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【新潟の歯医者で虫歯治療】下の前歯の裏側が虫歯になりやすい理由

虫歯になりやすい場所と言えば、奥歯や歯と歯茎の間などが挙げられます。

これらの部分について、日頃から意識してブラッシングしているという方は多いでしょう。

また他にも虫歯のリスクが高い場所が存在し、その一つに下の前歯の裏側があります。

今回は、下の前歯の裏側が虫歯になりやすい理由を解説します。

〇歯ブラシが届きにくい

下の前歯の裏側は、奥歯と同じく歯ブラシが届きにくい場所であるため、虫歯を発症しやすいです。

歯の表面については、基本的に歯ブラシを横向きに持ち、縦もしくは横に小刻みに動かします。

一方、歯の裏側については、歯ブラシを縦向きにして磨くなどの工夫が必要です。

また歯列全体を磨くとき、歯の表面には少なからず歯ブラシの毛先が触れることになります。

これに対し下の前歯の裏側は、意識しなければ一切毛先が触れないことも考えられます。

つまり歯ブラシが届きにくいだけでなく、そもそも届かせようとしていないケースが多いということです。

〇唾液の影響を受けやすい

唾液の影響を受けやすいという点も、下の前歯の裏側が虫歯になりやすい理由の一つです。

下の前歯の裏側には、唾液腺の開口部が存在します。

そのため、カルシウムなどがプラークに付着しやすく、歯石も形成されやすいです。

歯石は、歯に付着したプラークが2~3日経過すると形成されるものであり、一度付着するとブラッシングで取り除くことは困難です。

もちろん、プラークと同じく歯石も細菌の温床であるため、除去しない限り虫歯や歯周病のリスクは高まります。

また下の前歯の裏側は、上と違って唾液が溜まりやすいため、特に唾液の影響を受けやすくなります。

〇歯周病の方は磨くのが難しい

歯周病を患っている方は、下の前歯の裏側を磨きたくても磨けない可能性があります。

なぜなら、歯ブラシを縦向きにしなければ磨きにくいからです。

歯ブラシは横向きで磨くときより、縦向きで磨くときの方が力のコントロールがしにくいです。

そのため歯周病の方が、下の前歯の裏側を縦向きで磨こうとすると、力が強くなりすぎて歯茎から出血してしまう可能性が高いです。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・下の前歯の裏側は奥歯と同じく歯ブラシが届きにくい場所であるため、虫歯を発症しやすい

・下の前歯の裏側は、意識しなければ一切毛先が触れないこともある

・唾液の影響を受けやすいという点も、下の前歯の裏側が虫歯になりやすい理由の一つ

・歯周病の方は下の前歯の裏側を磨くのが難しい場合がある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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