新潟市西区の歯医者、新潟西歯科クリニック|ブログ

予防歯科に通うことの意外なメリットについて解説します

一般的に知られている予防歯科のメリットと言えば、虫歯や歯周病を未然に防止できることや、痛みに苦しくことが少なくなることなどが挙げられます。

また、実は上記以外にも、予防歯科には意外なメリットがいくつかあります。

今回は、こちらの内容について解説したいと思います。

〇認知症のリスクが軽減される

予防歯科に通う意外なメリットとしては、まず認知症のリスクが軽減されることが挙げられます。

アルツハイマー型認知症と歯周病は、深く関係しています。

アルツハイマー型認知症は、脳内にアミロイドβなどの物質が蓄積することで発症しますが、こちらは歯周病菌がつくり出し、血液から脳内に取り込まれることが分かっています。

定期的に予防歯科に通い、歯周病を予防することにより、このようなアルツハイマー型認知症になるリスクは減少します。

〇経済的な負担が少なくなる

予防歯科に通うことの意外なメリットとしては、経済的な負担が少なくなるということも挙げられます。

歯科クリニックの治療メニューには、保険適用のものも多いため、1回1回の治療にそれほど大きな金額はかかりません。

しかし、虫歯や歯周病を発症すると、何度も通院しなければいけなくなるため、トータルの治療費はある程度かかってしまいます。

一方、予防歯科も費用がかかるものの、受けるのは年に数回程度です。

そのため、トータルの金額は虫歯や歯周病を治療する際より安くなります。

また、予防歯科には全身疾患を予防できるというメリットもあり、こちらも将来的な医療費の負担軽減につながります。

〇歯を大切にする意識が高まる

歯を大切にする意識が高まることも、予防歯科に通う意外なメリットの1つです。

予防歯科では、歯の表面にこびりついた歯石や歯垢、着色などを除去する治療を行います。

こちらは、虫歯や歯周病の予防だけでなく、単純に見た目をキレイにすることにもつながります。

また、歯がキレイになり、口元が明るくなると、多くの方はその状態をキープしたいと考えます。

つまり、予防歯科を受ける前よりも、ブラッシングなどのケアを丁寧に行う可能性が高いということです。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・予防歯科で歯周病対策をすることで、アルツハイマー型認知症のリスクが軽減される

・虫歯や歯周病の治療費負担を軽減できるのも、予防歯科の意外なメリット

・予防歯科は全身疾患を予防し、将来的な医療費負担も抑えてくれる

・予防歯科で歯をキレイにすることで、歯を大切にする意識が高まる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺や「新潟大学前駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、新潟西歯科クリニックへお問い合わせ下さい!

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

予防歯科におすすめの魚にはどのようなものがある?

魚は私たちの生活に欠かせない食材の1つであり、好む方であれば朝、昼、晩と魚を食べる方もいるかと思います。

また、せっかく食べるのであれば、予防歯科につながる栄養素の多い魚を選びたいところです。

今回は、予防歯科におすすめの魚の種類について解説したいと思います。

〇マグロ

予防歯科におすすめの魚としては、まずマグロ(赤身)が挙げられます。

マグロは、お寿司やお刺身などのネタとしてとても人気であり、ツナとして料理に使用されることも多いです。

そのため、食べる機会は必然的に多くなりますが、実はこちらには予防歯科効果のあるビタミンB群の一種であるビタミンB6が豊富に含まれています。

ビタミンB6は、血中ホモシステイン値を低下させ、良質なコラーゲンを保つだけでなく、骨や歯茎の健康を維持してくれます。

ちなみに、ビタミンB6には、摂取することで口内炎ができるのを防ぐ効果もあります。

〇サケ

予防歯科におすすめの魚としては、日本の朝食の定番であるサケも挙げられます。

サケには、ビタミンDが豊富に含まれています。

ビタミンDは、骨密度や骨の生成への関りが深い栄養素であり、摂取することでカルシウムを身体に吸収しやすくします。

また、歯の石灰化を助ける効果もあるため、虫歯や歯周病になりにくい強い歯をつくるためには必須の栄養素だと言えます。

ちなみに、ビタミンDはカツオにも豊富に含まれているため、これらの魚をバランス良く食事に採り入れることで、より虫歯や歯周病を予防しやすくなります。

〇タラ

タラも、予防歯科におすすめの魚の1つです。

タラは脂肪分が少なく、淡白な味ですが、焼き魚やフライ、煮付けなど調理方法が豊富なため、飽きずに食べることができます。

また、タラが予防歯科におすすめの理由は、ビタミンAが多く含まれているからです。

ビタミンAは、歯の一番外側を覆うエナメル質をつくる際に必要な栄養素であり、不足するとエナメル質形成不全につながるおそれがあります。

その他、抗酸化作用や、歯茎などの粘膜の健康維持を促進する作用などがあるため、虫歯菌や歯周病菌といった細菌に対して強い口内環境を整えてくれます。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・マグロの赤身には、歯や歯茎の健康を維持するビタミンB6が豊富に含まれている

