夏も本番を迎え、うだるような暑さの日が続いています。
またこのような季節において、楽しいイベントといえばやはりお祭りです。
お祭りは時間を忘れて楽しめるものですが、実は虫歯につながるリスクが高いとされています。
今回は、こちらの主な理由について解説します。
口呼吸になりやすい
混雑したお祭り会場を歩くとき、人混みの息苦しさや、興奮、暑さ、あるいは会話を楽しんだりすることで、無意識のうちに口呼吸になりがちです。
口で息を吸ったり吐いたりすると、ただでさえ分泌が減っている唾液がさらに蒸発し、口の中がカラカラに乾燥してしまいます。
唾液が乾燥して失われた口腔内は、細菌にとって非常に住みやすい環境です。
虫歯菌の活動を抑制する成分が行き渡らなくなり、歯の表面にプラークが固着しやすくなります。
この乾燥状態に甘い食べ物が加わることで、虫歯の温床が完成します。
りんご飴などによる微小な歯の傷
りんご飴やいちご飴などのフルーツ飴は、表面のコーティングが非常に硬く作られています。
これを噛み砕くとき、歯に強い圧力がかかります。
一見問題ないように見えても、硬い飴を無理にパキパキと噛み砕くことで、歯の表面のエナメル質に目に見えないほどの微細なひび割れや傷が入ることがあります。
このわずかな隙間に、飴の溶けた濃い糖分や虫歯菌が入り込み、蓄積していきます。
一度傷の奥に入り込んだ汚れは、通常のブラッシングでも落としにくいため、そこを起点として知らぬ間に深い虫歯が進行する原因になります。
液体や半固形に近い食べ物が多い
お祭りには、かき氷やフランクフルトのケチャップ、お好み焼きのソースなど、液体や半固形に近い状態の味付けが多く存在します。
これらは噛む回数が少なくて済むため、あまり咀嚼されずに飲み込まれます。
よく噛むことは唾液の分泌を促す最大の刺激ですが、噛む必要のないメニューばかりだと唾液が出ません。
さらに、これら液体状の糖分や酸は、サラサラとお口全体の細かい隙間にまで一瞬で行き渡り、そのまま停滞します。
そのため、噛まないことで自浄作用が働かず、汚れだけが全体に広がる性質があります。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・お祭り会場を歩くときは、人混みの息苦しさや会話の影響により、無意識のうちに口呼吸になりやすい
・りんご飴やいちご飴などのフルーツ飴は硬く、歯に微小な傷をつけて虫歯のリスクを高めることがある
・お祭りには噛む回数が少ない食べ物も多く、唾液の自浄作用が下がりやすい
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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