新潟市西区の歯医者、新潟西歯科クリニック|ブログ

【新潟でインプラント】インプラント治療における3つのリスク

インプラント治療を受けるにあたって大事なことは、メリットだけでなく、デメリットやリスクについても理解することです。

治療そのものは安全に配慮されていますが、残念ながら、必ずしも医師や患者さんの思い通りの治療になるとは限りません。

ここからは、インプラント治療における3つの主なリスクについて解説します。

〇口内トラブル

インプラント治療は切開を伴うものであるため、麻酔が切れた後には痛みが生じます。

こちらは、早くて2~3日程度、長くても1~2週間ほどで治まりますが、2週間以上経っても痛みや腫れが続くことがあり、このような場合は細菌感染が起こっている可能性があるため、早急に医師に相談すべきです。

また、インプラントは天然歯に比べると粘膜との結合が弱いため、感染症にかかりやすい傾向があります。

特に、インプラント周囲炎と呼ばれる、プラークの細菌によって引き起こされる感染症は、進行が早く治療が難しいとされているため、要注意です。

〇インプラントが骨に定着しない

インプラント治療には、骨に人工歯根が定着しないというリスクがあります。

もし、骨にしっかりとくっつかなかったら、人工歯根が揺れ、きちんと噛むことができないだけでなく、脱落のおそれもあります。

また、このような現象は、歯科クリニックの医師の技術というよりは、どちらかというと患者さんの身体の状態が関係していることが多いです。

例えば、喫煙習慣がある方は、人工歯根が骨に定着しにくくなりますし、歯ぎしりや食いしばりなどの習慣も定着を妨げるおそれがあります。

〇手術に失敗する

下顎の場合、インプラント治療では骨に穴を開ける必要がありますが、このときに神経や血管を傷つけてしまい、神経麻痺などが起こる可能性があります。

また、上顎の場合、上顎洞と呼ばれる頭蓋骨の空洞まで突き抜けてしまい、炎症を起こすケースが報告されています。

これらの失敗は、CTなどを用いてしっかり血管、神経などの位置を確認すればほとんど起こりませんが、費用が格安のインプラント治療などを受けると、失敗のリスクは高くなります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・インプラント治療後には、細菌感染によって痛みや腫れが長期間続くことがある

・インプラント治療後の細菌感染は、インプラント周囲炎を引き起こす原因にもなる

・患者さんの身体の状態によっては、人工歯根が骨に定着しないことがある

・格安のインプラントは、重大な手術の失敗が起こるリスクが高い

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺や「新潟大学前駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、新潟西歯科クリニックへお問い合わせ下さい!

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

【新潟でインプラント】インプラント治療後のうがいにおける注意点

インプラント治療後は、日常生活において注意しなければいけない点がいくつかあります。

特に、食事やデンタルケアなど、直接口内に関係するような行動については、細心の注意を払わなければいけません。

ここからは、インプラント治療後に行ううがいの注意点をいくつか紹介したいと思います。

〇インプラント治療直後にうがいをして良い?

インプラント治療を受けた直後は、口内に違和感があり、ついついうがいをしたくなってしまう方も多いかと思いますが、当日は基本的には厳禁です。

外科手術を行った当日は、患部の傷口がまだ塞がっていないため、うがいをすると血の塊が剥がれ、傷の治りが遅くなる可能性があります。

ただし、ガラガラうがいや強い口ゆすぎではない最低限のうがいであれば、それほど影響はないと言えます。

具体的には、少量の水やぬるま湯を口に含み、ゆすがずにそっと吐き出す程度にとどめておきましょう。

〇うがいの頻度について

先ほど、口内を軽く水やぬるま湯で洗う程度であれば、インプラント治療直後でも行って良いという話をしましたが、1日に何度も行うのは良くありません。

頻繁にうがいをすると、口内が常に濡れている状態になり、いずれは出血を伴う可能性が高いです。

また、たとえ強くゆすいでいなかったとしても、頻繁なうがいは患部を刺激することにつながります。

〇うがい薬の使用について

インプラント治療から2~3週間程度は、患部を刺激しないように注意してうがい、歯磨きなどを行わなければいけませんが、こちらの期間を過ぎれば、ある程度普通のゆすぎうがいをしても構いません。