・サケやカツオは、強い歯をつくるために必要なビタミンDが豊富なため、予防歯科におすすめ

・タラに多く含まれるビタミンAには、エナメル質を形成したり、粘膜の健康を維持したりする作用がある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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虫歯予防にカルシウムが効果的な理由を知っておこう

虫歯を予防するには、ビタミン類やタンパク質など、さまざまな栄養素をバランス良く摂取する必要があります。

また、今回解説するカルシウムも、虫歯と密接な関わりを持つ栄養素の1つです。

ここからは、虫歯予防にカルシウムが効果的な理由を中心に解説したいと思います。

〇カルシウムには永久歯を強くする働きがある

カルシウムは、骨や歯のもととなり、丈夫な身体づくりには欠かせない栄養素です。

また、歯の多くの部分を占める象牙質は、ほとんどがカルシウムで形成されています。

つまり、もともと歯には多くのカルシウムが含まれているということです。

カルシウムは、永久歯がつくられる過程で非常に重要な栄養素であり、幼い頃からきちんと摂取することで、強い永久歯が形成されます。

もちろん、すでに生え揃っている大人の歯にとっても、カルシウムの摂取は重要です。

〇カルシウムはエナメル質の再石灰化を促す

虫歯予防にカルシウムが効果的な理由としては、エナメル質の再石灰化を促すことも挙げられます。

歯の表面にあるエナメル質が溶けて象牙質が露出すると、歯の防御力が低下し、虫歯や歯周病、知覚過敏などさまざまな症状のリスクが高くなります。

一方、カルシウムを多く摂取していれば、口内の唾液に含まれるカルシウムで十分に再石灰化ができ、溶けたエナメル質の部分を自動的に修復し、強い歯に戻してくれます。

〇カルシウムが豊富な食材について

虫歯予防に効果的なカルシウムは、さまざまな食材から摂取することが可能です。

よく知られているのは、牛乳などの乳製品や小魚などですが、これらが苦手という方も少なくないかと思います。

もし、乳製品や小魚が苦手だというのであれば、以下のような食材からもカルシウムは多く摂取できるため、試してみてください。

・小松菜
・菜の花
・水菜
・納豆
・厚揚げ など

特におすすめなのは、大豆製品の1つである厚揚げです。

こちらは、1/2枚(100g)に240gものカルシウムが含まれている食品であり、こちらは牛乳をコップ1杯飲む場合よりも含有量が多いです。

また、牛乳をそのまま飲むのが苦手な方は、ヨーグルトやプロセスチーズなどを食べることも検討してください。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯の多くの部分を占める象牙質は、ほとんどがカルシウムで形成されている

・幼い頃からカルシウムをきちんと摂取することで、強い永久歯が形成される

・エナメル質の再石灰化を促すことも、虫歯予防にカルシウムが効果的な理由の1つ

・乳製品や小魚が苦手な方は、クセの少ない野菜や大豆製品からカルシウムを摂取するのがおすすめ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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虫歯予防はうがい薬を使用するだけでもできるのか?

虫歯予防の基本は、やはり歯磨きなどを徹底し、口内環境を整えることです。

また、口内をキレイにするアイテムは歯ブラシや歯磨き粉以外にもありますが、そのうちの1つにうがい薬が挙げられます。

では、虫歯予防はうがい薬を使用するだけでもできるのでしょうか?

今回はこちらの点について解説します。

〇虫歯予防はうがい薬を使用するだけでできる?

