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【新潟市西区新潟大学前駅の歯医者】口腔機能発達不全症の”呼吸機能不全”について

口腔機能発達不全症を発症した子どもは、食事をしたり、会話をしたりといった行動において不具合が生じます。

また、場合によっては呼吸に問題が生じることもあり、こちらも快適な日常生活を妨げる原因の一つです。

今回は、口腔機能発達不全症の“呼吸機能不全”について解説します。

〇呼吸機能不全とは?

口腔機能発達不全症における呼吸機能不全とは、一般的には口呼吸が該当します。

人間にとって適切な呼吸方法は、本来鼻呼吸です。

吸った息が鼻腔を通過することで、湿り気のある温かい空気が肺に届けられます。

一方、口呼吸になっている場合、顔周りのさまざまなデメリットにつながります。

例えば、顔立ちが悪くなったり、歯並びが乱れたりといったデメリットです。

さらに、歯並びが乱れることで、虫歯や歯周病のリスクが高まることも考えられます。

〇呼吸機能不全が見られる子どもの特徴

呼吸機能不全が見られる子どもは、常に口が乾燥している傾向にあります。

こちらは、口呼吸によって口内の唾液量が減少するからです。

このような口内の乾燥は、強い口臭にもつながります。

その他呼吸機能不全の子どもは、いびきをかいて寝ていたり、食べ物が飲み込みにくかったりすることも多いです。

口呼吸をすると口が開くことで舌が落ち込み、気道が狭まるため、いびきをかきやすくなります。

また口呼吸によって舌の位置が悪くなると、食べ物をしっかりと飲み込めず、消化器官に負担をかけることにもつながります。

〇呼吸機能不全の改善方法

口腔機能発達不全症における呼吸機能不全を解消させる方法としては、まず口のトレーニングが挙げられます。

こちらは、口呼吸を改善するために行うトレーニングであり、有名なものには「あー」「いー」「うー」「べー」と口を動かす“あいうべ体操”があります。

また、口呼吸については、いびきや睡眠時無呼吸症候群の発症にも関与しています。

さらに、子どものいびきや睡眠時無呼吸症候群は、歯並びに悪影響を与えることもあります。

そのため、口のトレーニングや矯正治療(床矯正)などで早めに改善しなければいけません。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・口腔機能発達不全症における呼吸機能不全は、主に口呼吸のことを指す

・口呼吸には顔立ちを悪くしたり、歯並びを悪化させたりといったデメリットがある

・呼吸機能不全の子どもは常に口内が乾燥し、いびきをかいていることも多い

・呼吸機能不全を改善するには、口のトレーニングや床矯正などの治療が必要

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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スタッフ一同、心よりお待ちしております。