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予防歯科の一環として摂取したい“オメガ3脂肪酸”について

歯周病を予防することには、健康な口内環境を維持するだけでなく、糖尿病や脳血管疾患、心臓疾患などの病気になるのを防ぐメリットもあります。

また、歯周病はさまざまな栄養素を摂取することで予防できます。

今回は、予防歯科の一環として摂取したい“オメガ3脂肪酸”について解説します。

〇オメガ3脂肪酸の概要

脂肪酸は、結合できる手を持った4つの炭素原子が鎖状につながったものです。

一般的には1本ずつ、他の原子である炭素や水素、酸素と結合して形をつくりますが、炭素原子同士が2本の手で結合することもあります。

こちらを二重結合といい、鎖状に結び付いた3つ目の炭素原子に二重構造が見られる脂肪酸をオメガ3脂肪酸といいます。

オメガ3脂肪酸は、間の身体では合成できないため、食べ物などから摂取しなければいけません。

また、こちらはα-リノレン酸、EPA、DHAという3つの種類に分かれていて、α-リノレン酸はエゴマ油やアマニ、EPAやDHAはサバ、イワシなどの青魚に多く含まれています。

〇オメガ3脂肪酸の歯周病予防効果について

オメガ3脂肪酸には、血圧の低下やアレルギー物質の抑制、ダイエット効果などさまざまな作用が期待できますが、予防歯科に大きく関わってくるのが、細胞の修復を高める効果です。

破壊された細胞の修復を高めることにより、炎症を防いだり、軽減したりするため、歯周病の予防が期待できます。

また、α-リノレン酸は血液をサラサラにすることから、脳卒中、高血圧、心筋梗塞などの生活習慣病にも効果があり、歯周病の予防だけでなく、ダイレクトに全身疾患を防ぐことができます。

〇オメガ3脂肪酸を摂取する際の注意点

予防歯科の一環としてオメガ3脂肪酸を摂取する際に注意したいのは、酸化がしやすいという点です。

そのため、オメガ3脂肪酸はなるべく加熱せずに摂取することが大切です。

しかし、サバなどの青魚は焼いて食べるケースが多いため、どうしても加熱しなければいけない場面が多いです。

そのような場合には、化防止の効果があるビタミンC、ビタミンEを補助的な栄養素として摂取することをおすすめします。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・オメガ3脂肪酸は人間の身体では合成できない成分で、アマニや青魚に多く含まれる

・オメガ3脂肪酸はα-リノレン酸、EPA、DHAに分類される

・オメガ3脂肪酸は破壊された細胞の修復を高め、歯周病を予防してくれる

・予防歯科の一環としてオメガ3脂肪酸を摂取する際は、ビタミンC、Eをあわせて摂取する

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺や「新潟大学前駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、新潟西歯科クリニックへお問い合わせ下さい!

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

予防歯科にかかる費用の相場はどれくらいなのか?

歯科クリニックで実施される予防歯科は、虫歯や歯周病などを予防するにあたって、定期的に受ける必要があるものです。

しかし、中には費用に対する不安があり、なかなか足を運ぶことができないという方もいるかと思います。

今回は、予防歯科にかかる費用の相場について解説します。

〇保険診療の場合

保険が適用される保険診療の場合、予防歯科にかかる費用の相場は3,500円前後です。

数万円などの大きな負担となることは、基本的にありません。

こちらは、月に1回歯科クリニックで実施される予防歯科を受けた場合の金額であり、初診料やレントゲン費用といったものも含まれています。

また、保険診療の予防歯科で実施されるのは、口腔内検査、歯周組織検査などの他、プラークや歯石の除去といったクリーニングです。

その他、フッ素塗布やブラッシングのアドバイス、指導なども行われます。

〇自由診療の場合

歯科クリニックで行われる予防歯科には、保険が適用されない自由診療のものもあります。

こちらに関しては、歯科クリニックが自由に診療内容、金額を決定することができるため、費用相場に関してもバラつきがあります。

基本的には、月1回の治療で10,000円前後が相場ですが、安くて5,000円前後、高くて30,000円前後になることも考えられます。

ちなみに、自由診療の予防歯科は一般的にPMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)と呼ばれるもので、こちらは簡単にいうと、より専門的な技術でプラークや歯石、着色汚れなどを落とす治療を指しています。

