甘いものの中でも、アイスが一番好きだという方は決して少なくないと思います。
またアイス好きの方は、季節を問わず一年中アイスを食べているかと思いますが、実はバニラアイスの虫歯リスクはそれほど高くありません。
しかし、中には注意すべき種類もあります。
今回は、虫歯になりやすいアイスの特徴を中心に解説します。
バニラアイスの虫歯リスクが低い理由
基本的に、バニラアイスには多くの砂糖が使用されています。
そのため、虫歯のリスクは高いと思われがちですが、実際はそこまで高くありません。
なぜなら、口内に残りにくいからです。
バニラアイスは、口に入れるとすぐに溶けて液状になるため、口内での滞在時間が少ないです。
口内に食べ物が滞在する時間が長いほど、酸性に傾いて虫歯のリスクが上がるため、バニラアイスはその逆だと言えます。
さらに、固形のお菓子のように歯と歯の間、歯と歯茎の間に挟まる心配もありません。
固形物が含まれるアイスは注意すべき
シンプルなバニラアイスは虫歯のリスクが低いですが、中に固形物が練り込まれているアイスは要注意です。
例えば、チョコレートやキャラメルなどが使用されているものは、虫歯のリスクが高まります。
チョコレートは虫歯を引き起こす代表的なお菓子であり、大量の砂糖が使用されている上に、口内に残りやすいです。
キャラメルも同じで、砂糖の含有量が多いだけでなく、粘着性も高いためプラークが形成されやすくなります。
もちろん中に練り込まれているタイプだけでなく、トッピングとしてバニラアイスの上にチョコレートなどが乗っているものもNGです。
コーン付きのバニラアイスもおすすめできない
虫歯を発症するリスクが低いのは、あくまでカップに入っているバニラアイスです。
コーンに乗っているタイプのバニラアイスは、コーンと一緒に食べるため虫歯を発症しやすくなります。
アイスに使用されるコーンは、小麦粉やコーンスターチなどを混ぜてつくられるものです。
またアイスの甘さに合う香ばしさを与えるために、砂糖も使用されています。
つまりコーン付きのバニラアイスを食べると、砂糖が入った固形物が口内に残りやすくなるということです。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・バニラアイスは口内の滞在時間が短く、歯にも挟まらないため、虫歯のリスクが低い
・チョコレートやキャラメルなど、砂糖が含まれる固形物が入っているアイスは虫歯のリスクが高い
・アイスのコーンにも砂糖が含まれているため、バニラアイスを食べるならカップのものがおすすめ
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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