための施術であり、1989年にアメリカで実用化されて以来、日本でも代表的な審美歯科の1つとして利用されています。

しかし、ホワイトニングを行った後には、度々不快な症状が出ることがあります。

ここからは、特によく見られる症状について解説します。

〇歯の痛み

ホワイトニングを行った後に出る不快な症状としては、まず歯が痛んだり、しみたりすることが挙げられます。

ホワイトニングで使用する薬剤は、基本的には歯のエナメル質に作用し、その内側にある象牙質には作用しないものです。

しかし、象牙質には歯髄から神経細胞の一部が無数に伸びていて、こちらは刺激に対して反応します。

そのため、エナメル質が薄い歯頸部(歯茎寄りの部分)では、時折ホワイトニングの薬剤による痛みが発生することがあります。

こちらは、ほとんどが数日間で自然に収まりますが、あまりに痛む場合には、歯科クリニックに相談することをおすすめします。

〇歯の縞模様

ホワイトニング後に出る可能性がある不快な症状としては、歯の縞模様も挙げられます。

こちらはバンディングとも呼ばれ、ホワイトニング直後の一時的な過剰反応により、歯の表面に白い帯状の色ムラが現われるというものです。

ホワイトニングの薬剤は、白い部分により強く反応するため、歯の白い部分はより白く強調され、縞模様がハッキリと見えるようになってしまいます。

しかし、こちらも歯の痛みと同じで、ほとんどの場合は時間の経過とともに目立たなくなっていきます。

具体的には、ホワイトニング後1~2週間程度で消失することが多く、この頃には限りなく均一に近い白さになっています。

〇色戻り

ホワイトニング後に見られる症状としては、色が戻ることも挙げられます。

ホワイトニングを行った後は、ペリクルと呼ばれる歯の表面を保護する薄い膜が剥がれ落ち、色素が沈着しやすくなります。

そのため、ホワイトニング後24時間以内に色素が濃い食べ物、飲み物を口に含んでしまうと、歯が黄ばみやすくなってしまうケースがあります。

具体的には、ポリフェノールを多く含む赤ワインやチョコレートなどの食品や、色の濃いカレー、ケチャップといったものが色戻りの原因となり得るため、こちらは術後24時間以上経ってから摂取するようにしてください。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・痛みはホワイトニング後によくある不快な症状であるものの、ほとんどは数日で収まる

・ホワイトニング後に出ることのある歯の縞模様は、1~2週間で消失することが多い

・ホワイトニング後の色戻りを防ぐには、色の濃い食品、ポリフェノールを多く含む食品を避けるべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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インプラント治療を受けるにあたって知っておくべきコト

インプラントは、従来の入れ歯やブリッジとは違い、もっとも天然歯に近い快適な感覚を得ることができる治療です。

そのため、歯を失ってしまった方にとってのメリットは非常に大きいですが、インプラント治療を受けるにあたっては、いくつか知っておくべきことがあります。

詳しく見ていきましょう。

〇稀に体質に合わないことがある

インプラント治療では、手術により顎の骨の中に人工歯根を埋め込み、その後しばらく経過を観察します。

そして、時間が経過するにつれて、徐々に骨とインプラントが癒合し、土台が完成します。

しかし、必ずしもすべての方が、このようにスムーズな流れでインプラント治療を進められるとは限りません。

極めて稀ではありますが、体質によってはいつまで経っても骨とインプラントが癒合せず、グラグラと動いてしまうケースがあるため、注意してください。

ちなみに、虫歯のまま長期間治療せず、周辺の歯茎や骨が弱ってしまった方などは、このような状況になりやすいです。

〇治療当日は車を運転してはいけない

インプラント治療を受けるにあたって知っておきたいポイントとしては、治療当日の交通手段も挙げられます。

一般的に、インプラント治療では注射による局所麻酔が使用されることが多いですが、場合によっては静脈内鎮静法が用いられることがあります。

こちらは、点滴によって静脈内に鎮静剤を投与し、中枢神経の働きを鈍くするものであり、局所麻酔とは違って治療中は意識が薄くなります。

また、静脈内鎮静法で治療を受けた後は、急にふらついたり、眠気に襲われたりすることがあるため、車の運転は絶対にしてはいけません。

治療当日は、家族などに送迎してもらうことをおすすめします。

〇治療後に美顔器が使用できない場合がある

インプラント治療を受ける方は、治療後に美顔器を使用できない場合があるということも知っておきましょう。

超音波やイオン導入など、肌に電流を流すタイプの美顔器は、インプラントの金属に反応し、電磁過敏症という症状を引き起こす場合があります。

また、こちらの症状に陥ると、頭痛などの体調不良に悩まされることが考えられます。

ただし、インプラント治療自体にも超音波が出る器具を使用することはあるため、必ずしも美顔器が悪影響を与えるとは限りません。

普段からよく美顔器を使用するという方は、事前に歯科クリニックの医師に相談してください。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・体質によっては、いつまで経っても骨とインプラントが癒合しないことがある

