新潟市西区の歯医者、新潟西歯科クリニック|ブログ

子どもが歯磨きを嫌がってしまう主な理由について

しっかりと歯磨きをしなかった場合、子どもも大人と同じように、口内に歯垢や歯石が溜まり、虫歯や歯周病のリスクが高まってしまいます。

また、子どもの中には、歯磨きを嫌がり、なかなか親御さんの言う通りに磨こうとしない子もいます。

ここからは、子どもが歯磨きを嫌がってしまう主な理由について解説します。

〇口内に歯ブラシが入ることに抵抗がある

子どもが歯磨きを嫌がる主な理由としては、まず口内に歯ブラシが入ることに対し、抵抗を感じていることが挙げられます。

大人にとって歯ブラシは、これまで何度も口に入れてきたものであるため、それほど抵抗はありませんが、子どもにとっての歯ブラシは、これまで口に入れてきたものとは異なる得体の知れないものです。

そのため、慣れるまでは気持ち悪い感覚が続き、このような思いをしたくないという理由から、なかなか自主的に歯磨きをしようとしないことがあります。

〇口を開け続けるのを苦痛に感じる

子どもが歯磨きを嫌がってしまう理由としては、長時間口を開け続けるのが苦痛だということも挙げられます。

歯磨きの際には、最低でも数分間は口を開けていなければいけませんが、このようにすることで、口内には少しずつが溜まっていきます。

大人の場合、唾が溜まればすぐに吐き出すことが可能ですが、まだ幼い子どもはそれができず、息苦しさを感じてしまい、それが次第に歯磨き自体への嫌悪感につながります。

また、歯磨きの際に長時間口を開け続けることにより、顎が痛くなったり、疲れたりすることを嫌う子どもも少なくありません。

〇歯磨きの際の親御さんに恐怖心を抱いている

子どもが歯磨きを嫌がる理由としては、歯磨きの際の親御さんに恐怖心を抱いていることも挙げられます。

親御さんの中には、何とか子どもに歯磨きをしてもらうために、無理やり押さえつけたり、怒ったりしている方もいるかもしれませんが、こちらはあまり良いことではありません。

このようにすると、子どもは“歯磨き=親御さんが怖くなる”というイメージを持ってしまい、トラウマになります。

そのため、親御さんは歯磨きの重要性を伝え、あくまで自主的に磨かせることが大切です。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・子どもは歯ブラシが口に入る感覚に嫌悪感を抱き、歯磨きを避けてしまうことがある

・幼い子どもは唾を吐き出すことができないため、歯磨きで口を開け続けることに抵抗感がある

・口を開け続けることによる顎の負担を嫌う子どももいる

・歯磨きの際、親御さんが怖くなると、子どもにトラウマを植え付けてしまう可能性がある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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就寝中の口呼吸を防ぐためにはどうすれば良いのか?

