新潟市西区の歯医者、新潟西歯科クリニック|ブログ

【新潟の歯医者で虫歯治療】虫歯治療が1回で終わることはあるのか?

虫歯治療は、そのほとんどが治療や詰め物・被せ物の型取り、装着など段階的な工程を踏んで行われるものです。

そのため、1回の通院で完了するケースは極めて少ないです。

では、虫歯治療が1回で終わるケースには、どのような症状が当てはまるのでしょうか?

今回はこちらの点について解説します。

〇初期虫歯

初期虫歯は、虫歯であって虫歯でないというような状態です。

こちらの治療を行う場合、1回の通院で済む可能性があります。

歯の表面が酸によって溶け始め、白濁した状態を初期虫歯といい、この段階ではまだ歯に穴が開いていません。

そのため、歯を削る治療を行わず、ブラッシング指導と経過観察だけで様子を見ることがあります。

虫歯治療が長引くのは、冒頭で触れた通り複数の工程を段階的に進めていくからです。

これといって処置が必要ない初期虫歯については、治療の段階もないため、1回で治療が終わる場合があるということです。

〇C1の虫歯

虫歯の進行具合は、先ほど解説した初期虫歯がC0で、そこからC1・C2・C3・C4と進行していきます。

このうちC1の虫歯については、初期虫歯と同じように1回の治療で済むことがあります。

C1は、歯の表面に存在するエナメル質が溶け、わずかに穴が開いた状態です。

虫歯は穴が開いている場合、基本的に歯を削る治療をしなければいけません。

そのため、C1は初期虫歯のように経過観察といはいきませんが、初期症状であるため少し削る程度で済みます。

また装着する詰め物についても、それほど精度が高いものは必要なく、保険診療の場合は白い樹脂を詰める1回の処置で完了します。

〇抜歯が必要な場合

虫歯が重度にまで進行すると、歯の根まで到達したり、歯の根が割れてしまったりすることがあります。

このようなケースでは抜歯が選択される可能性がありますが、抜歯を行う場合も治療自体は1回で完了します。

理由はもちろん、歯を削る必要がなく、抜く処置を行うだけで良いからです。

ただし初期虫歯やC1の虫歯とは違い、治療後の通院期間はある程度かかる可能性があります。

また抜歯した部分をそのままにするわけにはいかないため、基本的には抜歯後にインプラントやブリッジなどの治療を受けることになります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・初期虫歯は歯を削らず経過観察をすることがあるため、治療が1回で終わる可能性がある

・C1の虫歯も、治療から白い樹脂の充填まで1日で完了する可能性がある

・抜歯が必要なほど重度の虫歯治療では、抜歯の処置そのものは1日で終わる可能性が高い

・ある程度進行している虫歯の治療を1日で完了させるのは難しい

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者・小児歯科】子どもに付き添う親御さんがやってはいけないこと

小さなお子さんが歯科クリニックを訪れる際は、基本的に親御さんに付き添いをお願いしています。

側にいてあげる方が、子どもは安心感を得ることができます。

しかし、子どもの通院に付き添う親御さんには、やってはいけないことがいくつかあります。

今回はこちらの内容について解説します。

〇緊張する

親御さんの中にも、歯科クリニック独特の雰囲気やニオイなどが苦手な方はいるかと思います。

実際、大人の方でも歯科クリニックが苦手でなかなか来院できないという方は多いです。

しかし、子どもに付き添う際、親御さんまで緊張していてはいけません。

例えば待合室でずっと険しい表情をしていると、それが子どもにも伝わってしまい、不安な気持ちが大きくなります。

そのため、待合室では置いてある絵本を読んだり、おもちゃで遊んだりして子どもを楽しい気持ちにさせてあげましょう。

〇歯科医師とのコミュニケーションを妨げる

子どもが治療を受ける際、親御さんが診察室の中に入って見守るというケースもあります。

このとき、親御さんは子どもと歯科医師のコミュニケーションを妨げてはいけません。

例えば、歯科医師から子どもへの問いかけに親御さんが返答したり、治療中に「痛い?」「大丈夫?」と何度も話しかけたりするのはNGです。

歯科医師は、子どもとコミュニケーションを取りながら、不安や痛みを最小限に抑えようと工夫しています。

そのため、親御さんが介入することにより、治療がスムーズに進まなくなってしまう可能性があります。

心配する気持ちはわかりますが、ここは思い切って歯科医師にすべて任せましょう。

〇途中で連れて帰る

歯科クリニックに強い嫌悪感や不安感を抱く子どもは、診察台に座るなり大声で泣いたり、暴れたりすることがあります。

しかし、親御さんはこのような状況を見たからといって、「かわいそうだから」と連れて帰らないでください。

親として子を守りたい気持ちは理解できますが、ここで連れて帰ってしまうと子どものためになりません。

「嫌なときは泣いたり暴れたりすればやめられる」という意識を与えてしまうと、今後の治療にも影響を及ぼします。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・子どもに付き添う親御さんが緊張していると、それが子どもに伝わってしまう可能性がある