ただし、うがい薬を使用する際は注意が必要です。

うがい薬で特にポピュラーなのは、イソジンなどのヨード系と呼ばれるものです。

こちらに含まれるポピドンヨードは、細菌やウイルス、真菌のような微生物に対し、広範囲で殺菌や消毒効果を発揮します。

しかし、殺菌作用が強すぎるあまり、インプラントの表面を傷めるなど、悪影響を及ぼす可能性があります。

また、ヨード系のうがい薬は濃い色をしているため、着色によって審美性が損なわれてしまうことも考えられます。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・インプラント治療当日は傷口が塞がっていないため、強いうがいをしてはいけない

・少量の水やぬるま湯を口に含み、ゆすがずにそっと吐き出す程度なら問題ない

・インプラント治療直後は、弱いうがいでも1日に何度も行うのはNG

・ヨード系のうがい薬は、インプラントとの相性が良くないため注意が必要

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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スタッフ一同、心よりお待ちしております。

【新潟でインプラント】インプラントのメンテナンスにかかる費用

インプラント治療にかかる費用は、手術費用や診察費だけではありません。

治療後には、定期的に歯科クリニックを訪れ、メンテナンスを受ける必要があり、こちらも当然費用がかかります。

ここからは、インプラントのメンテナンスにかかる費用のことについて解説したいと思います。

〇インプラントのメンテナンスにかかる費用の相場

インプラントのメンテナンスにかかる費用は、1回の通院あたり3,000~5,000円が目安です。

高い場合でも、基本的には10,000円前後で収まります。

ただし、歯科クリニックの設定価格が、“インプラント〇本までの1回あたりの価格”なのか、“インプラント〇本につき1回あたりの価格”なのかによって、こちらの金額は大きく変わってきます。

例えば、インプラント3本までの1回あたりの価格が5,000円であれば、複数本のメンテナンスをする場合でも5,000円で済む可能性がありますが、インプラント1本につき1回5,000の場合は、5,000円×本数分の費用を支払わなければいけません。

〇インプラントのメンテナンスにおける頻度

インプラントのメンテナンスは、口内やインプラント自体の状態により、通院頻度が変わってきます。

そのため、厳密な頻度は歯科クリニックの医師と相談して決めることになりますが、一般的には最初の年で3ヶ月に1回程度、翌年から4~6ヶ月に1回程度の頻度でメンテナンスを受けることになります。

つまり、年間にかかる費用としては、10,000~15,000円くらいになるケースが多いということです。

もちろん、メンテナンスの途中に口内やインプラントの問題が見つかった場合などは、修正の処置を行うため、もう少し金額が高くなることも考えられます。

〇インプラントのメンテナンス費用を節約する方法

インプラント治療は自由診療であるため、治療費は通常全額自己負担になります。

こちらは、メンテナンス費用も例外ではありません。

ただし、インプラントのメンテナンス費用は、場合によっては医療費控除が適用されます。

具体的には、1年間にかかった医療費の合計が10万円を超えた場合に、超えた分が控除の対象になります。

また、控除に当てはまる費用は、クレジットカードで支払った医療費、通院時にかかった公共交通機関の運賃などです。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・インプラントのメンテナンスにかかる費用は、1回の通院あたり3,000~5,000円が目安

・歯科クリニックの設定方法により、金額は大きく変わってくる

・メンテナンスは最初の年で3ヶ月に1回程度、翌年から4~6ヶ月に1回程度受けるのが一般的

・メンテナンス費用には医療費控除が適用されることがある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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スタッフ一同、心よりお待ちしております。

