虫歯を治療せずに放置すると、強い痛みや口臭が発生するだけでなく、糖尿病や肺炎といった病気を患う可能性もあります。
また、場合によっては、ニキビを引き起こす原因にもなります。
ここからは、虫歯の放置によってニキビができてしまう主な理由を解説したいと思います。
〇ストレス
虫歯を治療せずに放置する理由は人それぞれです。
単純に歯科クリニックに通うのが面倒な方もいれば、仕事などの都合上、なかなか治療したくてもできないという方もいます。
また、後者に当てはまる方は、「治療したいのにできない」ということがストレスとなり、徐々に身体に蓄積されています。
そして、次第に自律神経やホルモンバランスの乱れを引き起こすと、ニキビができてしまいます。
ちなみに、自律神経やホルモンバランスの乱れは、ニキビだけでなく頭痛や動悸、不眠症といったさまざまな症状を引き起こすため、注意しなければいけません。
〇皮膚からの膿の排出
虫歯を治療せずそのままにしていると、皮膚から歯茎の膿が排出され、ニキビとなって現れることもあります。
虫歯の症状がひどくなると、歯茎は徐々に化膿し始めます。
また、歯茎で発生した膿が、口内から形成された管を通って皮膚の外に出ることがあり、こちらの症状は“外歯瘻(がいしろう)”と呼ばれています。
ちなみに、外歯瘻は虫歯や歯茎の治療だけでは消滅しません。
抜歯や嚢胞摘出などの原疾患の治療に加え、膿が通っていた管や皮膚にできてしまった穴を切除する必要があります。
ここまで症状が悪化すると、歯科クリニックだけで対応してもらうのは難しくなります。
〇消化不良
虫歯の放置がニキビにつながる理由としては、咀嚼力の低下に伴う消化不良も挙げられます。
歯の痛みが強い状態では、しっかりとものを噛むことができません。
このような状況が続くと、弱い力での咀嚼に身体が慣れてしまい、ますます噛む力は低下します。
また、しっかりものを噛まずに飲み込むと、消化不良によって胃の調子が悪くなったり、ニキビができたりすることがあります。
もっと言えば、虫歯が痛むことが理由で、柔らかいものばかり摂取していると、栄養バランスが偏り、さらにニキビのリスクは高くなってしまいます。
〇この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・虫歯を治療したくてもできない方は、ストレスでニキビができる可能性がある
・虫歯の放置によって歯茎が化膿すると、膿が皮膚からニキビとして出てくることがある
・皮膚から膿が出るタイプのニキビは、管や皮膚を治療しなければ完治しない
・虫歯が痛むことでよく噛まずにものを飲み込むと、消化不良によりニキビのリスクが上がる
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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