虫歯治療を受ける際には当然料金が発生しますが、患者さんはこの料金についてどれくらい理解しているでしょうか?
ある程度の金額や特性などを把握していなければ、費用負担が思いの外大きくなるなどのトラブルにつながります。
今回は、虫歯治療の料金において見られる勘違いについて解説します。
レントゲン撮影は毎回必ず料金が発生する
受診するたびにレントゲンを撮られ、その都度高い費用を請求されていると感じて不満を持つ方がいるでしょう。
しかし、歯科のレントゲン撮影は撮影料と診断料がセットになっていて、これらは適切な診断・治療計画の立案のために必要不可欠なプロセスです。
目で見えない歯の根っこの状態や骨の溶け具合、古い被せ物の下で再発した虫歯は、エックス線写真なしでは正確に把握できません。
また保険診療のルール上、むやみに何度も同じ撮影をして点数を請求することは厳しく制限されています。
撮影が行われるのは、治療の節目や状態の変化を確認する必要がある正当な医療行為のタイミングです。
セラミックなどの自由診療の価格は国によって上限が定められている
保険診療の料金は国が細かくコントロールしていますが、自由診療の料金は、それぞれの歯科クリニックが完全に独自で決定できるオープン価格です。
そのため、全く同じ材質のセラミックの歯を入れる場合でも、ある医院では1本8万円、別の医院では15万円といったように、価格に大きな格差が生まれます。
この費用の差は、歯科医師の持つ技術料、型取りに使用する材料の質、提携している歯科技工所の腕、アフターケアや保証期間の有無などを考慮して設定されています。
安さだけで選ぶのではなく、提示された価格にどのようなサポートが含まれているか確認することが大切です。
麻酔を使用すると回数や量に応じて料金が無限に加算される
「痛いのが嫌だから麻酔を多めにかけてほしいけれど、何本も注射されたらその分だけ料金が高くなってしまうのではないか」と心配する声があります。
しかし、一般的な虫歯治療で使用される局所麻酔の費用は、1回の手術・処置につき包括されて点数が決められていて、何本追加しても料金が倍々で増えることはありません。
麻酔薬のカートリッジを2本、3本と使ったとしても、窓口で支払う負担額が変わるわけではないため、痛みを我慢する必要はまったくありません。
ただし、静脈内鎮静法など特殊な麻酔方法や、麻酔単独ではなく特定の処置を伴う場合は別体系の計算になるため、事前に確認しておくと安心です。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・虫歯治療時のレントゲン撮影は、撮影料と診断料がセットになっている
・セラミックなどの自由診療の価格は、各歯科クリニックが自由に金額を決められる
・特別な麻酔法以外であれば、麻酔の数や量を増やしたからといって料金が高くなることはない
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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スタッフ一同、心よりお待ちしております。