・親御さんが診察室の中に入る場合、子どもと歯科医師のコミュニケーションを妨げてはいけない

・子どもが泣いたり暴れたりするからといって、治療の途中で連れて帰ってはいけない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者・予防歯科】マウスウォッシュを使用しすぎるとどうなる?

虫歯予防効果をアップさせてくれるマウスウォッシュは、1日2~3回、ブラッシングの後に使用するのが望ましいです。

しかし、中には使えば使うほど効果が出ると考え、1日に何度も使用してしまう方もいるでしょう。

今回は、マウスウォッシュを使用しすぎることの主なデメリットを解説します。

〇口内環境が乱れる

マウスウォッシュを1日に何度も使ってしまうと、口内環境が乱れてしまうおそれがあります。

こちらは虫歯菌とあわせて、口内の必要な菌も殺菌してしまうからです。

口内には無数の細菌が存在しますが、必要な菌がいることによってその環境が保たれています。

そのため、マウスウォッシュで細菌が極端に少ない口内環境になると、本来であれば悪さをしない菌が増殖し、口腔カンジダなどを引き起こすことも考えられます。

〇がんやアレルギーのリスクが高まる

がんやアレルギーのリスクが高まることも、マウスウォッシュを使いすぎることのデメリットです。

マウスウォッシュは製品によって含有成分が異なりますが、場合によっては過剰摂取することにより、発がん性が懸念される成分を含んでいるケースがあります。

またマウスウォッシュには、アルコールの一種であるエタノールを含んでいることもあります。

エタノールは、がんとアレルギーの両方の原因になり得るため、注意が必要です。

もちろんこれらのリスクについては、用法・用量を守ってマウスウォッシュを使用する分には、一切心配する必要はありません。

〇飲酒運転になる

1日2~3回使用する程度であれば構いませんが、何十回も使用していると、常に口内にはマウスウォッシュの成分が残ることになります。

またマウスウォッシュにはノンアルコールのものもありますが、基本的にはアルコールが含まれている製品が多いです。

そのため、使いすぎるとふと車に乗ったとき、飲酒運転扱いになってしまう可能性があります。

飲酒検問では、実際に飲酒をしているかどうかではなく、呼気に含まれるアルコールの数値で判断されます。

そのため、最後にマウスウォッシュを使用してから数十分程度は空けてから乗車しましょう。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・マウスウォッシュは1日2~3回、ブラッシングの後に使用するのが適切

・マウスウォッシュを使いすぎると、口内環境を保つのに必要な菌まで殺菌される可能性がある

・マウスウォッシュを頻繫に使用すると、がんやアレルギーのリスクが高まる

・車を乗る直前にマウスウォッシュを使用すると、飲酒運転扱いになるおそれがある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者でホワイトニング】ホワイトニング後にルイボスティーを飲むメリット

ホワイトニングを受けた後は、食事の内容に気を付けなければいけません。

以前のように何でも好きなものを食べたり飲んだりすると、せっかく白くなった歯が色戻歯してしまうおそれがあります。

今回は、ホワイトニング後にルイボスティーを飲むメリットを中心に解説します。

〇ルイボスティーとは?

