新潟市西区の歯医者、新潟西歯科クリニック|ブログ

子どもの“過剰歯”について~原因やリスク、治療法~

子どもの乳歯が生え揃う時期、または永久歯に生え変わる時期には、思いもよらぬ症状が出てしまうことがあります。

その1つに、“過剰歯(かじょうし)”というものが挙げられます。

ここからは、子どもの口内にさまざまな悪影響を及ぼす過剰歯の原因やリスク、治療法について解説したいと思います。

〇過剰歯とは?

子どもの歯が生え揃うとき、本来であれば乳歯が20本、永久歯が28~32本という本数になります。

しかし、場合によっては上記よりも多くの歯が生えてくることがあり、こちらを過剰歯といいます。

女児よりも男児によく見られる症状であり、30~40人に1人くらいの割合で発症するため、決して珍しいものではありません。

また、子どもの過剰歯には、“順正過剰歯”と“逆性過剰歯”の2種類があります。

順正過剰歯は、正常な歯と同じく口の内側に向かって生えてくる症状であり、逆性過剰歯は、正常な歯とは逆向きに、口の内側から外側に生えてきます。

〇過剰歯の原因やリスクは?

子どもの過剰歯は、歯が作られる段階で、顎の骨の中にある歯胚という歯の卵が多く作られたり、分裂してしまったりすることで発症します。

ただし、なぜ歯胚に異常が出るのかについては明らかになっていません。

また、過剰歯をそのままにしておくことのリスクについてですが、まず懸念されるのは、永久歯が生えてこないということです。

乳歯の本数が通常より多い場合、正常な永久歯が生える場所を失うことが考えられます。

その他、子どもの過剰歯には、正常な歯を押し広げてしまったり、永久歯の歯根を溶かしたりするリスクもあります。

〇過剰歯の治療法は?

子どもの過剰歯は、基本的には抜歯で対応します。

抜歯によって早めに過剰歯を取り除くことで、永久歯への影響を最小限に抑えることができます。

また、歯茎の中に過剰歯が埋まっている場合は、歯茎を切開した上で取り除きます。

ただし、埋まっている場所によっては簡単に取り除くことができないため、このような場合は、もう少し歯が成長してから治療することもあります。

ちなみに、子どもに過剰歯が見られる場合でも、他の歯に一切影響が出ないと判断される場合は、しばらくの間経過観察を行います。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・子どもの乳歯が20本、永久歯が28~32本より多く生えることを過剰歯という

・過剰歯は歯胚が多く作られたり、分裂してしまったりすることで発症する

・過剰歯の放置には永久歯が生えてこない、歯根を溶かすなどのリスクがある

・子どもの過剰歯は主に抜歯で対応する

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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スタッフ一同、心よりお待ちしております。

赤ちゃんの歯茎から出血したときに考えられる病気について

特にケガをしたわけでもないにもかかわらず、頻繁に歯茎からの出血が見られる場合、何らかの病気にかかっている可能性が高いです。

また、こちらは赤ちゃんに関しても例外ではありません。

今回は、赤ちゃんの歯茎から出血したときに考えられる3つの病気について解説したいと思います。

〇不潔性歯肉炎

赤ちゃんの歯茎から頻繁に出血が見られる場合、不潔性歯肉炎を患っている可能性があります。

こちらは、ブラッシングが不十分なところに歯垢が溜まることで、歯茎の発赤や腫脹、出血や痛みといった症状が出る病気です。

丁寧にブラッシングをしてプラークを取り除いたり、歯石を取ったりすることによって、多くの場合は比較的早く治りますが、長期間放置すると重症化し、出血や痛みのために歯磨きや歯石除去が困難になる場合があります。

