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【新潟駅の歯医者・予防歯科】虫歯予防の観点から見たお米の意外なデメリット

虫歯を予防するために必要なのは、丁寧なブラッシングや歯科クリニックでの定期検診だけではありません。
食生活の改善も、虫歯予防においてはマストだと言えます。
またお米は炭水化物であり、虫歯のリスクが比較的高いですが、実は他にもあまり知られていないデメリットがあります。
今回はこちらの内容について解説します。

α化によるアミラーゼ分解速度の爆発的上昇

お米は炊飯されることで、生のでんぷんから消化しやすいα化デンプンへと構造が変化します。
これが意外なデメリットの一つです。

水分を含んでやわらかく膨らんだお米は、口に入った瞬間に唾液中の消化酵素アミラーゼによって非常に素早いスピードで分解されます。
つまり、噛んでいる最中からすでに、虫歯菌の大好物である即効性の高い糖へと口の中でリアルタイムに作り変えられているということです。

水分を含んだお米は酵素との反応速度が圧倒的に早いため、一見甘くない白米であっても、一瞬にして口内を虫歯菌が活性化しやすい糖質環境へと変貌させてしまいます。

プロアテーゼ阻害物質による唾液タンパク質保護の阻害

お米には、植物が外敵から身を守るために持っている“プロテアーゼインヒビターという成分が微量に含まれています。
これが2つ目の隠れたリスクです。

この物質は通常、加熱によって多くが失活しますが、わずかに残存した場合、口の中の環境に影響を与えます。

唾液中には、歯の表面をコーティングして虫歯菌の付着を防ぐペリクルという薄いタンパク質の膜を制御する酵素や、抗菌作用を持つ様々な酵素が存在します。

お米に含まれる阻害物質がこれらの酵素の働きを乱すことで、唾液が本来持っている歯を保護するバリア機能のバランスが崩れ、虫歯菌が歯の表面に定着しやすくなります。

レジスタントスターチの盲点と停滞時間の延長

近年、ダイエットや血糖値コントロールのためにご飯を冷やして食べる(レジスタントスターチを増やす)習慣が注目されていますが、これが3つ目の盲点です。

お米を冷やすと、デンプンの一部が食物繊維に似た構造に変化し、小腸では吸収されにくくなります。
しかしこの構造変化によってお米の粘り気の質が変わり、歯の裏側や歯間、奥歯の複雑な溝に、より強固に物理的にこびりつきやすくなります。

つまり胃腸での吸収は抑えられても、口の中での物理的な残留時間は延びてしまうということです。

さらに冷たいお米は温かいお米に比べて咀嚼時の刺激が少なく、唾液の分泌を促す温度刺激も弱まるため、歯の隙間に挟まったまま夜間まで放置されやすいです。
こちらは、局所的な虫歯リスクを押し上げます。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・お米は口内で素早く分解され、リアルタイムで虫歯菌の好物に作り変えられるという性質がある
・お米に含まれる阻害物質が酵素の働きを乱し、歯を保護するバリア機能が崩れてしまうことがある
・冷やご飯は歯の裏側や歯間、奥歯の複雑な溝などにこびりつきやすい

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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