普段緑茶や麦茶を飲む機会が多いという方は、ルイボスティーにあまり馴染みがないかもしれません。

ルイボスティーは、南アフリカのセダルバーグ山脈で栽培される、マメ科の低木であるアスパラサス・リネアリスの葉を原料としたお茶です。

ノンカロリーであり、ストレートでもミルクやフルーツと合わせても楽しめるのが特徴です。

また麦茶と同じくカフェインが含まれていないため、カフェインの影響を避けるべきとされる妊娠中の女性に好まれる傾向にあります。

〇ホワイトニング後にルイボスティーを摂取するメリット

ルイボスティーは、ホワイトニング後に摂取する飲み物としては非常におすすめです。

なぜなら、着色のリスクが低いからです。

ルイボスティーには、歯に色素が沈着する原因となるタンニンがそれほど含まれていません。

またカフェインも、歯の表面に色素を沈着させる原因になるため、ノンカフェインのルイボスティーはメリットが大きいです。

さらに、ルイボスティーには抗酸化作用もあります。

ホワイトニング後は、歯の表面のペリクルという膜が剥がれていて、刺激を受けやすい状態になっています。

そのため、ルイボスティーを摂取して歯へのダメージを抑えることが大切です。

〇ルイボスティーの飲み方について

ルイボスティーを摂取する際は、ホワイトニング後に摂取するものとしてのメリットを活かすために、煮出して飲むのがおすすめです。

水出しよりも煮出しの方が、抗酸化作用のあるフラボノイドを抽出しやすくなります。

具体的には、まずルイボスティーの茶葉を5g用意します。

こちらを1リットルの沸騰したお湯に入れ、10分程度煮出します。

最後に火を止めて、茶葉を取り出したら完成です。

もちろん時間がない方は、コンビニなどで完成したルイボスティーを購入して飲んでも構いません。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・ルイボスティーは南アフリカ原産のお茶

・ルイボスティーには着色成分であるカフェインが含まれておらず、タンニンの含有量も少ない

・ルイボスティーには歯を刺激から守る抗酸化作用もある

・ルイボスティーを飲む際は、メリットを活かすために煮出して飲むのがおすすめ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者・小児歯科】子どもの歯の生え変わりに関する疑問について

歯の生え変わりは、子どもにとっての一大イベントです。

やわらかい乳歯からたくましい永久歯に生え変わることで、子どもは見た目的にも機能的にも大人の階段を上ることになります。

今回は、そんな子どもの歯の生え変わりについて、親御さんが抱きやすい疑問にお答えしていきます。

〇歯が生え変わる一般的なタイミングは?

子どもの歯が生え変わる一般的なタイミングは、5~6歳から12歳くらいです。

具体的には下の前歯から抜け始め、次に上の前歯、奥歯と徐々に生え変わっていきます。

ただし、生え変わりのタイミングは個人差が大きいです。

遅ければ15歳くらいまで生え変わりが続くこともあります。

また前歯から奥歯へと抜けていく順番も、すべての子どもで同じとは限りません。

そのため、他の子と違うと心配する親御さんも多いかと思いますが、時期や順番はそこまで気にする必要はないと言えます。

〇生え変わりのときに子どもが痛みを感じる場合は?

乳歯から永久歯に生え変わるとき、子どもが痛みを感じるケースがあります。

こちらは初めての感覚への恐怖心と驚きから、痛みに敏感になってしまうことが原因です。

痛みを感じるのはよくあることなので、程度によってはそれほど心配する必要はありません。

ただし明らかに痛みが長く続いたり、食事のたびに痛がって食べられなかったりする場合は、歯茎の炎症が起きている可能性があります。

そのため、なるべく早く歯科クリニックを受診しましょう。

ちなみに、乳歯の生え変わりの際には、永久歯が乳歯の根を溶かしながら成長していきます。

乳歯は根がほとんど溶けた後、自然と抜け落ちるため、一切痛みを感じない子どももいます。

〇乳歯が抜けるときに歯の根っこが残った場合はどうなる?

乳歯は永久歯に比べてやわらかいため、抜けるときに割れてしまうと、歯の根っこがそのまま歯茎に残ってしまうことがあります。

しかしこのようなケースでも、基本的にはそのまま様子を見て問題ありません。

そもそも永久歯は乳歯を溶かしながら生えてくるため、残った歯の根っこは永久歯が生えるタイミングで自然に溶かされていく場合がほとんどです。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・子どもの歯が生え変わる一般的なタイミングは、5~6歳から12歳くらい