【新潟でインプラント】インプラントを長持ちさせる方法について

インプラントの平均寿命は、10~15年程度とされています。

同じく失った歯をカバーする入れ歯が3~5年、ブリッジが7~8年であることを考えると、こちらはとても長いと言えます。

しかし、インプラントを長持ちさせるためには、さまざまな工夫が必要です。

今回はこちらの内容について解説します。

〇技術や実績が豊富な歯科クリニックを選ぶ

インプラントを長持ちさせるためには、まず技術や実績が豊富にある歯科クリニックを選ぶことが大切です。

インプラントの寿命は、インプラントを埋める位置が適切かどうかに大きく左右されます。

ほんの数ミリずれているだけでも、痛みや噛み合わせの悪さにつながり、インプラントを正しく使用できず、寿命が縮まることにつながります。

そのため、歯科クリニック選びは慎重に行いましょう。

ちなみに、技術や実績が優れている歯科クリニックであれば、インプラント治療後のメンテナンスにも安心して通いやすくなります。

〇口内ケアを徹底する

インプラント治療は、チタンと骨が結合する点を利用した治療です。

また、インプラント自体が虫歯になる心配はありませんが、歯周病には注意しなければいけません。

歯周病を発症すると、結合している骨が細くなってしまったり、噛み合わせが悪化してしまったりして、インプラントの寿命が短くなることが考えられます。

歯周病予防については、一般的な口内ケアと同じ方法です。

具体的には、毎日行うブラッシングの中で、細かい部分まで丁寧に磨き、できる限りプラークが残らないように努めましょう。

〇喫煙を控える

インプラントを長持ちさせるためには、生活習慣の改善も必要です。

特に、喫煙は控えなければいけません。

タバコには、歯周組織の血流を悪くするニコチンが含まれています。

そのため、喫煙習慣がある方は、歯茎の血流が悪く、歯周病菌による感染リスクや、インプラントの寿命が短くなるリスクが高いです。

また、インプラントの治療後は、インプラント周囲炎に注意しなければいけませんが、喫煙は免疫力の低下を招くこともあり、こちらを発症する可能性も高くなります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・インプラントを長持ちさせるには、豊富な技術や実績を持つ歯科クリニックで治療を受けるべき

・優れた歯科クリニックであれば治療後のメンテナンス二も通いやすい

・丁寧なブラッシングを行うことも、インプラントを長持ちさせる方法の一つ

・喫煙は血流の悪化や免疫力の低下などを招き、インプラントの寿命を短くすることがある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟でインプラント】インプラントの交換が必要なケースとは?

治療を受けた後、インプラントを交換することは可能です。

具体的には、歯科クリニックに交換を要請し、この時保証期間内であれば、無料で交換してもらうことができます。

では、インプラントの交換が必要なケースとは、どういったものなのでしょうか?

今回はこちらの点を中心に解説します。

〇インプラントに違和感や不具合がある場合

インプラントに違和感や不具合がある場合は、歯科クリニックに相談することで交換が可能です。

例えば、噛み合わせが合っていない場合などは、天然歯も含めた噛み合わせの悪化や、口内トラブルにつながる可能性があるため、早急に交換してもらわなければいけません。

また、以下のような不具合が出たときも、できる限り早く相談し、交換する必要があります。

・インプラントがぐらつく
・インプラントからニオイや出血がある
・インプラントが歯茎から見えている
・インプラントが脱落した など

〇上部構造が破損した場合

インプラントの上部構造が破損した場合も、交換が必要になります。

インプラントの被せ物である上部構造は、オールセラミックやジルコニア、メタルボンドなどの素材でできていて、いずれも確かな強度があります。

しかし、破損する可能性はゼロではありません。

特に、強い衝撃があった際に破損するケースが見られます。

また、インプラントの上部構造には耐用年数があり、こちらは一般的に2~10年程度です。

こちらの期間を過ぎると、破損する可能性がより高くなります。

〇インプラントを交換せずに放置するとどうなる?

インプラントに違和感があったり、破損していたりするにもかかわらず、そのまま放置していると、痛みが出る可能性があります。

また、その痛みが悪化することで、インプラント周囲炎を発症するかもしれません。

インプラント周囲炎は進行が早く、適切な処置を行わないと、周りの歯茎が腫れて健康な歯にも悪影響を及ぼすことが考えられます。

ちなみに、インプラントの不具合によって噛み合わせが悪化すると、食べ物をよく噛めなくなるだけでなく、消化不良や見た目の悪化、骨格の歪み、慢性的な肩こりや腰痛にもつながります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・インプラントの噛み合わせが合っていない場合はすぐに交換しなければいけない

