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【新潟の歯医者で歯周病治療】歯周病と喘息の意外な関係とは?

歯周病は、あらゆる疾患と相関関係を持っていることで知られています。
特に有名なのは糖尿病との関係で、これらの疾患は互いに発症や悪化のリスクを高め合います。
また歯周病は、喘息との意外な関係性も持っています。
今回は、こちらの内容について詳しく解説します。

慢性炎症メディエーターの共有

歯周病と喘息は、どちらも慢性の炎症性疾患という共通の病態を持っています。

歯周病によって歯茎で激しい炎症が起きると、歯肉の毛細血管を通じてIL-6やTNF-αといった炎症性物質が大量に全身の血液に流れ出します。
この血流に乗った炎症物質が気管支へと到達すると、もともとアレルギーなどで過敏になっていた喘息の炎症をさらに激しく煽ることになります。

つまり口の中という離れた場所で起きた火事が、血液というルートを介して肺の火事に油を注ぐような最悪の状態を作り出してしまうということです。

一見無関係に思える二つの器官ですが、全身の免疫システムを通じて密接にリンクし合っているのが実態です。
口内の慢性炎症をしっかり消火することが、全身の健康や呼吸器のバリア機能を守る最大の鍵です。

シロップ剤の糖分

子どもの喘息治療において、薬を飲みやすくするために甘いシロップ剤やドライシロップが頻繁に処方されることがあります。
これらの薬剤には服用を助けるために多くの糖分が含まれていて、長期かつ定期的に服用することで、歯の表面や隙間に糖分が残りやすくなります。

これが虫歯の原因になるだけでなく、歯肉炎を引き起こす細菌の絶好の栄養源となってしまいます。

幼少期に一度歯肉の炎症が定着してしまうと、大人になってから重度の歯周病へと移行するリスクが跳ね上がります。
服用後は必ず水やお茶を飲んで口をゆすぐ、あるいは早めに本格的なブラッシングをする習慣を徹底することが、子どもの健康な歯を守り、重症化を防ぐためのポイントになります。

ステロイドの免疫抑制作用とカンジダ症の併発

吸入ステロイド薬の局所的な免疫抑制作用により、口腔内の抵抗力が落ちると、口腔カンジダ症というカビの感染症を発症しやすくなります。

カンジダ菌が口内で異常増殖すると、粘膜に痛みや違和感が生じるだけでなく、口腔内の常在菌バランスが大きく乱れることになります。
この環境の変化は、悪玉菌である歯周病菌の勢力を急速に伸ばす原因となり、結果として歯肉や歯槽骨といった歯周組織の破壊を大幅に助長してしまいます。

喘息の治療によって一時的に口内の免疫が下がるからこそ、健康な人以上にプロによる定期的な歯科検診や、マウスウォッシュを用いたセルフケアが日常的に必須となります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯周病によって発生する炎症性物質が気管支に到達すると、喘息が悪化するおそれがある
・子どもの喘息治療において使用されるシロップ剤の糖分は、虫歯や歯周病のリスクを高めることがある
・吸入ステロイド薬の局所的な免疫抑制作用によって口腔カンジダ症を発症すると、歯周病が悪化する可能性がある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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