・生え変わりの時期や順番には個人差があるため、そこまで気にする必要はない

・痛みに敏感な子どもは、生え変わりのときの痛みを感じることが多い

・乳歯が抜けるときに歯の根っこが残っても、永久歯が生えてくれば自然に溶かされる可能性が高い

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で歯周病治療】更年期に歯周病のリスクが高まる理由

歯周病は日本人全体のおよそ8割が罹患していると言われていることから、ただでさえ発症する可能性が高いのがわかります。

またある程度年齢を重ね、更年期に入った方は、より歯周病を発症しやすくなります。

今回は、更年期の歯周病のリスクが高まる理由や、更年期の歯周病予防法などを解説します。

〇更年期の概要

更年期とは、一般的に女性が閉経を迎える前後の各5年、つまり40代後半~50代前半までの10年間を指しています。

こちらの時期は、心身の変化が現れやすく、自律神経失調症状や精神神経症状などが多く見られます。

自律神経失調症状としてよく見られるのは顔のほてりであり、こちらはホットフラッシュとも呼ばれます。

また精神神経症状としては倦怠感やうつ、不眠などが該当します。

さらに更年期に突入すると、歯周病のリスクも高まることがわかっています。

〇更年期に歯周病のリスクが高まるのはなぜ?

更年期になると、女性ホルモンが減少します。

こちらは具体的にはエストロゲンと呼ばれるもので、思春期を経て性成熟期でピークを迎え、更年期には大きな減少が見られます。

また女性ホルモンが減少すると、免疫応答の変化で歯茎に炎症が起こります。

歯茎の炎症は、歯周病の代表的な症状の一つです。

さらに、更年期の方は歯を支えている歯槽骨が脆くなったり、歯茎が痩せたりすることもあります。

ちなみに、女性ホルモンの減少は唾液量の減少にもつながり、こちらも歯周病とは深い関係があります。

唾液の量が少なくなると、口内の食べカスやプラークをしっかり洗い流せないため、必然的に歯周病を発症しやすくなります。

〇更年期における歯周病の予防法

更年期の歯周病を予防するには、ブラッシングや定期検診が大切ですが、食生活の改善にも力を入れましょう。

更年期には食欲不振や吐き気なども起こりやすく、ついつい栄養不足になりがちです。

そのため、食事からカルシウムやビタミンDなど、歯周病予防に効く栄養素を摂取するように心掛けましょう。

また更年期にはストレスも溜まりやすくなるため、毎日リラックスする時間を設けることをおすすめします。

ストレスが高まると自律神経の乱れが生じ、唾液量の減少や歯周病につながります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・更年期とは、一般的に女性が閉経を迎える前後の各5年間を指す

・更年期に入り女性ホルモンが減少すると、歯茎の炎症や歯槽骨、歯茎の弱体化につながる

・女性ホルモンの減少は唾液の分泌量も減少させ、歯周病のリスクを高める

・更年期の歯周病を予防するには、徹底した食生活の改善とストレス管理が重要

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で入れ歯治療】粉末タイプの入れ歯安定剤におけるメリット・デメリット

入れ歯安定剤は、文字通り入れ歯を口内で安定させるためのサポートグッズです。

安定感を得られることにより、食事や会話がしやすくなったり、痛みや違和感が軽減したりといったメリットが生まれます。

今回は、いくつかある入れ歯安定剤の種類の中から、粉末タイプの概要とメリット・デメリットについて解説します。

〇粉末タイプの入れ歯安定剤の概要

粉末タイプの入れ歯安定剤は、入れ歯の裏面に粉状の安定剤を振りかけて使用するものです。

使い方としては、まず入れ歯を洗って少し湿った状態にします。

その後、歯茎や上顎に接する部分にムラなく振りかけます。

入れ歯を口にはめ込む前に口内を水ですすぎ、1分程軽く押さえることで、入れ歯に安定感が生まれます。

ちなみに入れ歯安定剤には、粉末タイプ以外にもクリームタイプやシートタイプ、クッションタイプなどがあります。

〇粉末タイプの入れ歯安定剤のメリット

粉末タイプの場合、水分によって粉が密着するため、クリームタイプよりつける量が薄くても固定され、違和感が少なく感じます。

また口内の状態に応じて、量を調整しやすいという点もメリットです。

特に入れ歯が新しくなった場合、なんとなく違和感を覚えやすくなりますし、初めて入れ歯を装着した方は感覚になかなか慣れません。

このような方には、粉末タイプの入れ歯安定剤がおすすめです。

ちなみに粉末タイプの入れ歯安定剤は、レジン床や金属床などの入れ歯に使用できます。

〇粉末タイプの入れ歯安定剤のデメリット

粉末タイプで入れ歯を固定する際は、前もって入れ歯を濡らしておき、密着しやすいようにしておかなければいけません。

しかし入れ歯を長い間装着していると、徐々に口内が乾燥して入れ歯の安定感が失われていきます。

そのため、粉末タイプは唾液の分泌量が少ない方には不向きだと言えます。

また粉末タイプの入れ歯安定剤は、顎堤が平坦だと粉がこぼれやすく、洗面所などが汚れやすいというデメリットもあります。

顎堤は、かつて歯が生えていた土手状に盛り上がった歯茎の部分です。

本来粉末タイプの入れ歯安定剤は口内で広げやすいですが、顎堤が平坦だとうまく広がりません。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・粉末タイプの入れ歯安定剤は、入れ歯の裏面に粉状の安定剤を振りかけて使用するもの