こちらは、審美目的で受ける方が多く、費用はかかるものの、虫歯や歯周病予防の観点ではとても効果的な治療です。

〇途中で虫歯が見つかるとさらに費用がかかる

歯科クリニックで予防歯科を受けている途中で虫歯が見つかると、そちらの治療にも取り掛からなければいけないため、さらに費用がかかります。

また、虫歯治療にかかる費用に関しては、保険診療の場合で1本あたり1,000~10,000円くらいが相場です。

樹脂を詰めるだけですぐに終わる治療や、何度も歯科クリニックに通院し、型取りをして被せ物を装着しなければいけない治療など、虫歯の深さや治療内容、部位によって、価格はある程度前後します。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・保険診療(クリーニングやブラッシングのアドバイスなど)の場合、予防歯科にかかる費用の相場は3,500円前後

・自由診療の予防歯科では、5,000円~30,000円前後の費用がかかる

・自由診療の予防歯科はPMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)と呼ばれる専門的な治療

・予防歯科を受けている途中で虫歯が見つかるとさらに費用がかかる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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予防歯科としてデンタルフロスを使用する際のポイント

デンタルフロスは、細いナイロン繊維でできている清掃器具で、予防歯科の一環として使用します。

また、こちらは歯ブラシ同様、ポイントを押さえて使用することで、より効果を発揮しやすくなります。

今回は、予防歯科の一環としてデンタルフロスを使用する際のポイントについて解説します。

〇歯茎を傷つけないように注意する

予防歯科の一環としてデンタルフロスを使用する場合、歯茎を傷つけないように注意する必要があります。

デンタルフロスを歯と歯の間に入れる際、勢いをつけてしまうと、歯茎を傷つけるおそれがあります。

また、歯茎が傷つくと、傷口から細菌が入り込んだり、歯茎が下がったりすることが考えられます。

そのため、使用する際は鏡を見ながら、ゆっくりと通した歯の間にこすりつけるように動かすことを意識しましょう。

〇先に歯ブラシを使用する

予防歯科としてデンタルフロスを使用する場合のポイントとしては、先に歯ブラシを使用することも挙げられます。

デンタルフロスを先に使用し、その後に歯ブラシを使用する場合、一度デンタルフロスでかき出した汚れが、歯ブラシによって再び隙間に押し込まれてしまうことがあります。

そのため、デンタルフロスはあくまで歯ブラシによる口腔ケアの仕上げに行うものと考えておきましょう。

もちろん、デンタルフロスだけでは十分に汚れが落とせないため、歯ブラシの併用は必須です。

〇糸の種類にも注目する

予防歯科の一環としてデンタルフロスを使用する場合には、形状だけでなく糸の種類にも注目すべきです。

デンタルフロスには、主に2つの種類があります。

一つは、ホルダーにフロスが取り付けてあるタイプのホルダータイプ、もう一つは、必要な長さのフロスを切り取り、指に巻き付けて使用するタイプのロールタイプです。

また、これらに使用される糸にも種類があり、こちらはワックスタイプとノンワックスタイプに分かれます。

ワックスタイプは、ワックスでコーティングされているため滑りやすく、狭い歯と歯の間にも入り込みやすいというメリットがあります。

また、ノンワックスタイプは、ワックスでコーティングされていないため、フロスの繊維が広がりやすく、隙間にフィットして汚れを落としやすいです。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・予防歯科としてデンタルフロスを使用する場合、歯茎を傷つけないように注意する

・歯ブラシより先にデンタルフロスを使用すると、かき出した汚れが再び隙間に押し込まれる可能性がある

・デンタルフロスを選ぶ際には、形状だけでなく糸の種類にもこだわるべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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予防歯科に通うことの意外なメリットについて解説します

一般的に知られている予防歯科のメリットと言えば、虫歯や歯周病を未然に防止できることや、痛みに苦しくことが少なくなることなどが挙げられます。

また、実は上記以外にも、予防歯科には意外なメリットがいくつかあります。

今回は、こちらの内容について解説したいと思います。

〇認知症のリスクが軽減される

予防歯科に通う意外なメリットとしては、まず認知症のリスクが軽減されることが挙げられます。

アルツハイマー型認知症と歯周病は、深く関係しています。

アルツハイマー型認知症は、脳内にアミロイドβなどの物質が蓄積することで発症しますが、こちらは歯周病菌がつくり出し、血液から脳内に取り込まれることが分かっています。