・ぐらつきや出血などの不具合も、インプラント交換のサイン

・インプラントの上部構造が破損した場合も、早急な交換が必要

・交換せずに放置すると、インプラント周囲炎や全身的な不具合にもつながる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟でインプラント】インプラント治療前の診査でチェックされる内容

インプラント治療は、いきなり人工歯根の埋入から始まるわけではありません。

まずはカウンセリングを行い、口腔内の状態を診査した後、治療計画を立案し、ようやく治療に取り掛かります。

今回は、インプラント治療前の診査でチェックされる主な内容について解説したいと思います。

〇噛み合わせ

インプラント治療前の診査では、噛み合わせの状況をチェックします。

具体的には、口を開けるときの動きや、噛み合わせのズレの有無、左右の前歯、奥歯のバランス、噛み合わせの深さなどが正常かどうかを確認します。

口を開けるときの動きについては、真っ直ぐに開いているのが良いとされていて、噛み合わせはズレがなく安定している状態、噛み合わせの深さは上下の前歯の歯茎からの距離が17~18mm程度であれば、問題なくインプラント治療を行える目安となります。

〇顎の位置

インプラント治療前の診査では、顎の位置についてもチェックが行われます。

顎の位置や顎関節の状態については、年齢的な変化が出るものですが、骨の変形やズレがなければ、基本的にはインプラント治療が適用できます。

また、他には顎の骨の厚みや密度、神経や血管の正確な位置なども確認します。

これらの診査には主にCT撮影が使用され、詳細を確認することにより、インプラントを安全かつ効果的に配置することにつながります。

〇歯周病の有無

インプラント治療前の診査においては、歯周病を発症していないかどうかもチェックされます。

インプラント治療では、外科手術を行い、顎の骨に人工歯根を埋入します。

しかし、歯周病を患っていると、人工歯根を埋められなかったり、埋めてもすぐに脱落してしまったりといったトラブルにつながります。

また、歯周病や、歯周病菌という細菌に感染している状態です。

こちらの細菌が口内に数多く滞在している状態だと、インプラント周囲炎のリスクが高まります。

そのため、インプラント治療前の診査において、歯周病の感染が確認された場合は、先に歯周病の治療を行うことになります。

具体的には、適切なプラークコントロールを徹底した上で、スケーリングやルートプレーニングなどを行います。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・インプラント治療前には、カウンセリングや口腔内の診査、治療計画の立案などが行われる

・診査では、噛み合わせのズレの有無や深さ、バランスなどがチェックされる

・顎の位置や骨の密度が正常かどうかも、診査における重要なポイント

・歯周病を発症している場合は、先に歯周病を治療する必要がある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟でインプラント】インプラントにフッ素入りの歯磨きを使用しても良いのか?

フッ素は歯にとってさまざまなメリットのある成分であり、市販のチューブタイプの歯磨き粉の多くは、フッ化ナトリウムなどのフッ化物が配合されています。

しかし、巷では“インプラントにフッ素入りの歯磨きを使ってはいけない”という説が流れています。

今回は、こちらの点の真相について解説したいと思います。

〇インプラントにフッ素入り歯磨き粉は良くないとされた理由

インプラントとフッ素の相性が良くないという説が流れた原因は、2016年11月、フッ素研究会によって発表されたあるデータです。

こちらは、9,000ppm以上の濃度のフッ素を有数フッ素塗布剤では、著しいチタンの腐食が認められ、pHと溶存酸素濃度が低い口腔内環境では、さらにチタンの腐食が進むという内容でした。

インプラントのパーツにはチタンが使用されているため、こちらの発表によってフッ素に悪影響を与えるという説が広まりましたが、実際日本国内で販売されている歯磨き粉のフッ素濃度は、1,500ppm未満と定められています。

そのため、9,000ppmを超えるような歯磨き粉は存在せず、インプラントに使用しても何ら問題はありません。

〇むしろインプラントとフッ素の相性は良い

日本口腔衛生学会は、フッ化物配合の歯磨き粉の利用は、インプラントを装着する方にも推奨すべきという姿勢です。

こちらは、フッ素が虫歯やインプラント周囲炎の予防につながるからです。

具体的には、フッ素がエナメル質を酸から守り、虫歯への抵抗力を高めたり、歯の再石灰化を促進し、初期虫歯を予防したりしてくれます。

また、フッ素はプラークの働きを抑制するため、虫歯とともにインプラント周囲炎や歯周病のリスクも下げることが可能です。

〇インプラントにフッ素入りの歯磨き粉を使うときの注意点

インプラントに市販のフッ素入り歯磨き粉を使用しても問題ありませんが、海外製のものはフッ素の濃度が高い可能性があるため、使用する際はパッケージを確認するか、歯科クリニックに相談してください。