就寝中、口呼吸をしてしまう癖がある方は、口内が乾燥してしまい、唾液が分泌されにくくなります。

また、唾液の分泌量が減少することにより、口臭や虫歯、歯周病など、さまざまな症状にもつながります。

ここからは、就寝中の口呼吸を防ぐための方法について解説します。

〇口呼吸防止用テープを使用する

就寝中の口呼吸を防ぐための方法としては、まず口呼吸防止用テープの使用が挙げられます。

こちらは、文字通り口呼吸を防止し、鼻呼吸を促すためのアイテムであり、口を閉じるように貼るものや、鼻に貼るものなどがあります。

また、こちらの効果によって物理的に口が開かなくなったり、鼻が通ったりするため、就寝中の口呼吸による口内の乾燥、口臭などを防ぐことができます。

ちなみに、口に貼るタイプのテープは、口の周りをよく拭き取った後、口の中央部分だけを閉じるように、テープを縦に貼ります。

〇マスクを着用する

就寝中の口呼吸を防ぐための方法には、マスクの着用も挙げられます。

マスクをすることにより、自身の息がマスク内にこもり、口周りの湿度が高くなります。

その湿った空気を吸うことで、鼻や口、喉の乾燥を防ぐことができます。

また、就寝中のマスク着用には、風邪の予防や身体の冷え防止など、他にもさまざまなメリットがあります。

ただし、マスクをすることによって息苦しくなると、睡眠の質が下がる場合があるため、なかなか寝付けないときは、別の方法で口呼吸を改善することをおすすめします。

〇筋機能訓練法を実施する

筋機能訓練法も、就寝中の口呼吸を防ぐ方法の1つです。

こちらは、舌や唇、頬といった口周りの筋肉をトレーニングするであり、習慣づけることで悪い癖を取り除き、口呼吸の機会を減らすことができるというものです。

具体的な方法は、まず口を閉じた状態で片方の鼻を人差し指で押さえ、もう片方の鼻で息を吸って吐きます。

反対側も同様に、交互に5回繰り返します。

また、他にも軽く口を閉じ、上顎のくぼみの先のスポットと呼ばれる部分に舌の先端、上顎に舌の表面をつけ、この状態で30秒間、唾液を飲み込む練習をするというトレーニング方法もあります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・就寝中に口呼吸をしてしまう方は、口臭や虫歯、歯周病などの症状につながりやすくなる

・口呼吸防止用テープの使用は、就寝中の口呼吸を防ぐ一般的な方法

・就寝中にマスクをすることにより、口周りの湿度が上がり、鼻や口、喉の乾燥を防ぐことができる

・筋機能訓練法を実施することでも、就寝中の口呼吸は改善される

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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歩くときの振動で歯が痛くなるのはなぜ?~理由を解説~

普段の生活において、通勤や通学などである程度の時間歩いたり、階段を上り下りしたりする方は多いです。

また、歩くときにはある程度の振動が発生しますが、こちらが歯の痛みにつながるというケースがあります。

ここからは、歩くときの振動で歯が痛くなる主な原因について解説します。

〇虫歯

歩くときの振動で歯が痛くなる原因としては、まずなんといっても虫歯が挙げられます。

神経付近まで進行した重い虫歯がある場合、わずかな振動でも歯に響きやすくなり、当然大きな振動は強い痛みにつながります。

舌で触ったとき、明らかに穴が開いている歯があるという方は、虫歯が原因と見てほぼ間違いありません。

ちなみに、振動で虫歯が痛む状況を放置していると、常に痛みが残るようなことにもなりかねないため、できる限り早めに歯科クリニックで治療する必要があります。

〇噛み合わせ

歩くときの振動で歯が痛くなる原因には、噛み合わせも挙げられます。

正しい噛み合わせの方は、奥歯が上下ともにうまく噛み合っていたり、上下の前歯が真ん中に揃っていたり、歯列がキレイなアーチを維持していたりします。

しかし、噛み合わせが悪いと、歩いたときの振動が特定の歯にのみ伝わりやすくなり、こちらが痛みにつながってしまうことがあります。

例えば、奥歯の噛み合わせが強すぎる場合、奥歯だけ他の歯よりも多くの負担がかかるため、痛みを感じることが考えられます。

このような場合には、歯科クリニックを訪れ、咬合調整を実施してもらうことをおすすめします。

〇上顎洞炎

上顎洞炎も、歩くときの振動で歯が痛む原因の1つです。

こちらは、副鼻腔の1つである上顎洞において、粘膜が炎症を起こしてしまうという症状です。

炎症が悪化した場合には膿がたまり、こちらの症状は蓄膿症と呼ばれます。

上顎洞炎の方が振動で歯を痛めやすい理由としては、上顎洞にたまった膿が歩くことによって動き、その刺激が歯に伝わることが挙げられます。

また、上顎洞炎の場合、お辞儀したときなどにも溜まった膿が動き、歯が痛むことがあります。

ちなみに、以下の症状が慢性的に出ている方は、上顎洞炎を疑うべきだと言えます。

・鼻づまり
・鼻水
・咳
・頭痛
・顔面痛
・濃い鼻水が喉の奥に残る
・下を向くと痛みが強くなる

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・神経付近まで進行した重い虫歯がある場合、わずかな振動でも歯に響きやすくなる

・噛み合わせが悪いと、歩いたときの振動が一部の歯にのみ伝わりやすくなる

・上顎洞炎の方は、上顎洞にたまった膿が振動で動くことにより、歯が痛みやすくなる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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インプラント治療後の過ごし方における注意点について

インプラント治療を受けた後は、その日のうちに日常生活に戻ることができます。

しかし、これまでの生活と同じように、一切の制限なく過ごすことができるかというと、決してそういうわけではありません。

ここからは、インプラント治療後の過ごし方について、注意すべきポイントをいくつか見て行きたいと思います。

〇うがいについて

インプラント治療後の過ごし方において注意すべきポイントとしては、まずうがいが挙げられます。

インプラント治療を受けた口内には、手術の際にできた傷跡がまだ残っています。

そのため、手術当日は、なるべくうがいをしないことをおすすめします。

水で軽くゆすぐだけであればまだ良いですが、うがい薬を用いて強いうがいをしてしまうと、口内の傷が刺激されて治るのが遅れたり、出血が止まりにくくなったりしてしまいます。