結論から言うと、ただ単にうがい薬を使用するだけでは、効果的な虫歯予防とはなりません。

虫歯菌などの細菌は、塊となってバイオフィルムの中に存在します。

具体的には、細菌の出す菌体外多糖によって塊となっているため、その中までうがい薬を浸透させることはできません。

また、バイオフィルムは排水口のぬめりのようにネバネバした存在であり、水で流しただけでは取れないため、正しく歯磨きで除去する必要があります。

そのため、虫歯予防をうがい薬だけでしようと考えている方は、考えを改めなければいけません。

〇歯磨きとあわせてうがいをするのは効果的

虫歯予防は、うがい薬を使用するだけで行うことができませんが、歯磨きとあわせてうがいを行うことは、虫歯や歯周病などの予防に効果的です。

方法としては、口に30ml程度の水、もしくはぬるま湯を含み、数回ゆすいで吐き出すだけでOKです。

こちらは、歯磨き後のすすぎとは別に行うことで、より効果を発揮します。

ちなみに、口内から吐き出した水に食べカスがまだ残っているようであれば、うがいが十分ではない証拠です。

食べカスがなくなるまで、しっかりと繰り返すようにしましょう。

また、ここで言ううがいとは、「ガラガラガラ」という喉うがいではなく、「グチュグチュ、ペッ」という動作の口うがいを指しています。

〇緑茶うがいも効果的

水以外であれば、緑茶でうがいをすることも、虫歯予防としては効果的です。

緑茶に含まれているカテキンが、虫歯菌の増殖を阻害します。

また、緑茶には微量のフッ素が含まれているため、口内にある程度滞留させることにより、歯を虫歯菌から守る効果もあります。

ちなみに、砂糖の入ったものを食べた後は、10~20分程度で酸が出始めるため、水であっても緑茶であっても、酸が出始める前にうがいをすることが大切です。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯予防は、ただ単にうがい薬を使用するだけでは実現できない

・虫歯菌はバイオフィルムの中に存在するため、まずは歯磨きで取り除く必要がある

・歯磨きとあわせて口うがいをすることは、虫歯予防として効果的

・水だけでなく、歯に良い緑茶でうがいをするのもおすすめ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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虫歯予防にチーズが効果的な理由について解説します

虫歯予防につながる食品としては、小魚やカボチャ、ニンジンといった野菜類などが有名です。

また、あまりイメージがない方も多いかもしれませんが、実はチーズも虫歯予防効果を持っています。

ここからは、虫歯予防にチーズが効果的な理由や、特におすすめのチーズなどについて解説したいと思います。

〇虫歯予防にチーズが効果的な理由

食事をした後は、口内が酸性に傾きます。

これによって酸の量が増加し、歯のエナメル質が溶けやすくなるため、虫歯ができやすくなります。

虫歯予防にチーズが効果的な理由は、ずばり口内を酸性からアルカリ性に変える働きがあるからです。

つまり、チーズを食べることで口内の酸性化を防ぎ、虫歯になりにくくなるということです。

また、チーズにはリン酸カルシウムが多く含まれていて、こちらには歯の再石灰化を促す効果があり、チーズの主要タンパク質であるカゼインには、歯のエナメル質に吸着し、虫歯菌の付着を抑える働きもあります。

〇特におすすめのチーズ

特に虫歯予防におすすめのチーズは、硬めで重量感のあるものです。

例えば、以下のような種類のチーズです。

・チェダーチーズ
・ゴーダチーズ
・ミモレット
・グリュイエールチーズ
・パルミジャーノレッジャーノ など

このようなタイプのチーズがおすすめの理由としては、硬めの方がよく噛まなければいけないため、唾液が出やすくなり、自浄作用が高まることが挙げられます。

〇虫歯予防としてのチーズの食べ方

虫歯予防としてチーズを摂取するのであれば、食後に2~3口をよく噛んで食べることをおすすめします。

こうすることにより、唾液にチーズの成分が溶け出し、虫歯予防効果がアップします。

また、チーズの虫歯予防効果をより高めるために、チーズを食べた後の歯磨きはすぐに行わないようにしましょう。

具体的には、10分程度時間を置いてからブラッシングを行います。

こちらは、すぐに歯磨きをすることにより、虫歯予防効果のある栄養素が洗い流されてしまうことが理由です。

もちろん、チーズさえ食べていれば虫歯にならないというわけではないため、効果を持続させようとして、ブラッシングをしないというのはNGです。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・チーズには口内を酸性からアルカリ性に変える働きがある

・チーズに多く含まれるリン酸カルシウムには、歯の再石灰化を促す効果がある

・虫歯予防におすすめチーズは、チェダーチーズなどハードタイプで重量感のあるもの

・食後に2~3口をよく噛んで食べることで、虫歯予防効果がアップする

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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虫歯予防としてのマウスウォッシュの正しい使い方について