また、歯茎が腫れたまま硬くなり、元に戻りにくくなることも考えられるため、親御さんは注意しなければいけません。

〇萌出性歯肉炎

赤ちゃんの歯茎から出血が見られる場合、萌出性歯肉炎を患っている可能性もあります。

こちらは、赤ちゃんの歯が生えてくることに伴って起こる歯肉炎で、生え始めた乳歯などでしばしば見られます。

歯が生えるときには、その歯が周囲の歯茎を押しのけるような形になりますが、萌出性歯肉炎はこのとき歯茎の形状が変わり、食べカスや歯垢がつきやすくなるのが原因で発生します。

症状としては、歯茎の腫れや出血などが多いですが、その他にもむず痒さ、歯磨きのときの痛みなどが見られる場合もあります。

もし、赤ちゃんが歯磨きを明らかに嫌がるのであれば、こちらの病気にかかっていることを疑うべきです。

〇ヘルペス性歯肉炎

ヘルペス性歯肉炎も、赤ちゃんの歯茎から出血が見られる場合に、かかっている可能性のある病気です。

こちらは、ヘルペスウイルスの感染により、歯茎や喉の奥に口内炎が多数でき、その痛みと高熱のため、口から食べたり飲んだりすることが困難になるというものです。

発熱後2~3日後ほど経過した後、歯茎の腫れや出血が見られるようになった場合、親御さんはこちらの病気を疑いましょう。

ちなみに、ヘルペスウイルスは非常に伝染力が強いウイルスです。

そのため、親御さんやその他の家族は、ヘルペス性歯肉炎を患っている赤ちゃんと同じタオル、コップなどを使用してはいけません。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・赤ちゃんが頻繫に歯茎から出血する場合、何らかの病気にかかっている可能性がある

・不潔性歯肉炎は、歯茎の発赤や腫脹、出血や痛みといった症状が出る病気

・萌出性歯肉炎は、赤ちゃんの歯が生えてくることに伴って起こる歯肉炎

・ヘルペス性歯肉炎は、ヘルペスウイルスの感染によって発症する病気

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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歯列矯正を受けることで現れる顔立ちの変化とは?

歯列矯正は、不正咬合と呼ばれる歯並び、噛み合わせの悪さを改善するための治療です。

また、歯列矯正を受けることで、顔立ちにもいくつかの変化が出ることが考えられます。

こちらはもちろん良い変化を指していて、今後治療を受けようと考えている方にとっては、必ず知っておくべき情報です。

詳しく解説しましょう。

〇理想的なEラインが出来上がる

歯列矯正を受けることで考えられる顔立ちの変化には、まず理想的なEラインが手に入ることが挙げられます。

Eラインとは、横顔の鼻先と下顎の突端部を直線で結んだラインのことをいい、正式にはエステティックラインと呼ばれるものです。

こちらの線上や内側に唇が収まっている横顔は美しいとされていて、具体的には横顔から見て、人差し指を鼻先と顎先にまっすぐつけたときに、唇が人差し指につかない、もしくはほんの少し触れる程度の状態が理想のEラインと言われています。

歯が前方に出ている方は、歯列矯正を受けることで唇も後ろに下げることができ、理想的なEラインを手に入れられる可能性が高いです。

〇スマイルラインが整う

歯列矯正を受けることによる顔立ちの変化には、スマイルラインが整うことも挙げられます。

スマイルラインとは、口角を上げて笑ったときに見える、上の前歯の先端を結んだ線のことをいいます。

こちらは口元でもっとも人目につく部分であり、顔全体の印象に大きな影響を与えます。

また、スマイルラインが下唇のラインに沿って緩やかな曲線を描いている場合、柔らかい雰囲気が生まれ、微笑んだときの顔全体が明るく見えます。

歯列矯正により、歯並びをキレイにすれば、このような整ったスマイルラインが手に入ります。

〇顎が引っ込む

顎が引っ込むことも、歯列矯正を受けることによる顔立ちの変化です。

受け口の方が歯列矯正を受ける場合、上の前歯を前方に押し出し、さらに下の前歯を後ろに下げる矯正を実施します。

こちらは、当然歯並びが良くなることにもつながりますし、同時に顎を引っ込ませることにもなるため、必然的に受け口は改善されます。

つまり、歯並びや噛み合わせの悪さによる不便さと、コンプレックスを同時に解消できるということです。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯列矯正を受けることで、良い顔立ちの変化が出ることがある