・粉末タイプの場合、水分によって粉が密着するため、クリームタイプよりつける量が薄くても固定される

・口内の状態に応じて量を調整しやすいという点もメリット

・粉タイプは唾液が少ない方、顎堤が平坦な方にはあまり向いていない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者でインプラント】疾患がある場合のインプラント治療について

明らかに顎の骨の量が足りない場合や、虫歯や歯周病などで口内環境が悪い場合などは、インプラント治療を行うのが難しくなります。

また疾患を持つ方も、インプラント治療を行うハードルは上がりやすいです。

今回は、インプラント治療が難しくなる疾患とその対処法について解説します。

〇糖尿病、腎疾患

糖尿病や腎疾患をはじめとする全身疾患を抱える方は、そのままの状態でインプラント治療を行うのが困難になります。

糖尿病の方は血糖値のコントロールが難しく、免疫力が低下していることがあります。

このようなケースでは、人工歯根埋入後の治癒に時間がかかるおそれがあります。

また腎疾患がある方も免疫力が低く、人工透析を受けている場合は治療によって細菌が臓器に回るおそれがあります。

このような疾患がある方は、歯科医師とかかりつけ医の両方に相談しましょう。

かかりつけ医の指導の下、インプラント治療が可能と判断されれば、治療を受けられる可能性があります。

〇うつ病、精神疾患

身体の器官や臓器に関する疾患だけでなく、うつ病や精神疾患がある方についても、インプラント治療を行うのは難しくなります。

インプラント治療では、精神面の健康も非常に重要です。

軽度の不安症や不眠症であればさほど大きな問題にはなりませんが、重度のうつ病や不安症などにより、長期的に抗精神病薬を服用している方は要注意です。

感情の安定が得られていないと、うつ病や精神疾患による幻聴や幻覚などが悪化する可能性があります。

このようなケースでも、歯科医師とかかりつけ医に治療の是非を判断してもらわなければいけません。

〇チタンアレルギー

インプラントで使用されるチタンは、アレルギー症状が出にくいことで有名ですが、稀にチタンアレルギーを引き起こす方がいます。

こちらは正確にいうと疾患ではありませんが、インプラント治療を妨げる症状ではあります。

またチタンアレルギーの方は、ジルコニア製のインプラントを選択すれば治療は可能ですが、こちらはどの歯科クリニックでも取り扱っているというわけではありません。

もし希望の歯科クリニックで取り扱いがない場合は、転院することになります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・糖尿病の方は免疫力が低く、人工歯根埋入後の治癒に時間がかかる

・腎疾患のある方が人工透析を受けている場合、インプラント治療後細菌が臓器に回るおそれがある

・うつ病や精神疾患のある方がインプラント治療を受けると、幻聴や幻覚などが悪化する可能性がある

・チタンアレルギーがある方は、一般的なインプラント治療を受けられない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者・予防歯科】歯磨きシートのメリット・デメリット

虫歯を予防するためには、ブラッシングによるセルフケアが必要不可欠です。

またブラッシングの際に使用するアイテムといえば、歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシなどが挙げられますが、歯磨きシートという一風変わったものもあります。