〇MRIについて

インプラント治療後の過ごし方において気を付けるべきポイントには、MRIも挙げられます。

MRIとは、治療前にガンの有無や広がり、他の臓器への転移がないかを調べたり、治療の効果を判定したり、治療後の再発がないかを確認したりと、さまざまな目的で行われる精密検査をいいます。

また、MRIは強力な磁石と電波を使い、磁場を発生させて行いますが、インプラントの素材として磁石を使用している場合、MRI本体の故障や身体への悪影響が出ることも考えられます。

ただし、歯科クリニックで採用されているインプラントのほとんどは、MRIを受けても問題がない素材を使用しているため、あくまで一般的な治療であれば、基本的には上記のような影響が出ることは考えにくいです。

〇薬の服用について

薬の服用も、インプラント治療後の過ごし方において、注意すべきポイントの1つです。

インプラント治療後には、用法・用量を守り、歯科クリニックから処方された痛み止め、抗生物質など服用しなければいけません。

痛みや腫れがそれほどひどくない場合、自身の判断で服用しなくなったり、飲み忘れたりするケースがよく見られますが、このような状況は避けてください。

指示通りに服用しなかった場合、それまで薬で抑えられていた腫れや痛みなどが再発するおそれがあります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・インプラント治療当日は口内に傷跡が残っているため、強いうがいを避けるべき

・インプラントの素材に磁石を使用している場合、MRIを受けられないことがある

・インプラントのほとんどは、MRIを受けても問題ない素材を使用している

・インプラント治療後は、医師の指示通りきちんと薬を服用するのが正しい過ごし方

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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臭い玉とは?~概要やデメリット、予防方法などについて~

口内で発生するトラブルと言えば、虫歯や歯周病などが挙げられますが、こちら以外にもさまざまなトラブルが発生することがあります。

その1つが今回解説する“臭い玉(においだま)”であり、こちらは誰もが悩まされる可能性のある症状です。

今回は、臭い玉の概要やデメリット、予防方法などについて解説したいと思います。

〇臭い玉の概要

臭い玉とは、別名“膿栓”とも呼ばれるもので、口腔内の喉の方に形成される小さな出来物のことをいいます。

具体的には、扁桃というリンパ組織にできた小さい穴に、白い塊がいくつも溜まったものを指しています。

また、臭い玉は免疫物質が細菌やウイルスと戦った証拠であり、過度な心配をする必要はありませんが、体質的に臭い玉ができやすいという方は存在します。

〇臭い玉のデメリット

臭い玉のデメリットは、なんといっても口臭につながることです。

臭い玉は、触ってみると柔らかいのが特徴ですが、こちらをつぶしてしまうと、ドブのような強烈なニオイを発しします。

なぜなら、臭い玉は化膿物の一種であり、食べ物のカスや細菌が蓄積してできたものであるからです。

特に、感染症の後や扁桃炎の後などは、大量に臭い玉が形成され、ニオイが強烈になることも考えられます。

その他、臭い玉を無理やり取り除こうとすることで、さまざまな口内トラブルにつながることも、デメリットの1つだと言えます。

場合によっては、先ほど少し触れた扁桃炎に陥り、かえって臭い玉を増やすことも考えられます。

ちなみに、本人が健康であれば、臭い玉は自然に取れるケースが多いです。

例えば、咳やくしゃみをしたとき、食事をしたとき、うがいをしたときなどは取れやすいため、あくまで自然に取れるまで待っておくことをおすすめします。

〇臭い玉の予防方法

臭い玉は口内が乾燥することで形成されやすくなるため、予防するには普段からなるべく水分を摂るようにしましょう。

また、うがいによって細菌の増殖を抑え、喉を清潔に保つことや、鼻呼吸の意識を強く持ち、口内乾燥を防止することも、効果的な臭い玉の予防方法です。

その他、食事の際によく噛むことを意識すれば、唾液の分泌量が増えて口内は潤されます。

もちろん、唾液の持つ殺菌・抗菌作用により、口内の雑菌を減らすことにもつながります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・臭い玉は別名“膿栓”とも呼ばれるもので、扁桃の穴にできる小さな出来物

