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【新潟の歯医者・予防歯科】あまり知られていないドライマウスの原因とは?

ドライマウスを発症すると、唾液の分泌量が減少して口内が乾きやすくなり、会話のしづらさや口臭、食べ物の飲み込みにくさといったデメリットが生じます。
またドライマウスは、一般的に口呼吸やストレス、加齢などによって引き起こされますが、中にはあまり知られていない原因もあります。
今回はこちらの内容を解説します。

胃食道逆流症

胃食道逆流症は、本来は胃にとどまるべき強い酸性の胃液が、食道をせり上がって喉や口腔内にまで達してしまう疾患です。

強い酸が口腔粘膜に触れると、化学的な刺激によって粘膜の表面が微細な炎症を起こし、荒れてしまいます。
体は防御反応として、酸を中和するために一時的に大量の唾液を出そうとしますが、この過剰な刺激が繰り返されると、今度は唾液腺が疲弊して機能不全に陥ります。

また酸によって粘膜の潤い成分の構造が破壊されるため、水分を保持する力が失われます。
胃の不調が、巡り巡って口の中のバリアを破壊し、乾燥を招くということです。

抗ヒスタミン薬の長期服用

花粉症などのアレルギー症状や、市販の風邪薬に広く含まれる抗ヒスタミン薬は、アレルギー物質の働きを抑える薬です。
しかし、この薬には抗コリン作用という副作用が少なからず存在します。

抗コリン作用とは、副交感神経の働きをブロックしてしまう作用のことをいいます。
唾液の分泌は副交感神経が活発になることで促されるため、この神経が薬によって強制的に眠らされると、唾液腺への分泌司令が完全に途絶えてしまいます。

鼻水や涙を止める仕組みそのものが、同時に唾液をもピタッと止めてしまうため、アレルギー治療の代償として強い口の渇きが残ります。

ガルバニック電流

過去に歯科治療で入れた金属の詰め物や被せ物が、経年劣化したり、異なる種類の金属が口内に混在したりしていると、唾液を介して微弱な“ガルバニック電流”が発生します。

口の中で常に微小な電気が流れ続けると、脳や神経がそれを異物やストレスと判断し、常に交感神経が優位な状態になってしまいます。
交感神経が優位になると、唾液はネバネバしたものが極少量しか出なくなるため、慢性的な口の渇きや不快感につながります。

金属の劣化という目に見えない物理現象が、自律神経の乱れを通じて口内を乾燥させるという仕組みです。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・胃食道逆流症を発症すると、酸によって粘膜の潤い成分の構造が破壊されるため、水分を保持する力が失われる
・抗ヒスタミン薬による抗コリン作用は、唾液の分泌をピタッと止めてしまう
・口内でガルバニック電流が発生すると、交感神経が優位になり、慢性的な口の渇きや不快感につながる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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