離乳食期は、赤ちゃんが母乳やミルクから離れ、離乳食に移行する期間です。
一般的には、生後6ヶ月~1歳7ヶ月頃までを指しています。
また赤ちゃんの歯が生えているかいないかによって、離乳食の選び方は変わってきますし、この時期は虫歯対策も徹底しなければいけません。
今回は、これらのポイントについて解説します。
〇赤ちゃんの歯が生えていない時期の離乳食の選び方
まだ赤ちゃんの歯が生えていない場合は、舌や歯茎でつぶせる程度のやわらかい食べ物を離乳食として与えましょう。
このときのポイントとしては、まったく歯ごたえのないものばかり与えないようにすることです。
離乳食を進める際は、赤ちゃんの口の動きを促すことが大切です。
まだ歯が生えていないからといって、極端にやわらかいものばかり与えてしまうと、歯茎への刺激が足りず歯が生えてくるのが遅れてしまう可能性があります。
また離乳食は食べやすいように一口大にしたり、とろみをプラスしたりするのも大切です。
〇赤ちゃんの歯が生えている時期の離乳食の選び方
赤ちゃんの歯が生えてきた場合は、少しずつ硬さのあるものを与え始めます。
歯茎でつぶして食べられる程度の固形物から、徐々に歯で噛む必要があるキュウリやナス、ブロッコリーなどに移行していきます。
また生後9ヶ月を過ぎた頃からは、1日3食を基本に、炭水化物・タンパク質・脂質のバランスに気を付けながら離乳食を進めていきます。
さまざまな栄養素をバランス良く摂取することは、虫歯に強い歯をつくるためには必要不可欠です。
〇離乳食期の虫歯対策について
離乳食期の虫歯を予防するためには、食器や箸、スプーンなどの共有をできる限り避けましょう。
こうすることで、親御さんの虫歯菌が子どもの口内に移動してしまう可能性があります。
またブラッシングの際はフッ素配合の歯磨き粉を使用し、親御さんによる仕上げ磨きも徹底しなければいけません。
おやつに関しては量よりも回数に注意し、なるべく糖分の低いものを与えるのがポイントです。
もちろん歯科クリニックでの定期検診やフッ素塗布など、子どもの歯を守るための通院も必要です。
〇この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・赤ちゃんの歯が生えていない場合は、舌や歯茎でつぶせる程度のやわらかい食べ物を与える
・赤ちゃんの歯が生えてきた場合は、少しずつ硬さのあるものを与え始め、栄養バランスも意識する
・離乳食期の虫歯を防ぐには食器の共有を避け、仕上げ磨きや定期検診、フッ素塗布なども徹底する
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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