・臭い玉は柔らかく、つぶしてしまうとドブのような強烈なニオイを発する

・臭い玉を予防するには、適度な水分摂取や鼻呼吸、よく噛むことなどによって口内の乾燥を防ぐのが大切

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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ジルコニアとは?~メリットや注意点について解説します~

歯科クリニックにおける詰め物や被せ物には、さまざまな素材が使用されます。

また、当然素材によってその特徴や価格は変わってくるため、施術を受ける方は、それぞれの素材についてしっかりと理解することをおすすめします。

今回は、“ジルコニア”を使用した詰め物、被せ物のメリットや注意点について解説します。

〇ジルコニアとは?

ジルコニアは、人工ダイヤモンドとも呼ばれるもので、セラミックの一種です。

もっとも噛み合わせの力がかかる奥歯に被せ物をする場合、これまでは金属が使用されてきましたが、高強度のジルコニアの登場により、現在ではこちらがよく使用されるようになりました。

また、ジルコニアは歯だけでなく、人工関節など他の医療分野でも幅広く使用されていて、身体に馴染みやすく害が少ないです。

ちなみに、歯科クリニックで使用されるジルコニアには、主にジルコニアクラウンとジルコニアインレーの2種類があり、前者は歯の修復範囲が広い場合に使用し、後者は削った範囲に限定して修復するときに用いられます。

〇ジルコニアを使用した詰め物、被せ物のメリット

ジルコニアを使用した詰め物、被せ物は、割れにくい上に金属アレルギーにならない身体に優しい素材です。

色は自然で白く透明感がありますし、変色も少ないため、半永久的に審美性は持続します。

また、インプラントやブリッジ、入れ歯など、幅広い治療に対応しているところも、ジルコニアのメリットです。

ちなみに、セラミックは基本的に仮止めができない素材ですが、ジルコニアは強度があることにより、仮止めで経過や様子を見ながら治療が可能です。

〇ジルコニアの注意点について

ジルコニアの治療には、保険が適用されません。

そのため、全額実費払いとなり、費用が割高になる傾向にあります。

また、万が一詰め物や被せ物の下に虫歯が発生してしまった場合には、一度ジルコニアを外して治療を行うことになります。

前述の通り、ジルコニアには強度が高いというメリットがありますが、こちらは外すときは逆にデメリットとなり、なかなか簡単には外すことができません。

ちなみに、一度取り外したジルコニアは再度装着することができないため、作り直す必要があります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・ジルコニアは人工ダイヤモンドとも呼ばれるセラミックの一種

・ジルコニアは強度が高く、金属アレルギーにもならない安全な素材

・自然な見た目で審美性が持続するところも、ジルコニアのメリット

・ジルコニアは保険が適用されないため、費用は高額になる傾向にある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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虫歯の治療期間が長期化する主な理由について解説します

歯科クリニックにおける虫歯の治療は、基本的には一回の通院で終了するものではありません。

このような仕組みに対し、「なぜ何度も通院しなければいけないの?」「一度にまとめて治療できないの?」という疑問を抱く方も多いかと思います。

今回は、虫歯の治療期間が長期化する主な理由を解説します。

〇患者さんの負担が大きくなるから

虫歯の治療期間が長期化する主な理由としては、まず一度にまとめて治療すると、患者さんの負担が大きくなることが挙げられます。

歯科クリニックでの治療中、患者さんは口を大きく開けておかなければいけませんし、場合によっては長時間痛みを感じることもあります。

また、複数本の虫歯があるからといって、何本も一気に削ってしまうと、食事にも大きな影響を与えてしまいます。

このように、できる限り患者さんに辛い思いをさせないためにも、虫歯治療は少しずつ段階を踏んで行う必要があります。

〇予約のトラブル防止につながるから

虫歯の治療期間が長期化しやすい理由としては、予約のトラブル防止につながることも挙げられます。

一度の通院で一気に治療を進めようとする場合、歯科クリニックは当然、治療の時間を長く確保する必要があります。

しかし、歯科クリニックは1日に何人もの患者さんを治療しているため、1人1人の治療時間を短めにしなければ、他の患者さんが予約を取りづらくなってしまいます。

こちらは歯科クリニック側の都合かもしれませんが、多くの患者さんに適切な治療を提供するためには致し方ないことだと言えます。

〇一度にできる治療は限られているから

一度にできる治療が限られていることも、虫歯の治療期間が長期化する理由の1つです。

例えば、歯の表面のエナメル質でとどまっている極めて軽い虫歯であれば、一度の通院で治療が終了する可能性もあります。

しかし、虫歯が歯の深くまで進行している場合、詰め物や被せ物を作製する必要があります。

また、詰め物や被せ物、土台といった修復物の作製は、その日のうちにできるものではなく、どうしても日をまたいでしまいます。

つまり、虫歯の症状が重かったり、本数が多かったりすればするほど、治療期間は長引くということです。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯をまとめて治療しすぎると、患者さんの負担が大きくなる