・歯列矯正によって理想的なEラインを手に入れることができる

・歯列矯正で歯並びがキレイになると、スマイルラインも整う

・歯列矯正によって顎が引っ込むことで、不便さとコンプレックスを同時に解消できる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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子どもの八重歯における原因やデメリット、矯正方法について

“八重歯”とは、上顎の犬歯によく見られる、歯列から飛び出し、他の歯と重なっている状態の歯をいいます。

こちらをチャームポイントと捉える方もいるかもしれませんが、子どもの八重歯は歯科医療の観点から、早めに治療することをおすすめします。

今回は、八重歯の原因やデメリット、矯正方法について解説します。

〇子どもの八重歯が生えてくる原因は?

子どもの八重歯が生えてくる原因はいくつかありますが、1つは顎と歯の大きさのバランスが悪いことが挙げられます。

歯の大きさの割に顎が小さく、歯同士が押し合って間隔が詰まることで、一部が内外に飛び出すことがあります。

また、幼い頃から歯が生え揃うタイミングまで、柔らかいものばかり食べて生活をしていると、顎がうまく発達せず、八重歯が生えやすくなることもあります。

その他、子どもの八重歯は、歯が生えるタイミングによっても発生しやすくなります。

虫歯などで犬歯の乳歯が早く抜けてしまった場合、永久歯が生えるタイミングは遅くなり、生えてきた頃にはすでにスペースが埋まっているため、飛び出してしまいます。

〇八重歯のデメリットは?

子どもの八重歯を放置していると、奥歯に大きな負担がかかります。

人がものを噛むときには、1本1本の歯に対してかなりの力がかかっていますが、犬歯はその負担を分散してくれます。

しかし、八重歯になっている上下の犬歯がうまく噛み合わず、力が分散しない場合、特に奥歯の負担が大きくなってしまいます。

また、子どもの八重歯は虫歯や歯周病にもつながりやすいです。

八重歯には重なっている部分があり、表裏のいずれも歯磨きがしにくいため、どうしても磨き残しが出やすく、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。

〇八重歯の矯正方法は?

一般的な子どもの八重歯の矯正方法としては、マルチブラケットやマウスピースが挙げられます。

マルチブラケットは、ワイヤーを通したブラケットを歯に装着し、矯正を行います。

八重歯の表側につける以外にも、歯の裏側につけ、外から目立ちにくくする処置が可能です。

また、マウスピースは、プラスチック製のマウスピースをはめ込んで矯正する方法であり、無色透明のため治療がばれにくく、器具が邪魔になる機会も減らすことができます。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・上顎の犬歯によく見られる、歯列から飛び出している状態の歯を八重歯という

・八重歯は顎の歯のバランスや食生活、歯が生えるタイミングなどが原因で生えてくる

・子どもの八重歯は歯の負担増加、虫歯や歯周病につながりやすい

・子どもの八重歯はマルチブラケットやマウスピースで矯正可能

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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食事中の姿勢が悪いと虫歯や歯周病につながるって本当?

皆さんは、食事中の姿勢について考えたことはあるのでしょうか?