定期的に予防歯科に通い、歯周病を予防することにより、このようなアルツハイマー型認知症になるリスクは減少します。

〇経済的な負担が少なくなる

予防歯科に通うことの意外なメリットとしては、経済的な負担が少なくなるということも挙げられます。

歯科クリニックの治療メニューには、保険適用のものも多いため、1回1回の治療にそれほど大きな金額はかかりません。

しかし、虫歯や歯周病を発症すると、何度も通院しなければいけなくなるため、トータルの治療費はある程度かかってしまいます。

一方、予防歯科も費用がかかるものの、受けるのは年に数回程度です。

そのため、トータルの金額は虫歯や歯周病を治療する際より安くなります。

また、予防歯科には全身疾患を予防できるというメリットもあり、こちらも将来的な医療費の負担軽減につながります。

〇歯を大切にする意識が高まる

歯を大切にする意識が高まることも、予防歯科に通う意外なメリットの1つです。

予防歯科では、歯の表面にこびりついた歯石や歯垢、着色などを除去する治療を行います。

こちらは、虫歯や歯周病の予防だけでなく、単純に見た目をキレイにすることにもつながります。

また、歯がキレイになり、口元が明るくなると、多くの方はその状態をキープしたいと考えます。

つまり、予防歯科を受ける前よりも、ブラッシングなどのケアを丁寧に行う可能性が高いということです。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・予防歯科で歯周病対策をすることで、アルツハイマー型認知症のリスクが軽減される

・虫歯や歯周病の治療費負担を軽減できるのも、予防歯科の意外なメリット

・予防歯科は全身疾患を予防し、将来的な医療費負担も抑えてくれる

・予防歯科で歯をキレイにすることで、歯を大切にする意識が高まる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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予防歯科におすすめの魚にはどのようなものがある?

魚は私たちの生活に欠かせない食材の1つであり、好む方であれば朝、昼、晩と魚を食べる方もいるかと思います。

また、せっかく食べるのであれば、予防歯科につながる栄養素の多い魚を選びたいところです。

今回は、予防歯科におすすめの魚の種類について解説したいと思います。

〇マグロ

予防歯科におすすめの魚としては、まずマグロ(赤身)が挙げられます。

マグロは、お寿司やお刺身などのネタとしてとても人気であり、ツナとして料理に使用されることも多いです。

そのため、食べる機会は必然的に多くなりますが、実はこちらには予防歯科効果のあるビタミンB群の一種であるビタミンB6が豊富に含まれています。

ビタミンB6は、血中ホモシステイン値を低下させ、良質なコラーゲンを保つだけでなく、骨や歯茎の健康を維持してくれます。

ちなみに、ビタミンB6には、摂取することで口内炎ができるのを防ぐ効果もあります。

〇サケ

予防歯科におすすめの魚としては、日本の朝食の定番であるサケも挙げられます。

サケには、ビタミンDが豊富に含まれています。

ビタミンDは、骨密度や骨の生成への関りが深い栄養素であり、摂取することでカルシウムを身体に吸収しやすくします。

また、歯の石灰化を助ける効果もあるため、虫歯や歯周病になりにくい強い歯をつくるためには必須の栄養素だと言えます。

ちなみに、ビタミンDはカツオにも豊富に含まれているため、これらの魚をバランス良く食事に採り入れることで、より虫歯や歯周病を予防しやすくなります。

〇タラ

タラも、予防歯科におすすめの魚の1つです。

タラは脂肪分が少なく、淡白な味ですが、焼き魚やフライ、煮付けなど調理方法が豊富なため、飽きずに食べることができます。

また、タラが予防歯科におすすめの理由は、ビタミンAが多く含まれているからです。

ビタミンAは、歯の一番外側を覆うエナメル質をつくる際に必要な栄養素であり、不足するとエナメル質形成不全につながるおそれがあります。

その他、抗酸化作用や、歯茎などの粘膜の健康維持を促進する作用などがあるため、虫歯菌や歯周病菌といった細菌に対して強い口内環境を整えてくれます。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・マグロの赤身には、歯や歯茎の健康を維持するビタミンB6が豊富に含まれている

・サケやカツオは、強い歯をつくるために必要なビタミンDが豊富なため、予防歯科におすすめ

・タラに多く含まれるビタミンAには、エナメル質を形成したり、粘膜の健康を維持したりする作用がある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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虫歯予防にカルシウムが効果的な理由を知っておこう

