ヨーグルトはタンパク質や脂質、カルシウムやビタミンB群などを豊富に含み、消化吸収も良いです。
そのため、さまざまな健康効果が期待でき、主に朝食で毎日摂取しているという方も多いかと思います。
またヨーグルトには、歯周病の改善効果もあるとされています。
今回はこちらの点を中心に解説します。
ヨーグルトの歯周病改善効果
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、口内の善玉菌を増やし、悪玉菌の増殖を抑制します。
ここでいう悪玉菌には、歯周病菌も含まれています。
具体的には、歯周病菌などの悪玉菌に直接攻撃したり、悪玉菌の毒素を中和したりする働きがあります。
また乳酸菌は、口内のpHバランスを整え、より健康的な口内環境をつくり出すのに役立ちます。
さらに、乳酸菌は免疫細胞を活性化させ、身体の免疫力を高めることで、歯周病菌への抵抗力をアップさせてくれます。
ヨーグルトにおけるその他のメリット
ヨーグルトは歯周病予防以外にも、さまざまな口内へのメリットをもたらしてくれるものです。
例えば、ヨーグルトは口内の細菌バランスを改善し、口臭の原因となる物質の生成を抑える効果があります。
また乳酸菌は、唾液をアルカリ性に傾けることで、歯の再石灰化を促します。
こちらは虫歯予防効果です。
ちなみに、ヨーグルトはスーパーやコンビニなどで手軽に購入できます。
一般的なものであれば価格もそれほど高くないため、毎日継続して摂取するにはお勧めの食品です。
歯周病予防を含む口内ケアは、原則半永久的に続けていかなければいけません。
ヨーグルトを摂取する際の注意点
歯周病予防のためにヨーグルトを摂取するのであれば、必ず無糖タイプを選ばなければいけません。
市販されているヨーグルトの中には、砂糖やフルーツなどが含まれているものも多く、これらはかえって歯周病や虫歯のリスクを高める可能性があります。
大きいサイズのものであれば、無糖の商品も多く販売されているため、チェックしてみましょう。
また徹底的に歯周病を予防するのであれば、当然ヨーグルトを摂取するだけでは不十分です。
毎日のブラッシングや、歯科クリニックでの定期検診も歯周病予防には欠かせません。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、口内の善玉菌を増やし、歯周病菌など悪玉菌の増殖を抑制する
・乳酸菌は免疫細胞を活性化させ、身体の免疫力を高めることで、歯周病菌への抵抗力もアップさせる
・ヨーグルトには口臭予防、虫歯予防効果もある
・歯周病予防を行う際は、無糖のヨーグルトを摂取すべき
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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