虫歯がある程度進行している場合、何もしていない状態でも常に歯が痛くなることがあります。
またこのような状態の場合、早急に歯科クリニックに通院することが推奨されますが、他にも対処法はいくつかあります。
今回は、常に歯が痛い場合の対処法に関することを解説します。
患部を指や舌で触らない
歯痛が深刻なときは、患部を指や舌で触ったり、気にしてつついたりしないよう徹底してください。
痛みの原因が気になり、どの歯が痛むのかを確認するために無意識に触ってしまう方は多いですが、これは炎症を悪化させる最大の要因になります。
手や指には無数の雑菌が付着していて、触ることでデリケートになっている患部に細菌を感染させ、化膿を引き起こすリスクを高めます。
また物理的な刺激を与えることで神経がさらに過敏になり、痛みの閾値が下がってより強い痛みを感じるようになります。
噛み合わせを確認しようとして、上下の歯を強くカチカチと噛み合わせる行為も、歯の根元にある歯根膜に過度な負担をかけるため厳禁です。
患部は極力そのままにしておき、触れずにそっとしておくことが痛みを広げないコツです。
就寝時は頭を高くして血流を抑える
横になって就寝しようとすると、起きているときよりも歯の痛みが激しくなることがあります。
これは、体を横にすることで頭部に流れる血液の量が増え、歯の内部にある血管が拡張して神経を圧迫するからです。
夜間に痛みが強くて眠れない場合は、枕をいつもより高くしたり、クッションを背中に当てて上半身を少し起こした状態にしたりして頭を高く保つ工夫をしてください。
頭の位置を心臓よりも高く維持することで、頭部への血流の集中を抑え、歯の拍動痛を一時的に和らげる効果が期待できます。
就寝前に痛みが予想される場合は、あらかじめ市販の鎮痛薬を服用しておくことも有効な対策です。
睡眠不足は免疫力を低下させ、翌日の痛みをさらに悪化させるため、姿勢を工夫して少しでも休息を取ってください。
痛み緩和のツボを押す
一時的な応急処置として、東洋医学のツボを刺激することで歯の痛みを和らげることができる場合があります。
代表的なツボとして有名なのが、手の甲にある“合谷”です。
親指と人差し指の骨が交わる手前のくぼみにあり、歯痛をはじめとする顔全体の痛みや万能の鎮痛効果があるとされています。
ここを反対の手の親指で、少し痛気持ちいいと感じる強さで数分間じっくりと押し揉んでください。
また手のひら側の感情線の上、薬指と小指の間の下あたりにある“歯痛点”も、その名の通り歯の痛みに直結するツボです。
これらのツボ刺激は、移動中や夜間など、薬や氷が手元にない状況で痛みを少しでも紛らわせたいときに非常に役立ちます。
ただし、強く押しすぎると皮膚を傷めるので注意しましょう。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・歯痛が深刻なときは、患部を指や舌で触ったり、気にしてつついたりしない
・痛みが強くて眠れない場合は、枕をいつもより高くするなどして、頭を高く保つことが大事
・合谷や歯痛点など、東洋医学のツボを刺激することで歯の痛みを和らげることができる場合もある
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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