・予約のトラブルが起こりやすいことも、虫歯の治療期間が長期化する理由の1つ

・詰め物や被せ物などを作製するためには、少なくとも数日間かかる

・虫歯の症状が重い方ほど、治療期間は長引きやすい

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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ホワイトニングを実施した後に出る不快な症状について

ホワイトニングは、薬剤によって歯を白くするための施術であり、1989年にアメリカで実用化されて以来、日本でも代表的な審美歯科の1つとして利用されています。

しかし、ホワイトニングを行った後には、度々不快な症状が出ることがあります。

ここからは、特によく見られる症状について解説します。

〇歯の痛み

ホワイトニングを行った後に出る不快な症状としては、まず歯が痛んだり、しみたりすることが挙げられます。

ホワイトニングで使用する薬剤は、基本的には歯のエナメル質に作用し、その内側にある象牙質には作用しないものです。

しかし、象牙質には歯髄から神経細胞の一部が無数に伸びていて、こちらは刺激に対して反応します。

そのため、エナメル質が薄い歯頸部(歯茎寄りの部分)では、時折ホワイトニングの薬剤による痛みが発生することがあります。

こちらは、ほとんどが数日間で自然に収まりますが、あまりに痛む場合には、歯科クリニックに相談することをおすすめします。

〇歯の縞模様

ホワイトニング後に出る可能性がある不快な症状としては、歯の縞模様も挙げられます。

こちらはバンディングとも呼ばれ、ホワイトニング直後の一時的な過剰反応により、歯の表面に白い帯状の色ムラが現われるというものです。

ホワイトニングの薬剤は、白い部分により強く反応するため、歯の白い部分はより白く強調され、縞模様がハッキリと見えるようになってしまいます。

しかし、こちらも歯の痛みと同じで、ほとんどの場合は時間の経過とともに目立たなくなっていきます。

具体的には、ホワイトニング後1~2週間程度で消失することが多く、この頃には限りなく均一に近い白さになっています。

〇色戻り

ホワイトニング後に見られる症状としては、色が戻ることも挙げられます。

ホワイトニングを行った後は、ペリクルと呼ばれる歯の表面を保護する薄い膜が剥がれ落ち、色素が沈着しやすくなります。

そのため、ホワイトニング後24時間以内に色素が濃い食べ物、飲み物を口に含んでしまうと、歯が黄ばみやすくなってしまうケースがあります。

具体的には、ポリフェノールを多く含む赤ワインやチョコレートなどの食品や、色の濃いカレー、ケチャップといったものが色戻りの原因となり得るため、こちらは術後24時間以上経ってから摂取するようにしてください。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・痛みはホワイトニング後によくある不快な症状であるものの、ほとんどは数日で収まる

・ホワイトニング後に出ることのある歯の縞模様は、1~2週間で消失することが多い

・ホワイトニング後の色戻りを防ぐには、色の濃い食品、ポリフェノールを多く含む食品を避けるべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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インプラント治療を受けるにあたって知っておくべきコト

