新潟市西区の歯医者、新潟西歯科クリニック|ブログ

【新潟の歯医者・予防歯科】タフトブラシの選び方について

タフトブラシは、通常の歯ブラシでは磨きにくいところにも届くように工夫された、小さな毛束の歯ブラシです。
別名ワンタフトブラシとも呼ばれています。
初めてこちらを使用する際は、選び方について知りたいと考えるでしょう。
今回は、タフトブラシの選び方のポイントを解説します。

山型のタフトブラシ

山型のタフトブラシは、毛先が円錐形の尖っているタイプです。
先端が細くなっているため、狭い場所や複雑な形状の部位に毛先が入り込みやすいのが特徴です。

またこのようなタイプが向いている方としては、歯と歯の間が狭い方、ワイヤー矯正など固定式の矯正装置をつけている方などが挙げられます。

その他、歯並びがデコボコしている方も、山型のタフトブラシを使用するのをおすすめします。

平型のタフトブラシ

タフトブラシの毛先の形状には、平型もあります。
こちらは、毛先全体が平らに揃っているタイプです。
毛先が歯茎にフィットしやすく、一定の圧力を欠けやすいという特徴があります。

また平型のタフトブラシは、歯周ポケット内の汚れを徹底的に除去したい方に適しています。
さらに歯と歯茎の境目のケア、インプラント周囲の清掃をしたい方などにとっても、平型のタフトブラシはおすすめです。

毛の長さや硬さも重要なチェックポイント

タフトブラシを選ぶ際は、毛先の形状だけでなく、毛の長さにも注目すべきです。

毛の長さも製品によって異なり、5mm程度の短いものから、1cm以上ある長いものまで幅広く販売されています。

短い毛のタフトブラシは、汚れを落とす際に力の調節が行いやすく、歯茎に炎症がある方でも比較的安心して使用できます。
一方長い毛のタフトブラシは、歯周ポケットの奥深くまで毛先がアプローチしやすく、効果的にプラークを除去できます。

またタフトブラシを選ぶ際は、毛の硬さにも着目しましょう。

タフトブラシの毛の硬さには、歯ブラシと同じようにやわらかめ、ふつう、かためがあります。
歯茎がデリケートな方はやわらかめ、歯茎の状態が良く特にこだわりがない方はふつうがおすすめです。

ちなみに、かためのタフトブラシは歯や歯茎を傷つける可能性があるため、あまりおすすめできません。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・山型のタフトブラシは、歯と歯の間が狭い方、ワイヤー矯正など固定式の矯正装置をつけている方などに向いている
・平型のタフトブラシは、歯周ポケット内の汚れを徹底的に除去したい方に適している
・タフトブラシを選ぶ際は、毛の長さや硬さにも注目すべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺や「新潟大学前駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、新潟西歯科クリニックへお問い合わせ下さい!
スタッフ一同、心よりお待ちしております。

【新潟の歯医者・予防歯科】枕が高いことによる口腔環境への悪影響とは?

夜寝るときには、皆さん枕や布団を使用するかと思います。
また枕にこだわりがある方の中には、高めの枕でないと眠れないという方もいるでしょう。
しかし、こちらは口腔環境を維持するにあたって、あまり良くない行動です。
今回は、枕が高いことによる口腔環境への悪影響を中心に解説します。

歯ぎしりや食いしばりの誘発

あまりにも高い枕を使用していると、歯ぎしりや食いしばりを誘発する可能性があります。
具体的には首に角度がつき、うつむいた状態になりやすいため、奥歯を噛みしめる姿勢になりやすいという仕組みです。

また歯ぎしりや食いしばりによる歯への過剰な圧力は、歯が擦り減ったり割れたりする原因になります。
こちらは、細菌の侵入する隙間をつくるため、間接的に虫歯や歯周病のリスクを高めることにつながります。

気道の閉塞

高い枕を使用することで、気道の閉塞につながることも考えられます。
こちらは頭が前屈することで気道が狭まり、寝ている間の呼吸がしにくくなるというものです。

また就寝中の呼吸がしづらくなることで、睡眠が浅くなり、前述した歯ぎしりや食いしばりのリスクが高まります。

さらに、口呼吸を引き起こし、唾液の減少を招くことにもつながります。
唾液には、口内の殺菌効果や自浄効果があるため、分泌量が減少すると虫歯や歯周病のリスクが著しく上昇します。

