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【新潟の歯医者・予防歯科】甲殻類の虫歯予防効果とは?

世の中には、虫歯予防効果が期待できる食べ物というものがいくつかあります。
例えば、野菜類や魚介類には、歯を強くしたり口内の免疫力をアップさせたりする栄養素が多く含まれています。
また魚介類には、魚だけでなくエビやカニなどの甲殻類も含まれます。
今回は、甲殻類の虫歯予防効果について解説します。

エナメル質構造の強化

甲殻類の身や殻には、カルシウムだけでなくリンというミネラルも高濃度でバランス良く含まれています。

歯の最外層を覆っているエナメル質は、主にハイドロキシアパタイトという結晶で構成されていて、この結晶を作るためにはカルシウムとリンが絶対になくてはなりません。
リンはカルシウムと固く結びつくことで、歯の密度を高めて構造を圧倒的に強固にする役割を担っています。
どれだけカルシウムを摂取しても、リンが不足していると頑丈な歯は作られません。

甲殻類は、これら2つの必須ミネラルを同時にかつ理想的なバランスで摂取できるため、酸の攻撃に耐えうる物理的に強い歯を育てる上で極めて優れた食品と言えます。

歯槽骨と歯質の健康維持

カニやエビなどの甲殻類には、健康な歯を保つために欠かせない隠れた名脇役であるマグネシウムもしっかりと含まれています。

マグネシウムは、歯そのものの発育や結晶構造を安定させるだけでなく、歯を支える土台となる歯槽骨を健康に保つために非常に重要な栄養素です。
さらに、体内でカルシウムが適切に吸収され、歯の組織へとスムーズに運ばれるのをコントロールする調節機能も持っています。

マグネシウムが不足すると、どれだけカルシウムを摂っても上手に活用されず、歯がもろくなってしまう原因になります。
甲殻類を食べることで、歯の内部から全体の栄養バランスが整い、虫歯の隙を与えない隙のない頑丈な歯を維持できます。

唾液分泌の促進

エビやカニなどの甲殻類、特に殻付きの調理や乾燥させた干しエビなどを食べる際は、自然と何度もよく噛む必要があります。
このしっかりと噛むという行為自体が、強力な虫歯予防効果を持っています。

よく噛むことで、口の中には大量の唾液が分泌されます。
唾液には、虫歯菌が作り出した口の中の酸を中和して中性に戻す緩衝作用や、歯の表面に付着した食べカスや細菌を洗い流す自浄作用があります。

また唾液に含まれる成分が再石灰化を促すため、甲殻類をバリバリとよく噛んで味わう習慣は、口が本来持っている最強の自然な防御システムを最大化させる効果があります。
顎の筋肉を鍛え、口内環境を潤すためにも有効です。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・甲殻類には豊富なリンによるエナメル質の強化が期待できる
・甲殻類を摂取することで、マグネシウムによる歯槽骨と歯質の健康維持効果も得られる
・しっかり噛むことによる唾液分泌の促進効果も、甲殻類における虫歯予防効果の一つ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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