何も意識しないでいると、知らず知らずのうちに姿勢が悪くなってしまっている場合があります。

また、食事中における姿勢の悪さは、虫歯や歯周病などの症状にもつながりかねません。

今回は、こちらの点を中心に解説したいと思います。

〇食事中の姿勢の悪さが虫歯や歯周病につながる理由

食事中の悪い姿勢とは、主に猫背やお腹の突き出た姿勢のことを指しています。

また、このような姿勢での食事を続けていると、虫歯や歯周病の発症リスクが高くなってしまいます。

人は猫背の状態のとき、口が開いたままになることが多く、必然的に口呼吸の機会が増加します。

口呼吸が増えると、口内を洗浄してくれる唾液の分泌量が減少し、虫歯あるいは歯周病のリスクが高まるという仕組みです。

もちろん、単純に唾液が減ると口内が乾燥し、強い口臭が発生してしまうことも考えられます。

〇悪い姿勢での食事は噛み合わせにも影響する

食事中、テレビを鑑賞するという方も多いかと思いますが、このとき無理な姿勢で食事を摂ることで、噛み合わせも悪化する可能性があります。

具体的には、テレビを観るために横を向きながらものを噛むことで、噛み合わせのバランスに影響が出るおそれがあります。

例えば、左を向きながら食事をすると、無意識に左側の歯で噛むことが多くなり、少しずつ歯がずれてしまうため、注意が必要です。

また、食事中の姿勢が原因で噛み合わせが悪化してしまうと、歯ぎしりや食いしばり、顎関節症といった別の症状にもつながりません。

〇食事中に意識すべき正しい姿勢とは?

虫歯や歯周病、嚙み合わせの悪化などを防止するためには、まず食事中、背筋をまっすぐにして座りましょう。

このとき、イスに座る場合は、両足をきちんと床につけることも意識してください。

こうすることで、上半身にしっかり力が入り、虫歯等のリスクは軽減されます。

テーブルとお腹の間をこぶし1個分程度空けるようにすれば、より良い姿勢は保たれやすくなります。

また、テーブルの高さは腕が楽における高さにし、身体を正面に向け、茶碗を持って食べることも意識しましょう。

テーブルに茶碗を置いた状態で食事をすると、どうしても猫背になってしまうため、注意してください。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・食事中の姿勢が悪いと、虫歯や歯周病、口臭といった口内環境の悪化につながる

・テレビを観ながらの食事が噛み合わせの悪化につながるおそれがある

・食事中は背筋を伸ばし、少しだけテーブルとお腹の間隔を開けて座るべき

・茶碗を持って食べると、猫背になるのを防ぎやすくなる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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歯を残すために意識すべき“歯に良い咀嚼方法”について

食事を摂る際、栄養素や量、カロリーなどを気にする方は多いかと思いますが、“咀嚼方法”まで意識している方は、それほど多くないかと思います。

年齢を重ねても自身の歯を残すためには、歯に良い咀嚼方法を意識して実践すべきです。

ここからは、具体的にどのようなことを意識すれば良いのかを見ていきましょう。

〇咀嚼の順番について

食べ物を口に入れて咀嚼し、飲み込むまで流れは、以下のようにするのがベストです。

・前歯で食べ物を噛み切る
・口を閉じる
・舌で少しずつ食べ物を口の奥に運び、全体の歯で咀嚼する
・奥歯ですり潰す
・飲み込む

上記の通り、食べ物はまず前歯で噛み切り、徐々に細かくして最後に奥歯ですり潰すことを意識してください。

よくあるのは、前歯の代わりに奥歯で噛み切ろうとするケースですが、奥歯は臼歯という別名からもわかるように、食べ物をすり潰す機能しか存在しません。

そのため、噛み切る用途で継続的に使用すると、痛みを感じるようになったり、歯が割れたりする可能性があります。

〇左右のバランスについて

食事の際の咀嚼方法では、左右の歯のバランスについても意識すべきです。

歯の形状が左右で異なることから、噛みやすい方ばかりを使用したり、片側の歯に異常があることから、痛くない方ばかりで噛んだりしている方は、左右いずれかの歯に負担が集中します。