ちなみに、就寝中はただでさえ口内が乾きやすく、虫歯や歯周病を発症しやすい環境です。
高い枕で寝ることは、このような状況に拍車をかけることになります。

身体の不調

高い枕で身体の不調を引き起こすことも、間接的に口腔環境の悪化へとつながります。

高い枕は肩こりや首こり、頭痛や腰痛、いびきやストレートネックなどの原因になることがあります。
これらは睡眠の質が低下するだけでなく、口腔内の健康にも影響を及ぼす可能性があります。

また12cm以上の高すぎる枕は、脳卒中のリスクを高めるという研究報告があります。
このような症状の発症は、殿様枕症候群と呼ばれます。

つまり、高い枕は口内の環境を悪化させるだけでなく、命を脅かすような疾患のリスクもあるということです。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・高い枕は歯ぎしりや食いしばりを誘発し、間接的に虫歯や歯周病のリスクを高める可能性がある
・高い枕によって気道が閉塞すると、口呼吸や唾液の減少が起こりやすく、虫歯を発症しやすくなる
・12cm以上の高すぎる枕は、脳卒中のリスクを高めるという研究報告がある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者・予防歯科】電動歯ブラシに慣れない原因とは?

ブラッシングの際、電動歯ブラシを使用しているという方は、以前と比べてかなり増えてきています。
しかし、中にはいつまで経っても電動歯ブラシの使用感に慣れず、苦戦しているという方もいるかと思います。
今回は、電動歯ブラシに慣れない原因や対策などについて解説します。

電動歯ブラシに慣れない原因

電動歯ブラシ特有の高速振動や動作音が、くすぐったさや痛み、不快感の原因になることがあります。

また手磨きのときの癖で、電動歯ブラシを歯や歯茎に強く押し付けてしまうと、ブラシの毛先が曲がってプラーク除去効果が低下します。
こちらは歯茎の退縮や知覚過敏を引き起こすこともあり、不快感につながります。

さらに、電動歯ブラシを大きく動かしすぎると、歯に当たる時間が短くなって磨き残しが出やすくなります。

ちなみに電動歯ブラシには振動式や回転式などさまざまなタイプがあり、人によって相性の良し悪しがあります。

電動歯ブラシに慣れるための対策

電動歯ブラシに慣れるには、まず正しい使い方を身に付けることが大切です。

電動歯ブラシは、ブラシの毛先を歯の表面に軽く当てる程度で十分です。
歯ブラシは歯の上を優しく滑らせるように動かし、1本1本に2~4秒程度時間をかけることを意識しましょう。

また振動自体に慣れない場合は、電動歯ブラシの電源を入れた状態で頬の内側や唇などの粘膜に当て、刺激に慣らす練習から始めるのがおすすめです。

ちなみに多くの電動歯ブラシは、複数の振動モードが存在します。
まずはもっとも弱いモードから試してみましょう。

どうしても電動歯ブラシに慣れない場合は?

どれだけ工夫しても電動歯ブラシに慣れない場合、無理して使い続ける必要はありません。
手用の歯ブラシにも、電動歯ブラシより優れている部分はあります。

確かに電動歯ブラシは高いプラーク除去力や簡便さ、時間の節約といった点ではメリットのある製品です。

しかし、手用の歯ブラシは自身の力加減や角度を自由に調整できるため、歯間や細やかな隙間など電動歯ブラシでは磨きにくい部分も丁寧に磨けます。
さらに、コストパフォーマンスや携帯性にも優れています。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・電動歯ブラシを正しく使用していないと、いつまで経っても使用感に慣れない
・そもそも電動歯ブラシの振動や動作音などが向いていない場合がある
・電動歯ブラシに慣れるには正しく使用し、刺激に慣らす練習を行うのも大切
・電動歯ブラシに慣れない場合、無理をして使い続ける必要はない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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スタッフ一同、心よりお待ちしております。

【新潟の歯医者で歯周病治療】歯周病と頻尿の関係とは?

