歯磨きの徹底もさることながら、生活の中で様々な工夫をすると、虫歯発症のリスクは低下していきます。
そんな工夫の1つに“ガムを噛む”ことが挙げられますが、果たして、虫歯予防を行う場合は、どのようなガムを選べば良いのでしょうか?
ここからは、ガム選びのポイントを3つ、ご紹介しましょう。
〇キシリトール含有量50%の商品がおすすめ
虫歯予防としてガムを噛むのであれば、まず、キシリトール含有量が50%を超える商品を選びましょう。
キシリトールとは、ソルビトールやマルチトールと同じ糖アルコールという甘味炭水化物の仲間をいいます。
自然界では多くの果物や野菜に含まれていて、こちらには以下のようなさまざまな虫歯予防効果があります。
・唾液分泌の促進
・再石灰化作用
・歯垢中の酸の中和促進
・ミュータンス菌の代謝の阻害 など
全体の50%以上キシリトールが含有されているガムを選ぶことで、初めて虫歯予防に十分な効果を発揮すると言われています。
逆に、含有量がそれ以下の場合、効果は薄れてしまうため、成分表はよく確認しておきましょう。
〇糖類、酸性物などが含まれていないものを選ぼう
虫歯予防としてガムを噛む場合、糖類や酸性物などが含まれていないものを選んでください。
せっかくキシリトールが豊富に含まれているガムを選んでも、虫歯菌の大好物である糖類が含まれていると意味がありません。
その他、クエン酸や果汁などの酸性物が含まれているガムも、口内が酸性になり、虫歯のリスクを高めてしまうため、避けるのが無難です。
パッケージの裏面を見て、成分表に“糖類0g”と記載されている場合、一切糖類は含まれていないことがわかります。
〇コスパを考えるなら粒ガムがおすすめ
虫歯予防としてガムを購入する場合、コスパを考えるのであれば、板ガムよりも粒ガムを選びましょう。
こちらは直接、虫歯予防に関係することではありませんが、毎日のように噛むガムを購入するのであれば、なるべくお得なものを選びたいものです。
粒ガムには、お得な大容量のボトルも数多く販売されているため、一度商品のラインナップをチェックしてみましょう。
ちなみに、同じ商品の粒ガムと板ガムがある場合は、グラム数や価格を比較し、どちらのコスパが良いかを判断してください。
〇この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・虫歯予防としてガムを噛む場合、キシリトール含有量50%の商品を選ぶべき
・糖類や酸性物などが含まれていないものを選ぶのもポイント
・成分表に“糖類0g”と記載されている商品は、一切糖類が含まれていない
・大容量ボトルで販売されている粒ガムは、コスパが良いことが多い
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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