・静脈内鎮静法でインプラント治療を受けた後は、車を運転してはいけない

・インプラント治療後、肌に電流を流すタイプの美顔器を使用すると、体調が悪化することがある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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唾液の増加が虫歯予防になるって本当?~主な作用について~

唾液は耳下腺、舌下腺、顎下腺などの唾液腺から分泌されるものであり、正常な方は1日に1~1.5リットルほど分泌されます。

また、唾液の分泌量が増加することで、口腔内の環境が良くなり、虫歯の防止につながります。

ここからは、一体どのような仕組みで、唾液が虫歯を防止してくれるのかについて解説します。

〇pH緩衝作用

唾液にはpH緩衝作用というものがあり、こちらは虫歯の防止につながる作用の1つです。

pHとは、水素イオン濃度の略称であり、文字通り溶液中の水素イオンの濃度を指しています。

pH7を中性とし、それより値が小さければ酸性、大きければアルカリ性になります。

また、口腔内はもともと中性に保たれていますが、食事を摂ったり飲み物を飲んだりすることにより、酸性に傾きます。

つまり、pH値が低くなるということです。

このような状態になると、歯の表面からリンやカルシウムが溶け出し、虫歯につながりやすくなりますが、唾液にはpH緩衝作用があるため、酸性に傾いた口腔内を中性に戻してくれます。

〇再石灰化作用

唾液の再石灰化作用も、虫歯予防につながるメカニズムの1つです。

先ほども触れましたが、口腔内が酸性に傾くことにより、歯の表面からリンやカルシウムといった成分が溶け出します。

こちらは脱灰と呼ばれるものであり、虫歯の初期段階に当たりますが、まだ再石灰化によって修復が見込める段階でもあります。

再石灰化は、脱灰によって溶けだしたリンやカルシウムが再び歯に取り込まれ、修復されることをいい、唾液の量が多ければ多いほど、再石灰化は活発に行われるため、虫歯につながりにくくなります。

〇自浄作用、抗菌作用

自浄作用や抗菌作用も、唾液における虫歯防止作用の1つです。

虫歯菌は、口腔内に残っている食べカスに集まってプラークを形成し、そこから一気に増殖していきます。

このとき、唾液の分泌量が多ければ、自浄作用によってブラッシングで取り切れなかった食べカスや歯垢を洗い流してくれます。

まあ、唾液には、リゾチームやペルオキシダーゼといった物質が含まれていて、これらは虫歯菌に対する抗菌作用を発揮し、外部からの侵入や増殖を防止してくれる働きがあります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・唾液は唾液腺から分泌されるものであり、通常は1日に1~1.5リットルほど分泌される

・唾液には酸性に傾いた口腔内を中性に戻し、虫歯を防いでくれる

・唾液の量が多ければ多いほど、再石灰化は活発に行われるため、虫歯につながりにくい

・唾液には食べカスやプラークの自浄作用、虫歯菌に対する抗菌作用もある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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早食いのデメリットとは?~主な対策についても解説~

普段の食事において、ついつい早食いをしてしまいがちな方は少なくないと思います。

「早くお腹を満たしたい」「少しでもゆっくりできる時間を確保したい」など理由はさまざまですが、こちらはあまり良いことではありません。

ここからは、早食いのデメリットと主な対策について解説したいと思います。

〇早食いのデメリットとは?

早食いのデメリットとしては、まず虫歯のリスクが高まることが挙げられます。

ものを噛む回数が少ないと、唾液の分泌量は減少します。

唾液には、口内の細菌を洗い流す自浄作用がありますが、分泌量が少なくなれば当然こちらの作用も弱くなり、虫歯や歯周病、口臭などのリスクは高まります。

また、胃腸に負担がかかることも、早食いのデメリットの1つです。

唾液には、デンプンを分解して消化吸収を助けるアミラーゼという消化酵素が含まれていて、分泌量が減少することでこちらの働きが弱くなると、胃腸は消化吸収をするために、より多く働かなければいけなくなります。

ちなみに、なかなか満腹感を得られずに太りやすくなることや、脳が活性化されにくくなるなども、代表的な早食いのデメリットです。

〇早食いを防止するための主な対策とは?

