マウスピース矯正中は、丁寧に歯磨きをすることはもちろん、その他のデンタルケアグッズも併用しながら、口内の清潔な状態を保つ必要があります。
また、このとき使用したいデンタルケアグッズの1つに、マウスウォッシュが挙げられます。
今回は、マウスピース矯正中に使用するマウスウォッシュの選び方を中心に解説します。
〇虫歯や歯周病予防効果がある成分配合の製品がおすすめ
マウスピース矯正中は、口内に唾液が行き渡りにくくなるため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
そのため、マウスウォッシュは虫歯、歯周病の予防効果がある成分配合の製品を選びましょう。
配合成分については、各製品のパッケージに記載されています。
以下のような成分が記載されているマウスウォッシュは、マウスピース矯正中のデンタルケアにピッタリです。
虫歯予防効果のある成分 | フッ化物(フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウムなど)、キシリトール、イソプロピルメチルフェノールなど |
歯周病予防効果のある成分 | 塩化セチルピリジニウム(CPC)、塩化ベンゼトニウム(BTC)など |
〇ホワイトニング成分が含まれているものもおすすめ
マウスピース矯正中は、基本的にマウスピースを外した状態で食事を摂ります。
また、マウスピースを装着したまま摂取できる飲み物は、原則水のみですが、中には誤ってコーヒーなどを飲んでしまったという方もいるかと思います。
もちろん、1回だけであればそれほど問題ありませんが、何度もマウスピースをしたままコーヒーを飲んだり、タバコをあわせて吸ったりしている方は、歯の黄ばみが目立つようになります。
このようなリスクに備えて、マウスウォッシュでは以下のようなホワイトニング成分が含まれているものを選ぶべきです。
・ポリリン酸ナトリウム
・炭酸水素ナトリウム など
〇マウスウォッシュを歯磨きの代わりにするのはNG
マウスピース矯正中のマウスウォッシュは、歯磨きと併用するものであり、歯磨きの代わりにするのはNGです。
マウスウォッシュは、口内の汚れを洗い流し、爽快感を得ることができますが、歯の表面や歯と歯の間の汚れを落とすことはできません。
使用する際には、あくまで“歯磨きの効果をアップさせるのがマウスウォッシュ”という認識を持っておきましょう。
〇この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・マウスピース矯正中は虫歯や歯周病のリスクが高まるため、これらの予防成分が含まれたマウスウォッシュを選ぶべき
・マウスピース矯正中の黄ばみに備えて、ホワイトニング効果のあるマウスウォッシュを選ぶのも重要
・マウスウォッシュはあくまで歯磨きと併用するものであり、歯磨きの代わりにしてはいけない
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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