コーヒーに含まれるポリフェノール、タンニンなどの成分は、歯の着色汚れの原因となり、放置するとさらに深くまで浸透してしまいます。
そのため、頻繁に摂取する方は、できる限り白い歯を保つための工夫をしなければいけません。
ここからは、コーヒーによる歯の着色汚れを防止するために行うべきことを解説します。
〇口をゆすぐ
コーヒーによる歯の着色汚れを防止するには、意識して口の中をゆすぐ機会を増やしましょう。
口内にコーヒーが含まれる時間が長ければ長いほど、冒頭で解説した成分が歯に浸透する可能性は高くなります。
ただし、水で適度にゆすぐことにより、着色はある程度防止できます。
水ですぐ流せば、洋服の汚れが残りにくくなるのと同じ原理です。
具体的には、うがいができる状況の場合、毎回コーヒーを飲んだ後、水で口内を軽くゆすぎましょう。
また、カフェなどでコーヒーを飲む場合は、最初に出されるお冷と交互に飲むことをおすすめします。
〇ストローを使う
コーヒーによる歯の着色汚れを防止するためには、なるべくストローを使用することも大切です。
ホットコーヒーの場合は少し難しいですが、アイスコーヒーを飲むのであれば、自宅であっても可能な限りストローを使用すべきです。
口にくわえるとわかるように、ストローの先端は歯よりも奥にあります。
そのため、軽く噛んで固定するようにしながら飲むことで、歯の表面にコーヒーが付着するのを防止できます。
〇唾液の分泌量を増やす
唾液の分泌量を増やすことも、コーヒーによる歯の着色汚れを防止するための方法です。
唾液には自浄作用というものがあり、分泌量が多ければ多いほど、口内の洗浄効果は高くなります。
逆に、口の中が乾燥していると、自浄作用はほとんど発揮されず、コーヒーの着色汚れも付着やすくなってしまいます。
そのため、食事の後、または食事をしながらコーヒーを飲むという場合は、なるべくものを噛むことを意識し、唾液の分泌量を増やしましょう。
1回の食事では、30分~1時間程度かけて食べることで、唾液を十分に出すことができます。
また、声を出すことで口周りの筋肉が動き、唾液腺が刺激されるため、友人などと話しながらコーヒーを飲むという方法も効果的です。
〇この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・コーヒーに含まれるポリフェノールやタンニンなどは、歯の着色汚れの原因になる
・コーヒーを飲んだ後は、毎回水で口をゆすぐべき
・アイスコーヒーを飲む際はストローを使用し、歯の表面に付着するのを避ける
・咀嚼や会話などにより、唾液の分泌量を増やすことで、コーヒーの着色汚れは防止できる
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