歯周病は、歯茎の腫れや出血だけでなく、他にもさまざまな症状を引き起こすことで知られています。
例えば口内のネバツキや口臭、歯茎からの膿などは、すべて歯周病が原因の可能性があります。
また歯周病は、排尿の回数が増える頻尿とも関係があるとされています。
今回はこちらの関係について解説します。

歯周病と頻尿の関係

歯周病と頻尿の関係を知るには、まず歯周病と糖尿病の関係を知る必要があります。

歯周病は、糖尿病における第6の合併症とも呼ばれていて、これらの疾患は相互に悪影響を及ぼすことで有名です。

歯周病の炎症によって体内で生成される炎症性物質が血流に入り、インスリンの働きを妨げ、血糖値を上昇させます。
また高血糖状態が続くと、喉の渇きや多尿・頻尿といった糖尿病の典型的な症状が現れます。

さらに、糖尿病が悪化すると免疫力が低下し、歯周病もさらに悪化するという悪循環に陥ります。

ちなみに頻尿のデメリットとしては、トイレの不安から外出をためらったり、集中力が低下したりすることが挙げられます。
その他、人に相談しにくいことから、我慢してしまうことで精神的なストレスが増加することもあります。

その他の関連について

歯周病による慢性的な炎症は、腎臓に負担をかけ、腎機能を低下させることが報告されています。
腎機能が低下すると、体内の水分バランスや排尿機能に影響が出ることがあり、こちらが頻尿を引き起こす可能性があります。

また一部の研究では、歯周病が前立腺の問題や過活動膀胱といった尿路症状と関連する可能性が示唆されています。
これらは、全身の慢性炎症を介していると考えられます。

頻尿が見られる場合の対処法について

頻尿は糖尿病や腎臓病、膀胱炎や前立腺肥大症など、さまざまな疾患のサインである可能性があります。
そのため、頻尿の症状がある場合はまず泌尿器科や内科を受診し、正確な診断を受けることが重要です。

また歯茎からの出血や口臭、歯のぐらつきなど、歯周病の自覚症状がある場合は、歯科クリニックで適切な治療やメンテナンスを受けることが全身の健康管理につながります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下の通りです。

・歯周病によって糖尿病を併発すると、喉の渇きや多尿・頻尿といった症状が現れる
・頻尿になるとトイレの不安から外出をためらったり、集中力が低下したりすることがある
・歯周病は腎機能を低下させ、排尿機能に悪影響を及ぼす可能性がある
・頻尿の症状がある場合はまず泌尿器科や内科を受診し、正確な診断を受けることが重要

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者でホワイトニング】ホームホワイトニングが面倒になる理由と対策

ホームホワイトニングは、自宅でいつでも好きなタイミングでできるため、面倒臭さとは無縁と考えている方もいるでしょう。
しかし、実際は面倒になる方も多く、適切に施術を行わないと効果が薄れてしまいます。
今回は、ホームホワイトニングが面倒になる理由と対策について解説します。

ホームホワイトニングが面倒になる理由

ホームホワイトニングは、毎日1~2時間、マウスピースを装着する必要があります。
そのため、いつでもできるとは言え、自宅でその時間を確保するのが面倒と感じる方はいます。

またホームホワイトニングを行う前は、毎回丁寧にブラッシングをしなければ、正しい効果が発揮されません。
そもそもブラッシングを面倒と感じている方は、当然こちらも面倒に感じるでしょう。

さらに、ホームホワイトニングで使用するマウスピースは、使用後には丁寧に清掃して保管しなければいけません。
こちらのルールを守れない方も、ホームホワイトニングに面倒臭さを感じてしまいます。

ちなみに、ホームホワイトニングはオフィスホワイトニングと比べて、効果が現れるのが遅いです。
よって、モチベーションの維持が難しくなることがあります。

ホームホワイトニングを継続させるコツ

ホームホワイトニングを適切に継続させるには、“ながら時間”を活用することをおすすめします。

例えばテレビを観ながら、入浴しながら、本を読みながらなど、他の習慣とセットにすることで手間に感じにくくなります。

また希望の白さに達した後は、毎日ではなく週1回程度のメンテナンスで白さを維持できます。
そのため、最初から「一生毎日続けるわけではない」と考えれば負担は減ります。

オフィスホワイトニングも検討すべき

ホームホワイトニングが面倒に感じるのであれば、オフィスホワイトニングへの切り替えも検討すべきです。

オフィスホワイトニングには通院の手間がありますが、施術はすべて歯科医師や歯科衛生士が行ってくれます。
そのため、歯科クリニックが近くにあり、なおかつ通院の時間を確保しやすいのであれば、断然オフィスホワイトニングの方が向いています。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・毎日決まったルールで装着や清掃、保管をしなければいけないことから、ホームホワイトニングが面倒になることがある
・ホームホワイトニングを継続するには“ながら時間”を活用すべき
・歯科クリニックが近い場合、通院時間が確保できる場合はオフィスホワイトニングの方がおすすめ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で歯周病治療】歯石取りが1回で終わらないのはなぜ?