早食いにはいくつかのパターンがあります。

まず、あまり噛まずに飲み込む癖があり、どうしても早食いになってしまうという方は、噛む回数の目標を立ててみましょう。

食べ物の形がなくなってから、飲み込むことを意識するのも効果的です。

また、食べるスピードはそれほど早くないにもかかわらず、一口の量が多いことで早食いになってしまっている方は、箸で食べ物を掴む際、いつもより少なめに取るようにしましょう。

スプーンで食べるものに関しては、いつもよりサイズの小さいスプーンを使用するのも1つの手です。

その他、美味しいものを食べるのが大好きな方は、次から次へと食べ物を口の中に入れ、早食いになってしまうこともあります。

このような場合は、先の食べ物を飲み込んでから、次のものを口に入れることを意識すべきです。

どうしても箸やスプーンが止まらないという場合は、一口ごとにこれらの道具を置き、しっかりと咀嚼する時間を作ることをおすすめします。

〇まとめ

今回の記事のポイントは以下になります。

・早食いには虫歯や歯周病、口臭などのリスクを高めるというデメリットがある

・胃腸に負担がかかること、太りやすくなることなども早食いのデメリット

・噛む回数や箸、スプーンで一度に取る量を意識することで、早食いは改善される

・食事中は、一口ごとに箸やスプーンを置いて咀嚼するのがおすすめ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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インプラント治療における麻酔の種類について解説します

インプラント治療を行う際は、歯茎を切って人工歯根を埋め込んでいきますが、このときには当然麻酔を使用します。

また、インプラント治療で使用される麻酔には、“局所麻酔”と“静脈内鎮静法”の2種類があります。

ここからは、これらの麻酔の特徴や違いについて解説したいと思います。

〇局所麻酔とは?

インプラント治療で使用される局所麻酔とは、名前の通り局所に麻酔薬を作用させ、一時的に感覚を消失させる方法をいいます。

インプラント治療だけに限らず、歯科クリニックでもっとも使用される麻酔であり、全身に作用しないため、身体の他の部分がしびれてしまうことはなく、安全性は比較的高いです。

しかし、意識が明確な状態で治療を受けるものであるため、治療中の音や感覚は伝わりやすく、こちらが不安や緊張につながることもあります。

ちなみに、局所麻酔には、歯茎に直接麻酔薬を塗布する表面麻酔法、痛みを取り除きたい歯の周囲の歯茎に注射する浸潤麻酔法、麻酔が効きにくいときやより広範囲に麻酔を効かせたいときに使用する伝達麻酔法があります。

〇静脈内鎮静法とは?

インプラント治療における麻酔としては、静脈内鎮静法が使用されることもあります。

こちらは、セデーションとも呼ばれるもので、緊張感や精神的な不安、恐怖心などを和らげ、リラックスした状態でインプラント治療を受けることができるものです。

点滴によって静脈内に鎮静剤を投与することで、中枢神経の働きが鈍くなり、わずかに意識は残っているものの、うたた寝をしているような状態になります。

全身麻酔ではないため、治療中の自発呼吸は可能です。

また、静脈内鎮静法のメリットとしては、リラックスに加え、意識が薄れているため、治療時間が短く感じられるという点や、血圧や心拍数が安定するということも挙げられます。

一方、麻酔から回復するまでに少々時間がかかる点や、局所麻酔と比べて治療費が高くなる点はデメリットだと言えます。

ちなみに、局所麻酔と静脈内鎮静法、どちらの麻酔が良い、悪いと断言することはできません。

確実に言えることは、インプラント治療を含む歯科治療の実績がある歯科クリニックを選べば、不安は解消されるということです。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・インプラント治療で使用される局所麻酔は、注射により局所に麻酔薬を作用させる方法

・局所麻酔には表面麻酔法、浸潤麻酔法、伝達麻酔法の3種類がある

・静脈内鎮静法は、インプラント治療の緊張感や精神的な不安、恐怖心などを和らげる点滴の麻酔

・実績のある歯科クリニックであれば、どちらの麻酔でも安心して治療を受けることができる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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食事の際に咀嚼音が鳴りやすくなる主な原因について