虫歯を予防するには、ビタミン類やタンパク質など、さまざまな栄養素をバランス良く摂取する必要があります。

また、今回解説するカルシウムも、虫歯と密接な関わりを持つ栄養素の1つです。

ここからは、虫歯予防にカルシウムが効果的な理由を中心に解説したいと思います。

〇カルシウムには永久歯を強くする働きがある

カルシウムは、骨や歯のもととなり、丈夫な身体づくりには欠かせない栄養素です。

また、歯の多くの部分を占める象牙質は、ほとんどがカルシウムで形成されています。

つまり、もともと歯には多くのカルシウムが含まれているということです。

カルシウムは、永久歯がつくられる過程で非常に重要な栄養素であり、幼い頃からきちんと摂取することで、強い永久歯が形成されます。

もちろん、すでに生え揃っている大人の歯にとっても、カルシウムの摂取は重要です。

〇カルシウムはエナメル質の再石灰化を促す

虫歯予防にカルシウムが効果的な理由としては、エナメル質の再石灰化を促すことも挙げられます。

歯の表面にあるエナメル質が溶けて象牙質が露出すると、歯の防御力が低下し、虫歯や歯周病、知覚過敏などさまざまな症状のリスクが高くなります。

一方、カルシウムを多く摂取していれば、口内の唾液に含まれるカルシウムで十分に再石灰化ができ、溶けたエナメル質の部分を自動的に修復し、強い歯に戻してくれます。

〇カルシウムが豊富な食材について

虫歯予防に効果的なカルシウムは、さまざまな食材から摂取することが可能です。

よく知られているのは、牛乳などの乳製品や小魚などですが、これらが苦手という方も少なくないかと思います。

もし、乳製品や小魚が苦手だというのであれば、以下のような食材からもカルシウムは多く摂取できるため、試してみてください。

・小松菜
・菜の花
・水菜
・納豆
・厚揚げ など

特におすすめなのは、大豆製品の1つである厚揚げです。

こちらは、1/2枚(100g)に240gものカルシウムが含まれている食品であり、こちらは牛乳をコップ1杯飲む場合よりも含有量が多いです。

また、牛乳をそのまま飲むのが苦手な方は、ヨーグルトやプロセスチーズなどを食べることも検討してください。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯の多くの部分を占める象牙質は、ほとんどがカルシウムで形成されている

・幼い頃からカルシウムをきちんと摂取することで、強い永久歯が形成される

・エナメル質の再石灰化を促すことも、虫歯予防にカルシウムが効果的な理由の1つ

・乳製品や小魚が苦手な方は、クセの少ない野菜や大豆製品からカルシウムを摂取するのがおすすめ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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虫歯予防はうがい薬を使用するだけでもできるのか?

虫歯予防の基本は、やはり歯磨きなどを徹底し、口内環境を整えることです。

また、口内をキレイにするアイテムは歯ブラシや歯磨き粉以外にもありますが、そのうちの1つにうがい薬が挙げられます。

では、虫歯予防はうがい薬を使用するだけでもできるのでしょうか?

今回はこちらの点について解説します。

〇虫歯予防はうがい薬を使用するだけでできる?

結論から言うと、ただ単にうがい薬を使用するだけでは、効果的な虫歯予防とはなりません。

虫歯菌などの細菌は、塊となってバイオフィルムの中に存在します。

具体的には、細菌の出す菌体外多糖によって塊となっているため、その中までうがい薬を浸透させることはできません。

また、バイオフィルムは排水口のぬめりのようにネバネバした存在であり、水で流しただけでは取れないため、正しく歯磨きで除去する必要があります。

そのため、虫歯予防をうがい薬だけでしようと考えている方は、考えを改めなければいけません。

〇歯磨きとあわせてうがいをするのは効果的

虫歯予防は、うがい薬を使用するだけで行うことができませんが、歯磨きとあわせてうがいを行うことは、虫歯や歯周病などの予防に効果的です。

方法としては、口に30ml程度の水、もしくはぬるま湯を含み、数回ゆすいで吐き出すだけでOKです。

こちらは、歯磨き後のすすぎとは別に行うことで、より効果を発揮します。

ちなみに、口内から吐き出した水に食べカスがまだ残っているようであれば、うがいが十分ではない証拠です。

食べカスがなくなるまで、しっかりと繰り返すようにしましょう。

また、ここで言ううがいとは、「ガラガラガラ」という喉うがいではなく、「グチュグチュ、ペッ」という動作の口うがいを指しています。

〇緑茶うがいも効果的

水以外であれば、緑茶でうがいをすることも、虫歯予防としては効果的です。

緑茶に含まれているカテキンが、虫歯菌の増殖を阻害します。

また、緑茶には微量のフッ素が含まれているため、口内にある程度滞留させることにより、歯を虫歯菌から守る効果もあります。

ちなみに、砂糖の入ったものを食べた後は、10~20分程度で酸が出始めるため、水であっても緑茶であっても、酸が出始める前にうがいをすることが大切です。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯予防は、ただ単にうがい薬を使用するだけでは実現できない