歯科クリニックで歯石取りを行う際、通常は虫歯治療と同じように、何度か通院しなければいけません。
1回だけで施術完了するというケースは稀です。
では、なぜ歯石取りは1回で終わらないのでしょうか?
今回は、複数回に分けなければいけない主な理由について解説します。

患者さんの身体的負担を考慮するため

歯石取りが1回で終わらないのは、患者さんの身体的負担を考慮しなければいけないからです。

一度にすべての歯石を取り除こうとすると、治療時間が長くなり、痛みや疲労、出血といった負担が大きくなります。
特に歯茎の奥深くに歯石が入り込んでいる場合、例えば歯周病が進行している場合などは、処置による刺激が強くなることから治療部位を分けて実施されます。

また一度に広範囲の歯石除去を行うと、単純に処置が不十分になる可能性もあります。

保険診療のルールと制限があるから

保険診療のルールと制限があることも、歯石取りが1回で終わらない理由の一つです。

日本の健康保険制度では、歯石除去の範囲や回数に制限が設けられています。
一度の診療で全顎(口全体)の歯石取りを行うことは、保険診療上認められていないことが多く、通常は上下左右の顎を複数回に分けて行う必要があります。

また歯石除去は歯周病治療の一環として行われるため、処置後に歯茎の炎症が治るまでの治癒経過や、治療の効果を確認するための期間が必要です。
そのため、複数回の通院が前提となります。

歯石の付着量や歯周病の進行度合いが違うから

歯石の付着量、歯周病の進行度合いについては、患者さんによって異なります。
歯石の量が多い場合や、歯周病が進行して歯周ポケットが深い場合などは、その分歯石除去に時間がかかり、複数回に分けざるを得ません。

ちなみに、明らかに歯石の付着量や歯、歯茎の汚れが少ない方は、歯石取りが1回で完了することもあります。
こちらは正確にいうと、歯石の付着量が少なく、なおかつ歯周病の症状がほとんど見られないケースです。

歯石除去は、明らかに歯石の量が増えているとわかった段階や歯周病の自覚症状が出た段階でなく、そのもっと前のタイミングで受けるのが望ましいです。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・一度にすべての歯石を取り除こうとすると、治療時間が長くなり、痛みや疲労、出血といった負担が大きくなる
・日本の健康保険制度では、歯石除去の範囲や回数に制限が設けられている

【新潟の歯医者で虫歯治療】虫歯治療で通院の間隔を空けなければいけない理由は?

虫歯治療は、何度か歯科クリニックに通院して完治させるのが一般的です。
1回の治療で終わるケースは、極めて初期の虫歯以外ではなかなか見られません。
また虫歯治療は、次の治療までの間隔をある程度空けるケースが多く見られます。
今回はこちらの理由について解説します。

治療の過程で時間が必要だから

例えば重度の虫歯に適用される根管治療の場合、感染した神経や細菌を完全に除去し、消毒するための薬剤を作用させる時間、歯茎などが回復するまでの期間が必要です。

また型取りをして詰め物や被せ物を作製する場合、歯科技工所での作製に通常1~2週間程度かかります。

さらに虫歯や歯周病は慢性疾患であり、時間をかけて進行するため、治療も段階的なアプローチが必要です。
一度にすべてを終わらせるのではなく、状態を確認しながら慎重に進める必要があります。

安全性と管理のため

虫歯を何本も患っているからといって、一度に複数の歯を治療したり長時間にわたる処置を行ったりすると、歯や歯茎に大きな負担がかかります。
こちらは、痛みや出血などの原因になりかねません。

また虫歯治療を進める過程において、歯茎の状態や噛み合わせの変化を正確に管理・調整しながら進めるために、間隔を空けて経過観察する必要があります。

そのため、1回目の治療の後は1週間後など、そこまでスケジュールが詰まるケースは少ないです。

保険診療のルールと効率性

日本の保険診療の制度上、一度に治療できる範囲や処置には制限が設けられています。
そのため、複数回に分け、間隔を開けながら虫歯治療を進めていくことになります。

保険が適用されない自由診療の場合、一度にたくさんの治療を行ったり、治療費も歯科クリニック側が自由に設定したりすることができます。
しかし、虫歯治療はセラミックなどの素材を用いらない限り、基本的には自由診療になることはありません。