代表的な虫歯予防の方法と聞くと、多くの方は歯磨きをイメージされるかと思います。

もちろん、虫歯予防として歯磨きは必要不可欠なものですが、こちらとあわせてマウスウォッシュを使用することで、より虫歯のリスクを減らすことが可能です。

今回は、虫歯予防としてのマウスウォッシュの正しい使い方を中心に解説します。

〇マウスウォッシュの適切な使用量

虫歯予防としてマウスウォッシュを使用する場合、適切な使用量を守らなければいけません。

適切な使用量はメーカーによって多少違いがありますが、必ずパッケージに記載されているため、使用前に確認しましょう。

大体は10~30mlで、付属しているキャップに目安のラインが付いているものが多いです。

ちなみに、記載された使用量を超える量を毎回使用していると、雑菌だけでなく口腔内に必要な常在菌まで死滅させてしまう可能性があるため、注意してください。

〇マウスウォッシュの効果を高める方法

マウスウォッシュの虫歯予防を高めるためには、使用する前にまず歯垢や舌苔を落としておくことをおすすめします。

マウスウォッシュの目的は、口内の汚れを落とすことではなく、あくまで殺菌であるため、前もって歯についた汚れ、舌にこびりついた舌苔を落としておくことで、より効果を感じやすくなります。

また、マウスウォッシュの後に口内をすすぐ方がいますが、こちらは必要ありません。
殺菌効果を高めるためにも、使用後はそのまま液を口内にとどめておくべきです。

ちなみに、マウスウォッシュ後にすぐ飲食をしてしまうと、殺菌した意味がなくなってしまうため、使用後30分程度は飲食も控えてください。

〇マウスウォッシュの使用を中止すべきケース

マウスウォッシュを使用した際に、刺激が強いと感じる場合は、ただちに使用を中止すべきです。

特に、海外製のマウスウォッシュはエタノール濃度が高い製品が多く、味が辛すぎたり、口内がピリピリしたりすることがあります。

また、口内の傷や口内炎などがある場合、マウスウォッシュの使用によって悪化する危険性があるため、このようなケースでは使用を中止するか、ノンアルコールタイプの製品を使用するようにしてください。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・マウスウォッシュの適切な使用量は大体10~30ml

・虫歯予防効果を高めるためには、マウスウォッシュを使用する前に口内の汚れを落とす必要がある

・マウスウォッシュの使用後はすすぎをせず、そのまま口内にとどまらせる

・刺激の強さを感じる場合はただちにマウスウォッシュの使用を中止すべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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虫歯予防としてガムを噛む際のポイントについて解説します

虫歯予防の方法の1つに、ガムを噛むことが挙げられます。

普段からガムを噛むという方にとっては、こちらは気軽に行うことができる虫歯予防ですが、実践するのであれば、事前に重要な点をいくつか押さえておく必要があります。

今回は、虫歯予防としてガムを噛む際のポイントについて解説します。

〇ガムの選び方について

虫歯予防としてガムを噛む場合、どのようなガムを選んでも良いというわけではありません。

必ず、キシリトールが配合されたガムを選びましょう。

特に、キシリトール100%配合のものはおすすめです。

キシリトールには、虫歯菌の糖代謝を阻害し、活動や繁殖を困難にさせるだけでなく、口内の酸を減らす働きもあります。

また、キシリトールの甘味により、唾液の分泌効果が高まり、それによって自浄作用や歯の成熟作用、再石灰化が促進され、歯が強化されます。

ちなみに、虫歯予防だけでなく、口臭も防ぎたいという方は、消臭効果があるクロロフィル(銅葉緑素)も含まれているガムが適しています。

〇ガムの効果的な噛み方について

虫歯予防としてガムを噛む場合、噛み始めの唾液はなるべく口内に残しておくべきです。

キシリトール成分は、噛み始めたときに多く出るため、このような噛み方をすることにより、虫歯菌に有効成分が浸透しやすくなります。

また、ガムを噛むタイミングとしては、食後30分以内がおすすめです。

虫歯菌は、食事の際に口内に入った糖、タンパク質を元に酸を作り出します。

こちらが歯を溶かす原因となりますが、虫歯菌がキシリトールを取り込むことで酸を生成できなくなるため、食後は早めにガムを噛んだ方が良いというわけです。

〇ガムを噛みすぎるとどうなる?