・虫歯菌はバイオフィルムの中に存在するため、まずは歯磨きで取り除く必要がある

・歯磨きとあわせて口うがいをすることは、虫歯予防として効果的

・水だけでなく、歯に良い緑茶でうがいをするのもおすすめ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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虫歯予防にチーズが効果的な理由について解説します

虫歯予防につながる食品としては、小魚やカボチャ、ニンジンといった野菜類などが有名です。

また、あまりイメージがない方も多いかもしれませんが、実はチーズも虫歯予防効果を持っています。

ここからは、虫歯予防にチーズが効果的な理由や、特におすすめのチーズなどについて解説したいと思います。

〇虫歯予防にチーズが効果的な理由

食事をした後は、口内が酸性に傾きます。

これによって酸の量が増加し、歯のエナメル質が溶けやすくなるため、虫歯ができやすくなります。

虫歯予防にチーズが効果的な理由は、ずばり口内を酸性からアルカリ性に変える働きがあるからです。

つまり、チーズを食べることで口内の酸性化を防ぎ、虫歯になりにくくなるということです。

また、チーズにはリン酸カルシウムが多く含まれていて、こちらには歯の再石灰化を促す効果があり、チーズの主要タンパク質であるカゼインには、歯のエナメル質に吸着し、虫歯菌の付着を抑える働きもあります。

〇特におすすめのチーズ

特に虫歯予防におすすめのチーズは、硬めで重量感のあるものです。

例えば、以下のような種類のチーズです。

・チェダーチーズ
・ゴーダチーズ
・ミモレット
・グリュイエールチーズ
・パルミジャーノレッジャーノ など

このようなタイプのチーズがおすすめの理由としては、硬めの方がよく噛まなければいけないため、唾液が出やすくなり、自浄作用が高まることが挙げられます。

〇虫歯予防としてのチーズの食べ方

虫歯予防としてチーズを摂取するのであれば、食後に2~3口をよく噛んで食べることをおすすめします。

こうすることにより、唾液にチーズの成分が溶け出し、虫歯予防効果がアップします。

また、チーズの虫歯予防効果をより高めるために、チーズを食べた後の歯磨きはすぐに行わないようにしましょう。

具体的には、10分程度時間を置いてからブラッシングを行います。

こちらは、すぐに歯磨きをすることにより、虫歯予防効果のある栄養素が洗い流されてしまうことが理由です。

もちろん、チーズさえ食べていれば虫歯にならないというわけではないため、効果を持続させようとして、ブラッシングをしないというのはNGです。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・チーズには口内を酸性からアルカリ性に変える働きがある

・チーズに多く含まれるリン酸カルシウムには、歯の再石灰化を促す効果がある

・虫歯予防におすすめチーズは、チェダーチーズなどハードタイプで重量感のあるもの

・食後に2~3口をよく噛んで食べることで、虫歯予防効果がアップする

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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虫歯予防としてのマウスウォッシュの正しい使い方について

代表的な虫歯予防の方法と聞くと、多くの方は歯磨きをイメージされるかと思います。

もちろん、虫歯予防として歯磨きは必要不可欠なものですが、こちらとあわせてマウスウォッシュを使用することで、より虫歯のリスクを減らすことが可能です。

今回は、虫歯予防としてのマウスウォッシュの正しい使い方を中心に解説します。

〇マウスウォッシュの適切な使用量

虫歯予防としてマウスウォッシュを使用する場合、適切な使用量を守らなければいけません。

適切な使用量はメーカーによって多少違いがありますが、必ずパッケージに記載されているため、使用前に確認しましょう。

大体は10~30mlで、付属しているキャップに目安のラインが付いているものが多いです。

ちなみに、記載された使用量を超える量を毎回使用していると、雑菌だけでなく口腔内に必要な常在菌まで死滅させてしまう可能性があるため、注意してください。

〇マウスウォッシュの効果を高める方法

マウスウォッシュの虫歯予防を高めるためには、使用する前にまず歯垢や舌苔を落としておくことをおすすめします。

マウスウォッシュの目的は、口内の汚れを落とすことではなく、あくまで殺菌であるため、前もって歯についた汚れ、舌にこびりついた舌苔を落としておくことで、より効果を感じやすくなります。