また歯科クリニックには、毎日数多くの患者さんが来院します。
他の患者さんの予約や治療計画との兼ね合いもあるため、必ずしも希望する翌日などに虫歯治療の予約が取れないことがあります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯治療では、治療の過程で期間が必要なとき、どうしても通院の間隔が空くことがある
・患者さんの歯や歯茎の安全性を確保したり、状態を管理したりするためにも、治療と治療の間隔が必要
・保険診療のルール上、虫歯治療は複数回に分け、間隔を空けながら進めていかなければならない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者・小児歯科】仕上げ磨きにおける素朴な疑問にお答えします

仕上げ磨きは、子どもを持つ親御さんにとってとても重要な作業です。
小さな子ども一人では、十分に口内をブラッシングすることができないため、仕上げ磨きによって子どもの歯の健康を守る必要があります。
今回は、よくある仕上げ磨きに関する素朴な疑問にお答えします。

仕上げ磨きはいつまで行わなければいけない?

小さな子どもには、親御さんの仕上げ磨きが必要不可欠という話をしました。
では、仕上げ磨きはいつまで行わなければいけないのでしょうか?

一般的に、仕上げ磨きは10~12歳ごろまで続けることが推奨されています。
子どもの永久歯は、6歳前後から少しずつ生え始めます。
また永久歯が完全に生え揃い、自身で複雑な口の中全体を上手に磨けるようになる年齢の目安が、上記の10~12歳頃とされています。

そのため、親御さんは子どもが一人でブラッシングを始めたからといって、すぐに仕上げ磨きをやめて良いというわけではありません。

仕上げ磨きのタイミングや行う時間の目安は?

子どもの歯を徹底的にキレイにしたいと考える親御さんの中に、1日に何度も仕上げ磨きを行う方もいるかもしれません。
しかし実際は何度も行う必要はなく、基本的には1日1回、就寝前に行うのがもっとも効果的です。

就寝中は、唾液の分泌量が減って虫歯のリスクが高まるため、寝る前にしっかり汚れを落としてあげることが重要です。

また仕上げ磨きを行う時間の目安ですが、こちらは子どもの集中力に合わせて、2~3分程度を目安に短時間で効率良く磨きましょう。

すべての歯を完璧に磨くことよりも、奥歯の溝や歯と歯の間、歯と歯茎の境目など虫歯になりやすい点を重点的に磨くことが大切です。

子ども用歯ブラシと仕上げ磨き用歯ブラシは分けるべき?

子どもが一人で使用する歯ブラシと、親御さんが仕上げ磨きで使用する歯ブラシについては、分けることが望ましいです。
子どもが自身で使う歯ブラシは噛むなどしてしまい、毛先が広がりやすいため、仕上げ磨きで使用すると効果が半減します。

また親御さんが仕上げ磨きで使用する歯ブラシは、ヘッドが小さくまっすぐで、ある程度毛先にコシのあるキレイな歯ブラシがおすすめです。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・一般的に、仕上げ磨きは10~12歳ごろまで続けることが推奨されている
・仕上げ磨きは何度も行う必要はなく、基本的には1日1回、就寝前に行うのがもっとも効果的
・仕上げ磨きを行う時間は2~3分程度が目安
・子どもが一人で使用する歯ブラシと仕上げ磨きで使用する歯ブラシは分けるのが望ましい

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者・予防歯科】水をこまめに飲まないことによる口内環境へのデメリット

普段生活している中で、水を意識して摂取するという方は多いかと思います。
一方、意識しなければ水を飲む機会がほとんどなく、中には食事のときでさえあまり飲まないという方もいます。
今回は、水をこまめに摂取しないことによって口内環境に与えるデメリットについて解説します。

水をこまめに飲まないことによる口内へのデメリット

日頃から意識して水を摂取していないと、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

唾液には口内の細菌を洗い流す自浄作用や、細菌の繁殖を抑える抗菌作用があります。
水分不足で唾液の量が減るとこれらの作用が弱まり、虫歯菌や歯周病菌が繁殖しやすくなります。