その結果、よく噛む方だけ酷使し、虫歯の発症や悪化、噛み合わせのズレなどにつながるおそれがあります。

もし、片側の歯に異常があるのであれば、左右バランス良く噛めるよう、すぐ歯科クリニックで治療してもらいましょう。

また、片側の歯並びや咀嚼のしにくさなど、違和感がある場合も、一度通院することをおすすめします。

〇姿勢について

食事の際に良い姿勢を取ることも、正しい咀嚼方法につながります。

具体的には、猫背で前傾姿勢にならないようにし、口をしっかり閉じて噛むことを意識してください。

猫背のまま食事をすると、食べ物を噛みにくいだけでなく、飲み込みにくくなってしまいます。

また、誤嚥(食べ物を食道ではなく気管へ誤って送ってしまう現象)も起こりやすくなるため、注意しましょう。

特に高齢の方は、誤嚥による窒息などのリスクも高くなります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・食事の際、正しい咀嚼方法を実践することで自身の歯を多く残りやすくなる

・食べ物はまず前歯で噛み切り、少しずつ咀嚼して最後に奥歯ですり潰すのがベスト

・食事の際は、左右の歯をバランス良く使用することも大切

・食事のときは誤嚥のリスクを下げるため、猫背で前傾姿勢になるのを避けるべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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妊娠中の方が歯科クリニックに通院する際のポイント

妊娠している方の中には、自身の身体やお腹の赤ちゃんへの影響が心配で、なかなか歯科クリニックに通えないという方もいるかと思います。

しかし、実際はポイントさえ押さえておけば、治療を受けること自体は問題ありません。

ここからは、妊婦中の方が歯科クリニックに通院する際のポイントについて解説します。

〇母子手帳を持参する

妊娠中の方が歯科クリニックに通院する際には、必ず母子手帳を持参しましょう。

母子手帳には、“妊娠中と産後の歯の状態”というページがあり、こちらに治療内容や経過、検診や予防の結果を歯科クリニックで記載してもらうことで、出産後の口内ケアに活かすことができます。

また、自治体によっては、妊婦歯科検診の費用が助成されることがあり、このときには必ず母子手帳を用意しなければいけません。

ちなみに、母子手帳は歯科クリニックの医師に対し、自身が妊娠中であることを伝えるためのものでもあります。

そのため、持参するのを忘れた場合は、口頭で妊娠中ということを伝えましょう。

〇無理な姿勢を維持しない

妊娠中の方が歯科クリニックで治療を受ける際には、極力無理な姿勢を維持しないようにしてください。

虫歯等の治療では、数十分~1時間程度、同じ姿勢を取り続けることもあります。

妊娠中は、無理な姿勢が身体やお腹の赤ちゃんにとって大きな負担となるため、注意しなければいけません。

また、通常歯科クリニックでの治療中は仰向けになりますが、それが少しでも苦しいと感じる場合は、我慢せず別の向きに変えてもらいましょう。

〇妊娠中期に通院する

妊娠中の方が歯科クリニックに通うのは、母子ともに状態が安定している妊娠中期がおすすめです。

その他の時期は治療を受けられないというわけではありませんが、妊娠初期は悪阻がひどく、口内に治療器具が入ることにより、より強い吐き気をもよおす場合があります。

また、妊娠後期はお腹がかなり大きく、治療のための姿勢をキープするのが難しいことが考えられます。

先ほど、同じ姿勢が苦しいときには、医師に変えてもらうよう伝えるべきという話をしましたが、妊娠後期の場合、なかなか楽な姿勢が見つからないケースが多いです。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・妊娠中の方が歯科クリニックに通う際、母子手帳は忘れずに持参すべき

・母子手帳を忘れた場合は、口頭で妊娠中ということを伝える

・妊娠中の方は虫歯治療中、極力無理な姿勢を維持しないようにすべき

・妊娠中の方が歯科クリニックに通院するのにおすすめの時期は、母子ともに安定する妊娠中期

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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歯に色素が沈着しやすい人にはどのような特徴があるのか?