インプラントは、従来の入れ歯やブリッジとは違い、もっとも天然歯に近い快適な感覚を得ることができる治療です。

そのため、歯を失ってしまった方にとってのメリットは非常に大きいですが、インプラント治療を受けるにあたっては、いくつか知っておくべきことがあります。

詳しく見ていきましょう。

〇稀に体質に合わないことがある

インプラント治療では、手術により顎の骨の中に人工歯根を埋め込み、その後しばらく経過を観察します。

そして、時間が経過するにつれて、徐々に骨とインプラントが癒合し、土台が完成します。

しかし、必ずしもすべての方が、このようにスムーズな流れでインプラント治療を進められるとは限りません。

極めて稀ではありますが、体質によってはいつまで経っても骨とインプラントが癒合せず、グラグラと動いてしまうケースがあるため、注意してください。

ちなみに、虫歯のまま長期間治療せず、周辺の歯茎や骨が弱ってしまった方などは、このような状況になりやすいです。

〇治療当日は車を運転してはいけない

インプラント治療を受けるにあたって知っておきたいポイントとしては、治療当日の交通手段も挙げられます。

一般的に、インプラント治療では注射による局所麻酔が使用されることが多いですが、場合によっては静脈内鎮静法が用いられることがあります。

こちらは、点滴によって静脈内に鎮静剤を投与し、中枢神経の働きを鈍くするものであり、局所麻酔とは違って治療中は意識が薄くなります。

また、静脈内鎮静法で治療を受けた後は、急にふらついたり、眠気に襲われたりすることがあるため、車の運転は絶対にしてはいけません。

治療当日は、家族などに送迎してもらうことをおすすめします。

〇治療後に美顔器が使用できない場合がある

インプラント治療を受ける方は、治療後に美顔器を使用できない場合があるということも知っておきましょう。

超音波やイオン導入など、肌に電流を流すタイプの美顔器は、インプラントの金属に反応し、電磁過敏症という症状を引き起こす場合があります。

また、こちらの症状に陥ると、頭痛などの体調不良に悩まされることが考えられます。

ただし、インプラント治療自体にも超音波が出る器具を使用することはあるため、必ずしも美顔器が悪影響を与えるとは限りません。

普段からよく美顔器を使用するという方は、事前に歯科クリニックの医師に相談してください。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・体質によっては、いつまで経っても骨とインプラントが癒合しないことがある

・静脈内鎮静法でインプラント治療を受けた後は、車を運転してはいけない

・インプラント治療後、肌に電流を流すタイプの美顔器を使用すると、体調が悪化することがある

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唾液の増加が虫歯予防になるって本当?~主な作用について~

唾液は耳下腺、舌下腺、顎下腺などの唾液腺から分泌されるものであり、正常な方は1日に1~1.5リットルほど分泌されます。

また、唾液の分泌量が増加することで、口腔内の環境が良くなり、虫歯の防止につながります。

ここからは、一体どのような仕組みで、唾液が虫歯を防止してくれるのかについて解説します。

〇pH緩衝作用

唾液にはpH緩衝作用というものがあり、こちらは虫歯の防止につながる作用の1つです。

pHとは、水素イオン濃度の略称であり、文字通り溶液中の水素イオンの濃度を指しています。

pH7を中性とし、それより値が小さければ酸性、大きければアルカリ性になります。

また、口腔内はもともと中性に保たれていますが、食事を摂ったり飲み物を飲んだりすることにより、酸性に傾きます。

つまり、pH値が低くなるということです。

このような状態になると、歯の表面からリンやカルシウムが溶け出し、虫歯につながりやすくなりますが、唾液にはpH緩衝作用があるため、酸性に傾いた口腔内を中性に戻してくれます。

〇再石灰化作用

唾液の再石灰化作用も、虫歯予防につながるメカニズムの1つです。

先ほども触れましたが、口腔内が酸性に傾くことにより、歯の表面からリンやカルシウムといった成分が溶け出します。

こちらは脱灰と呼ばれるものであり、虫歯の初期段階に当たりますが、まだ再石灰化によって修復が見込める段階でもあります。

再石灰化は、脱灰によって溶けだしたリンやカルシウムが再び歯に取り込まれ、修復されることをいい、唾液の量が多ければ多いほど、再石灰化は活発に行われるため、虫歯につながりにくくなります。

〇自浄作用、抗菌作用

自浄作用や抗菌作用も、唾液における虫歯防止作用の1つです。

虫歯菌は、口腔内に残っている食べカスに集まってプラークを形成し、そこから一気に増殖していきます。

このとき、唾液の分泌量が多ければ、自浄作用によってブラッシングで取り切れなかった食べカスや歯垢を洗い流してくれます。

まあ、唾液には、リゾチームやペルオキシダーゼといった物質が含まれていて、これらは虫歯菌に対する抗菌作用を発揮し、外部からの侵入や増殖を防止してくれる働きがあります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・唾液は唾液腺から分泌されるものであり、通常は1日に1~1.5リットルほど分泌される

・唾液には酸性に傾いた口腔内を中性に戻し、虫歯を防いでくれる

・唾液の量が多ければ多いほど、再石灰化は活発に行われるため、虫歯につながりにくい

・唾液には食べカスやプラークの自浄作用、虫歯菌に対する抗菌作用もある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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