根管治療では、歯根部の内部にある根管という部分を消毒し、虫歯の原因菌を除去します。
このような施術により、抜歯を防ぐことができます。
また、抜歯を防ぐことは、私たちの生活にさまざまなメリットをもたらしてくれます。
今回は、根管治療で歯を残すべき理由について解説します。
〇噛み合わせの悪化を防止できる
根管治療で歯を残すべき理由としては、まず噛み合わせの悪化を防止できることが挙げられます。
できる限り歯を残すことで、歯が移動したり伸びたりすることなく、噛み合わせを維持できます。
逆に抜歯をすると、隣り合う歯が隙間の方に倒れてきたり、今まで噛み合わさっていた部分の歯が伸びてきたりします。
すると、噛み合わせのバランスは崩れやすくなります。
また、噛み合わせが変わることで、顎の動きや形状にも変化が生じます。
根管治療は、こういったリスクを防ぐためにも必要な治療だと言えます。
〇自身の歯で食事ができる
根管治療で歯を残すべき理由としては、自身の歯で食事ができるということも挙げられます。
自分自身の歯で食べることで、より食事を楽しむことができ、充実した生活を送れます。
また、よく噛めることで表情筋や咀嚼筋が鍛えられるため、顔の表情が明るくなります。
さらに、口元や輪郭が引き締まるため、美容効果も期待できます。
ちなみに、自身の歯を残すことで、正しい発音での会話もできるようになります。
つまり、根管治療で歯を残すことは、人生を豊かに生きることにつながるということです。
〇義歯になる時期を遅らせることができる
根管治療で歯を残せば、義歯やブリッジ、インプラントになる時期を遅らせることができます。
義歯やブリッジ、インプラントは人工物であるため、口内に入った段階から劣化が始めます。
永久に持つわけではなく、いずれは治療をやり直さなければいけません。
そのため、根管治療で極力歯を残し、装着する時期を遅らせることには大きな意味があります。
人間には誰しも寿命というものが存在します。
寿命の間にやり替えが必要になるかどうかという意味では、歯を抜く時期を遅らせれば遅らせるほど有利になります。
〇この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・根管治療で歯を残せば、噛み合わせの悪化を防止することができる
・できる限り自身の歯を残すことで、食事を楽しみやすくなる
・よく噛めることで表情筋や咀嚼筋が鍛えられ、美容効果も期待できる
・根管治療で歯を残すことで、義歯やブリッジ、インプラントになる時期を遅らせることができる
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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