「毎日丁寧に歯磨きをしているのに、歯が黄色くなってしまう…」「沈着した色素がなかなか取れない…」

このような悩みを抱えている方は、決して少なくないと思います。

では、歯に色素が沈着しやすい方には、一体どのような特徴があるのでしょうか?

興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。

〇食べものや嗜好品に問題がある

歯に色素が沈着しやすい方の特徴としては、まず食べものや嗜好品に問題があることが挙げられます。

たとえ毎日ブラッシングをしていても、色素がつきやすいものを頻繁に食べている方は、なかなかキレイな歯を取り戻すことができません。

特に、以下のようなものを毎日摂取している場合、汚れは落ちにくくなります。

・コーヒー
・紅茶
・ワイン
・カレー
・ケチャップ など

また、嗜好品としてタバコを吸っている方も、ヤニがつくことによって歯が全体的に黄ばんだり、一部に茶色い汚れがこびりついたりしてしまいます。

〇歯並びが悪い

歯に色素が沈着しやすい方の特徴には、歯並びが悪いということも挙げられます。

上記のような色がつきやすいものをほとんど摂取せず、なおかつタバコも吸っていないにもかかわらず、色素の沈着がひどいという方は、こちらに該当する可能性があります。

歯並びが悪いと、ブラッシングによって隅々まで汚れを落とすのが難しくなります。

また、磨き残した汚れは時間の経過に伴い、歯垢、歯石へと変化し、歯石にまでなると表面がザラザラすることにより、これまで以上に色素が沈着しやすくなってしまいます。

特に、奥歯付近などは汚れが残りやすい箇所であるため、注意してください。

〇口呼吸が多い

普段、口呼吸をすることが多いというのも、歯に色素が沈着しやすい方の特徴です。

口呼吸が増えるということは、口内が乾燥しやすくなりやすいということを意味しています。

また、口内が乾燥しやすいということは、唾液の分泌量も少ないということであり、自浄作用は低下します。

皆さんが思っている以上に唾液の持つ自浄作用は大きく、しっかり分泌されている方は、ある程度汚れを洗い流すことができますが、そうでない方は口内に汚れがとどまりやすく、色素として沈着しやすくなってしまいます。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・色がつきやすい食べものを好む人は、歯に色素が沈着しやすい

・歯に色素が沈着しやすい人は、タバコを吸っているケースも多い

・歯並びが悪いことも、歯に色素が沈着しやすい人の特徴

・口呼吸が多い人は唾液の自浄作用が低下し、色素も落ちにくくなる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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10年以上通っていない方が選ぶべき歯科クリニックの特徴

どうしても歯科クリニックに対する苦手意識が消えず、歯に異常があるものの、なかなか通院できないという方は多いかと思います。

中には、10年以上通っていないという方もいるでしょう。

では、10年以上通院していない方が選ぶべき歯科クリニックには、一体どのような特徴があるのでしょうか?

〇歯科クリニックに通えなくなってしまう理由

10年以上通院していない方は、何かしらの理由で歯科クリニックに対して苦手意識を持ってしまっているケースが多いです。

主な理由は以下の通りです。

・子どもの頃に受けた治療がトラウマになっている
・歯科クリニックとトラブルを起こしたことがある
・音やニオイが嫌い など

子どもの頃、歯科クリニックの治療で非常に怖い思い、痛い思いをした方は、なかなか勇気が出ず、長期間歯の痛みを放置してしまうことがあります。

また、昔の歯科クリニックには、強引な治療を行ったり、患者さんに対して威圧的であったりするところが多少あったかもしれません。

こちらが原因でトラブルになり、通うのが億劫になったという方もいるかと思います。

その他、単純に歯科クリニックの音、独特なニオイを受け付けず、通うのをためらってしまうという方も多く見られます。

〇10年以上通っていない方が選ぶべき歯科クリニックの特徴とは?

