新潟市西区の歯医者、新潟西歯科クリニック|ブログ

【新潟の歯医者・予防歯科】根面う蝕における注意点とは?

根面う蝕は、歯の根元の象牙質が露出し、その部分が虫歯になってしまうというものです。
また通常の虫歯に比べ、根面う蝕は独自の注意点が多く、特に発症のリスクが高い高齢の方は注意しなければいけません。
今回は、具体的にどのような注意点があるのかについて解説します。

自覚症状が出にくく発見が遅れる

若い頃の虫歯は冷たいものが染みる、穴が空いて痛むといった明確な初期症状が出やすいですが、根面う蝕の主な対象となる高齢者の歯は事情が異なります。

高齢者は加齢に伴い、歯の神経自体が縮小して奥へと退縮し、痛みを感じるセンサーが鈍くなっていることが多いです。
そのため、根元が大きく溶けて茶褐色や黒色に変色していても、まったく痛みを感じないまま進行することが珍しくありません。

鏡で見ても、歯茎の境目や奥歯の影に隠れているため気づきにくく、違和感を覚えて歯科クリニックを受診した時には、すでに末期状態になっているケースが多々あります。

最終的に抜歯になる可能性が高い

根面う蝕は、あらゆる虫歯の中でもっとも抜歯に直結しやすい危険な病気です。
進行が早く、神経に到達しやすい上に歯が折れやすいという悪条件がすべてて揃っています。

さらに、歯の根元の深い位置までボロボロに溶かされてしまうと、健康な歯の構造が残らないため、被せ物を支えるための土台を立てることもできなくなります。
歯科医師がどれだけ「歯を残したい」と尽力しても、物理的に修復不可能な状態まで破壊されていれば、抜歯を選択するしか道はありません。

大切な天然歯を失う最大の引き金になり得るのが、この根面う蝕という病気のおそろしさです。

食事の質が低下し低栄養を招く

根面う蝕の進行やそれに伴う抜歯によって歯を失うと、当然ながら咀嚼能力が著しく低下します。
硬いものや繊維質の多いものを避けるようになり、やわらかい炭水化物ばかりを好んで食べるようになります。

また肉類や生野菜などの摂取量が減ることで、身体に必要なタンパク質、ビタミン、ミネラルといった重要な栄養素が不足し、低栄養状態や心身の脆弱化を引き起こします。

しっかり噛んで味わうという行為は全身の活力源であり、根面う蝕はその根本を揺るがし、全身の健康を蝕むドミノ倒しの第一歩となります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・根面う蝕は自覚症状が出にくく、通常の虫歯よりも発見が遅れやすい
・根面う蝕は、あらゆる虫歯の中でもっとも抜歯に直結しやすい危険な病気
・根面う蝕の進行やそれに伴う抜歯によって歯を失うと、咀嚼能力が著しく低下し、低栄養状態に陥りやすくなる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺や「新潟大学前駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、新潟西歯科クリニックへお問い合わせ下さい!
スタッフ一同、心よりお待ちしております。