また、マウスウォッシュの後に口内をすすぐ方がいますが、こちらは必要ありません。
殺菌効果を高めるためにも、使用後はそのまま液を口内にとどめておくべきです。

ちなみに、マウスウォッシュ後にすぐ飲食をしてしまうと、殺菌した意味がなくなってしまうため、使用後30分程度は飲食も控えてください。

〇マウスウォッシュの使用を中止すべきケース

マウスウォッシュを使用した際に、刺激が強いと感じる場合は、ただちに使用を中止すべきです。

特に、海外製のマウスウォッシュはエタノール濃度が高い製品が多く、味が辛すぎたり、口内がピリピリしたりすることがあります。

また、口内の傷や口内炎などがある場合、マウスウォッシュの使用によって悪化する危険性があるため、このようなケースでは使用を中止するか、ノンアルコールタイプの製品を使用するようにしてください。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・マウスウォッシュの適切な使用量は大体10~30ml

・虫歯予防効果を高めるためには、マウスウォッシュを使用する前に口内の汚れを落とす必要がある

・マウスウォッシュの使用後はすすぎをせず、そのまま口内にとどまらせる

・刺激の強さを感じる場合はただちにマウスウォッシュの使用を中止すべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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虫歯予防としてガムを噛む際のポイントについて解説します

虫歯予防の方法の1つに、ガムを噛むことが挙げられます。

普段からガムを噛むという方にとっては、こちらは気軽に行うことができる虫歯予防ですが、実践するのであれば、事前に重要な点をいくつか押さえておく必要があります。

今回は、虫歯予防としてガムを噛む際のポイントについて解説します。

〇ガムの選び方について

虫歯予防としてガムを噛む場合、どのようなガムを選んでも良いというわけではありません。

必ず、キシリトールが配合されたガムを選びましょう。

特に、キシリトール100%配合のものはおすすめです。

キシリトールには、虫歯菌の糖代謝を阻害し、活動や繁殖を困難にさせるだけでなく、口内の酸を減らす働きもあります。

また、キシリトールの甘味により、唾液の分泌効果が高まり、それによって自浄作用や歯の成熟作用、再石灰化が促進され、歯が強化されます。

ちなみに、虫歯予防だけでなく、口臭も防ぎたいという方は、消臭効果があるクロロフィル(銅葉緑素)も含まれているガムが適しています。

〇ガムの効果的な噛み方について

虫歯予防としてガムを噛む場合、噛み始めの唾液はなるべく口内に残しておくべきです。

キシリトール成分は、噛み始めたときに多く出るため、このような噛み方をすることにより、虫歯菌に有効成分が浸透しやすくなります。

また、ガムを噛むタイミングとしては、食後30分以内がおすすめです。

虫歯菌は、食事の際に口内に入った糖、タンパク質を元に酸を作り出します。

こちらが歯を溶かす原因となりますが、虫歯菌がキシリトールを取り込むことで酸を生成できなくなるため、食後は早めにガムを噛んだ方が良いというわけです。

〇ガムを噛みすぎるとどうなる?

虫歯予防としてガムを噛むのは良いことですが、1日に何十粒と大量に噛みすぎると、歯の表面のエナメル質が擦り減り、噛み合わせが深くなる場合があります。

また、ガムを噛みすぎてエラが張ってきたり、臼歯が擦り減って顔の下半分が短くなったりと、見た目への影響が出ることも否定できません。

そのため、ガムは適量を噛むようにしましょう。

具体的には、一度に2粒、1日に2~3回程度噛むことをおすすめします。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯予防のガムは、キシリトール100%配合のものがおすすめ

・口臭も防ぎたい方はクロロフィルも含まれたガムを選ぶべき

・ガムを噛む際は、噛み始めの唾液をなるべく残しておくのがポイント

・ガムを噛みすぎると、歯質や顔の見た目に影響が出るため注意が必要

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺や「新潟大学前駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、新潟西歯科クリニックへお問い合わせ下さい!

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