10年以上通院していない方が選ぶべき歯科クリニックには、技術だけでなく、患者さんに寄り添う気持ちを持っているという特徴があります。

どれだけ歯科クリニックが苦手な方でも、歯の痛みが生活に大きな支障を与えている場合は、さすがに通院を決意するケースが多いです。

しかし、10年以上通院していない場合、「こうなるまで放置していたことを怒られないか?」などと不安に思う方もいるかと思います。

患者さんに寄り添ってくれる歯科クリニックは、このような長年歯の痛みや違和感を放置していた場合でも、優しく対応してくれます。

〇事前に苦手であることを伝えるのも大事

すぐに歯科クリニックで治療を行うのが怖いという方は、まずカウンセリングを受けるところから始めましょう。

また、そのときには先生に対し、歯科クリニックが苦手であることとその理由について、前もって伝えておくことをおすすめします。

こうすることで、先生は痛みなどに細かく配慮し、治療を進めてくれる可能性が高いです。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・子どもの頃のトラウマやトラブルが原因で、歯科クリニックに通えなくなるケースは多い

・そもそも歯科クリニックの音やニオイが苦手という方もいる

・10年以上通院していない方が選ぶべき歯科クリニックの特徴は、患者さんに寄り添う気持ちがあること

・歯科クリニックが苦手であることは事前にカウンセリングで伝えるべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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自分自身で歯石取りを行わない方が良い理由を知っておこう

歯科クリニックに通院すれば、スケーラーと呼ばれる専用の器具で歯石を取り除いてくれます。

こちらの施術について、「器具さえあれば自分でできるのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、このような考え方は正しくありません。

ここからは、自分自身で歯石取りを行わない方が良い理由について解説します。

〇すぐ歯石が付着してしまう

自分自身で歯石取りを行わない方が良い理由としては、まずすぐに歯石が付着してしまうということが挙げられます。

市販の器具を購入し、自身で歯石を取り除くこともできなくはないですが、完全に取り除けるかというと、それはまた別の話です。

自分自身で行う場合、中途半端に歯石が残るため、歯の表面はザラザラのままで終わってしまいます。

また、ザラザラの歯には汚れや細菌が溜まりやすいため、すぐに歯石が付着する可能性が高いです。

一方、歯科クリニックで歯石取りを行えば、キレイに歯石を取り除いてくれるだけでなく、歯の表面もツルツルにしてくれるため、簡単に歯石が再構築されることはありません。

〇歯茎に損傷を与える可能性がある

自分自身で歯石取りを行わない方が良い理由には、歯茎に損傷を与える可能性があることも挙げられます。

歯科医師のような特殊な技術を持っていない方は、歯石を取り除く際、誤って歯周ポケットの奥まで歯石を押し込んでしまうことがあります。

このような状況になると、歯周病を発症してしまったり、歯茎が腫れて強い痛みが生じたりする可能性があります。

歯科クリニックでは、歯茎の状況を逐一確認しながら、適宜洗い流しつつ、慎重に歯石取りを行うため、上記のような症状が出る心配はありません。

〇重要な歯石を除去できない

もっとも除去すべき重要な歯石を除去できないことも、自分自身で歯石取りを行わない方が良い理由の1つです。

歯石が付着する箇所は、目に見えるところだけとは限りません。

歯と歯茎の隙間である歯周ポケットにも、歯石が付着することはあります。

こちらは、たとえ専用の器具があったとしても、特別な技術を持たない方が取り除くのは困難です。

また、前述の通り、歯周ポケットの歯石は歯周病や歯茎の腫れにつながるため、必ず歯科クリニックで取り除かなければいけません。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・自分自身で歯石取りをしても歯のザラザラは残るため、またすぐに付着してしまう

・自身で歯石取りを行わない方が良い理由には、歯茎に損傷を与える可能性があることも挙げられる

・自身で行う歯石取りでは、重要な歯周ポケットにある歯石を除去できない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺や「新潟大学前駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、新潟西歯科クリニックへお問い合わせ下さい!

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