虫歯予防としてガムを噛むのは良いことですが、1日に何十粒と大量に噛みすぎると、歯の表面のエナメル質が擦り減り、噛み合わせが深くなる場合があります。

また、ガムを噛みすぎてエラが張ってきたり、臼歯が擦り減って顔の下半分が短くなったりと、見た目への影響が出ることも否定できません。

そのため、ガムは適量を噛むようにしましょう。

具体的には、一度に2粒、1日に2~3回程度噛むことをおすすめします。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯予防のガムは、キシリトール100%配合のものがおすすめ

・口臭も防ぎたい方はクロロフィルも含まれたガムを選ぶべき

・ガムを噛む際は、噛み始めの唾液をなるべく残しておくのがポイント

・ガムを噛みすぎると、歯質や顔の見た目に影響が出るため注意が必要

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺や「新潟大学前駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、新潟西歯科クリニックへお問い合わせ下さい!

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

予防歯科に通う頻度はどれくらいが目安なのか?

予防歯科は、たとえ現時点で虫歯や歯周病などの症状がなくても、定期的に行わなければいけないものです。

では、歯科クリニックで行う予防歯科には、一体どれくらいの頻度で通うべきなのでしょうか?

今回は、予防歯科の頻度の目安とその理由について解説したいと思います。

〇予防歯科の頻度の目安

普段歯科クリニックへの通院習慣がない方は、歯の痛みや歯茎の腫れなどの症状が出ないと、なかなか歯科クリニックに足を運びません。

しかし、多くの病気と同じように、歯にまつわる病気に関しても、早期発見と早期治療が大切です。

また、そのために必要なのが予防歯科ですが、「どれくらいの頻度で通院すれば良いのか?」という疑問を持つ方は多くいます。

予防歯科は、一般的に3ヶ月前後に一度くらいの頻度で通うと良いとされていて、歯科クリニックでも、「次は3ヶ月後くらいに来てください」と言われるケースが多々あります。

〇なぜ予防歯科の頻度は3ヶ月に一度?

予防歯科の頻度がおよそ3ヶ月に一度であることには、もちろん理由があります。

歯科クリニックでクリーニングなどの予防歯科を行うことで、一時的に虫歯菌や歯周病菌は減少します。

しかし、その後自宅でケアを続けていても、次第に細菌の数は元に戻ってしまいます。

このとき、口内の環境が元に戻るまでの期間がおよそ3ヶ月であることが、3ヶ月に一度予防歯科を行うべき理由です。

ちなみに、すでに歯周病を患っている方、唾液が少ない体質の方などは、1~2ヶ月に一度の通院が推奨されることもあります。

〇予防歯科では何を行うのか?

歯科クリニックの予防歯科では、歯と歯茎の状態を観察、記録しています。

日本人の成人の約8割は歯周病にかかっていると言われているため、前回と比べて歯茎の色や歯周ポケットの深さに変化はないか、プラークや歯石がついていないか、歯茎の状態はどうかといった点は、特に注意深く観察します。

その他、歯石や着色のクリーニングを行ったり、セルフケアが適切に行われていない場合にアドバイスを行ったりすることも、予防歯科の一環です。

ちなみに、予防歯科の際に虫歯が見つかった場合は、別途治療のための通院を行う必要があります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・予防歯科は、3ヶ月前後に一度くらいの頻度で通うのが一般的

・目安が3ヶ月に一度なのは、歯科クリニックでのクリーニングの効果が切れるのが3ヶ月程度であることが理由

・予防歯科では、歯と歯茎の状態の観察や記録、歯のクリーニング、セルフケアの指導などを行う

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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虫歯予防のための歯磨き粉はどうやって選べば良い?

虫歯を予防するにあたって徹底しなければいけないのは、やはり丁寧なブラッシングです。

また、ブラッシングの際には基本的に歯磨き粉を使用しますが、一体どのような製品を選ぶのが良いのでしょうか?