今回は、歯磨きシートのメリット・デメリットを解説します。

〇歯磨きシートの概要

歯磨きシートは、歯や口内の汚れを拭き取るために使用する、やわらかいウェットシートです。

通常、虫歯を予防する際には、歯ブラシで歯面や歯と歯茎の間をブラッシングします。

歯磨きシートの場合、指に巻きつけて口内の汚れを取り除くようにします。

そのため、構造などはまったく異なるものの、使い方としては糸巻きタイプのフロスに近いです。

一般的には、小さめのウェットティッシュやアルコール除菌シートのような袋に、数十枚入りで販売されているケースが多いです。

〇歯磨きシートのメリット

歯磨きシートには、虫歯予防に特化したウェットシートであり、こちらが通常のウェットティッシュやアルコール除菌シートなどとは異なる点です。

具体的には、キシリトール配合で虫歯だけでなく口臭も予防できるものや、低刺激のノンアルコールタイプなどが販売されています。

またブラッシングを行った後は、必ず水で口内をすすがなければいけませんが、歯磨きシートは水を使用する必要がありません。

そのため、仕事やデートの合間、アウトドアなどさまざまな場面で活用できます。

さらに防災グッズの一つとして、非常食や簡易トイレなどとあわせて備えておけば、とても重宝します。

〇歯磨きシートのデメリット

歯磨きシートは虫歯予防に使用できるものですが、歯ブラシで行うブラッシングの代わりになるものではありません。

なぜなら、歯磨きシートはあくまで歯の表面をケアするものであるからです。

口の奥や細かい隙間まで、歯磨きシートだけで汚れを落とすことは難しいため、あくまで歯ブラシでのブラッシングのサポートアイテムとして使用しましょう。

位置づけとしては、デンタルフロスや歯間ブラシと同じです。

また歯磨きシートで舌苔を取ろうとして強く磨きすぎると、舌が傷ついてしまい、かえって口臭がきつくなるおそれがあります。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯磨きシートは、歯や口内の汚れを拭き取るために使用するやわらかいウェットシート

・歯磨きシートには、虫歯予防に特化したキシリトール配合のものやノンアルコールタイプなどがある

・水を使用する必要がないため、さまざまな場面で活用できる

・口の奥や細かい隙間まで、歯磨きシートだけで汚れを落とすことは難しい

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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【新潟の歯医者で虫歯治療】虫歯が肩こりを引き起こすって本当?

虫歯の主な症状と言えば、歯の痛みや歯茎の腫れなどが挙げられます。

こちらはほとんどの方が知るところですが、実際は口内以外の全身症状にもつながるおそれがあります。

中でも肩こりは、日常生活に支障をきたす虫歯の症状の一つです。

今回は、虫歯が肩こりを引き起こす原因を中心に解説します。

〇虫歯が肩こりを引き起こすのはなぜ?

虫歯が肩こりを発症させる主な原因は、無意識の片噛み癖です。

虫歯の痛みが強い方は、必然的に発症している方の歯を避けて食事を摂るようになります。

右側に虫歯があれば左側、左側に虫歯があれば右側の歯ばかり使用するため、少しずつ噛み合わせのバランスは崩れてきます。

また噛み合わせのバランスが悪化すると、顎やその周辺の筋肉が疲労したり、身体そのものを歪ませたりすることもあります。

こういった状態が続くと、最終的に肩こりを引き起こすことが考えられます。

〇虫歯から来る肩こりの間違った対処法

虫歯から来る肩こりは、虫歯を治療しなければなかなか完治させるのは難しいです。

そのため、まずは歯科クリニックに相談することをおすすめします。

逆にやってはいけないこととしては、血流を促進させるために入浴するという方法です。

確かに、肩こりだけであれば血流を促進する方法は有効ですが、虫歯がある場合は入浴することで歯の痛みが強まってしまうおそれがあります。

また入浴だけでなく、飲酒や激しい運動などもNGです。

これらの行動も、血の流れが活発になり虫歯の痛みが増してしまうことにつながります。

〇肩こりが歯の痛みを引き起こすことも

虫歯が肩こりにつながるだけでなく、肩こりが歯の痛みを引き起こすケースもあります。

こちらは虫歯ではありませんが、肩こりによって首や肩の筋肉の緊張が続くと、その緊張頭部や顔面にも広がることが考えられます。

筋肉の緊張は次第に顎関節や噛み合わせの負荷につながり、歯の痛みや不快感を引き起こす要因になりかねません。

またストレスは肩こりにつながる要因の一つですが、ストレスが溜まると無意識に歯を食いしばってしまい、歯の痛みにつながる可能性があります。

つまり、虫歯と肩こりは同時に発症することもあるということです。

〇この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯の際に片方の歯でばかり噛んでいると、噛み合わせや全身のバランスが崩れて肩こりにつながることがある

・虫歯と肩こりの両方が見られる場合、入浴などで身体を温めると歯の痛みが強くなる

・肩こりが歯の痛みにつながったり、虫歯と肩こりを同時に発症したりすることもある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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