また、フッ素入りの歯磨き粉には、研磨剤が含まれているものもありますが、こちらはインプラントの表面を削ったり、インプラントと歯茎の隙間に入り込み、炎症を起こしたりする可能性があるため、避けるのが無難です。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・高濃度のフッ素は、インプラントに使用されるチタンを腐食させるというデータがある

・市販の歯磨き粉はフッ素の濃度が低いため、インプラントに使用しても問題はない

・フッ素は虫歯やインプラント周囲炎、歯周病のリスクも軽減できる

・研磨剤が入った歯磨き粉はインプラントに使用しない方が良い

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟でインプラント】免疫不全の方がインプラント治療を受けられない理由

インプラント治療は、審美性の高い人工歯を手に入れることができる治療ですが、未成年の方や妊娠中の方は、基本的に受けることができません。

また、免疫不全が見られる方も、インプラント治療は禁忌となっています。

ここからは、免疫不全の概要と、インプラント治療ができない理由を中心に解説します。

〇免疫不全の概要

免疫不全とは、免疫のいずれかの要素が破綻したために、免疫が十分に機能できない状態をいいます。

具体的には、膠原病や天疱瘡といった症状が見られる方を指しています。

膠原病(こうげんびょう)とは、全身の血管や皮膚、筋肉、関節などに炎症が見られる病気の総称で、代表的なものにSLEやリウマチなどが挙げられます。

また、天疱瘡(てんぽうそう)は、皮膚の細胞の接着剤を壊す物質が突然身体の中でできてしまい、水膨れなどの症状が現れる自己免疫性疾患です。

〇免疫不全の方がインプラント治療を受けられないワケ

免疫不全の方は、病気を治すためにステロイド薬を服用しているケースがほとんどです。

ステロイド薬は、腎臓の近くにある副腎から出る副腎皮質ホルモンと同じ働きをする薬です。

免疫反応を抑制し、炎症やアレルギーのかゆみなどを穏やかにする効果があります。

しかし、こちらを服用している場合、骨の治癒や人工歯根と骨との結合に悪影響を及ぼす可能性が高くなります。

また、ステロイド薬を長年服用すると、ストレスを和らげるホルモンが分泌されにくくなり、インプラント治療における痛みや緊張などにより、ショック症状を起こす可能性もあります。

〇インプラント治療を受けられない場合の対処法

患者さんの身体のことを考えると、免疫不全の方はインプラント治療を受けることができませんが、このような場合には、ブリッジや部分入れ歯など他の治療法により、歯を補う治療を進めていきます。

ブリッジは欠損した歯の両隣を支えにし、橋を架けるように失った歯を補う治療法で、一般的に1~2本の欠損が適応範囲とされています。

また、部分入れ歯は金属のクラスプを残存歯にかけ、入れ歯を固定して歯を失った部分をカバーします。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・免疫不全は、免疫のいずれかの要素が破綻したために、免疫が十分に機能できない状態

・免疫不全の主な症状には、リウマチなどの膠原病や天疱瘡などがある

・免疫不全の方が服用するステロイド薬は、インプラント治療に悪影響を及ぼすリスクがある

・インプラント治療を受けられない場合は、ブリッジや部分入れ歯で対処できる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟でインプラント】インプラント治療後のメンテナンスはなぜ必要?