ここからは、虫歯予防のための歯磨き粉の選び方について解説します。

〇フッ素が多く含まれているものを選ぶ

虫歯予防のための歯磨き粉は、フッ素が含まれているものを選ぶべきです。

フッ素は虫歯予防に欠かせない成分であり、厚生労働省、日本歯科医師会などにおいても、一定の有効性が認められています。

主な働きとしては、虫歯菌の働きの予防、歯質強化、再石灰化の促進などが挙げられます。

また、特におすすめなのは、フッ素が多く含まれた歯磨き粉で、具体的には1,000~1,500ppmほど含まれているのが望ましいです。

ただし、歯ができる時期に過剰なフッ素を摂取すると、歯のエナメル質がダメージを受けてしまうため、子ども(~8歳程度)には高濃度の歯磨き粉を使用してはいけません。

〇殺菌成分が含まれているものを選ぶ

虫歯予防のための歯磨き粉を選ぶ際は、殺菌成分が含まれている製品がおすすめです。

虫歯の原因菌が口内に多く存在するほど、当然虫歯のリスクは高くなります。

そのため、以下のような殺菌成分が含まれているかどうかは、必ず確認すべきです。

・イソプロピルメチルフェノール
・塩化セチルピリジニウム
・塩化ベンザルコニウム など

ちなみに、殺菌成分は虫歯予防の効果を発揮してくれるだけでなく、歯周病や口臭の予防にも効果的です。

〇研磨剤が含まれていないものを選ぶ

虫歯予防の歯磨き粉を選ぶ際は、研磨剤が含まれていないものを選ぶべきです。

研磨剤は、炭酸カルシウムや無水ケイ酸といった名称であり、歯磨き粉のパッケージでは清掃剤と表記されることもあります。

研磨剤はしっかりと汚れを落としてくれるため、市販のホワイトニング歯磨き粉にはよく含まれています。

しかし、虫歯予防として歯磨き粉を選ぶ際は、歯の表面にキズがつき、虫歯の原因になり得る研磨剤を避けなければいけません。

ちなみに、研磨剤は歯だけでなく、歯茎にもキズをつけてしまい、こちらが知覚過敏につながる可能性もあります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・フッ素が1,000~1,500ppmほど含まれている歯磨き粉は虫歯予防におすすめ

・8歳までの子どもはフッ素高濃度の歯磨き粉を使用してはいけない

・虫歯予防のための歯磨き粉を選ぶ際は、殺菌成分が配合されているものもおすすめ

・歯の表面にキズがつき、虫歯の原因になるため、研磨剤入りの歯磨き粉は避けるべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【虫歯予防】間違ったブラッシングの方法について

規則正しい食生活を送ること、間食を控えることなど、虫歯予防にはさまざまな方法がありますが、やはりもっとも重要なのは毎日のブラッシングです。

しかし、ブラッシングもポイントを意識しなければ、有効な虫歯予防とはなりません。

今回は、間違ったブラッシングの方法について解説したいと思います。

〇強い力で磨く

間違ったブラッシングの方法としては、まず強い力で磨くということが挙げられます。

ゴシゴシと力を入れて磨くことにより、歯の汚れが落ちている感覚はあるかもしれませんが、実際こちらの方法では、大きな虫歯予防効果を得ることはできません。

なぜなら、ストロークが大きくなりすぎることにより、磨き残しが出やすくなるからです。

また、強い力でのブラッシングは、歯ブラシが傷むスピードを早めたり、歯茎が退縮して知覚過敏を発症する原因になったりもします。

そのため、磨く力を抑え、細かく1本1本の歯を磨くことを心掛けてください。

〇バラバラに磨く

虫歯予防としてブラッシングを行う際、特に磨く順番を決めず、バラバラにあちこちの歯を磨いている方もいるかと思いますが、こちらは良くありません。

バラバラにブラッシングをすると、比較的早く口内全体に歯磨き粉が行き渡り、まだプラークが残っているにもかかわらず、しっかり磨けた感覚になってしまいます。

また、歯並びが良くない方は、このような磨き方をすることにより、無意識に磨きにくい歯のケアが足りなくなってしまうため、きちんと順番を決め、各箇所を丁寧にブラッシングすることが大切です。

〇食後、時間を置いてブラッシングする

虫歯予防としてブラッシングをする場合、なるべく食後すぐに行う必要があります。

虫歯菌は、プラークに含まれる糖を取り込んで酸を生成し、歯を溶かします。

そのため、虫歯を予防するには、できる限り口内にプラークがとどまる時間を少なくしなければいけません。

ただし、サイダーやコーラなどの炭酸飲料を飲んだ後は、歯の表面のエナメル質が一時的に柔らかくなり、普段よりも歯が傷つきやすい状態になります。

このような場合には、30分程度ブラッシングまで時間を空けることをおすすめします。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・強い力で歯を磨くとストロークが大きくなり、磨き残しが発生しやすくなる

・順番を決めずにあちこちの歯を磨くと、プラークが残っていても磨けた感覚になってしまう

・虫歯予防としてのブラッシングは、なるべく食後すぐに行う必要がある

・炭酸飲料を飲んだときは、ブラッシングまで30分程度時間を空けるのがおすすめ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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