普通に食事をしているつもりであっても、無意識のうちにクチャクチャと音が鳴っている方がいます。

こちらは “クチャラー”と呼ばれ、お世辞にもマナーが良いとは言えず、周囲に不快な思いをさせてしまうことがあります。

ここからは、食事の際に咀嚼音が鳴りやすくなる主な原因について解説します。

〇主な原因は噛み合わせの悪さ

食事の際に咀嚼音が鳴りやすくなる主な原因としては、やはり噛み合わせの悪さが挙げられます。

前歯が前方に突出していたり、下顎が受け口の状態になっていたりする方は、きちんと唇を閉じて咀嚼するのが難しく、どうしても音が鳴りやすくなります。

また、噛み合わせのバランスが悪い場合、噛みやすい部分に歯をずらしながら食べるようになり、こちらが咀嚼音につながることもあります。

もちろん、このような方でも音を立てずに食べることは可能ですが、強く意識していなければ、自然と口を開けてしまう傾向にあるため、注意しなければいけません。

〇舌や口の筋力不足も原因の1つ

食事の際に咀嚼音が鳴ってしまう原因には、舌や口の筋力が不足していることも挙げられます。

口の周りには口輪筋という筋肉がありますが、こちらの力が弱い方は食事中口呼吸になりやすく、口が開いている状態で咀嚼するため、音が鳴りやすくなります。

また、舌の筋肉が弱い方は、舌で口内に食べ物を運ぶ際、クチャクチャという音が出やすくなります。

こちらは、舌を口内で前後、左右、上下にうまく動かしながら食べ物を運ばないと、口を閉じたまま咀嚼するのが難しくなることが原因です。

〇子どもの頃の環境が原因の場合もある

噛み合わせが良く、なおかつ舌や口周りの筋力も問題ないにもかかわらず、食事の際に咀嚼音が鳴ってしまうという方は、子どもの頃の環境が原因かもしれません。

小さな子どもは、基本的に口が開いている状態で食事をしますが、年齢を重ねるにつれて、こちらは徐々に矯正されていくものです。

しかし、以下のような環境で生活してきた方は、口が開いている状態が大人になっても続きやすく、簡単に音を立てる癖を治すのが難しい可能性があります。

・親や兄弟などがクチャクチャと音を立てていた
・テレビを観ながら、しゃべりながら食事を摂る習慣があった など

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・クチャラーはマナーが悪く、周囲に不快な思いをさせてしまうことがある

・噛み合わせが悪い方は、食事の際にクチャクチャと咀嚼音が鳴りやすくなる

・舌や口の筋力不足も、食事の際に咀嚼音が鳴ってしまう原因の1つ

・子どもの頃の環境によっては、大人になってもなかなか音を立てる癖が治らない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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子どもの乳歯の抜き方~自力で抜かない方が良い?~

子どもの乳歯は、生え変わりの時期に入るとグラグラし始め、そのうち自然に抜け落ちます。

また、場合によっては子どもが自力で抜くことも可能ですが、正しい乳歯の抜き方とは、一体どのようなものなのでしょうか?

また、自力で抜かず、歯科クリニックに通うべきケースはあるのでしょうか?

今回はこれらの点を解説します。

〇子どもの乳歯の正しい抜き方について

子どもの乳歯を無理やり抜こうとすると、歯茎が傷ついたり、歯の根が途中で折れてしまったりする可能性があります。

そのため、歯がグラグラになってきた段階で、舌や指を使って揺らす程度にとどめておきましょう。

ある程度揺らしていれば、あとは勝手に抜け落ちます。

また、指を使って揺らす際には、歯茎に雑菌が入らないように、必ず手をキレイに洗ってから揺らすようにしてください。

そして、乳歯が抜けた後に出血がある場合は、清潔なガーゼを丸め、抜けた歯の周辺に当ててしっかりと噛みます。

15分程度噛み続けることで、出血は止まります。

逆に、乳歯が抜けた後、すぐに水で口内をゆすいだり、手で触ったりすると、なかなか血が止まらなくなってしまうため、注意が必要です。

ちなみに、乳歯がグラグラし始め、完全に抜け落ちるまでの間は、新たに生えてきた永久歯との間に汚れが溜まりやすくなるため、より丁寧に歯磨きをしなければいけません。

〇自力で抜かない方が良いケース

子どもの乳歯は、自力での抜き方を実践せず、歯科クリニックで抜いてもらった方が良い場合があります。

例えば、前歯でいうと、抜けそうな乳歯の後ろから永久歯が生えているようなケースです。

このような場合、歯科クリニックでしっかりと診てもらい、治療をしなければ、乱ぐい歯というガタガタの歯並びになってしまうおそれがあります。

また、奥歯の場合、永久歯が乳歯の外側から生えているときは、早めに歯科クリニックを訪れなければいけません。

乳歯は本来、下から永久歯に押されることにより、根っこの部分が溶けて抜け落ちます。

しかし、永久歯が乳歯の外側にある場合、永久歯の位置がずれているため、乳歯が舌から押されることはなく、歪な見た目になってしまう可能性があります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯が抜けそうになってきた段階で舌や指を使って揺らすのが、子どもの乳歯の正しい抜き方

・乳歯が抜けた後に出血がある場合は、ガーゼで止血する

・前歯の乳歯の後ろから永久歯が生えているときは、自力で抜かずに歯科クリニックで診てもらうべき

・奥歯の永久歯が乳歯の外側から生えているときは、歯科クリニックに相談すべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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スタッフ一同、心よりお待ちしております。