取り外しが可能な透明素材のマウスピースを使用し、少しずつ歯を正しい位置に動かすのがマウスピース矯正です。
人に気付かれずに矯正治療を行いたい方などにとって、こちらの治療はとてもおすすめですが、場合によっては治療中につらいと感じることもあります。
今回は、こちらのつらいと感じるポイントについて解説します。
〇歯に違和感が生じる
マウスピース矯正は、透明のマウスピースをはめて矯正を行うため、始めたばかりの2~3日は違和感を覚えるケースが多いです。
その後については、特につらさや違和感もなく過ごす方が多いですが、場合によっては2週間以上経過してもつらさや違和感を覚えることもあります。
マウスピース矯正は0.5mmの厚みがあり、上下を合わせても1mmと、数字で見ると大した厚みではありませんが、実際口にはめてみると、1mmの高さに馴染めず、長期間つらいと感じてしまうケースも多いです。
〇長時間装着しなければいけない
マウスピース矯正では、マウスピースを1日20時間以上装着しなければいけません。
持続的に力をかけなければ、歯を動かすことはできないからです。
生活スタイルや環境によっては、長時間マウスピースを装着することや、マウスピースの着脱を感動に感じ、つらくなってしまうという方もいます。
ただし、マウスピース矯正は、マウスピースを取り外した状態で食事やブラッシングができるため、食事中の痛みや、装置に食べものが引っかかることはほとんどありません。
そう考えると、24時間装着したままのワイヤー矯正に比べ、つらさやストレスは多少軽減されていると言えます。
〇なかなか歯が動かない
マウスピース矯正では、なかなか歯が動かないことにストレスやつらさを感じることもあります。
例えば、装着時間をきちんと守っていても、少し痛みを感じる位置までしっかり押し込んで装着しなければ、装置の矯正力が働かず、機能しなくなります。
そのため、このようなつらい状況を回避するには、アライナーチューイと呼ばれる歯に密着させる補助器具を使用するなどして、きちんとマウスピースを装着することが大切です。
〇この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・マウスピースを装着し始めて2~3日は、つらさや違和感を覚えやすくなる
・装着から2週間以上経っても、マウスピースの厚みに馴染めないことがある
・マウスピースを1日20時間以上装着することがつらく感じることもある
・マウスピースを装着しているにもかかわらず、歯が動かずにつらさを感じることもある
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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