インプラント治療は、人工歯根を埋め込んだ後、しっかりと骨に定着することで、一旦は完了します。

しかし、その後も使用し続けるためには、定期的に歯科クリニックのメンテナンスに通わなければいけません。

今回は、インプラント治療後のメンテナンスがなぜ必要なのかについて解説します。

〇インプラント周囲炎の予防につながるから

インプラント周囲炎とは、インプラント周囲の歯茎に細菌が入り込み、炎症や化膿などの症状を引き起こす病気のことをいいます。

また、こちらを放置することにより、人工歯根を支える骨が溶けてしまい、最悪の場合、せっかく埋め込んだ人工歯根が脱落し、使い物にならなくなってしまうことも考えられます。

歯科クリニックでメンテナンスを適切に行えば、インプラント周囲炎の初期症状を確認できるほか、早期治療にもつながります。

〇メーカー保証を受けるための条件だから

一般的に、インプラントにはメーカー保証というものが付いています。

こちらは、万が一埋め込んだインプラントに不具合が発生した場合に、代替品と交換するための制度です。

また、インプラントのメーカーによって保証期間は異なりますが、5~10年の保証が付いていることが多く、こちらの期間内であれば、患者さんの故意による破壊などを除く、インプラント自体の不具合を無償で改善してもらうことができます。

ただし、こちらはあくまで歯科クリニックのメンテナンスを定期的に受けていることが前提です。

つまり、インプラント治療後のトラブルをスムーズに解決するためにも、メンテナンスは必要なものだということです。

〇残存歯の健康につながるから

インプラント自体は人工歯であるため、天然歯のように虫歯になることはありません。

しかし、インプラントに付着したプラークが原因で、周囲の残存歯が虫歯になる可能性はあります。

歯科クリニックでのメンテナンスは、インプラントだけでなく、上記のような口腔内全体の健康維持にも有効です。

ちなみに、前述したインプラント周囲炎も、周囲の残存歯に悪影響を及ぼすことがありますが、メンテナンスを受ければこちらのリスクも軽減されます。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・インプラント治療後のメンテナンスは、インプラント周囲炎の予防につながる

・メーカー保証を受けるためには、定期的に歯科クリニックのメンテナンスに通う必要がある

・歯科クリニックでメンテナンスを受ければ、残存する天然歯の健康も維持することができる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟でインプラント】高齢の方がインプラント治療を受けるメリット

インプラント治療には、年齢制限の上限が存在しません。

一般的には、70代くらいまでの方が治療を受けるケースが多いですが、それ以上の年齢であっても、スムーズに治療が進む可能性は十分にあります。

ここからは、高齢の方がインプラント治療を受けることのメリットについて解説したいと思います。

〇認知症、身体機能の低下を防止できる

高齢の方がインプラント治療を受けるメリットとしては、まず認知症を防止できるということが挙げられます。

インプラント治療により、咀嚼機能が向上すると、脳の機能が活性化します。

逆に、歯が一切なく、ほとんど咀嚼できないという状況が続くと、アルツハイマー型認知症を発症するリスクは2倍近くにまで跳ね上がります。

また、高齢の方のインプラント治療は、身体機能の向上にもつながります。

こちらは、さまざまなものを咀嚼できるようになることから、身体機能や健康状態をキープするための栄養素を十分に摂取できることが理由です。

〇見た目の若々しさを保つことができる

高齢の方の中には、歯を複数本失っているという方も多いですが、インプラント治療で失った歯をカバーすることにより、口元の膨らみや見た目が自然になるため、必然的に若々しさを手に入れることができます。

また、入れ歯などインプラント治療以外にも歯を補填する治療はありますが、こちらは金属や樹脂素材が目立ちやすいため、若々しさと審美性を両立させたいというのであれば、高齢の方でもインプラント治療を受けることをおすすめします。

〇会話を楽しむことができる

高齢の方は歯を失っているケースが多いという話をしましたが、歯が少ないとどうしても発音しにくい音が出てきます。

具体的には、サ行やタ行などが発音しにくくなりますが、天然歯に近いインプラントを埋入すれば、入れ歯のようにずれたり外れたりする心配がなく、これらの音を自然に発音することができます。

また、発音がしやすくなれば、家族や友人とゆっくり会話を楽しむことができ、こちらは充実した老後生活を実現するだけでなく、前述した認知症の予防にもつながります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・高齢の方がインプラント治療を受けることで、認知症や身体機能の低下を防止できる

・見た目の若々しさをキープできることも、高齢の方におけるインプラント治療のメリット

・インプラントは入れ歯などと比べて審美性にも優れている

・インプラント治療で発音を良くすることで、充実した老後生活を送ることができる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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