また口内が乾くと、細菌が増殖して口臭の原因となる物質が多くつくられます。
さらに、舌が乾燥することで食べ物の味を感じにくくなったり、異常な味を感じたりすることもあります。

その他、舌の表面が乾燥してひび割れたり、痛みや違和感が生じたりすることも考えられます。

ちなみに、水分不足は摂食・嚥下障害や発音障害なども引き起こします。
唾液には食べ物をまとめたり、スムーズに飲み込んだりするのをサポートする役割もあるため、不足すると食事がしにくくなったりむせやすくなったりします。

乾燥により、舌や唇の動きがスムーズでなくなり、発音がしにくくなってコミュニケーションに影響が出ることも懸念されます。

水をこまめに飲まないことによるその他のデメリット

水をこまめに飲まないことによるその他のデメリットとしては、運動能力の低下や食欲不振、疲労感や頭痛、めまいなども挙げられます。

また肌の水分不足によってバリア機能が低下し、カサつきやつっぱりを感じやすくなることにもつながります。

ちなみに短期的であればまだ上記程度の症状で済みますが、長期的な水分不足は血液の粘度増加、血栓の形成リスク増加などを引き起こします。
さらに、血液循環の悪化により、心臓や腎臓などの臓器に負担がかかり、機能が低下するおそれもあります。

重度の脱水症では、話しかけても一切反応がない、錯乱状態に陥るなどの意識障害があらわれることもあります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・日頃から意識して水を摂取していないと、虫歯や歯周病のリスクが高まる
・口内の乾燥は口臭や味覚異常を引き起こすこともある
・水分不足によって摂食・嚥下障害が起こったり、発音障害が起こったりすることもある
・長期的な水分不足は血液の粘度増加、血栓の形成リスク増加などを引き起こす

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者・小児歯科】子ども用のライト付き歯ブラシにおけるメリット・デメリット

デンタルケアグッズの中には、子どもに使用することに特化したものが多数存在します。
またそのような子ども用のデンタルケアグッズの一つとして、ライト付き歯ブラシが挙げられます。
今回は、子ども用のライト付き歯ブラシの概要、メリット・デメリットについて解説します。

ライト付き歯ブラシの概要

子ども用のライト付き歯ブラシは、柄の部分やブラシの先端にLEDライトが内蔵されている歯ブラシです。

製品によって機能は微妙に異なり、光るタイミングとしては常時発光のものとタイマー発光のものがあります。
常時発光は、スイッチを入れると常にライトが点灯するタイプで、タイマー発光は時間が経つと自動的に消灯するタイプです。

またライト付き歯ブラシには、手動タイプと電動タイプの両方が存在します。

子ども用のライト付き歯ブラシのメリット

ライト付き歯ブラシを使用することで、子どもはブラッシングを楽しい遊びや冒険のように感じます。
これにより、ブラッシングが嫌いな子どものモチベーションを高める効果が期待できます。

またブラッシングを習慣化させるのが難しい時期でも、光る機能が子どもの関心を引きつけ、毎日楽しくブラッシングをするきっかけづくりになります。

さらに、ライト付き歯ブラシは仕上げ磨きを行う親御さんにとってのメリットもあります。

口の中をライトで照らすことで、親御さんが子どもの奥歯や細かな部分までチェックしやすくなり、磨き残しを減らせる可能性があります。

ちなみにライトが点滅したり、一定時間光ったりする機能が付いたものであれば、推奨される2分間というブラッシング時間を守るサポートにもなります。

子ども用のライト付き歯ブラシのデメリット

ライト付き歯ブラシは、電動の場合電池や替えブラシなどの交換コストがかかります。
また振動や音が苦手な子どももいるため、慣れるまでは少し時間がかかることもあります。

さらに、ライト付きの歯ブラシに慣れてしまうと、通常の歯ブラシへの移行が難しくなることも考えられます。

ちなみに、子どもが楽しんでいるからといってライト付き歯ブラシを使いすぎると、エナメル質を傷つけるリスクが高まります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・子ども用のライト付き歯ブラシは、柄の部分やブラシの先端にLEDライトが内蔵されている歯ブラシ
・子どものブラッシングにおけるモチベーションを高められるのがメリット
・ライト付き歯ブラシは仕上げ磨きがしやすく、親御さんにとってもメリットがある
・電池や替えブラシの交換コストがかかる点などはデメリット

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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